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Agent ジンのブログ一覧

2019年04月29日 イイね!

♯群青の光と影【天国の青と人混み】

♯群青の光と影【天国の青と人混み】 先日ひたち海浜公園に行ってきました。今年はネモフィラの開花が早く、ゴールデンウィークでは混むだろうということで、少し早めに行ってきました。満開直前のタイミングでしたが、今年も素晴らしい景色でした。ひたち海浜公園や足利フラワーパークはこの時期定番の観光スポットですが、年々外国人の割合が増えていると感じます。ネモフィラも藤もSNSで写真映えするので外国人に人気になるのもうなずけます。

今日は「天国の青」とも称されるひたち海浜公園のネモフィラにあわせて、青いウルトラマンが主役になった回を紹介します。その回は2006年12月2日に放送されたウルトラマンメビウスの第35話「群青の光と影」です。M78星雲出身から来たウルトラマンとしては初の青いウルトラマン、ウルトラマンヒカリが主役のストーリーです。まだ完全に青いウルトラマンに対し完全に信頼していない地球人の前に、突如偽物の青いウルトラマンが現れ街を破壊していきます。犯人はかつてウルトラマンレオ第39話「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟」でウルトラマンレオの弟アストラに化けてM78星雲と地球を滅ぼそうとしたババルウ星人。今回も巧みにウルトラマンになりすまし悪事を働きますが、最後はウルトラマンヒカリによってその正体を暴かれ倒されました。それではストーリーを紹介していきます。



ある日の夜、街に突然青いウルトラマンであるハンターナイトツルギが現れる。あろうことかハンターナイトツルギは街を破壊しはじめる。



ミライはGUYSの隊員たちに暴れるハンターナイトツルギは本物では無いと説明し、ハンターナイトツルギの正体を突き止めるためウルトラマンメビウスに変身する。しかしハンターナイトツルギはナイトビームブレードでウルトラマンメビウスを切りつけるとその場から姿をくらましてしまった。



基地へと戻ったミライは再びハンターナイトツルギが偽物であることを主張する。しかしニュースや新聞ではハンターナイトツルギを侵略者だと書き立て、世間も青いウルトラマンに対し不信感を抱き始めていた。



その頃、青いウルトラマンであるウルトラマンヒカリは、偽物のハンターナイトツルギを追って誰にも気付かれないよう密かに地球へと降り立った。そしてウルトラマンヒカリは偽物の正体であるババルウ星人を追い詰める。



するとババルウ星人はニセのハンターナイトツルギの姿になり巨大化、ウルトラマンヒカリも巨大化するが、ニセのハンターナイトツルギのナイトシュートを受け、ひるんだ隙にニセのハンターナイトツルギに逃げられてしまう。取り残されたウルトラマンヒカリを目にした街の人たちはウルトラマンヒカリを見て侵略者だと騒ぎ逃げていってしまう。ウルトラマンヒカリは変身を解きセリザワ元隊長の姿へと変わるとそこにミライとリュウ隊員が駆けつける。セリザワ元隊長はミライとリュウ隊員とともにGUYSの基地を訪れ、隊員たちに事情を説明した。セリザワ元隊長によると、ウルトラマンヒカリである自分が地球へ向かう途中、ババルウ星人と出くわし一戦を交え、その時ババルウ星人に深手を負わせた。しかしそれが原因でババルウ星人はウルトラマンヒカリを憎み、地球でのウルトラマンヒカリの信用を失墜させるため、ウルトラマンヒカリの以前の姿であるハンターナイトツルギに化け街を破壊していたのだった。事情の説明を終えたところにトリヤマ補佐官とマル秘書がやってくるとセリザワ元隊長は自分がウルトラマンヒカリだとトリヤマ補佐官に告げる。



最初は自分を馬鹿にし騙そうとしているだけだと思っていたトリヤマ補佐官だったが、次第に状況を把握し、そのことをミサキ総監代行に伝える。それによってセリザワ元隊長は街を破壊した青いウルトラマンという容疑をかけられGUYS総本部によって拘留されてしまう。



ミライはテレパシーを使いウルトラマンヒカリであるセリザワ元隊長に話しかける。そして以前ウルトラマンヒカリが地球を去る際に受け取ったナイトブレスをウルトラマンヒカリに返し、また一緒に戦おうと呼びかける。しかしウルトラマンヒカリは今の状況で自分がまた変身すれば余計に信頼を失ってしまうとそれを断った。ウルトラマンヒカリは信頼を失ってしまえば、将来自分と同じ青いウルトラマンが地球に来た時、その青いウルトラマンにも迷惑をかけてしまうと考えていた。



そんな中、またしても街にハンターナイトツルギが現れ街を壊し始める。



セリザワ元隊長の拘束中にハンターナイトツルギが出現したことで、街を壊しているハンターナイトツルギが偽物であるということが判明、ミサキ総監代行はセリザワ元隊長を解放する。GUYS総本部はセリザワ元隊長を拘束して、その間にハンターナイトツルギが街に現れればそれが偽物であるという証拠が得られるため、そのためにセリザワ元隊長を拘束していたのだった。



そうとは知らずハンターナイトツルギに化けたババルウ星人は街をどんどん破壊していく。解放されたセリザワ元隊長はリュウ隊員とともにニセのハンターナイトツルギの元へと急行する。そしてセリザワ元隊長はウルトラマンヒカリに変身しニセのハンターナイトツルギに立ち向かう。





青いウルトラマン同士の戦いを目の当たりにした街の人々は困惑するが、ニセのハンターナイトツルギが放ったナイトシュートがビルを破壊、それを見た街の人たちは恐怖心を感じ始める。それに気付いたニセのハンターナイトツルギは街の人に対してもナイトシュートを放つが、間一髪ウルトラマンヒカリが身を呈してナイトシュートから街の人たちを守った。



ナイトシュートでダメージを受けたウルトラマンヒカリはカラータイマーが鳴りはじめピンチに陥るが、リュウ隊員の声を受け再び立ち上がると、ブレードショットをニセのハンターナイトツルギに放つ。ブレードショットでダメージを受けたニセのハンターナイトツルギは化けの皮が剥がれ、ついにババルウ星人の姿へと変貌した。それを見た街の人たちもハンターナイトツルギが偽物だったことに気付く。



ウルトラマンヒカリはナイトビームブレードでけりを付けようとするが、ババルウ星人も抵抗、ウルトラマンヒカリをはね除ける。それを見たミライはウルトラマンメビウスに変身しようとするが、ウルトラマンヒカリはこの戦いは自分一人で決着をつけると言ってミライを制止した。そして自らアーブギアを召喚、ハンターナイトツルギへと姿を変えるとババルウ星人を圧倒、最後はナイトシュートでババルウ星人を撃破した。



街の人たちも青いウルトラマンの勝利に歓喜した。その後、ウルトラマンヒカリはセリザワ元隊長の姿へと戻ると、地球に危機が迫っているとGUYSの隊員たちに告げ、その調査のため宇宙へと帰って行った。



ブルー族と呼ばれるM78星雲出身の青いウルトラマンはかなり昔から存在こそ設定されていましたが、ウルトラマンメビウス放送まで1度も登場することはありませんでした。個人的にはもっと早く登場してもいいくらいでしたが・・・。試行錯誤が続いた平成ウルトラマンシリーズですが、やはり原点回帰したウルトラマンメビウスの功績は大きいですね。
Posted at 2019/04/29 19:57:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 遊び | 旅行/地域
2019年04月18日 イイね!

♯忘れられない場所/復活の聖剣【忘れられない花】

♯忘れられない場所/復活の聖剣【忘れられない花】 先日ヒスイカズラを見てきました。ヒスイカズラは14年前にお隣群馬県で一度だけ目にしたことがありましたが、その時の印象が忘れられず、もう一度見てみたいと思い、とちぎ花センターに立ち寄ってみました。ヒスイカズラとは久々の対面でしたが、やはり以前見た時と変わらず吸い込まれるような青緑色の花を咲かせていました。車好きにはプロジェクトミューの色と言えばわかりやすいでしょうか。そんなヒスイカズラの花言葉は「私を忘れないで」だそうですが、この花は確かに一度見たら忘れられないオーラがあります。春にしか見られない花ですので、気になる方はヒスイカズラのある植物園等でご覧ください。

忘れられないもの、人、場所。人ぞれぞれ忘れられないものはあると思いますが、今日はクレナイガイの忘れられない場所が描かれた回、2016年10月22日放送のウルトラマンオーブ第16話「忘れられない場所」と翌週10月29日放送の続編第17話「復活の聖剣」を紹介します。ガイは100年前にルサールカの地でマガゼットンを倒した際、爆風に巻き込んでしまい大切な人を行方不明にさせてしまいます。それ以来ガイは本来の姿オーブオリジンに変身できなくなってしまい、2人のウルトラマンの力を借りて変身することになってしまいます。しかしこの16話と17話で転機が訪れます。ナオミの言葉を受け、闇の力であるウルトラマンベリアルの力を制御することに成功したウルトラマンオーブはついに覚醒、ついに本来の姿オーブオリジンへとフュージョンアップします。詳しいストーリーは以下で紹介していきます。



ギャラクトロンに取り込まれてしまったナオミはウルトラマンオーブによって何とか一命は取り止めたものの、闇の力であるウルトラマンベリアルのカードでサンダーブレスターとなったウルトラマンオーブの荒々しい戦い方によって負傷、入院する事態となってしまう。ナオミの見舞いに来たジェッタとシンはナオミにかつてルサールカで起きた謎の大爆発の映像を見せる。



シンはギャラクトロンの大爆発を見て、かつてのルサールカでもウルトラマンのような救世主がいて、怪獣と戦っていたのではないかと仮説を立てていた。ナオミにはルサールカという地名に聞き覚えがあった。その時病室にナオミの母とナオミの叔父である渋川一徹が入ってくる。ナオミの母によると、ナオミの曾祖母がルサールカの出身であり、そのためにナオミはルサールカという地名に聞き覚えがあるということだった。ナオミの母はSSPの事務所からマトリョーシカを病室に持ち込んだ。そのマトリョーシカは曾祖母から代々受け継がれてきたお守りだった。



その頃病院の周辺ではウルトラマンオーブによって負傷させられたナオミからウルトラマンオーブを批判するコメントを引き出そうと多くのマスコミが駆けつけていた。しかしナオミは自身がギャラクトロンに意識を乗っ取られていたのと同じで、ウルトラマンオーブも何者かに支配されていたのではないかと同情していた。世論はウルトラマンオーブを許さないという声が高まっていて、今後はビートル隊もウルトラマンオーブを攻撃する可能性があると語る渋川一徹に対し、ナオミの母は今までのウルトラマンオーブに対する恩を忘れないナオミを褒めた。しかしナオミの母はガイのことだけは忘れろと余計な一言を言ってしまい、ナオミを怒らせてしまう。ナオミの母やジェッタたちは憤慨したナオミに病室から追い出されてしまった。



その頃、ガイはルサールカの森を彷徨っていた。ガイは108年前、ウルトラマンオーブとしてマガゼットンと戦った際、近くにいた少女ナターシャを自身の光線による爆風に巻き込んでしまったことを思い出していた。





そこに突如ジャグラスジャグラーが現れる。ジャグラスジャグラーはウルトラマンベリアルの力を手にしたサンダーブレスターの姿こそガイの本当の姿だと罵る。



そしてジャグラスジャグラーの真の姿へと変貌を遂げるとガイを攻撃、ダークリングにゼットンとパンドンの怪獣カードをセットし自ら合体魔王獣ゼッパンドンへとフュージョンアップする。








ガイはウルトラマンとウルトラマンティガのカードでウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンへとフュージョンアップしてゼッパンドンに挑むが、ゼッパンドンはウルトラマンオーブのスペリオン光輪を噛み砕き、スペリオン光線もゼッパンドンシールドで防いでしまう。





光線技が効かないゼッパンドンに対してウルトラマンオーブはハリケーンスラッシュにフュージョンアップしオーブスラッガーランスでビッグバンスラストを発動させるが、そのオーブスラッガーランスもゼッパンドンの体内に吸収されてしまう。



ゼッパンドンの光線を受け、窮地に追い込まれたウルトラマンオーブはサンダーブレスターにフュージョンアップしようとするが、ギャラクトロンの一件が脳裏によぎったガイの意思でバーンマイトへとフュージョンアップする。しかしバーンマイトの打撃技もゼッパンドンには一切せず、ウルトラマンオーブは捨て身のストビュームダイナマイトでゼッパンドンとともに自爆を計るが、ゼッパンドンはその攻撃をも耐え凌ぎ、ついにウルトラマンオーブは姿を消してしまう。





ウルトラマンオーブから元の姿に戻ったガイは森の中でナオミの幻から真っ白のカードを受け取る夢を見る。



そして翌週の「復活の聖剣」へと続く。



ゼッパンドンの前に力尽きたウルトラマンオーブ。そしてウルトラマンオーブとともに消えてしまったガイ。ジャグラスジャグラーは消えてしまったガイを探しさらに追い詰めようと次の作戦に出る。それはナオミの命を狙うことだった。ジャグラスジャグラーは医師に扮してナオミの病室に侵入、ナオミに迫る。



ジャグラスジャグラーは蛇心剣を振り回し、お守りのマトリョーシカを真っ二つにすると本性を現し夢幻魔神ジャグラスジャグラーとなる。そしてナオミに蛇心剣を振りかざすと、その瞬間、ガイがナオミを助けに現れる。ガイはナオミを救出し、ナオミとともに病室から脱出した。



その後、ガイは自分のせいでナオミを巻き込んでしまったことを詫び、マトリョーシカが一番中心の1個だけになってしまったことを悔やんだ。しかしナオミは最後の中心の1個には希望が残されていると話した。



一方ビートル隊は次にウルトラマンオーブが現れたらウルトラマンオーブに対し攻撃することを決定した。



そんな状況でもナオミはまだウルトラマンオーブを信じているとガイに告げる。



そしてナオミはガイしか知らないはずのオーブニカのメロディを口ずさみ始める。するとガイが持っていた最後のマトリョーシカが割れ、中からルサールカにいた時のガイと少女ナターシャの写真が出てきた。



ナターシャはルサールカの大爆発から奇跡的に生還し、日本に渡り、子孫を繋いでいた。ナオミはナターシャの子孫で、ナターシャは子孫代々オーブニカのメロディを語り継いでいたのだった。ガイはマトリョーシカからナターシャの写真が出てきたことでそのことに気付いた。そしてガイは今度ウルトラマンオーブが現れたらオーブニカのメロディを歌ってほしいとナオミにお願いする。そこに合体魔王獣ゼッパンドンが出現、ガイはオーブニカをナオミに手渡し、必ず帰ってくると約束しゼッパンドンに向かって走っていく。



そして禁断のウルトラマンベリアルのカードを手にすると、ウルトラマンオーブサンダーブレスターにフュージョンアップした。





強大な闇の力をまとったウルトラマンオーブは荒々しいスタイルでゼッパンドンに挑むが、ゼットシウム光線をゼッパンドンシールドで防がれ、逆にゼッパンドンの光線を浴びてしまう。





そこにナオミが駆けつけ、さらにナオミを探しに来たジェッタとシンも現れる。ナオミはどんな姿でもウルトラマンオーブを信じると叫ぶ。そこにビートル隊が駆けつけウルトラマンオーブに対し攻撃を開始する。さらにゼッパンドンも光線を発射、その爆風がナオミたちを襲うが、ナオミの言葉で闇の力を制御することに成功したサンダーブレスターのウルトラマンオーブはその爆風からナオミたちを守った。そしてナオミは約束通りオーブニカのメロディを歌い始める。



するとガイが持っていた真っ白なカードにウルトラマンオーブの真の姿が描かれ、ゼッパンドンの尻尾からオーブカリバーが出現する。そしてオーブカリバーはウルトラマンオーブの手に渡り、ついにウルトラマンオーブは真の姿であるオーブオリジンの姿を取り戻した。



オーブオリジンとなったウルトラマンオーブはオーブグランドカリバーでゼッパンドンのシールドを破ると、オーブスプリームカリバーでゼッパンドンを撃破した。



ゼッパンドンから元の姿に戻ったジャグラスジャグラーは地面に倒れ込み、ダークリングも失ってしまった。



ウルトラマンオーブから元に戻ったガイはナオミの元に無事戻ってきた。その後、ビートル隊もウルトラマンオーブを攻撃対象から外すことが決定した。オーブニカもナオミの手から再びガイの手に戻された。

現在のハリアーはフロントがモデリスタ、リアがエムズスピード仕様ですが、2つのエアロのオーラを借りているその様をウルトラマンオーブに見立て、HNもクレナイ☆ガイにしています。いわば現在のハリアーの仕様はウルトラマンとウルトラマンティガの力を借りて変身するスペシウムゼペリオンといったところでしょうか。オーブオリジンのようにいつしか最強の仕様になれるのでしょうか・・・。
Posted at 2019/04/18 21:54:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 遊び | 日記
2019年02月22日 イイね!

♯ウルトラの星から飛んで来た女戦士【ロイヤルクイーン狩りへ】

♯ウルトラの星から飛んで来た女戦士【ロイヤルクイーン狩りへ】先日イチゴ狩りへと行ってきました。栃木の新しいイチゴであるロイヤルクイーン専門のイチゴ狩りスポットです。おそらく県内のイチゴ狩りスポットでは最も新しい場所ではないかと思います。新しいスポットかつ新しい品種ということもあってか、駐車場は満車に近い状態でした。もちろん新しいので中は綺麗で、清潔感もある綺麗なハウスでした。お値段もそれなりでしたが・・・。ちなみに予約制で、人気のイチゴということで、土日はすぐに埋まってしまうので、行かれる場合はお早めの予約が必須です。

今日はロイヤルクイーンにかけて、光の国のロイヤルファミリー、ユリアンが地球にやってきた回を紹介します。ウルトラマン80の後半に登場する光の国の王女ユリアンは、本当は設定されるはずのキャラクターではなかったらしいですが、UGMの城野隊員を演じる石田えりの映画出演が決まり、それを受けウルトラマン80から途中降板することが決定、その穴埋めのため、モデル出身の女優萩原佐代子が代役を務めることになりました。その萩原佐代子演じる星涼子が光の国からやってきたユリアンの地球上での姿という設定です。そんなわけで、後半から緊急登板した萩原佐代子は登場回数こそ少ないですが、ウルトラシリーズへの思い入れは強いようで、ウルトラマン80の放送から26年後に放送されたウルトラマンメビウスに星涼子役で出演したいと思っていたようです。ユリアン自体がかなりマイナーな立ち位置のためか、結局それは実現しませんでしたが、その後2010年のウルトラマンゼロの映画でユリアンの声を演じて久々のウルトラシリーズ出演となりました。今回紹介するのはウルトラマン80第43話「ウルトラの星から飛んで来た女戦士」で、萩原佐代子が星涼子として初めて出演した回です。ただ、星涼子がユリアンに変身したのは、第49話と最終回の第50話だけなので、この回は星涼子としての出演だけになります。それでは1981年2月4日に放送された「ウルトラの星から飛んで来た女戦士」のストーリー紹介です。



UGMのレーダーが未確認飛行物体をキャッチ、隊員たちはシルバーガルで出撃した。隊員たちは上空で円盤らしきものと、それを追う3機の飛行物体を確認した。謎の円盤は3機の飛行物体によって攻撃され、富士の樹海へと墜落した。



矢的は城野隊員とイケダ隊員と広報班のセラとともに墜落現場へと急行した。現場へと到着すると、円盤は跡形も無く壊れていた。その時、助けを呼ぶ声が矢的に聞こえてくるが、他の隊員たちにはその声は聞こえていなかった。矢的はイケダ隊員の制止を無視し、一人で声のする樹海の奥へと入って行く。矢的は樹海の奥で白いドレスを着た女を発見、呼び止めると、その女は倒れてしまう。その直後、矢的を矢で狙う謎の男たちが現れるが、イケダ隊員たちが矢的を追いかけてきたことに気付いた男たちは姿をくらましてしまった。



その後、女はUGMのメディカルセンターへ搬送され、手当を受けていた。そしてイトウチーフの調査で矢的を襲った男たちは宇宙の遊牧民と呼ばれるガラガラ星人であることが判明した。オオヤマ隊長はフジモリ隊員とイケダ隊員にガラガラ星人の行方を追うよう指示した。その後、重体だった女が突然目覚め、顔にあった傷もすっかり回復していた。あまりの回復力に驚く隊員たちは、女にどこから来たのかと尋ねるが、女は墜落した衝撃で全ての記憶を失ってしまっていた。しかし矢的は樹海のテレパシーがこの女によるものだと気付いていて、この女がウルトラの国からやって来たということにも気付いていた。オオヤマ隊長は自分の名前もわからなくなってしまったこの女のために、星涼子という名前をつけた。そしてオオヤマ隊長は矢的と城野隊員に星の世話役をさせることにした。



矢的と城野隊員は星と一緒にリハビリを兼ねてマット運動をするが、ウルトラの国の宇宙人である星は軽々と空中技を決め、それを見た城野隊員は驚いてしまう。



その後、城野隊員は星のためにフルーツを買いにいくことになる。出掛ける前に星は良く面倒を見てくれる城野隊員に友情の証として自分のブレスレットをプレゼントした。城野隊員はそのブレスレットを身につけ買い物へと出掛けた。



城野隊員はフルーツを買って帰ろうとしていると、そこにイケダ隊員が来て車で送っていってもらうことになるが、城野隊員が車に乗り込もうとしたその時、背後からガラガラ星人が現れ、城野隊員を連れ去ってしまう。



イケダ隊員は急いで基地へと戻り、そのことを伝えた。それを聞いた矢的はイケダ隊員と星を連れて城野隊員救出のため出動した。その頃、誘拐された城野隊員は侵略星人ガルタン大王のアジトで拘束されていた。ガラガラ星人はガルタン大王の手下だった。



ガルタン大王は城野隊員のブレスレットを見て、ウルトラの星のユリアン王女だと思い込み、城野隊員にウルトラマン80のことを聞き出そうとしていた。しかしユリアン王女ではない城野隊員はウルトラマン80の情報を何も知らず、ガルタン大王の脅しに何一つ答えなかった。するとガルタン大王はガラガラ星人を使い、城野隊員に拷問をはじめた。



すると星のイヤリングが城野隊員のブレスレットを感知した。それを頼りに矢的とイケダ隊員は星を連れ城野隊員のところへ向かおうとするが、そこにガラガラ星人の集団が現れ、3人を取り囲む。しかし矢的とイケダ隊員と星の反撃に遭い、ガラガラ星人は撤退、その直後に3人の近くで爆弾が爆発する。



星はその衝撃で一瞬気を失うが、意識を取り戻すと、失っていた記憶も戻っていた。そして星は矢的に自分がウルトラの国の王女ユリアンであることを告げた。星はガルタン大王がウルトラマン80を殺すために地球へやって来たと告げる。自分とユリアンが狙いであることに気付いた矢的は、ユリアンと間違われて捕らえられてしまった城野隊員が危ないと勘付く。3人は城野隊員のもとへ向かおうとするが、途中、電撃柵が行く手を阻んだ。星はそれを軽々と飛び越え、矢的にも早く飛ぶようテレパシーで伝えるが、イケダ隊員がいる前で自分の正体を晒すわけにはいかなとして、矢的は落ちていた竹を使い柵を跳び越えた。矢的はイケダ隊員にも竹を使って跳び越えるよう告げるが、イケダ隊員は跳び越えられず、その場に置き去りにされてしまった。そしてついに矢的と星がガルタン大王のアジトへと駆けつける。矢的は待ち伏せしていたガラガラ星人を倒すと、奥にいるガルタン大王の前まで辿り着いた。ガルタン大王は城野隊員を人質にとり、矢的に対しUGM隊員に化けていたとはと上手く正体を隠したものだと矢的の正体を晒してしまう。



城野隊員はそれを聞いて矢的がウルトラマン80であることを知ってしまう。その直後、隠れていたガラガラ星人が矢的に向かって刀を投げつける。それに気付いた城野隊員は咄嗟にガルタン大王の青竜刀をはねのけ、矢的の前に立ちふさがった。すると飛んできた青竜刀は城野隊員に突き刺さってしまう。



意識の遠のく城野隊員を星に預けた矢的は潜んでいたガラガラ星人を倒し、ウルトラマン80に変身した。するとガルタン大王も巨大化、ウルトラマン80に戦いを挑んできた。ガルタン大王は素早い身のこなしと青竜刀を武器にウルトラマン80を追い込んでいく。



ウルトラマン80は巨大な岩を投げつけ反撃するも、青竜刀は巨大な岩さえも真っ二つに切断してしまった。カラータイマーが点滅し追い込まれたウルトラマン80は起死回生となるウルトラダブルアローを放ち、ガルタン大王の青竜刀を切断することに成功する。



青竜刀を失ったガルタン大王は、その後サクシウム光線を受け、あっけなく倒された。ウルトラマン80の姿を解いた矢的は城野隊員の元に駆け寄るが、城野隊員は星に自分の代わりUGMに入隊して矢的を守ってと言い残し殉職してしまった。



矢的と星は城野隊員の思いを受け止め、改めて地球を守り抜く決意をした。



ユリアンはウルトラの母に続き、2番目に登場したいわゆるウルトラウーマンで、登場回数も少ないことからマニア好みのキャラクターです。個人的にはデザインも好きでいいと思いますが、やはりUGMから城野隊員がいなくなったのはなんとも残念でした。
Posted at 2019/02/22 20:21:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 遊び | グルメ/料理
2019年01月16日 イイね!

♯冬の怪奇シリーズ怪談!獅子太鼓【筑波山神社へ】

♯冬の怪奇シリーズ怪談!獅子太鼓【筑波山神社へ】この前の連休に筑波山神社へと行ってきました。1月の2回目の土日とあってか、思いの外空いていました。筑波山で御朱印をもらった後は、茨城県フラワーパクへ行き、イルミネーションを見て、再び筑波山の峠道を抜けて帰ってきました。筑波山の峠でイノシシを見かけました。筑波山の峠道は別名イノシシ渓谷の名があるくらいですが、イノシシを目撃したのは初めてでした。

今日は亥の年の1月に神社を訪問ということで、神社の境内から出現したシシゴランが登場するウルトラマンAの第41話を紹介します。1973年1月12日に放送された第41話「冬の怪奇シリーズ怪談!獅子太鼓」は冬の怪奇シリーズの第1弾として放送された回で、正月をテーマにしたストーリーとなっています。第2期ウルトラシリーズによく見られたいわゆる季節モノです。それではストーリー紹介に移ります。



ダンと新太とその友達は神社でだるまさんがころんだで遊んでいた。その神社の境内では新太の父が邪神カイマにお祈りをしていた。新太の父は獅子舞の名人だったが、酔っ払いに絡まれ足を怪我していた。そのことを恨んだ新太の父はめでたい獅子舞に乱暴するような人間に罰が当たるようにとお願いしていた。



その後、ダンたちはかくれんぼをすることになり、ダンと新太は新太の家の小屋に隠れた。その小屋には新太の父が使っていた獅子舞が置かれていた。それを見たダンは獅子舞が泣いていると新太に話すが、新太はそんな馬鹿なことがあるわけないと耳を傾けなかった。



その会話が外に漏れ、ダンと新太は鬼に見つかってしまう。すると新太は今度は獅子舞を使って超獣ごっこをしようと提案し、自ら獅子舞をかぶり超獣ごっこがはじまった。



そこにタックパンサーでパトロール中の北斗と美川隊員が立ち寄った。TAC基地の計器が超獣の気配を感じ取っていたため、北斗と美川隊員はその地域を調査中だった。そのことを聞いたダンと新太と友達は超獣ごっこより本物の超獣を探す方が楽しいと言って捜索の手伝いをすることになった。



新太と友達は獅子舞と太鼓を小屋へと戻すため、一旦新太の家へと戻っていった。小屋へと戻った新太と友達は太鼓を元の場所に戻し、新太がかぶっていた獅子舞を戻そうとするが、新太がかぶっていた獅子舞が突如頭からとれなくなってしまう。



友達が慌てて新太の父を呼びに行き、小屋へと駆けつけるが、その時獅子舞の目が突然赤く発光、新太の父は何者かによって操られてしまう。そして新太の父は太鼓を手に取り叩きはじめると、それに呼応するように獅子舞が動き出す。



横にいた友達が慌てて逃げ出すと、新太のかぶった獅子舞は新太を取り込み巨大な獅子超獣シシゴランへと変貌する。友達は北斗と美川隊員のところへ行き、シシゴランの中に新太がいることを伝えた。TAC基地の隊員たちも全員現場へと出動する。北斗と美川隊員はシシゴランの中にいる新太のために攻撃できずにいた。その時、突然獅子舞の太鼓の音が聞こえてくる。北斗はその音のする方へと捜索に向かい、上空に駆けつけたタックスペースも着陸し北斗の後を追う。そして北斗はついに太鼓を叩く新太の父を発見するが、新太の父は何者かによって操られ完全に狂ってしまっていた。



北斗は新太の父を追い詰めるが、新太の父は神社の境内へと逃げ込むと、そこで邪神カイマの光を浴びてしまう。



そして神社から邪神超獣カイマンダが出現、新太の父はカイマンダによってコントロールされ、シシゴランを操っていた。カイマンダとシシゴランに挟み撃ちにされ追い込まれた北斗はウルトラマンAに変身、2体の超獣に立ち向かう。





ウルトラマンAは2体の超獣に挟まれながらも互角に渡り合い、カイマンダにパンチレーザーを発射する。



そしてカイマンダがひるんだところにグリップビームを撃ち込み、カイマンダを粉砕した。



カイマンダは倒されたが、新太の父の催眠が解けず、カイマンダは暴れ続ける。シシゴランの中に新太がいることを知っているウルトラマンAは攻撃できず、シシゴランの火炎放射と怪光で追い込まれてしまう。一方着陸し地上に降りていた竜隊長と隊員たちはシシゴランを操る新太の父を発見する。山中隊員がタックガンで新太の父を撃とうとすると竜隊長は人間が催眠にかけられているだけだと山中隊員を止め、自らタックガンを手に取り、新太の父が持っていた太鼓だけを撃ち落とした。



すると新太の父は呆然とその場に座り込む。ウルトラマンAもフラッシュハンドで反撃、シシゴランを追い詰める。


そしてメタリウム光線を撃ち込まれたシシゴランは消滅し、新太も無事解放された。事件が解決し、新太の父はTAC本部で獅子舞を披露、TAC本部の1年の魔除けをして助けてもらったお礼をしていた。



この回は光線技の使い手ウルトラマンAらしく、パンチレーザー、グリップビーム、フラッシュハンド、メタリウム光線と多彩な光線を見ることのできた回でした。

ちなみに写真右側に三脚がセットされ撮影している様子が見てとれますが、たまたま雑誌の取材班が来ていました。さすが有名神社ですね。
Posted at 2019/01/16 20:13:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 遊び | 日記
2019年01月13日 イイね!

♯映画 ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY【大谷資料館へ】

♯映画 ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY【大谷資料館へ】年末大谷寺に行った際に大谷資料館にも立ち寄ってきました。大谷資料館は大谷寺から車で1分ほどの場所にある観光名所です。映画や音楽のPV撮影のロケ地としても有名なこの場所は、近年ではインスタ映えするスポットとしても一躍人気のスポットとなりました。資料館といってもいわゆる通常の展示物などが並ぶだけの資料館ではなく、かつて大谷石を採掘してできた空洞の中を実際に歩くことができます。その中はまさに異空間で、地下神殿のような雰囲気です。年末に行った際も他県ナンバーの車が数多く停まっていて、観光バスも来ていました。宇都宮に来たらオススメの観光名所ですよ。ただ地下の空間は1年中を通して非常に気温が低いので、冬以外に行く場合でも厚着を忘れずに。

そんなロケ地として有名な大谷資料館ですが、ウルトラシリーズでも撮影地として使われたことがありました。それが映画「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」です。地下神殿のような雰囲気が遺跡のように見えるため、超古代の遺跡の跡というシチュエーションでこの場所で撮影がおこなわれました。ストーリーは最近のウルトラマン映画とは一線を画したものとなっていて、V6長野博演じる主人公ダイゴと吉本多香美演じるレナの恋愛と、3000万年前のダイゴの恋人を名乗る愛憎戦士カミーラの嫉妬心が物語の鍵を握る色恋モノとなっています。また、ウルトラマンティガがかつて光の戦士から一度闇の戦士に鞍替えし、再び光の戦士となったという設定が描かれていて、評価が完全に分かれる映画となりました。ヒーローが悪になるというのはなかなか馴染まない設定ではありますが、それを度外視できるほど良いストーリーになっていると個人的には思います。ウルトラシリーズの映画では間違いなくこれが一番素晴らしいストーリーです。大谷資料館でのシーンやダイゴとレナの名シーンもたっぷり載せながらストーリー紹介していきます。それでは2000年に公開された映画「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」をどうぞ。



ウルトラマンティガがガタノゾーアを倒してから2年後、南太平洋沖で超古代遺跡ルルイエが浮上、TPCは極秘で調査に乗り出した。その調査隊にはGUTSのイルマ隊長も含まれていた。ルルイエに到着した調査隊は遺跡の地下に入って行く。



遺跡の奥に辿り着いた調査隊は遺跡に爆薬をセットし、最深部を調査しようとする。しかし、おぞましい気配を感じたイルマ隊長は爆破をやめるよう忠告するが、調査隊のサエキ隊長はそれに耳を貸さず爆破を実行してしまう。爆破により最深部が露出すると、そこには3体の巨人の石像があった。サエキ隊はそれを見てウルトラマンの石像だと思い込むが、イルマ隊長は恐ろしい闇の巨人だと告げた。



一方、ダイゴはGUTSでともに戦ってきたレナと結婚を控えていた。ダイゴはレナとの結婚式を挙げる夢を見ていたが、式場に謎の女カミーラが現れ、式場を破壊される悪夢で目が覚める。それに気付いたレナはダイゴにどうしたのかと尋ねるが、ダイゴはその夢のことには触れなかった。





ルルイエの遺跡では上層部の指示を受け、サエキ隊長が3体の巨人の石像を運び出そうとしていた。イルマ隊長はまたしても反対するが、聞き入れてもらえず、近くにあった爆薬の起爆装置を手に取り、石像を持ち出す前に遺跡ごと自爆しようと試みるが、銃を持つ調査隊に囲まれ自爆は失敗してしまう。イルマ隊長はかつてマサキケイゴがウルトラマンになろうとして失敗してしまい街を破壊したことに触れ、無闇に人がウルトラマンの力を手にすることがどんなに危険なことかと訴えるが、サエキ隊長はしっかりした計画を立てた今回は大丈夫だとイルマ隊長を相手にしなかった。



しかしサエキ隊長の背後にあった3体の巨人の石像が突如動きだし、蘇ってしまう。それはイルマ隊長の予感した闇の心に支配された闇の巨人、剛力戦士ダーラムと、俊敏戦士ヒュドラと愛憎戦士カミーラだった。3体の闇の巨人は遺跡内で暴れはじめ、調査隊は銃で反撃するも追い詰められ全員消息不明になってしまう。



イルマ隊長も暴れ狂う闇の巨人の攻撃を受け気を失ってしまう。すると、倒れたイルマ隊長から白い光が出現、その光の中からユザレが現れる。ユザレは闇の勢力がルルイエから出ないよう結界を張ると姿を消してしまった。



その後、イルマ隊長は目を覚ますと、目の前には滅び去った超古代文明の瓦礫が広がっていた。そしてイルマ隊長の背後に2人の男と1人の女が現れる。それはダーラム、ヒュドラ、カミーラが人間に変身した姿だった。その頃TPC基地にダイゴとレナが戻り、ムナカタ副隊長、シンジョウ隊員、ホリイ隊員、ヤズミ隊員が2人を出迎えた。ダイゴとレナはイルマ隊長がいないことを不思議に思うが、他の隊員たちは調査に行って消息不明になってしまったことを挙式の近い2人には内緒にした。



その後、レナはダイゴとともに溺愛するイルカのミューの元に結婚の報告に向かい、その間、ムナカタ副隊長とシンジョウ隊員、ホリイ隊員はイルマ隊長の捜索のためガッツウイング2号でルルイエへと急行した。



ダイゴとレナはヤズミ隊員とシンジョウ隊員の妹マユミと合流し、4人で結婚式の話しをしていると、そこにテレパシーを使いカミーラがダイゴに話しかけてきた。その直後、ダイゴは悪夢の幻影を見ることになる。それは街にシビトゾイガーの大群が現れ、自分の足元に黒いスパークレンスが出現、カミーラに促され黒いスパークレンスで変身すると全身真っ黒のティガダークになってしまい、助けを求める子どもを手で潰してしまうという悪夢だった。



幻影からふと我に返ったダイゴだったが、レナが落ち着かないダイゴの雰囲気に異変を感じる。レナはダイゴを気に掛けるが、ダイゴは何でも無いと突き放してしまう。一方、ルルイエに上陸したシンジョウ隊員とホリイ隊員はシビトゾイガーの大群に襲われ、撤退を余儀なくされていた。基地へと戻ったムナカタ副隊長はサワイ総監やヨシオカ警務局長官らが出席する上層部の会議でルルイエの現状を報告した。その席でナグモ警務局副長官が突然F計画について語り出す。F計画とは光の巨人の謎を解明し、ウルトラマンを防衛兵器として使用する計画で、ルルイエでの調査はその計画実行のためにナグモ警務局副長官が強行させたものだった。そしてナグモ警務局副長官はサワイ総監の前で強くなるためには多少の犠牲は必要だと吐き捨てた。



夜になった街でダイゴはレナと観覧車から夜景を眺めていたが、またしてもダイゴに幻覚が現れ、レナがカミーラに見えてしまう。ダイゴはレナを誤ってカミーラと呼んでしまい、それが原因で喧嘩になりレナはダイゴの前から走り去ってしまう。



イルマ隊長の危機を察したダイゴは基地のムナカタ副隊長のもとを訪れるが、もうウルトラマンティガになる能力を失ったダイゴに、もう自分を犠牲にすることはやめて幸せを掴めと告げられてしまう。そんなダイゴの前に人間に化けたダーラムとヒュドラ、カミーラが現れる。ダイゴはダーラムに一方的にやられて宙吊りにされてしまう。そしてカミーラはダイゴに3000万年前お互い恋人だったと告げ、闇の巨人として再び行動を共にするよう言い、黒いスパークレンスを渡してダーラム、ヒュドラとともに姿を消した。



そこにダイゴの危機を察したレナが駆けつける。レナが駆けつけた時にはダイゴは地面に倒れ、手には黒いスパークレンスがあった。



その後ダイゴは基地のメディカルセンターに運び込まれた。レナが看病する中、目を覚ましたダイゴはイルマ隊長を迎えに行くと言ってルルイエに向かおうとする。レナはせっかく普通の人間に戻れたのに何故ダイゴだけが苦しまなければならないのかと引き止めるが、ダイゴは人間として逃げるわけにはいかないとルルイエに行く決意を固める。するとレナは枕の下に隠してあった黒いスパークレンスをそっと手渡し、必ず帰ってきてと告げダイゴを送り出した。



ダイゴは隊員服に身を包むと、ガッツウイング1号でルルイエへと飛び立った。



その後、イルマ隊長の生存が確認できずにいたTPCは苦渋の決断を下し、闇の勢力を葬るため、ムナカタ副隊長と隊員たちをルルイエ総攻撃のために出撃準備させた。そこに隊員服を着たレナが現れ、同行を申し出る。そして全員揃ったところでアートデッセイ号に乗り込みルルイエへと向かった。



そしてイルマ隊長を救うべく、GUTSはサワイ総監に総攻撃作戦の変更を申し出る。サワイ総監はそれを受け入れ、GUTSと闇の勢力の戦いが始まった。先にルルイエに到着したダイゴはイルマ隊長を探しに遺跡の奥へと入って行く。するとそこでダーラムとヒュドラ、カミーラが待ち受けていた。ダイゴは黒いスパークレンスで変身、ティガダークとなって剛力戦士ダーラムに挑む。





その頃アートデッセイ号もルルイエまであと少しの所まで来るが、カミーラが放ったシビトゾイガーの大群に襲われエンジンが停止し墜落の危機に陥る。



そこに後のスーパーGUTSの隊長となるGUTS隊訓練学校ZEROのヒビキ教官と後にスーパーGUTS隊員に昇格する訓練生のコウダ、カリヤ、リョウがガッツウイングで駆けつけシビトゾイガーを退ける。





一方ティガダークはダーラムに海中へと引きずり込まれ、苦戦を強いられる。闇の力をうまく使うことのできないティガダークは一方的にやられ、海底に埋め込まれダーラムの光線を受け絶体絶命のピンチに陥るが、ティガダークはその光線を吸収、ダーラムの闇の力を光の力へと変え、黒一色のティガダークの姿から赤いボディラインの入ったティガトルネードへと変化した。そしてデラシウム光流でダーラムを粉々に粉砕した。



シビトゾイガーから解放されたGUTSもガッツイングでルルイエに上陸、ヤズミ隊員をアートデッセイ号に残し、ムナカタ副隊長たちはイルマ隊長の捜索へと向かう。そしてティガトルネードも俊敏戦士ヒュドラを倒すべく戦いはじめる。ティガトルネードはヒュドラに夢幻空間ルマージョンへと引き込まれ、ヒュドラの素早い攻撃と空中戦法に何もできずにいた。



その時、地下空間で生きていたイルマ隊長が調査隊の隊員の遺体の手に握りしめられていた爆薬の起爆装置を発見、それを手に取ると、一度は地割れの隙間に落としてしまうが、調査出発前にムナカタ副隊長からもらっていたお守りのネックレスを使いなんとか回収し、地下の遺跡を爆破した。



その爆風により夢幻空間ルマージョンからヒュドラとティガトルネードは吹き飛ばされ、元の空間へと戻される。そしてヒュドラはティガトルネードにとどめをさそうと光線を発射するが、ティガトルネードはまたしてもそれを吸収、赤と黒のティガトルネードから赤と紫の体色のティガブラストへと変化すると、ランバルト光弾でヒュドラを倒すことに成功する。



一方アートデッセイ号に残っていたヤズミ隊員は起爆装置のパルス反応をキャッチ、それによってついにイルマ隊長の居場所を突き止めた。イルマ隊長は地下道で生き残っていた最後の1匹のシビトゾイガーに追い詰められていたが、そこに間一髪ムナカタ副隊長が駆けつけ、ガッツブラスターでシビトゾイガーを撃退、イルマ隊長を救出した。



ティガブラストの前にはついに闇の巨人最後の一人、愛憎戦士カミーラが現れ、最後の決戦をむかえた。



しかしカミーラの氷のムチによる攻撃に追い込まれ、氷の刀アイゾードで切りつけられてしまう。そこにガッツウイングでレナが駆けつけ援護射撃でティガブラストのピンチを救うが、逆にカミーラの攻撃を受けそうになってしまう。するとティガブラストは身を挺してレナのガッツウイングを守る。その時、ティガブラストの体が光に包まれ、ついに本来のウルトラマンティガの姿を取り戻した。それはダイゴがレナを想う気持ちが起こした奇跡だった。



しかし、それを目の当たりにしたダイゴのかつての恋人カミーラは憎しみが頂点に達し、ガタノゾーアの怨念と融合、超巨大な闇黒魔超獣デモンゾーアへと変貌を遂げてしまう。シンジョウ隊員もガッツウイングで駆けつけるが、レナのガッツウイングをかばうウルトラマンティガはデモンゾーアの圧倒的な力の前に倒れてしまう。



それでもレナの声で立ち上がったウルトラマンティガは残されたエネルギーでゼペリオン光線を発射するが、デモンゾーアの光線にゼペリオン光線を押し戻され、ついにカラータイマーが消え死んでしまう。



しかし周囲にあった朽ち果てた超古代の光の戦士の石像から光が放たれ、それがウルトラマンティガに降り注ぐ。それによりウルトラマンティガは光輝くグリッターティガとなり復活、最強の光の力を手にする。それでもなおデモンゾーアは無数の触手でウルトラマンティガを捕らえ、自分の体内へと取り込むが、グリッターティガの強大なエネルギーには敵わず、デモンゾーアの体内でグリッターティガが発射したゼラデスビームにより消滅させられた。



デモンゾーアが消滅すると、ルルイエが海底へと沈みはじめる。シンジョウ隊員とレナは急いでアートデッセイ号へと帰還するが、レナはアートデッセイ号に帰還する直前にダイゴを探しにルルイエの遺跡内部へと引き返してしまう。





レナは必死にダイゴを探すが、その途中、ダイゴの幻がレナの前に現れ、生きて帰るよう諭される。それを聞いたレナは涙ながらにアートデッセイ号へと帰還した。



その後、ダイゴは崩れたルルイエの遺跡で瀕死のカミーラを発見する。カミーラはダイゴに自分も光が欲しかったと話すと、ダイゴに手を握られたまま死んでいった。



それから日本へと戻ったレナは結婚式場の教会で帰らないダイゴを想い、祈りを捧げていた。すると、突然そこにダイゴが戻ってきた。レナは約束通り帰ってきたダイゴと抱き合った。



それから1年後、TPCの火星移住計画チームとしてダイゴとレナは火星に行くこととなった。イルマ隊長以下隊員たちに見送られてゲートを歩いて行くダイゴとレナ。



すると反対側からのちにスーパーGUTSに入隊しウルトラマンダイナとして戦うこととなるGUTS隊訓練学校生のアスカが歩いてきた。ダイゴはすれ違い様に心の中で「頑張れよ、後輩」と呟いて火星へと出発していった。



ちなみにスクリーンショットの枚数の都合で上には出てきていませんが、スーパーGUTSでナカジマ隊員を演じた小野寺丈とマイ隊員を演じた山田まりやもしっかりと登場しています。ただ、山田まりやはこの映画でセーラー服を着た女子高生役を演じていますが、当初は役の年齢と実年齢が離れているため台本と合わないという理由から出演が見送られるはずだったそうです。ただ、山田まりや本人の強い要望により出演が決まったそうです。確かにスーパーGUTSで1人だけ出演していないというのもファンからしても寂しいですから、山田まりやの意向を汲んで出演させた監督も天晴れですね。
Posted at 2019/01/13 14:52:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 遊び | 日記

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