• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

国立自動車総研のブログ一覧

2022年04月30日 イイね!

POKKA SAPPOROの野望(笑)

POKKA SAPPOROの野望(笑)2022.04.20に執筆したネタのその後
とどのつまりは…
←ロゴの会社の件



カレーな気分についての後日談です


当社立寄先のPOKKA SAPPOROの自販機で発見した↑
04.19時点では生憎加温中で販売準備状態であり
後のスケジュールが押していたので後ろ髪を引かれる思いで購入断念しますた
そしてその翌々日の21日に再び訪れるチャンスがあったのですが…

き…消えた!
立寄先関係者に聴いてみると前日の20日午後に業者が来て
冬物→夏物への商品入替を行っていたとのことですた
さらにPOKKA SAPPOROの公式HPで確認してみると
製造終了告知
もう落胆以外の何物でもないというかやはり季節限定だったのか?
さらにはテスト的でNEXTシーズンはないという代物の可能性大の匂いも…

まぼろし~~

仕方ない諦めよう
さらに街角の自販機もチェックしたのですが
この時期は入替を急速に行っているようで温系が消えていく状態
しかも売れるかどうかわからないレア商品のせいか
温系が残っていてもカレーな気分が入ってなかったりするので
万事休すと思ったのですが神は見捨ててなかった

4月25日のことです
同僚を羽田発の早朝便に送っていった帰りに寄った首都高湾岸線東行大井PA
ここにもPOKKA SAPPOROの自販機があるのです
しかもここはあえて売行よりウケ狙いな代物を販売機に入れ込むという
チャレンジャーな一面がありまして過去には↓のも

女性向けエナジードリンクなのにそのネーミングから漢ウケしてしまった↑
最近では酒類のお嬢様聖水サワーまでリリース
私の中の女神が目覚める
↑なJAROやBPOでの審議対象になりそうなコンプラ抵触寸前コピーで
ノリノリなお嬢様聖水JAPANの↑を入れてました

なので チョイと期待していたら…
見事にありますた
しかも買ったら
売切表示が…
あまりに突然の出来事なので証拠&決定的画像を撮り忘れるほど
もしかしたら最初で最後の1本の可能性もあるカレー気分が↓


何しろこれ1本だから試飲=本ちゃんレポですが当社的には
これはこれでアリ
テイスト的には
スーパーで爆安まとめ売りされてる
ノーブランドのレトルトカレーから
具を完全に溶かしトロミを無くした

正に飲むカレーという感じですねえ

まあスパイスはそこそこ効いているし肉や野菜のテイストも
キッチリ感じられるので商品的にはカナリ煮詰められた感はあります

一応↑で中辛設定なのですが当社的にはそこまで感じなかったなあ
で…
ウッカリというか結構空腹だったので車内で飲んじゃうという暴挙に…(笑)
そこそこスパイスが効いているのでもしかしたらヤバイ鴨と思った
カレー臭
意外にもこれはカナリ抑えられているんですよ
たぶん密室空間で飲むことも考慮したんだと思います
ただし…ターメリック系香辛料の色素は強烈です

↑は飲み干した後に缶の内部を洗浄して撮影したものですが
ご覧のように結構色素成分が残っているんですよ

それともうひとつの意外つーかツッコミどころ
スープ系缶飲料が得意なPOKKA SAPPOROですがカレーな気分は

カレースープ(清涼飲料水)の表示なんですよ
スープなのか?
清涼飲料水なのか?


どっちなんだい?

当社的には合格点ですが↑書いたのには理由があります
それは立寄先の自販機にカレーな気分の代わりに入った↓

冷製でいただくコーンポタージュ
かつては通常の缶で中にコーンが残ってしまうという欠点がありましたが
今や蓋式になってくれたおかげでそれも解消されますた
冬期限定商品だった時と比較すると数年前から冷製シリーズも↓なラインナップ

※缶デザインが異なる昨シーズン以前の画像で恐縮です
当社的にはじゃがいもが結構スキだったりもしますが
とにかく冷製で飲むことも考えられた味に整えられているわけで
この辺が長期に渡ってスープシリーズをリリースしている会社だなと…

で…こちらは分類が↓なんですよ

スープ
この微妙な違いは何なんだ?
そうツッコミしたいだけなんですけどね(笑)

ちなみにPOKKA SAPPOROの正式社名は
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
元々は創業者がニッカウヰスキー特約店の酒場を共同経営
1957年当時カクテルに使う生レモンが高くウイスキーより
カクテルのメニューの方が高かったことから
カクテル用に合成レモンを開発し同店でカクテルに使ったことが評判となり
共同経営していた店にレモン飲料を納入したことがキッカケ
その後ニッカ以外にも取引が広がったことから社名を変更することになり
ニッカポッカからポッカとしたというウソのようなダジャレ社名だったと…

当初はポッカレモン 70年代以降は缶珈琲で大きく伸びて
一時はオールナイトニッポンにスポンサードもしていたのですが
2009年にサッポロビールでお馴染みのサッポロホールディングスと資本提携
連結子会社となった後の2013年にポッカ・サッポロの両ブランドを統合し
現在のPOKKA SAPPOROブランドになったというわけです

しかし…
ニッカ=アサヒビール系列が起源でありながらまったくの独立起業から
サッポロビール系列になったというのも面白いんですけど
名古屋資本なのに北海道との繋がりが大きいって
まるで飲料の太平洋フェリーみたいな会社(笑)


北海道繋がりといえば↓のも出してますけど…

↑はチャレンジする気はないなあ
夕張メロンは夕張メロンのままでいただきたいものですから(笑)
Posted at 2022/04/30 16:21:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | D級グルメ | グルメ/料理
2022年04月28日 イイね!

REBORN FROM TV-CM NEO HISTORIC SONG

タイトルはタマにバナーに出るGR ヤリスのキャッチをパクリましたが…(笑)

最近気になるつーか音を聴いていてオッ!となるCMが…
まずは↓をご覧下さい

☆ユニクロ CM LifeとWear Lifecolors 30sec篇☆


☆CANADEL CM 立ち上がれ私 30sec篇☆


そこで問題!
↑2つのCM共通点は?

脂の乗り切った女優が主役
確かにそれはそれで間違ってないんだけど…(笑)
でも当社は音を聴いていて気になったから違うんだなあ…これが

今更のオールドナンバー使い回し
んんんん~~~~~…
半分は正解なんですけどね
チョットばかり両方のナンバーを振り返ってみると…

まずはユニクロの方ね
♪BAN BAN BAN /KUWATA BAND
作詞・作曲:桑田佳祐
編曲:KUWATA BAND
原由子の産休からサザンオールスターズが活動休止
桑田佳祐と松田弘が中心となり1年間限定で結成したユニット
KUWATA BAND名義の1stシングルで1986.04.05リリース
オリコンウィークリーチャート最高位3位 1986年間チャートでは4位

続いてCANADELの方は…
♪君がいるだけで / 米米CLUB
作詞・作曲:米米CLUB
編曲:米米CLUB・中村哲
ストリングスアレンジ:桑野聖
1992.05.04リリースの米米CLUB 13thシングル
オリコンウィークリーチャート最高位1位 1992年間チャートも1位
初動売上は当時歴代最高の92.5万枚を記録し累計も289.5万枚
当然ながら米米CLUB最大のヒットナンバーで日本のシングル史上でも歴代6位

まあ桑田サンの方は本人がユニクロの別CMにも出演しているというのもあるけど
変化球という意味でKUWATA BANDのナンバーを持ち出した気もする
尤も♪SKIP BEATはリスキーすぎて使えないだろうな(笑)

一方で米米の方だけどこのナンバーのせいで
あやしいアングラ集団からタダの代表的J-POPバンドになっちゃった
当社的には超初期の♪sûre danseなんか最高なんだよ
この時にはカッティングの神ともいえる博多めぐみもいなくなっちゃったし
ジェームス小野田もタダのコーラスおじさんになっちゃうし…(笑)

↑で何となく当社が言いたかった正解がわかったでしょ?
どちらも超ヒットナンバーということは80年代以降の鉄則でもあった
大型タイアップナンバー
そうです!
タイアップのREBORN-輪廻転生-
30年以上の時を経て一周回って戻ってきたということを言いたいんです

桑田サンの方は当時ヒットの宝庫と呼ばれた資生堂のタイアップ

☆資生堂 CM サンズパクト 肌呼吸 気持ちいい 30sec篇(1986年)☆

カメラワークとポージングが今ならコンプラにギリっていう感じ(笑)
でも完成度高いなあ

米米の方は↓のタイアップ

☆素顔のままで STAGE1 (1992.04.13 OA)☆

中森明菜&安田成美ダブル主演の1992年4月期の月9ドラマ
↑の初回視聴率は25.8%だったが最終回は31.9%と選択肢の増えた現代に
比較するべくもないが月9=トレンディだった90年代初頭だからの数字

世はバブル崩壊後であったがテレビ業界はまだまだ金を掛けられた時代
↑の2:34から始まるオープニングが米米CLUB音のオンステージ
さらに圧巻なのは主演の2人が乗った伊豆急行のフォロー映像
ドローンなんかない時代にステディカム搭載のヘリを飛ばして
海岸線から綺麗に並行する片瀬白田付近で撮影を敢行
これだけのために1編成丸々チャーターされた伊豆急も当時の新鋭車両を組込んで
気合充分に何度も走らせたって絶対に今じゃムリなくらいゴージャスな逸話が…
※それにしても当時26歳の明菜っていい女すぎるなあ

で…何をいいたいかと言うとREBORNの理由
知らないジェネレーションには新鮮だし
原体験世代には懐かしさから引き込める狙いもあるんだろうけど
制作したクリエイター達がリアルタイムで
受けた刺激を作品に反映させたのがデカイ

↑はあくまでも当社分析ですがね…

そしてこれをクルマでも応用できないか?
一応みんカラですからネタにしてみますけど
これがあるんです

みなさんにお尋ねします
ロッキーオートっていう会社をご存知?
愛知県岡崎市にある旧車・名車を取り扱うクルマ工房で
ハコスカにパワステ・エアコンの快適装備やRBエンジンを搭載したり
BNR32をベースにボディをKPGC100仕様にしたGT-Rを制作するなど
雑誌でも結構取り上げられているのでそれなりの知名度もあるかと?

で…↑のトンデモなクルマが↓

☆2000GT RHV SPECIAL☆
言わずと知れた名車中の名車トヨタ2000GTの完全レプリカ
ボディはオリジナル開発チーフの細谷四方洋氏が携わっており
ボディーパーツが出来上がるたびに細谷氏がチェックを入れ
何度も補正を加えて本物と同じラインを再現したレプリカントであるが
動力系は現代のハイブリットカーであるNHP10型アクアのそれを完全移植する
なので駆動方式はFFとなるなどオリジナルと異なる点と1700万円のプライスに
投資できる財力が必要だが現代の技術で蘇ったと言っても過言ではない

つまり…
↑で触れたCMに使われたナンバーも含めて当社は↓風呂敷を広げます
過去の産物を歴史に封じて置くことはない
時代でどう料理するかが大事だということ
それがREBORNの定義じゃないのか!


そういうことなんですけど…
まあ よくもCMネタからクルマの話に無理矢理着地させたよな(笑)
Posted at 2022/04/28 01:53:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽&CM | 音楽/映画/テレビ
2022年04月26日 イイね!

『走馬灯のように…』←これホントっていうか夏日陽気に騙されちゃいけませんよ(笑)


ここのところのバカ陽気は何なんだと思いますが…

時事ネタを持ち出して恐縮ですが知床の観光船遭難沈没
非常に痛ましい事故ですがある医療関係コメンテーターから気になる発言

乗員&乗客の方々はお気の毒だとは思いますが
多分絶望的な状況は避けられない つまり生還は難しいと思います
水死というより低体温症による体力消耗から死に至ったと考えます

↑はどういうことか?
いくら夏日が続く日本列島でも寒流の千島海流が流れ込む
知床沖のオホーツク海の水温はこの時期でも5℃以下だとのこと
本来陸上で生活する人間が服を着たままそんなところに投げ出されたら
陸上で氷点下を防寒着なしで体感するのだから
たとえ救命胴衣を装着していたとしてもあっという間に体力を消耗して
衰弱死するのは目に見えているとのことでしたが…

なるほど!というか…
低体温での体力消耗
↑は実際にそういう状況になった人間じゃなきゃわからない
つーか当社は当事者ですから

ええ…今から12年前=2010年黄金週間のことです
この時期の軽井沢周辺の冷え込みを甘く見ていて
死にかけたバカがここにいます(^^;

以下は当時よく使っていたSNSで執筆した↑の顛末に
加筆修正ならびに画像追加を行ったモノです
まあ今だから笑って話せる内容ですけど…

===============================================
2010年の黄金週間
この年の関東甲信越エリアは天気に雨予想が殆どなく
夏日も連続する絶好のコンディションだったわけです

そして当社は毎年この時期には新潟県妙高市に住む友人Kの家に
居候するという恒例行事を楽しんでいたわけなのですが
↑の天気予報からふと↓な計画を企てたわけです

125㏄のスクーターで行ってみるか!
ついでに信越国境の朝焼けも楽しもう


当時は民主党政権でGWが最後の高速\1,000祭りだから激渋滞必至
それなら効率的な燃料消費と趣味を兼ねてというわけでして
↓で行くことを決定

☆HONDA SPACY125(JF03)☆
1987年 - 1995年に製造販売
排気量124㏄の水冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載するスクーター
最高出力:11ps/7,500rpm 最大トルク:1.1㎏-m/6,500rpm
特徴的だったリトラクタブルヘッドライトを採用した先代JF02型から
固定式ヘッドライトにしたほか外装を曲線基調のエアロフォルムスタイルに変更
しかし多くの基本設計はキャリーオーバである

↑で碓氷峠越えをしようとしたんだから無謀としか言えないつーか
これが間違いの元だった
いや正確には途中までは正解だったのだけど…(笑)

2010年5月1日あえて渋滞の少なくなる23時過ぎに出発
冷え込みのキツイ碓氷→軽井沢を通過するから冬用ダウンジャケットや
オーバーパンツなどの防寒対策は完璧までに仕込むのは当然のこと
当社と相棒JF03はR17→R18を順調に北上
途中の群馬県安中市ではデジタル気温計が10℃を示していた
そして碓氷バイパスに入る横川でも8℃と想定の範囲内
ここで当社は夜の峠道では鉄則と決めていた手口に出た

小判鮫走法(笑)

少々危険ではあるが早い話大型トラックのスリップストリームに入る例のアレ
リスク回避から時折トラックがミラーで確認できるように
ラインを少し外す必要はあるがこうすることで存在を理解させのは保険
これが見事に功を奏してトラックのスリップストリームに入ることで
防寒対策上非常に楽になるのは水温計を見ていても明らかで徐々に上昇
つまりテールtoノーズでバトルしている際の後続車が近づきすぎると
ラジエータに風が当たらずオーバーヒートを起こしてしまうことと同じだが
その一歩手前を如何にキープするかがカギなんです

当社がついたトラックは空荷だったのか?
碓氷BPに入っても60 - 70㎞をキープする走り屋だったこともあって終始順調
それ以上にその速度域でついていける20年選手のJF03にも驚いたのだが…
そしてバイパスを抜けて温度計を確認したら5℃
すべてが筋書き通りつーか快適環境で我ながら計画上手く行ってるじゃんの
自画自賛状態

ただ…その後大きな間違いをやっちまった
軽井沢を抜け浅間サンライン入口の交差点で悲劇は始まった

当社は右折してサンラインへ入る
この道の正式名称は浅間山麓広域農道
1978年以降に標高1,000m程の農地エリアを開いて作られた広域農道で
信号も少なくR18のバイパス的存在としても知られている
燃費的にも時間的にも稼げる道なのだが何故かトラックはまっすぐR18を直進
何で国道行く?
そう思ったのも束の間で直後に寒さが襲ってきた
そりゃあそうだ だって走る防寒壁がいなくなちゃったんだもん(笑)
いや…それにしてもだ
風が語りかけます
寒い!
寒過ぎる!


で…次の瞬間に当社の視界に入ってきたのが道路脇の気温計
そして表示は…
-1℃
嘘だろ?氷点下だよ!氷点下ッ!
碓氷峠を越えたところでも5℃はあったんだぞ!
確かに標高は碓氷より高くなっているけれど下がり過ぎだろ?
現実を否定したい当社は心の中で叫んでいたが同時に異変に気が付いた
身体が動きにくい
いや違うな

動かそうとすると痛みを伴う

そして急激に体力が奪われていくことと体温低下を実感する

このままではヤバイと本能的に感じた当社は
御代田町→小諸市に入ったあたりで暖を求めてコンビニに飛び込んだ

※画像はイメージ
震える手でホットコーヒー(缶)を求めた当社
初老の域に入りかけていた店主の視線はどこか冷たい軽蔑を感じさせた
そりゃあそうだろう
GWとはいえまだ夜は氷点下になるエリアだ
そんなところにバイクで走り回るバカ野郎が店にやってきたとしか見えないから(笑)

15分くらいは居たかな?
でもそれ以上は店主の視線が痛すぎていられないのもまた事実だが…(笑)
とりあえずは100%ではないにしても機能回復はしているのだから
まだ100㎞以上先を目指さなくてはなんですよ
…と言ってはみたものの5㎞も走らないうちに
寒さに身体は震え筋肉は強張りはじめてグリップを握ってる手を
開いて元に戻すのも難儀するようになってきた
すると…↓が目に飛び込んできた


道の駅 雷電くるみの里
長野県東御市にある道の駅
ここで野宿してしまおうか?
寝袋もあるんだから…
でもチョット待てよ
寝袋はあるけれど3シーズン用の薄手のヤツだ
いくら防寒着でもサスガにこれはヤバイというか凍死してもおかしくない
それにベンチの横に転がってごらんなさいよ
『変死体が…』と通報されたら元も子もない
いや完全に迷惑以外の何物でもないよな

そんな時にふと脳裏に浮かんだことが…
そうだ!長野市まで行けば24時間営業の温泉がある
そこまで頑張って横になればいいじゃないか!

街ごとに各駅停車しているけど この先は標高が下がってくるので
氷点下ということはなくなるだろうから低体温状態からも脱出できるな
そんな判断からホットドリンクで暖を取ったら走ることを選択
ただ…血糖値を上げておこうという防衛本能が働いたのか
無意識にココアを選んでいたのだが…

気を取り直して強張る身体に鞭を撃って再出発
しかし一度冷え切ったら機能はなかなか復活しない
浅間サンラインからR18上田バイパスに入る辺りでもう限界を感じていた
そうです強烈な睡魔が襲ってきた

嗚呼…これか!
雪山で遭難した人から聴いたことがある
人間の本能には極寒環境に置かれて生命の危機を感じると
睡魔つーか眠りに落ちて身体機能をセーブモードにすると同時に
万が一死んでしまうという最悪な状態になっても痛みや辛さを和らげるという


そして同時に頭の中では↓な想い出が脳内再生され始めた
子供の頃によく遊んだ公園
学生時代に通った喫茶店
初めてのクルマでのドライブ
ダイスキなモルディブの風景
まさかの3連単大穴をあてた瞬間
元嫁・嫁…(笑)

ここに書ききれないくらいにいろいろな映像がフラッシュバックする
ホント…まるで走馬灯のように

そうか…
その話はホントっていうことだったんだ
身体が最悪の危機状況って判断しているんだな

結構冷静にしかも第三者目線になっていることからして変だが
次に当社は遠ざかりそうになる意識の中で↓なことを考えていた

このまま凍死っていうやつか
でも待てよ?
今バイクに乗っているんだからその前にコケるよな?
となると死因は交通事故で安らかな寝顔みたいな最後はないな
絶対に新聞に乗っちゃうよ
そもそも深夜に関東人ライダーが長野県の農道でという時点で
絶対にあやしいおかしな人って面白おかしくネタにするだろ?
それは絶対に嫌だ~!


最後の1行を心の中で叫んだ直後だった
我に返った当社の視覚は↓を認識した


快活CLUB 上田バイパス店
こんなところにネットカフェなんてあったっけ?
だとしたら知らないうちに新規開店したんだ

思わず…いや本能的にだ
ここで避難しなきゃホントに死ぬだろうと入店したのが0345
しかも4時までに入店すれば最大8時間格安パックが使える恩恵があったので
迷わずそれをセレクトした
ネ申降臨!(笑)

しかも…
運良く通常のリクライニングシートでなく完全に横になれる床式部屋が空いてた

地獄で仏ってこういうことなんだな
当然床式をセレクトして安堵からなのかそのまま倒れこむように寝ていた
気が付いたら時計は朝の1000を回っていた

当初は信越国境の夜明けを見ようと思ったけど
命には代えられないつーか無謀だよな
そういえば途中鴻巣ですれ違った以外はバイク見てなかったからなあ(笑)

とにかく…三途リバーの向う岸を見てきたような気がするけど
人間ヤバイと感じると
それなりの防御機能が働く
それを体感しただけでも貴重だ


結局友人Kの家に到着したのは西陽が傾きかけた頃だったけど
こんなに有難さを感じた夕陽は他にないとだけ言っておきます


◆教訓◆
この時期の山岳地域への深夜ツーリングは
非常にヤバイことが大杉だということです
良い子のみんなは絶対にマネしちゃダメだよ!(笑)
Posted at 2022/04/26 07:44:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 旅行/地域
2022年04月23日 イイね!

【おじさん的昔車レビュー外伝 Type I】独創と革新にインスパイアされた青山一丁目的アッパーミドルサルーン【CB5型アコードインスパイア】

【おじさん的昔車レビュー外伝 Type I】独創と革新にインスパイアされた青山一丁目的アッパーミドルサルーン【CB5型アコードインスパイア】♪好きで 好きで 大好きで…
↑なフレーズの歌
がございますけど…(笑)
死ぬほど好きなクルマでも
縁がなかったつーかオーナーになれなかった
そんなケースがある人は結構いるかと?
ハイ!そこのアナタ
貴方もそんなひとりじゃないですか?

ええ…今回のネタは正に当社的縁がなかった↓な1台になります

☆CB5型 ホンダ アコード インスパイア☆
1989年10月に発売されたホンダの普通に見えて結構な意欲作
フラッグシップカー レジェンドとミドルセダン アコードと間を埋めるために
開発された排気量2Lクラスのアッパーミドルサルーンである
ええ…ローレル3部作に続くアッパーミドルシリーズということですが…(笑)

わかりにくいので他のメーカーつーかわかりやすく日産で言い換えると
セドリック&グロリアとブルーバードの間を埋めるためにローレルが開発された
そう考えればいいんじゃいっすかね?(笑)

既にマークⅡブラザーズやローレルで市場が形成されていたセグメントに
殴り込みを掛けることになるわけですから
青山一丁目もタダのクルマを出せない
とにかく独創と革新をどれだけ盛り込んで差別化できるかみたいな要素を
満載な文字通りの何でもテンコ盛り勝負に出たわけです

まずは…
車名にアコードが含まれるということはFF前提ですがそれもタダのFFじゃない

FFミッドシップ
エンジン中央左側にデフギヤを配置
変速機からの出力はエクステンションシャフトによってデフギヤへと伝達
またドライブシャフトはなんとクランクケースを貫通させるという方法で実現
動的面では重量バランスの向上を目的にしたとのことだが
FFでは駆動輪の前輪にいかに駆動力を伝えるかが大事なので
フロントヘビー即ち重たいものが前にあった方が都合は良い
しかしトラクションにさえ眼をつぶれば
前後の重量配分が良いことに越したことはないし
サスペンションセッティングの自由度も上がる
重量配分は同時にデビューしたアコードが前62:後38に対して
CB5型では前60:後40とわずかながら改善を見せている


何で↑な面倒なことをやることになったのか?
その理由が↓のためでもある

G20A型エンジン
水冷4ストローク直列5気筒4バルブSOHCエンジン
ボアxストローク:82.0x75.6(㎜) 圧縮比:9.7 燃料供給はPGM-FIで行う

まずは何で直列5気筒なの?
開発段階では直6やV6も検討されたそうだが重量的問題や剛性問題から直5を選択
尤も縦置き直列5気筒搭載FF車ってアウディやVWサンタナで実績があったから
あえてトライするにはハードルが低かったと考える向きもあるけれど
ところがドッコイ!
これがトンデモエンジンなんですよ

FFとしての理想的前後重量配分
パワートレインレイアウト
超ロングホイールベース

↑を開発の三本柱にしちゃったということもあるけれど
↑のFFミッドシップ構想があったからというのが正解かなあ?
ドライブシャフトをクランクケース貫通構造としてしまったから
そのままではエンジン高を下げることができなくなる
なのでエンジンを車体右側へ35°傾斜させることでクリア
点火プラグ先端は燃焼室の天井中央に露出しているが
プラグ自体はカムシャフトを避けるため吸気バルブ側に傾けるほか
直6の最たる美点となるスムースネスを5気筒で同等レベルを確保する目的から
特有の1次偶力をキャンセルするためにバランスウェイトを
クランクと逆方向に回転させる構造とした

さらに吸気管はヘッドまで伸びるプライマリーとシャッターバルブを設けた
セカンダリー管が存在するが シャッターバルブは以下の細かい制御を行う
2,500rpm以下:閉
2,500 - 3,200rpm:開
3,200 - 5,100rpm:閉
5,100rpm以上:開
これはトルクカーブに谷が生じないように慣性吸気&共鳴過給効果を狙ったモノ
またエクゾーストは各ポートから1番4番/2番3番/5番の3本ブランチとし
さらに1本に集合させる5-3-1管構造とした上で
材質は軽量化と耐熱性の両立を図ったステンレスエキマニだったりするわけで…

以上のような金と知恵のかかった構造だからというわけではないけど
最高出力:160ps/6,700rpm 最大トルク:19.0kgm/4,000rpmのスペックを誇る

で…もう一度
何で↑な面倒なことをやることになったのか?

結局は差別化なんですけど
FFだけどFRに近いロングホイールベースとショートオーバーハング
よりワイド&ローに見せたかったというのが最大の理由なんですけど
バブル期だから金を掛けられた
だからこその青山一丁目的アッパーミドルサルーンなのでないかということ

そういうわけじゃないけれど…
内装も金がかかっているんですよ

注目はインパネのデコレーションパネルです
最下グレードのAX-iは樹脂剥き出しでしたが
AG-iは西アフリカ産ゼブラの柾目
AX-iは北米産ミルトルの玉杢

いずれも天童木工製の本木目パネルという
走る高級家具だったりもするわけです

またAX-iはエクセーヌシートだったりするわけでして

さらにはATセレクターレバーもガンクリップタイプ

走りもそれなるに意識しているんですよ
尤もこの時代だったからこそMT車も設定されていたりするんですが…(笑)

もう30年前の話です
当社はCB5型アコードインスパイアに試乗していますが
↑のメカニズムやスペックさらにはインテリアに
ホンダの本気
これを感じたのは間違いないとだけしか言えませんでした
狭山産(埼玉製作所狭山完成車工場)の粋を集大成させた珠玉の1台
大袈裟だけど↑いうことです

ライバルモデルに比較してもハイパワー&高トルクで
電気モーターよろしくスムーズに回るG20A型エンジン
4輪ダブルウイッシュボーンサスのパフォーマンス
これがアッパーミドルサルーンなの?という走りは圧巻
そして金のかかったインテリア類
文句の付けようがないというか虜になったというのが正しいところですかね

けれども当社が一番驚いたのが1.7m x 4.7mの5ナンバーサイズに収めた上で
トコトンまでのワイド&ローに拘ったボディ
4シーターサルーンと見た場合若干狭い後席空間でしたが
乗る&所有する満足感は高いクルマだと思いましたね

で…
CB5型には販売チャンネル違いで設定された姉妹車のビガーがありました

でも不思議なことにこちらにはアコードインスパイア程の良さを感じないんです
微妙なデザイン違いなんだけどね

さらにCB5型は1992年に80㎜ワイド&140㎜ロングの3ナンバー化した上で
車名からアコードを排除したインスパイアに変更
まあ3ナンバー車が税制改正で低減化されたこともあり
G25A型2.5Lエンジン車も追加してCC2型/CC3型と併売となりましたけど
5ナンバーサイズのままでワイド&ローに挑んだアコードインスパイアの方に
意地とか心意気を感じて好きなんですよ

いやね…↑だけ褒め殺しに近いまでの絶賛です
試乗までしたのだから
買う気マンマンだったんでしょ?

ハイ図星です(笑)
今だから言える話ですけど
BG8ZファミリアPR10プレセアに乗り替えた際に
最後まで候補に残っていたのですよ
まあ友人が日産店のセールスになった祝いついでということもありましたが
当時の元嫁に阻まれました
追金200万円弱だったのですが
今のウチにそんな金の余裕ないでしょ?
プレセアにしておきなさい

総額で80万円近く違えば財務省に逆らえませんよ(笑)

そしてもう1回中古で購入のチャンスがありました
BNR34スカイラインGT-Rに乗っていた頃の話ですが
やはり普段乗りでもう1台必要となった際に10年落ちのAG-iの話がありました
しかしこれも嫁が所有してたHR34スカイライン2.0GTとモロ被りで
似たようなクルマは嫌だなあ
↑のひとことであえなく却下(笑)

そう当社には縁がなかったということなのです
どちらも嫁のYESが出なかったわけで冒頭楽曲の歌詞ではありませんが
妻という字にゃ勝てやせぬ
これに砕け散って幻の後姿を残して消えたと言っておきます(笑)

でも乗ってみたいネオヒストリックなんですよ
めっきり見かけなくなったけどナンダカンダで20万台売ったクルマですから
タマにひょっこり出てきたりもしますからね
Posted at 2022/04/23 19:59:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧車レビュー外伝 | クルマ
2022年04月20日 イイね!

カレーは飲み物(笑)

カレーは飲み物(笑)当社的にはカレーも含め
シチュー・麻婆豆腐・ポトフ・ボルシチ
↑5品は飲み物としての認定

異論は断固認めない(笑)

タイトルの言葉
今は亡きデブタレの祖と呼ばれる↓の方の名言

ウガンダ・トラ
1952.06.06 - 2008.05.31
1977年にいそがしバンド(→ビジーフォー)にドラム兼ヴォーカルで参加
1983年に脱退し以後はピン芸人として活躍

『オレたちひょうきん族』の1コーナー『ひょうきんベストテン』で
セットの一部としてカレーライスを食べる配役をしていたところ
余りに食べるスピードが早くインタビューの際に思わずでた一言
正しくはカレーライスは飲み物
それがいつの間にかライスがとれてしまったのである

タイトルに使用した看板画像の店も経営者が
ウガンダさんにインスパイアされたとハッキリ言い切ってますし
死語は命日にケイ・グラントを発起人として親交のあった芸能人が毎年集まり
カレーやコーラを飲食しながら故人を偲ぶカレー忌が行われる

チョット本線からズレてしまったが本日のテーマは…
この言葉が完全に認知された
そんな商品を知ってしまったのですよ

☆飲む缶カレー カレーな気分☆
当社立寄先の清涼飲料水自動販売機を何気に覗いたら発見
それもメジャーどころのポッカ サッポロの商品じゃん
しかも2スロット確保するあたりカナリ攻めてるとしかいいようがない(笑)

で…
いつものように調べてみると発売は2021年9月頃
冬シーズンを狙ってのモノで開発のヒントは
レトルトカレーにストローを挿して飲む
そんなセグメントの存在を確認したから


ホンマかいな?(笑)
カレーの性質上温かい状態でのサーブが当然と思いがちだけど
当社的には冷やしでも充分にいけそうな気がする
音楽界きってのカレー馬鹿を自称するスガシカオ氏がその昔
アツアツのご飯に冷えたルーはイケる
つまりは冷やしカレーを絶賛
最初は冷え切っていたルーがご飯の温かさで食感や辛味が徐々に変わる面白さ
当社もこれは実践してクセになったわけで
美味しく飲まさせていたたきましたから間違いない(笑)

当然買って飲んだんでしょ?
そしてレビューにという流れを期待しているかと思いますが
買おうとしたら生憎加温中で販売準備中
後のスケジュールが押していたので後ろ髪を引かれる思いで購入断念
しかし これ車内で飲むにはチョット躊躇しちゃうのもまた事実
缶を開けるとそこら中に拡がるカレー臭が出る悪寒(笑)
それは避けたいところではあります

でもですよ 早期購入をしなくてはと考えています
何故なら温暖系は季節の変わり目というか黄金週間の前後から
完全冷やし系に切り替えられることによる他商品への入替もありうるし
さらには…
1シーズン限りの限定商品の可能性
清涼飲料水のお試しって結構あって売れ行きが悪ければ
それで消え去ってしまうモノも少なくないという激戦必勝が求められるのですよ
尤もオニオンスープみたいに冬季限定で何年も秋の訪れとともに
自販機に帰ってくる定番モノもあるのですけど
カレー気分の命運は如何に?

ただ…
ひとつだけ物言いを付けるならば商品に書かれている
飲む缶カレー
↑のひとことは蛇足つーか絶対にいらないつーか間違ってる
なぜなら…
カレーは飲み物だ!(笑)

なんかおかしな清涼飲料水を見つけちゃった
いや…これが清涼飲料水にカテゴライズされるの?
↑からして結構な不条理って当社は考えてますよ(笑)
Posted at 2022/04/20 17:46:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 街角の不条理(笑) | グルメ/料理

プロフィール

「今週は勝手に高カロリー強化週間認定(笑) 東日本最強最恐最悪なデカ盛りの聖地 "ぼんち"を知っているか? http://cvw.jp/b/3408570/48482464/
何シテル?   06/12 21:15
クルマに関わるあらゆる事柄に鋭くメスを入れる そして笑いと疑問を提供する国立自動車総研 どうも! 主席研究員の代表取乱役です 国の公的機関みたいですがそん...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/4 >>

      1 2
34 5 67 89
10 11 1213 141516
17 1819 202122 23
2425 2627 2829 30

リンク・クリップ

煤洗浄に行ってきました♪ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/13 21:14:54
時代遅れのリクエスト 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/05/27 14:19:55
紋別出張の帰りに…チョットドライブ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/05/21 07:26:29

愛車一覧

マツダ MAZDA2 マツダ MAZDA2
事故廃車となった2021年式BTEの代替で購入 本来はMAZDA2 SPORT+ 20 ...
マツダ MAZDA2 マツダ MAZDA2
クルマ遍歴は20台超えています 若い頃は3ナンバーフルサイズも乗りましたが ここ何台かは ...
日産 スカイライン 日産 スカイライン
過去所有車の中では所有期間が一番長かったクルマ 前車FHP10プリメーラGT(逆輸入の ...
日産 ノート 日産 ノート
前車C11ティーダがCVTから異音で買換を決意 当初はX Dig-Sで探していたのですが ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation