
今日はちょっとしたオマケパーツのパーツレビューをアップしました。サムライプロデュースでパーツを購入した際にオマケでついてきたサムライプロデュースロゴ入りマスキングテープです。デザインはマスキングテープとしてはなかなかお洒落ですが、無料のオマケということで、品質はそれなりです。慎重に引っ張らないと、変なふうに裂けてしまい、使い物にならなくなってしまいます。なかなか上手く表現できませんが、粗悪な薄っぺらいサランラップで斜めに切れてしまい元に戻すのが苦労するようなアノ状況と同じ状態になります。無料なので文句はありませんが、使うとイライラするので、マスキングテープが途中で足りなくなってしまった場合などの緊急用くらいにしか使えません。テープ幅がもう少し細ければ大丈夫だったのかもしれませんね。
そんなわけで、今日はサムライプロデュースにかけて、サムライ(武士)をモチーフにした怪物が登場する回を紹介します。あえて怪物と書いたのは、怪獣でも超獣でもなく宇宙人でもなく、環境汚染で巨大化した生物でもなく、ウルトラシリーズでは珍しい怨霊の怪物です。その怨霊が登場するのが2001年11月3日放送のウルトラマンコスモス第18話「二人山伝説」です。登場するのは怨霊鬼の別名を持つ戀鬼です。鬼と言っても姿は落ち武者そのもので、非常に不気味な姿をしています。外見はウルトラマンコスモスに登場する怪獣たちの中でも断トツでトラウマ度の高い敵です。有名な敵役というわけではありませんが、ウルトラマンオーブでもまさかの再登場をしています。そちらの方は少し鬼のようなデザイン的要素も組み込まれていました。それではその戀鬼が登場する「二人山伝説」を紹介します。
シノブ隊員は休暇を利用し、かつて防衛軍の同期で密かに恋心を抱いていた竹越のもとを訪れた。竹越の住む香野村には二人山という山があり、そこには怨霊鬼が封印されているという伝説が残されていた。しかしダム建設を推し進める自治体が二人山にダムを建設しようとして、祟りを恐れる村人と騒動が起きていた。村人たちはダム建設自体には反対では無く、建設地を変更するよう自治体に求めていた。
二人山周辺は戦国時代、敵対する国同士で争いが起きていた地だった。その敵対する国同士の若殿と姫は恋に落ちてしまうが、それが知れ渡ってしまうと、2人は結ばれること無く自害に追い込まれてしまう。成仏されなかった2人の魂は怨霊鬼戀鬼となって復活、敵対する2つの国を滅ぼしてしまった。そこに錦田景竜という武士が現れ、戀鬼を倒し、戀鬼を二人山に封印した。
戀鬼を封印している刀岩はその後代々守り続けられてきたが、ダム建設でその刀石が壊されようとしていたため、村人たちはその刀石だけは動かしてはいけないと自治体に訴えていた。村人の中には竹越もいた。シノブ隊員は竹越を探し、刀石の場所を訪れると、そこに竹越がいた。竹越はシノブ隊員と山を下りながら昔の話しを語り出す。竹越は結婚していたが、妻を7年前に亡くしていた。竹越は、無くなった妻が生前に自分の生まれ育った地で娘のみどりを育てたいという願いを叶えるため、4年前に妻の故郷である香野村に引っ越していた。
しかしシノブ隊員が竹越のもとを訪れたその夜、ダムを早く造りたいと目論む建設業者が刀石を発破してしまう。それ以降、二人山では地震が頻発するようなった。EYESでもその地震は検知され、ドイガキ隊員とアヤノ隊員は、二人山の地下に何か巨大な生物がいると推測した。
フブキ隊員とドイガキ隊員はランドダイバーで出動し、ムサシもシノブ隊員の元へと急行した。その頃シノブ隊員は竹越の娘みどりと一緒にいた。フブキ隊員とドイガキ隊員はランドダイバーで二人山の地下へと突入していくが、地下の奥の空間に到達すると、白い亡霊のような形をした煙が現れる。
その煙はランドダイバーを吹き飛ばすと、地上へと上昇、戀鬼へと姿を変えた。何とか地上へと脱出したランドダイバーのフブキ隊員とドイガキ隊員は、上空のヒウラ隊長とともに戀鬼に攻撃を仕掛けるが、怨霊である戀鬼には科学的攻撃はすり抜けてしまい全く効果が無かった。
みどりはシノブ隊員の制止を振り切って父の元へと行こうとするが、シノブ隊員はそれを必死に引き止めていた。
そこにシェパードでムサシが駆けつける。すると、シノブ隊員はムサシにみどりを預け、シェパードで竹越のもとへと向かった。竹越は逃げ遅れた人がいないが懸命に確認に回っていたが、戀鬼が迫り来る。
そこにシノブ隊員が駆けつけ、竹越を乗せ避難しようとするが、2人の乗ったシェパードは戀鬼によって捕まってしまう。
シノブ隊員と竹越のピンチにムサシはウルトラマンコスモスに変身、シェパードを救出する。
そして戀鬼にフルムーンレクトを放つが、フルムーンレクトも戀鬼の体をすり抜けてしまい全く効果がなかった。戀鬼は不気味な声で「どうして我らを引き裂こうとする」と口にしながら腰の刀を引き抜く。そして刀を振り回しウルトラマンコスモスに迫る。
通常光線技が効かない戀鬼に苦戦するウルトラマンコスモスはカラータイマーが鳴り始めピンチに陥る。するとウルトラマンコスモスはコロナモードへとタイプチェンジし、サンダースマッシュで戀鬼に猛烈な落雷を落とした。
サンダースマッシュで刀が折れ、大きなダメージを負った戀鬼はそれでもふらつきながらウルトラマンコスモスに向かっていこうとする。
その時シノブ隊員が戀鬼に「あなた達は逃げたんじゃないの!自ら命を絶って!そんな人たちがどうして人を憎めるの。 いつの時代だって、恋をするって大変な事なの。人を愛するって、簡単な事じゃないの。皆が悩んで、苦しんで、そして傷ついたりしてるの。自分の恋が成就しないからって他の人を傷つけるなんてひどいよ!誰よりも、自分に悲しいよ!」と訴える。その言葉を受け、戀鬼は自らの過ちを認め、成仏された。
その後、シノブ隊員は竹越とみどりのもとへ行き、みどりにお父さんを奪ったりはしないよと言い、さらに、お父さんの幸せばかり考えて無理はしないようにと告げた。そしてシノブ隊員は一人電車で帰るため香野駅のホームにいると、ムサシがシェパードで帰ろうと迎えにくるが、シノブ隊員は今は気のない男と一緒に帰る気分ではないとムサシの気遣いを断っていた。
みんカラユーザーなら一目で気付くと思いますが、チームEYESの車両であるシェパードは初代インサイトがベースになっています。あのホイールを覆う独特のフェンダーパネルもそのままなので、知っている人ならすぐに気付きますね。環境や生態系をも大切にするチームEYESには当時の最先端環境車がイメージにもピッタリですね。それから、今回シノブ隊員の元上司として登場した竹越チーフを演じたのは俳優の黒田アーサーです。こちらも有名俳優さんですね。ウルトラシリーズではたまにこういった有名俳優もゲスト出演していたりするので、そういうのを探してみるのも面白いですね。意外な人が出演していたりするんですよ、
まだ大女優になる前の松坂慶子など・・・。
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Posted at
2019/03/15 21:21:39