
先週梅まつり終盤を向かえた偕楽園へと行ってきました。見頃後半ということもあってか、ギリギリではありましたがすんなり駐車場に駐車することができました。梅の花は晩成種が見頃だったこともあり、花もギリギリ楽しむことができました。そしてちょうどお昼時でもあったので、偕楽園レストハウスに立ち寄りました。麺にレンコンを練り込んだ水戸藩ラーメンが気になったのですが、今回は納豆そばをチョイスしました。完全にブログ用のためです。
なぜ納豆そばにしたかというと、納豆そばをアップして、それに合わせて納豆ラーメンが登場するウルトラマンコスモス第38話「オヤジ星人」を紹介するためです。2002年3月23日に放送された「オヤジ星人」に登場するこの回のメインキーパーソン草野忠雄は北浦食品の納豆ラーメン「ねばるっしょ」の営業を担当する営業マンでした。その草野忠雄を演じたのが平成ウルトラシリーズで怪演をやらせたら右に出る者はいないであろう赤星昇一郎です。ウルトラマンティガ第27話「オビコを見た!」のオビコ、そしてこのウルトラマンコスモスでのベリル星人が憑依した草野忠雄、そしてウルトラマンオーブ第22話
「地図にないカフェ」でのカフェブラックスターのブラック店長、さらには平成ウルトラセブン1999
「空飛ぶ大鉄塊」でのキュルウ星人など、どれも印象に残るものばかりです。個人的にウルトラシリーズでの怪演といえば、昭和の蟹江敬三と成瀬昌彦か、平成の赤星昇一郎ではないかと思います。それではその赤星昇一郎演じる香織の父、草野忠雄に焦点を当てたスクリーンショットを中心にストーリー紹介をしていきます。
ある日、SRC研究施設に宇宙から謎の怪物体が落下した。それと前後して、M2エリアでは微弱な怪電波がキャッチされるようになった。EYESはその2つの関連性を調査することとなった。M2エリアをシェパードで調査していたムサシは基地に報告するためシェパードを停車させると、いきなり助手席に香織という少女が乗り込んできた。香織は凶悪な宇宙人に追われているとムサシに説明するが、周囲を見渡すと香織を追いかけていたのは宇宙人ではなく、香織の父の忠雄だった。香織は色々うるさい父に嫌気が差し、家出をしようとしていたが、そのことに気付いたムサシはシェパードから香織を降ろした。しかし香織がシェパードにキーホルダーを落としたまま行ってしまったことに気付き、追いかけるが、それが原因でパトロール中の警察官に変質者と疑われてしまう。そこに香織の父が現れ、ムサシは何とか事なきを得た。
香織の父は迷惑をかけたお詫びにとムサシにタコ焼きを渡し一緒にベンチに座る。しかし香織の父はムサシに娘の愚痴をこぼしながらタコ焼きを自分で全部食べてしまう。
そして香織の父は改めてムサシに名刺を渡し自己紹介する。その名刺には北浦食品第三営業部草野忠雄と書かれていた。香織の父は北浦食品で納豆ラーメン「ねばるっしょ」の営業を担当している営業マンだった。香織の父はムサシに納豆ラーメンを買うと納豆の香りがするハンカチがもらえると宣伝をしてその場から去って行った。
その直後、ムサシに基地のアヤノ隊員から怪物体が動き始めたとの緊急連絡が入る。シノブ隊員とフブキ隊員、ドイガキ隊員がテックサンダーで怪物体を追尾しながら様子を伺っていると、怪物体はテックサンダーに向かって攻撃を仕掛けてきた。ムサシも怪物体のもとへシェパードで駆けつけウルトラマンコスモスに変身しようとするが、怪物体は突如上空へと急上昇し姿を消してしまった。怪物体はSRC研究施設の高純度エネルギーを吸収し逃走していた。
基地へと戻ったムサシはヒウラ隊長から香織の父、草野忠雄について話しを聞かれていた。防衛軍は以前から草野忠雄が怪しいと目を付けマークしていたのだった。しかしコミカルに自社の納豆ラーメンの宣伝をする香織の父のイメージからは怪しいところはうかがえなかった。
その頃香織の父はスーパーの店長に納豆ラーメンの売り込みをしていたが、全く相手にしてもらえず邪魔者扱いされていた。
ムサシは変装して商品棚の陰からその様子を調査していた。
納豆ラーメンの売り込みに失敗した香織の父は肩を落とし、芝生の広場で一人タコ焼きを食べていた。ムサシは離れたところから香織の父の様子を見ていたが、その時背後から突然銃を突き付けられ手を挙げろと脅される。ムサシは振り向きざまにラウンダーショットを向けると、その相手は香織だった。香織はラウンダーショットを見て悲鳴を上げる。その悲鳴を聞きつけ、香織の父と警察官が駆けつける。香織はまたしてもムサシを馬鹿にして去って行く。
同じ頃、怪物体が変電所に出現、今度は電気エネルギーを吸収しはじめた。
怪物体は何者かによって操られていると考えていたEYESの調査によって、怪物体を操る誘導電波の発信源が特定された。それはポイントM2エリアのWX5地点だった。ムサシはその現場へと急行した。そこは工場の作業場だった。しかしムサシはそこで何者かによって工具で殴りつけられ気絶させられてしまう。
その直後、怪物体は変形を遂げ、侵略変形メカヘルズキングへと姿を変えた。テックサンダーはヘルズキングに攻撃を開始、近隣の住民たちも避難を開始する。そんな中、香織の父は何故か避難する人たちとは逆方向に走っていく。その途中、香織の父は香織と、妻の和代と遭遇する。そこで香織は父にお守りだと言ってキーホルダーを手渡し、無事に帰ってきてと約束される。
一方ムサシは目を覚ますと、工場の作業場で手を縛られ吊し上げられていた。そこに警察官が現れる。警察官の正体は潜入宇宙人ベリル星人だった。ベリル星人はムサシを気絶させコスモプラックを奪い取っていた。コスモプラックを奪われウルトラマンコスモスにも変身できないムサシにベリル星人は拳銃の引き金を引こうとする。しかしそこに突然香織の父、草野忠雄が現れ、トドメは自分がさすと宣告する。香織の父も警察官同様、ベリル星人が憑依していた。
しかし香織の父が拳銃を放った先はムサシではなく同胞である警察官だった。そして香織の父はムサシを解放する。その直後、香織の父に香織と妻和代から電話が入る。それは2人の無事を知らせる報告の電話だった。香織の父に憑依したベリル星人はヘルズキングを操り地球侵略を目論んでいたが、娘の香織と妻和代とのふれ合いを通じて家族の温かみを知り、次第に地球人に共感するようになっていた。そして悩み抜いた末、同胞であるベリル星人を裏切り、ムサシを開放、自分の家族を守って欲しいと告げ、奪われていたコスモプラックをムサシに返した。ムサシはすぐさまウルトラマンコスモスに変身、コロナモードにタイプチェンジしてヘルズキングに挑む。しかしヘルズキングの圧倒的な攻撃力と防御力の前に為す術無く、カラータイマーが点滅をはじめてしまう。
それを見た香織の父はテレパシーでウルトラマンコスモスにヘルズキングの弱点が喉であることを教える。それを聞いたウルトラマンコスモスはヘルズキングの喉にパンチを連打、ヘルズキングを機能停止に追い込むと、最後はブレージングウェーブでヘルズキングを撃破した。その後、香織の父に憑依していたベリル星人はムサシに全ての事情を打ち明けた。それは草野忠雄に憑依して草野忠雄として生活をしながら、地球侵略の準備をしてきたということだった。しかし、草野忠雄をして生活しているうちに、ベリル星人には無かった家族という概念を知り、家族を愛してしまったという。そして地球侵略か、家族愛か、最後の最後まで悩んだ末、家族を選んだということをムサシに語った。
そこに父を探しに娘の香織と妻である和代が近づいてきた。するとベリル星人は仲間を裏切った自分は命を狙われると悟り、これ以上家族に迷惑は掛けられないと話すと、ムサシに香織と和代を頼むと告げ、草野忠雄から分離し宇宙へと帰って行った。
ちなみに納豆そばはかけそばに納豆をトッピングしたシンプルな蕎麦でした。水戸藩ラーメンも気になりましたが、個人的には劇中に登場する納豆ラーメン「ねばるっしょ」の味が非常に気になるところではあります。納豆の香りがするハンカチは遠慮しておきますが・・・。
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グルメ(蕎麦) | グルメ/料理
Posted at
2019/03/24 17:25:28