←嫌いな漢はおらんだろう(笑)
ド頭からブッコミかましておりますが
今回はリップはリップでもクルマの方
リップスポイラー
↑について話を展開させていたきますよ
今回の企画もまたまた勝手にコラボレーション
毎度お馴染みになりましたみんとも くらがみサンのネタがキッカケですた
くらがみサン最近ルーフスポイラーを装着したわけですが
当社とのやり取りの中で↓話が出てきました
フロント&サイドスポイラーは運転に気を使いそう
当社はスポイラー3点セットは装着してますのでわかりますが
サイドステップは殆ど気を遣う程ではないとは言えるけど
フロントリップはめっちゃ気を遣う
※毎度当社の画像を使うのも何なので適当な拾い物でご容赦を(笑)
↑のMAZDA2巡潜フルエアロ仕様は結構クリアランスあるように見えますけれど
ノーマル比マイナス15㎜でも意外と簡単にスリスリするシチュエーションは
それなりにあるということなのですよ
さらにいえば↑にローダウンもという猛者もいるわけでして
それはそれでカッコよさとの引換に腹を括る必要があるわけです
で…
このフロントリップですがいつ頃からあるものなのか?
認知つーかレースシーンからのフィードバックという形ではありますが
ある程度クルマイジリの中で存在感を匂わせてきたのは1970年代ではないかと?
それを証明するような画像があります
PGC10 Skyline GT-R Race Version
言わずと知れた箱スカことC10系Skylineに追加されたGT-R
当初は4ドアセダンベースでしたがこれが1969年のことです
↑画像でわかるかと思いますがこの時はフロントにスポイラー系は未装備です
ところが…
KPGC10 Skyline GT-R Race Version
1970年に追加された2ドアHTのGT-R
↑の仕様は1971年もしくは1972年仕様のどちらかと思いますが
この時点でフロントにスポイラーが装着されてますよね
そこで当社は1970年代になってからと判断したわけです
で…これが市販車Versionにフィードバックつーか当時の走り屋が
一斉に飛びついたというのが真相じゃないかということですよ
ただ…この時代はフロントリップとは呼ばれてはいませんでした
チンスポイラー
リップでチンですからね(笑)
そりゃあリップにチンは付きm…(以下自主規制)
尤もこの時代はまだ市民権を得ていたかというと疑問が残る時期でして
純正OPという形での設定はなかったと記憶してます
むしろ少々ヤンチャ系な方が独自の発展をさせてしまったような気がします
竹槍出っ歯 チバラギ仕様(笑)
こりゃあアカンだろう マル改どころか整備不良つーかマトモに走るんか?w
ある意味そっち方面の様式美みたいな記号になっちゃったわけです
ちなみに↑のような仕様をチバラギと呼ぶようになったのは
当時ホリデーオートというクルマ雑誌にOH!街道レーサーという
改造自慢の写真を投稿してくるコーナーがありまして
竹槍出っ歯が千葉・茨城方面から多数投稿されていた
それを纏めて編集者がチバラギとまとめたからと言われています
※他にも諸説があります
そして市販車にこれらがフィードバックつーかメーカ主導でOP設定するのは
魔の排ガス規制からひと段落した1980年代になってからで
当初はエアロチューンなんて呼ばれてましたが
爆発的かつ市民権を得たのは↓が出たあたりではないかと?
AE82 COROLLA FX-GT Full Color Package
1984年に追加されたカローラシリーズのHBシリーズ
4A-Gを横置搭載したホットモデルでFull Color Packageでは
本来はブラックとなるバンパー・ドアモール・リヤスポイラーをボディ同色化
さらにこれまたボディ同色となるサイドステップを追加装備するMOP仕様である
フロントリップこそないけどエアダム形状のバンパーからは結構戦闘的
まあ起爆剤としては爪痕を残したわけで↓のも出てきたのですよ
◆NISSAN R31 SKYLINE CM そのとき精悍篇 30sec Version◆
VIDEO
70㎞/h以上になると自動的に展開するGTオートスポイラー
櫻井氏か伊藤氏かわからんけどトンデモなモノを出してきましたが
やはりぶっ飛び過ぎてこれ1代で終了ですた
そして…
↓からは当社が実際に体験したクルマからのフロントリップ伝になりますが
見事にNISSANのオンパレードになってしまう(笑)
フロントリップは車高・オーバーハング・リップの構造次第ですが
これが煮詰めつーかそこまで考えられていなかったのでは?
というくらいによくスリスリしたクルマばかりでして…
HP10 NISSAN PRIMERA Te
当社が実際に所有したのは
UKからの帰国子女=逆輸入な5ドアの2.0eGT ですが
↑と画像にある4ドアTeはフロントリップ・サイド・リヤアンダー・トランクに
スポイラーを標準装備するフルエアロ仕様でした
そしてこれがまたフロントリップをよく擦るのも記憶に残ってます
ER34 SKYLINE 25GT-t
R32以降のSkylineはホント標準サスでもよく擦るんですよ(笑)
先日別ネタで使用した↑の個体 も画像をよく見てみるとつーか拡大してみると…
ウ~~~ン…わかりませんかね?
じゃあ さらに拡大
確実にスリスリした形跡アリ
ノーマルサスでも注意を怠っているとガリッというあの不吉な音が…
↑は簡単に誰でも体験できるくらいなシロモノですた
まあ当社の場合は途中でOPにあったBilsteinサスキット(-30㎜)
そしてIMPULでリリースしたオリジナルチューンのOHLINS車高調に交換
まあ↑でお察し下さいなんですがR34系にはさらなる罠があるのですよ
純正OP Altia Bumper仕様
DOPで装着可能だった関連企業NISSAN ALTIAが製造するバンパー
まあエアロチューン前提の仕様ですがこれでスリスリ度3割増(当社比)
そしてもうひとつ手強いのが↓
BNR34 SKYLINE GT-R
もうこれはどんなに注意しても確実にやれます(笑)
特にVspecはカーボン製アドバンスドエアロシステムが搭載されてまして
フロントは当然としても世界初なリヤのデフューザーも含めて…
わかるな!(笑)
バブル崩壊後のNISSANに限らずどこのメーカーもコストダウンとの闘いは
当然のことではありましたがSPORT系モデルのイケイケ度に関して
NISSANは今以上に"やっちゃえ"だった記憶がありまして
リップではありませんが↓なのもありますた
WGNC34 STAGEA AUTECH VERSION 260RS
WC34型STAGEAにBCNR33GT-RのRB26DETTエンジンや
駆動システムを移植した生産台数986台の限定車
フロントに大型空冷インタークーラーを搭載することもあり
開口部を大きくしたエアダムバンパーとRSのエンブレムが特徴である
↑は知人が所有してますた
本人曰くやりそうなので注意はしていたそうですが
納車早々1週間ほどでコンビニのエントランスでガリッ!
輪留に向っての駐車すらも避けていたのですが
やはりやる時はやってしまうもんだとボヤいていたのも懐かしいですよ
一時的に塀の中の人になった方がCEOになってからは
そうでもなかったNISSANですが実は意外な1台がスリスリマシーンですた
C11 TIIDA 15M
プレミアムコンパクトをウリにしたBセグメントカー
これのどこが?と思われるますがフロントバンパーの下をよ~くご覧あれ
隠しフロントリップ(笑)
何でこんなところに?的装備なんですけど…
これはまさかこんなクルマに装着しているわけがない先入観もさることながら
空力的理由も然程見当たらないのにという気持ちからでしょうな
これが装備されていたのは前期型のみでしたが
当社は中古ではあったものの納車当日にガリッ(笑)
尤もよく見たら他にも擦過傷が多数あったのでやはりみなさんよくやったのかと?
↑の手の隠しリップは軽やFIT2なんかでもありましたな
そして意外性で下をスリスリしやすいのが↓
AWS210 CROW Hybrid Royal
会社関係者が所有しているんだけど意外も意外でしょ
油断していると段差でガリッなんだそうな
ただ先端部じゃなくて奥の方でスリスリなようですと
リフトアップして見せてみらったらタッチアップ多数ですた
多分アプローチアングルの問題のような気がしますがね
ここまでダラダラとフロントリップ伝を展開してきましたが
装着車に乗るなら
それなりの心得と
細心の注意は必要
まあローダウンサス経験者ならわかると思いますがね
ただ…
それでもヤル時はやっちまう(笑)
意外なクルマでスリスリもありますけど…
やっちまう時は大方注意力が散漫になっていたりお疲れモードな時なんですよ
実は当社も昨年夏に北海道で…w
トイレが切迫していたこともありますが言わずと知れたセイコーマートに
入る際に冬場の除雪対策からアプローチアングルが想像以上に深いところで
あらららら…(笑)
まあそのあとシッカリとリペアはしましたけど奥で通常は見えない位置なので
そこは適当にゴマカシですから流して下さい
と
同時にやっちまう前提 だということです
DJでもDEMIO時代の画像でゴメンナサイなのですが
↑のMAZDASPEED FULL AEROはそれなりにカッコイイ
でもカッコよさと引換にリスクもあるっていうことでもある
↑くらいの腹括り上等ならば当社もウエルカムなのがリップですな
あれ?
これって尾根遺産との
コミュニケーションと同じじゃん(笑)
どんなに注意していても時には怒らせたり泣かせたりってあるっしょ?
それと同じじゃないかっていうことですよ
長々と講釈垂れちまいましたがそういうこと
こうしてド頭の尾根遺産のリップがスリスリにループするわけです(笑)