テレ東でやってる番組ですが…
ネット局数が少ないのとOA時間帯が夕方だから
ご存知ない方も多いかもしれませんけれども
"正解がない"
これっていろいろなことに言えると思うのですよ
それのMAZDA2 Versionというネタですな
まずはいきなりネタ投入
カプラータイプアイドリングストップキャンセラー
MAZDA2ユーザーでi-stopがウザイと思っている方は結構多い様でして
i-stopキャンセルボタンの動作を↓のように逆転させるためのカプラーです
通常:イグニッションON→i-stop作動 SW押し→i-stop解除
逆転:イグニッションON→i-stop解除 SW押し→i-stop作動
で…↑の何がクイズになるかといいますと
カプラーの装着手順
これが整備手帳を見てみると2種類の方法があるのですが…が問題です
◆1つ目の方法◆
キャンセラーを販売するメイン処のC.K factoryやエンラージ商事がマニュアルで
解説している方法でこれで報告されている方も結構多いです

付属しているプラスティック製ヘラでステアリング右側のSWユニットだけを
取外してカプラーを接続挿入する方法ですが…
これには無理があり過ぎる
構造上SWユニットは上下2ヶ所ずつ計4ヶ所のフックでパネルに留っていますが
ユニットを外しても厚さがあるためカプラーへの挿入作業やSWユニットの復帰
これがいずれも非常に困難であるとともにコツが必要すぎるのです

さらにSWユニットを留めるプラスティック製フックが構造的に弱く
経年変化による硬化つーか劣化 それに一気に力が掛かることで折れやすい
つまり構造上での脆弱性が高いこともあって国立自動車総研的には
まったくオススメできない作業工程と考えております
では 他に装着方法はあるのか?
当社みん友サン数人がこの工法で実施していたこともありますが
バルグ品などでマニュアルが入ってない場合も含めて↓の方法があります
◆2つ目の方法◆
SWユニット装着パネルごと外してしまう
こちらの方法ですとSWユニットへのアクセスが非常に容易いというのもありますが
カプラー挿入も含めて短時間で行えるという利点があります
ここでひとつ疑問が生まれます
なぜカプラー製造メーカーは
装着に面倒なSWユニットを
脱着させる工法をさせるのか?
↑に辿り着いてしまうのですが同時にこれが正解なのか?と思ったわけです
当社の主観としては当然ながら作業時間やSWユニットそのものに欠損を
与えるリスクも踏まえて考えると…
正解は2の方だろう
という判断を下してしまいますが客観的視線でみれば
どちらも正解
↑なんですよね
カプラー挿入で動作OK
つまりアプローチは違うけど着地点は同じというどちらも正解に落ち着くわけです
同じようにどっちが正解といえばMAZDA2に限らずですが↓が言えますな
燃料添加剤の充填
当社的定期充填はサプライズサプライズですが…
実はこのケミカル類にも2つの給油時充填マニュアルが存在します
◆給油前に充填◆
◆給油後に充填◆
↑の推奨つーかメーカー発表の正解は給油前だそうです
簡単に言うとカルピスやウイスキーの水割りなどと同じで先に充填してからだと
混ざりやすいからというのが理由となってますけど…
ホントのところはわからん
タンクの中は見えませんから
自分の眼で確認できなければどちらが正解かなんて断定できない
つまりこの問題も確証がとれないというレベルの話なのですけどねえw
次にこれは推定正解という範疇のトラブスシューティングですが
ここ数日アクセスが集中した初号機に発生した1年以上前の事案
テレビチューナーを認識しなくなる件
そして一晩経過すると何事もなく復活
↑のアクセス件数は定期的にドンがあるので同じトラブルに遭遇された方が
駆け込み寺的に確認されに来ているんだと思われますけど
当社もその原因究明には結構なまで悩まされたのもまた事実です
要は当初考えていたテレビチューナー単体の問題と考えていたのですが
マツコネそのものがOSで動くひとつのPCとして見れば
アプリケーションとしてのテレビチューナーに障害が発生した
そう考えると時間経過した後に何事もなく復活の説明も付くのですよ
状況から判断して何らかの原因で一時的にチューナーが損壊保護と判断し
自己診断からプロテクト機能が作動したというのが正解と思われますが
あくまでも推定正解
それでしか説明できないんですけどね
さて最後にMAZDA2の関わるMAZDAそのものの回答が正解か否か?
SPORTにSPORT+パッケージ追加
BDにウォームパッケージを追加

早い話がSSPORTやBDでもシート&ステアリングヒーターにパワーシート
さらにはガソリン車では一度壊滅したALHをOPで装着できるわけで
これが賛否両論読んでいるのでしてこれは正解かと判断するなら
メーカー戦略としては正解だけど
ユーザーライク目線としては誤答
2023年のビッグマイナーで随分と指摘されていた問題でして
当社もカナリ辛辣な評価を下しました
1年前にやろうと思えばできた
それをなぜここまで引っ張った?
結局MAZDAというメーカーがブレブレで迷走しているというのが正解(笑)
そこに落ち着いちゃったんですけど正解を導くというのは難しいし
時と状況では幾通りもの正解が出てしまうという話ですな