
今日は12月25日、クリスマスです。クリスマスに関する車の話題というのはそれほど多くはありませんが、今年は日産が不思議なことをやっています。リーフをイルミネーションでキラキラにしてしまったようです。そんなことをするヒマがあったらもっと違うことをやれとディーラーやユーザーから聞こえてきそうな感じですが・・・。先月のモーターショーで発表したアリアコンセプトは来年にもデビューするとの情報が出てていますが、デザインがかなり悪くなるという話しもあるようですし、価格も大方の予想通り高額になりそうとの噂です。EV路線で復活を期すはずが充電定額制を廃止すると言い出したり、今日になって最高執行責任者も突然退社するという始末。日本でキックスなんて出したところでライズ・ロッキーに敵う気もしませんし、仮に価格で勝負したところでジムニーやハスラーにも勝負にならないのではと思ってしまいます。とはいえ、ジュークのような奇抜なデザインは瞬発力はあってもその売り上げが持続的に続くものではないですし、どうしたらいいのでしょうかね。風前の灯火という状況下で最後の望みは来年出るであろうノートですね。そのノートも3列なんていう噂も出ていますが、仮にそうなったとしたらそれが吉と出るのか凶と出るのか・・・日産に未来はあるのか・・・。
さて、今日はクリスマスということでクリスマスをテーマに描かれた回を紹介します。去年はウルトラマンタロウの「ウルトラのクリスマスツリー」とウルトラマンマックスの「クリスマスのエリー」を紹介したので、今年はウルトラマンAの第38話「復活!ウルトラの父」を紹介します。タイトルにはクリスマスの文字はありませんが、ストーリーは全ウルトラシリーズの中でも最もクリスマスらしいストーリーになっています。この第38話が放送されたのは1972年12月22日で、この回から3ヶ月ほど前の第26話で死んでしまったウルトラの父が復活、この38話でサンタクロースとなって地球に駆けつけ、ウルトラマンAのピンチも救うというものです。また、第28話で月へと帰ってしまった南夕子もゲストとして再登場して華を添えています。さらにさらに孤児院のユカリ先生役を演じた女優八代順子も売れっ子というほどではありませんでしたが、昭和のウルトラシリーズにゲスト出演した女優の中ではトップクラスのルックスで、それも含めて華やかな回となりました。それでは「復活!ウルトラの父」のストーリーを紹介していきます。
北斗はダンとダンの姉の香代子の3人でたくさんのクリスマスプレゼントを買い込み、孤児院へと慰問に訪れた。3人が孤児院に着くと、そこには巨大な雪だるまがあった。孤児院のユカリ先生によるとその雪だるまはその日の朝、見知らぬ人がプレゼントだと言って庭に置いていったとのことだった。
北斗たちは部屋へと招かれ、子どもたちとクリスマスパーティーをはじめた。
楽しい時間が過ぎていくが、その日はなぜかいつまで経っても夜にならなかった。午後6時半になっても空が明るいことに気付いたユカリ先生が窓から外を覗くと、外に置いてあった雪だるまの目が光り真っ二つに割れ、中から雪だるま超獣スノーギランが出現する。
そしてスノーギランの発する閃光を浴びたユカリ先生は失明してしまう。ユカリ先生は北斗に雪だるまが割れて中からお化けのようなものが出てきたと証言した。その直後、ダンは空からサンタクロースが飛んでくるのを目撃、急いで外へと飛び出す。サンタクロースは孤児院の煙突に入ると子どもたちの前へと現れた。喜ぶ子どもたちを前に突然現れたサンタクロースに北斗とダンは不審がる。
しかしユカリ先生はサンタクロースの声は雪だるまを置いていった人の声とは違うと言って、悪い人ではないと北斗とダンに告げる。その時、基地の美川隊員から北斗に都内B地区で怪光線を浴びた人たちが失明状態になっていると連絡が入った。
そして街に巨大化したスノーギランが出現する。TACは現場へと急行、北斗も孤児院からスノーギランの元へと向かった。隊員たちはスノーギランの閃光から目を守るサングラスを着用し、ファルコンとスペースで攻撃を仕掛ける。
その様子をビルの屋上からナマハゲの姿をした怪人がいた。それはスノーギランを操る伝説怪人ナマハゲだった。ナマハゲは日本古来の神々を蔑ろにし、西洋文化のクリスマスとサンタクロースをもてはやす日本人に怒り、スノーギランを使い街を破壊していたのだった。
スノーギランはナマハゲの命令で冷気を吐き出しファルコンとスペースを撃墜させる。スペースからパラシュートで脱出した北斗はウルトラマンAへと変身しスノーギランに挑む。しかしウルトラマンAはスノーギランの吐き出す冷気と怪光線に苦戦、メタリウム光線で打開を図ろうとするも、全く効かずに再び冷気と怪光線を受けて倒れてしまう。
撃墜され負傷した竜隊長は隊員たちに市民を避難させるよう指示した。隊員たちは孤児院に向かい子どもたちに避難を促すが、失明し動けなくなったユカリ先生を置いて逃げるのは嫌だとそれを拒否した。ナマハゲは子どもたちが取り残された孤児院をスノーギランを使い破壊させようとする。孤児院に迫り来るスノーギランを前に、隊員たちは自分たちがおとりになるため外に出ようとするが、それをサンタクロースが呼び止める。そしてサンタクロースは自分に任せなさいと告げ外へと出て行く。
その直後、外に巨大なサンタクロースが現れる。巨大なサンタクロースは倒れたウルトラマンAに立ち上がってスノーギランを倒すよう奮起を促す。そしてサンタクロースは立ち上がったウルトラマンAにエネルギーを分け与える。
復活したウルトラマンAを見たナマハゲは再びスノーギランに指示を送る。その直後、サンタクロースの姿がウルトラの父へと変化する。サンタクロースに化けていたのはウルトラの父だった。ウルトラの父はファザーショットをナマハゲに見舞うと、ナマハゲはビルの屋上から転落して撃退された。
そしてスノーギランもウルトラマンAの反撃を受け、最後はスーパーメタリウム光線で倒された。その後再び孤児院に戻ったサンタクロースは子どもたちやダンにプレゼントを渡そうとする。しかしダンはユカリ先生の目が治っていないことにその気になれないでいた。失明してしまった街の人たちの目も治っていないことを知ったサンタクロースは、みんなの目を治してあげることがプレゼントになるのではないかと考えたが、自分にはどうすることもできないと話すと、煙突から再び外へと出た。そしてサンタクロースはトナカイの引くソリを呼び出した。そのソリには月へと帰った南夕子が乗っていた。夕子が腕から光を放つと、失明していた人たちの視力は無事回復した。
その後、サンタクロースはウルトラの父の姿へと戻ると、夕子とともにソリに乗って宇宙へと帰って行った。
この話が放送された1972年は海外のイベントといえばせいぜいクリスマス程度で、バレンタインデーもまだ定着したとは言えるものではなかったようです。それが現在ではクリスマスはもちろん、ハロウィンやらブラックフライデーやら、そして次はイースターが来るのではないかという予測もされていますが、「復活!ウルトラの父」放送から47年、今伝説怪人ナマハゲが復活したらこの現状をどう思うでしょうね。
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Posted at
2019/12/25 20:58:12