行為は憎むがあなたは憎まない

こんな記事を見つけました。

この手の記事を取り上げると毎回コメントで様々な反応がありますが、それだけそれぞれ思うところがあるということでしょう。

今回もまた難しい問題です。しかし、昨今は少しのことでも体罰だと過敏に反応するケースが多く見られることから、２年前、文科省でも体罰の基準を見直したところです。そしてその中には「体罰にあたらない事例」というものも公表されたのですが、それが↓↓↓

①放課後も教室に残して指導する

②授業中、教室に起立させる

③学習課題や掃除当番をほかの子供より多く課す

④授業中に立ち歩く子供をしかって席につかせる

⑤騒いでほかの子供の邪魔をした場合などに、別室で指導するなどの措置をとった上で教室の外に出す

⑥授業中にメールを打つなど学習に支障を与える場合、子供から携帯電話を一時的に預かる

⑦暴力を振るう子供から教師が身を守るためなどやむを得ない場合、力を行使して子供を制止する

これを見て思うのは、こんなことまで国が発表しなければいけないほどになってしまったのか・・・というのが感想です。特に④と⑥。こんなもんが体罰だというなら極論ですが、学校なんてなくして全部家庭学習にすればいいかと。家庭学習ならフラフラしようが携帯見ながら勉強しようが勝手である。大多数の勉強したい生徒がいるにもかかわらず、一部の生徒の妨害行為を阻止できず授業が中断する、そんな学校なんて普通の親ならお金を払ってまで行かせたいなんて思わない。少なくとも私なら授業料返せって言いたくなります。席に着かせるとか放課後まで携帯を預かるなんていうのは、国が体罰じゃないなんていうレベルではない。あまりにも低レベルすぎる話、何も言えません。

席を立って出歩いている生徒を座らせると体罰だと訴えられ、指導しないでそのままにしておくと指導不足教員というレッテルを貼られる。何とも矛盾した話である。

教育に関しては体罰だけでなく、学校裏サイトや携帯電話持込禁止問題など様々な問題が取りざたされています。どれも私が生徒の頃は考えられないことばかりです。でもそんなの当たり前、だって私が小さい頃なんて携帯電話も普及してないし、裏サイトなんてのも存在しなかった。便利な世の中になったがゆえの新たな問題。体罰も時代とともに変化していくものなのか・・・。

まぁこの記事は少しホッとできる記事ですが。。。