ＥＣＯデミオの第７０回優駿牝馬血統両断

明日は優駿牝馬、つまりオークスです。桜の女王と言われる桜花賞に続く２冠目、樫の女王決定戦です。距離は日本ダービーと同じ２４００ｍ、牝馬限定戦としては長い距離なので、スタミナが要求されるレースです。まぁそんな解説はどうでもいいとして、早速予想を。








ＥＣＯデミオの予想↓↓↓

◎　⑦ブエナビスタ（安藤勝巳）
　　　牝３
　　　父スペシャルウィーク　母ビワハイジ
　　　脚質：差し
一頭抜けた存在。血統的にもビワハイジのスピードにスペシャルウィークでスタミナを補っている点から考えて東京の２４００ｍも全く問題ない。スペシャルウィーク産駒ではシーザリオがこのレースを制した実績がある。後方からキレのある長い脚を使うこの馬には東京２４００ｍは最もあっている舞台でもある。阪神の１６００ｍでも余裕で勝てるレース運びをしていることを考えると、ここでは敵なしといった感じである。鞍上も慣れた安藤勝巳騎手で全く問題なし。


○　⑬ブロードストリート（藤田伸二）
　　　牝３
　　　父アグネスタキオン　母フィラストリート
　　　脚質：差し
５戦して４連対と安定した成績を残しているが、ここはそれほど人気にはなっておらず伏兵に甘んじているが、鞍上は藤田伸二騎手、面白みは十分ある。父はアグネスタキオンで、同じアグネスタキオン産駒で実績のあるジェルミナルやダノンベルベールも今回出走するが、その二頭と比べても引けをとらない。


▲　③レッドディザイア（四位洋文）　　　
　　　牝３
　　　父マンハッタンカフェ　母グレイトサンライズ
　　　脚質：差し
前走はデビュー３戦目で桜花賞に出走し、ブエナビスタには勝てなかったものの見事２着に入る大健闘で非凡なセンスを見せつけた。その潜在能力の高さはブエナビスタにも勝るとも劣らないものがあり、父が菊花賞を制したマンハッタンカフェということで２４００ｍは大歓迎。スタミナ面には不安要素は感じられない。鞍上はウォッカで先週ヴィクトリアマイルを制した四位洋文騎手。


△　⑧ディアジーナ（内田博幸）　　　
　　　牝３
　　　父メジロマックイーン　母アイネスターキン
　　　脚質：先行
先行する競馬で安定した成績を残しており、１０戦して１着４回２着３回、掲示板を外したのは１回だけと父譲りの堅実さがウリ。そして今回は２４００ｍということもあり、そのメジロマックイーンという血統もプラスになるが、キレという面ではアグネスタキオン産駒やスペシャルウィーク産駒といった最近の血統と比べてやや見劣りする。叩き合いになったら厳しいので、そのスタミナを生かしてどれだけ前で粘れるかが鍵になってくる。しかしジリ馬でもその馬の能力以上のものを引き出すベテラン内田博幸騎手が鞍上ということもあり、絶妙なレース運びでうまく粘りこめれば上位に食い込んでくる余地は十分ある。


△　⑤ダノンベルベール（後藤浩輝）　　　
　　　牝３
　　　父アグネスタキオン　母ミスベルベール
　　　脚質：差し
連対率１００％で臨んだ前走桜花賞は８着に沈んだが、今回はそのリベンジにかける。１６００ｍ以上の経験が全くなく、その点だけが不安要素ではあるが、父がアグネスタキオンなら２４００ｍまでなら何とか対応できるかと思われる。

今回はあの人が名付け親となり一躍人気となったハシッテホシーノも出走します。父は上のブロードストリートやダノンベルベールと同じアグネスタキオンで、現在４戦２勝という成績。前哨戦では上位を狙えるが、ここでは掲示板くらいまでといった感じでしょうか。応援馬券を買われる方も多そうですが(笑)

レースは明日の東京１１レースです。結果は終了後追記します。

↓結果↓
１着：◎ブエナビスタ
２着：▲レッドディザイア
３着：ジェルミナル
４着：○ブロードストリート
５着：△ディアジーナ
６着：デリキットピース
７着：ダイアナバローズ
８着：ハシッテホシーノ
９着：△ダノンベルベール
10着：ヴィーヴァヴォドカ
11着：フミノイマージン
12着：サクラローズマリー
13着：ルージュバンブー
14着：マイティースルー
15着：ツーデイズノーチス
16着：パドブレ
17着：イナズマアマリリス
除外：ワイドサファイア