井之頭五郎の誘惑を振り切り、映画を観てきました。ネタバレしないように書きます。久し振りに難しい映画でした。だって役所広司、ほとんど喋らないんだもの。喋れないわけじゃなく、無口。でも、引き込まれる。現代の濃いめの味付けに慣れた方々には、刺激が少なく物足りないかも。ただ、考えさせられるというか、揺り動かされる感じ。まだもがいてる私も、彼のような境地に達することがあるだろうか?そう言えば、映画の最中にもスマホに緊急速報が入ったのですが、能登で大地震があったとのこと。まだ詳細はわかりませんが、被害が大きくなりませんように。避難を余儀なくされた方々が、寒さに凍えない体制がとられますように。