今月からサーキット走行をAT車で初めてしてみて・・
最初のヘアピンカーブですぐに感じたのが、・・
ヘアピンコーナー進入直前にアクセルから右足を離してブレーキペダルにその足を移してブレーキを踏むのですが、今度はクリッピングポイント辺りでアクセルを徐々に踏み始めたいのに・・右足はまだブレーキペダルから離してアクセルペダルへ移動さす途中。
その時間はブレーキもアクセルも踏んでいない”空白の時間”となっており、速くヘアピンコーナーを抜け出すのに”大きなロス”になっていることに気付いてしまいました。
こんなことに気付いていたこともあってか、数日後に自宅のパソコンに向かっている時に何やら突如として”左足ブレーキにしたらいいんじゃないか?”と脳裏に浮かんできました。
そこで思い立ったが吉日とばかりに早速、左足ブレーキを試してみたところ・・、
意外にもスムーズに違和感なく左足でブレーキペダルが踏めたではないですか!
そして数日、左足ブレーキの練習を繰り返した結果、概ね慣れることができました。
その間に、みんカラなどのネット情報を見ていくと、
スポーツ走行だけならまだしも日常ドライブでも左足ブレーキを実践しているドライバーが少なからずいることを知り、これまた驚きでした。
又、左足ブレーキは高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違えを防止するために推奨する向きもあって、それをし易くする後付けペダルも販売されていることも知りました。
そもそも私が左足ブレーキに替えた切っ掛けは、サーキット走行でより速くコーナーを駆け抜けるためにアクセルペダルに右足を常に載せておきたかった為ですが、
私が思う以下のメリットに同意される方には 条件付き(*1)で一般道でもお薦めできます。
(*1:条件;停車中の車か又は人や車のいない広い場所で十分に練習をし慣れたと確信を持ってから一般道での走行に適用してください。ただし、あくまでも自己責任でお願いしますね)
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私が思うメリットとデメリット:
1.ブレーキもアクセルも踏んでいない空白の時間がほぼゼロになるので、素早い加速は勿論のこと逆に、”素早い減速・停止ができる”
前者は特にサーキット走行で有用ですが、後者は一般道でも有用となりますね。
2.上記の赤色傍線部に関連しますが、移動さす足は左足だけで、右足は常にアクセルペダルの真上にあるので、咄嗟にブレーキを踏むシーンが迫った際の”ペダルの踏み間違えもほぼなくなるのではないか” と思います。
3.一方でデメリットは何かあるのか?と考えましたが、私の場合に限れば何も無いことがわかりました。
強いて云えば、左足が中央のブレーキ(BRZ AT車)寄りになるので、左膝がニーレストから遠ざかり右カーブでのブレーキング中は体が不安定になることぐらいですかねぇ~
しかし私の場合は、その対策をすぐに施した(*2)のでこの問題もすぐに無くなりました。
(*2:もともと後付けしてあったニーパッドの厚さ(約3cm強)では機能不全になったので、その下に発砲スチロールを挟み込んで約3cm強厚くし、左足がブレーキペダルを踏んでいる時でも体が安定するように改造しました)
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余談ながら、19才から30才までMT車に乗っていた私ですが、AT車に乗り出した31才以降つい数日前まで~AT車に乗るなら=ブレーキもアクセルも右足~と当然の如く36年間思い込んできました。
しかし今になって、BRZのAT車のペダルを改めてよくよく視ると、ブレーキペダルだけがかなり横長で大きくなっていることに ”はっ!と” しました。
(MT車の3つのペダル幅はどれも同じに見えますのでねw)
”このペダルの形状・・どちらの足でもブレーキペダル操作できるように配慮してくれているのではないか?” と思えてしまったからですねw
(因みに、一般公道であってもどちらの足でブレーキペダルを踏んでも法的には何ら問題は無いというのが公式見解だそうです)
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↓Before(右足をアクセルペダルから離して右足でブレーキペダルを踏んでいた)
↓After(右足はアクセルペダルの上に保ちながら左足でブレーキペダルを踏むようにした)
↓BRZのAT車のべダル形状(中央のブレーキペダルの幅が異様に大きいのはなぜ?w)
2024/7/9 追記;
スマートに速く走れる パドル&シフト操作テク
木下みつひろ氏による左足ブレーキ活用の説明など
https://www.youtube.com/watch?v=1DL-4U2UqwM
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左足ブレーキ | 日記
Posted at
2022/03/18 17:37:13