
魔術師とは←の漢
仰木彬氏のこと
野球を…宮古島を…そして酒を愛した漢でもある彼
なぜ突然また宮古島ネタ?
いやね…ここのところ北海道とMAZDA2の連続で
ネタが食傷気味だろうと野球関連だけに変化球投げますたw
実は宮古島ネタはそれなりにまだストックもあるし
告知もしちゃってますたからね(笑)
さて魔術師が愛した酒とは何か? スタートです
ではその愛した酒というのはどこにあるのか?
具体的には
以前ネタにした宮古そばの名店 丸吉食堂の直近
より正しくは丸吉食堂の横道から入った裏手に存在します
株式会社 多良川
沖縄県宮古島市城辺字砂川85
1948年3月 多良川酒造所として創業した泡盛蔵元で1992年に現社名へ変更
一升瓶換算で年間製造量:620,000本/販売量:500,000本/貯蔵量:1,580,000本
琉球王朝・久遠などの泡盛のほか2020年代になりラム酒やジンも醸造する
と会社概要を書いたところで宮古島に詳しい人は↓な疑問にぶつかるのですよ
宮古島に川ってなかったよな?
ええそのとおりです
多良川本社の所在する城辺字砂川は昔から湧き水が多く出る場所で
集落の人に
パルガーと呼ばれていたのが
いつの間にか
タラガーに変化していったのです
そこに多良川という字を充てたわけですがそもそも宮古方言で
ガー=井戸を意味するわけですから
名水を仕込に使うことには変わりありませんな
そうなると野球・宮古島・酒を愛した漢はここに飛びつかない理由がないw
1993年にオリックス宮古島キャンプで訪れたらもう多良川の虜になるのは
誰でも簡単に予想がつくことですからね

多良川もそれをシッカリ利用されてますた(笑)
実はかく言う当社も多良川LOVEな人間だったりします
呑めないクセに酒蔵が醸し出す芳醇な香りが好きだったりもするほか
当社の知り合いピアニストがここの古酒がイチバンという程でして
逃亡の度に買ってきてくれ~~~ですから(笑)
そしてここには見学コースが設定されています
まあニッカ余市もガイトの尾根遺産のセリフをすべて覚えてしまう程
そして当社自身がガイトしてしまうまでになりましたから(笑)
ここ多良川の目玉は↓になります
まるで何かのアジトですよ
正しくはウィピャーうぷうす蔵
なんちゅーネームングwww
↑の扉を開けると…
如何にも洞窟への入口
気分は川口探検隊(笑)
そして洞窟に辿り着くと…
瓶と壷の団地状態(笑)
これはどういうことかというと…
↓いうことです

洞窟というより正しくは鍾乳洞
1年を通じて気温湿度が殆ど変化しないこの場所で瓶もしくは壷で古酒に熟成させる
↑なシステムがあるのですよ
そしてここに仰木彬氏の遺産があるのです
魔術師と呼ばれた漢の古酒
仰木サンが亡くなってもう18年ですからカナリの熟成具合です
生前こちらに預けてそのままだったそうですが
亡くなって多良川がご家族に話をしたらそのまま貯蔵して下さい
で…そのままだそうですが今でもオリックスの選手がシーズンイン前に
ここへ訪れて活躍を誓うのも恒例行事でMLBにはイチロー・田口壮
それに時に漫談家になってしまうスポーツタレントのパンチ佐藤を芸能界に
送り出しただけではなくこんな遺産を残していたとは…
如何にも酒を愛した仰木サンらしいエピソード
そして墓参ではなくここに来る選手もわかってるなあとしか言いようがないですw
さらに…
ここには芸能界代表で↓な方の壺も貯蔵されています
南海キャンディーズ 山里亮太
独身時代に預けた壷なんですけどあえてツッコミ
山ちゃん 未来が末来になってるから~
ボキャブリー豊富なわりに漢字弱いの?
漢字でやらかしちゃったけどちゃんと末来の奥さんと一緒になれますたw

ただ山ちゃん一緒に呑むことなく相変わらず預けっぱなしのようです
こうなるとお子さんが成人になってから開封するんすかね?
仰木監督&山ちゃんの古酒っていつになったら呑むのかも気になりますが
多良川では独自に貯蔵している年代物も多数あります

↑で30年物ですなあ
何故貯蔵するかというと貯蔵熟成の過程でどう変わっていくか?
これを確かめる目的があるそうでもっと古いモノだと1970年代
つまり50年物古酒も存在するそうでここまでヴィンテージになると
とてつもないプライスになりそうで違った意味としてコワイですよ(笑)
呑兵衛な方は興味本位で貯蔵古酒を試してみるもよし
そこまででなくても↓ラインナップを買って帰るもよし

試飲もできますがクルマで行った際には是非おやめください
人生イッパツ退場になりますからね(笑)
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宮古島 | 旅行/地域
Posted at
2023/09/02 01:22:24