
昨日は茨城のひたち海浜公園に行ってきました。1年間のうち10日間だけのコキアのライトアップには夜間にも関わらず大勢の人たちで賑わっていました。まだ青々としているコキアは巨大なマリモのようで、可愛らしい感じでした。これが秋になると鮮やかな紅色に染まり、圧巻の景色に変わります。昨日の夜はこの時期にしては寒いくらいで、気温だけは一足先に秋のような感じでした。帰りの道中では、ひたちなか市が夏祭りだったようで、車のガラス越しから少しだけ花火も見ることができました。一昨日から一気に涼しくなり、もう夏も終盤に差し掛かった感じがします。
今日は巨大なマリモのようなコキアに掛けて、ウルトラシリーズでも巨大なマリモのような怪獣が登場した回を紹介します。ウルトラマンダイナの第24話「湖の吸血鬼」です。青いマリモに似た球体が湖に大量出現、調査にあたったTPC生物工学班の研究員を次々と襲い、その後一つの集合体となって巨大化、ウルトラマンダイナを苦しめますが、弱点を発見したナカジマ隊員とスーパーGUTSの攻撃により最後はウルトラマンダイナのガルネイトボンバーで倒されました。それでは1998年2月21日放送の「湖の吸血鬼」のストーリー紹介に移ります。
ナカジマ隊員は休暇を利用して束良湖にバス釣りに出掛けた。湖に着いたナカジマ隊員が湖畔から湖を眺めていると、突然謎の発光物体が落下する。ナカジマ隊員は急いでヒビキ隊長に報告するが、特に異常は検知されず、せっかくの休みを楽しめと言われ、翌日の釣りに備えることにした。
湖畔に泊まったナカジマ隊員は早朝から釣りに出るが、そこで一足先に釣りをしていた男性に釣果を聞きに行くと、ちょうどその男性が1匹のブラックバスを釣り上げた。ナカジマ隊員がタモでブラックバスを掬い上げると、そのブラックバスには青いマリモのようなものが付いていた。それに気付いたナカジマ隊員がその青いマリモをブラックバスから取り外すと、その青いマリモはナカジマ隊員の手を刺し、逃げてしまった。
その時男性が湖畔に大量のブラックバスの死骸が打ち上げられているのを発見、ついにTPC生物工学班が調査に乗り出した。報道局も取材に訪れ釣りどころではなくなてしまったナカジマ隊員もTPC生物工学班と一緒に調査を開始する。ナカジマ隊員が死んだブラックバスを解剖すると、中から青いマリモが出てきた。そしてそのブラックバスからは血液が一滴も無くなっていることが判明した。さらにナカジマ隊員が回収した青いマリモを観察していると突然青いマリモが動き出し、花のように開く。
それに驚いたナカジマ隊員は生物工学班のコマツチーフとトミタに青いマリモは危険だと告げ、湖付近一帯を立ち入り禁止にするよう話すが、コマツとトミタは全く相手にせず、ナカジマ隊員は帰ってくれと言われてしまう。
生物工学班のテントから追い出されてしまったナカジマ隊員は馬鹿にされた腹いせでフライドチキンをむさぼるように食べていた。するとそこにリョウ隊員とアスカが大量のフライドチキンの差し入れを持ってきた。リョウ隊員はナカジマ隊員の部屋で青いマリモの入った水槽を眺めるが、一見色が青いだけで特に普通のマリモと変わらないその生物を見て特に危険性を感じることはなかった。
その頃生物工学班のコマツチーフは青いマリモがヒルに似た動物であることを突き止める。
そしてトミタに取り扱いに注意するよう呼びかけるが、外で青いマリモの採取をしていた研究員が青いマリモに襲われてしまう。悲鳴を聞いたコマツチーフが外に出ると、青いマリモに血を吸われ倒れている研究員がいた。コマツチーフは研究員に吸い付いている青いマリモを取り外そうとすると、コマツチーフも刺されてしまい、さらにテント内からも悲鳴が聞こえてくる。
急いでコマツチーフがテントに戻るとテント内は大量の青いマリモに占拠され、研究員たちが犠牲になっていた。かろうじて意識の残っていたトミタはコマツチーフに青いマリモのデータが入ったパソコンを託し、スーパーGUTSに通報するよう告げると、ついにトミタも息絶えてしまう。
コマツチーフはデータの入ったパソコンを抱え、急いでその場から逃げ出す。そして近くの道路まで逃げると、そこでナカジマ隊員のところから帰る途中のリョウ隊員とアスカの乗るボッパーに遭遇、青いマリモによって研究員たちが被害を受けたと2人に告げ、3人は急いで湖畔へと引き返す。
ナカジマ隊員が危ないと感じたリョウ隊員は急いでナカジマ隊員の所へ急行。ちょうどその時ナカジマ隊員は青いマリモの正体を突き止めるべく、青いマリモを棒で刺激しようとしていた。そこに到着したリョウ隊員とアスカはナカジマ隊員の背後にいた青いマリモを撃ち落とすと、ナカジマ隊員をボッパーに乗せ、生物工学班のテントへと急ぐ。
テントに到着したリョウ隊員たちはコマツチーフを車に残し、テント内へと突入する。そこには血液を吸い取られた死んでしまった研究員の遺体があった。その時湖畔周辺に散らばっていた小さな青いマリモが湖の中へと引き込まれていき、水中で一つの大きな塊になろうとしていた。そしてボッパーの周りにも青いマリモが張り付き、車内のコマツチーフが危機に陥る。そのコマツチーフの悲鳴を聞き、リョウ隊員とアスカ、ナカジマ隊員が駆け付けると、ボッパーに付着した青いマリモも湖の中へと引き込まれていった。そして全長64mにまで巨大化したマリモは吸血生命体マリキュラとなって湖から飛び出した。そこにヒビキ隊長とコウダ隊員とカリヤ隊員がガッツイーグルで到着、3機に分離してマリキュラに攻撃を仕掛けるが、カリヤ隊員のα号がマリキュラの吐く強酸ガスで撃墜されてしまう。
リョウ隊員とアスカもボッパーのバウンティ砲で攻撃するが、マリキュラも口から火球を吐き応戦、ボッパーは被弾し、アスカとリョウ隊員は吹き飛ばされてしまう。
するとアスカはウルトラマンダイナへと変身、マリキュラと戦う。しかしマリキュラの火球でひるんだウルトラマンダイナは長い触手で首を絞められピンチに陥る。さらにマリキュラは触手から電流を流しウルトラマンダイナを苦しめる。
ナカジマ隊員とコマツチーフはトミタの残した青いマリモのデータから急いでマリキュラの弱点を探していた。するとコマツチーフが毒素貯蔵器官が口と直結していることを突き止め、口を攻撃すればマリキュラは自分の毒で苦しむことを発見する。それを聞いたコウダ隊員がγ号でマリキュラの一瞬の隙をつき口を攻撃、自分の毒で苦しみ始める。その隙にウルトラマンダイナは触手を振りほどき、ストロングタイプにタイプチェンジする。ストロングタイプの猛攻を受けたマリキュラは再度触手を伸ばすが、それを掴んだウルトラマンダイナはマリキュラを振り回して投げ飛ばす。
防戦一方となったマリキュラは口から火球を吐き抵抗を見せるが、それもバリアで受け止められ、ウルトラマンダイナはその受け止めた火球をガルネイトボンバーへと変化させマリキュラに撃ち込むとマリキュラは粉々に吹き飛んだ。
事件が解決し、ナカジマ隊員は湖に向かって「また釣りに来るぞー」と叫び帰って行った。
ひたち海浜公園のコキアのライトアップは今度の土日までとなっています。夜間は思いのほか冷えますので、行かれる場合は長袖をお忘れなく。
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Posted at
2018/08/19 13:11:30