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Agent ジンのブログ一覧

2022年11月29日 イイね!

リアル出川

リアル出川2週間ほど前の出来事ですが、仕事帰りに出川さんに遭遇しました。交差点で信号待ちをしている時に、いきなり交差点右手からこちらに向かって曲がってきて通り過ぎていきました。一瞬のことでしたが、薄暗い時間帯に特徴的な原付が3台連続で現れ、違和感が凄かったのですぐに気づきました。スイカメットをかぶっていたので、テレビ東京系列の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の移動中だったようです。まさかこんな所で遭遇するとは驚きでした。おそらく数週間後には放送になるのではないかと思います。
Posted at 2022/11/29 20:40:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 音楽/映画/テレビ
2020年02月25日 イイね!

♯ゼットンの娘/恋するキングジョー【上原正三追悼特集vol.19】

♯ゼットンの娘/恋するキングジョー【上原正三追悼特集vol.19】 上原氏追悼企画の最後は上原氏がウルトラシリーズの脚本家として最後に執筆した回を紹介したいと思います。それが2005年9月24日に放送されたウルトラマンマックスの第13話「ゼットンの娘」とその翌週10月1日に放送された13話の続編となる第14話「恋するキングジョー」です。原点回帰を前面に打ち出した本作で久々に執筆した上原氏ですが、そこに登場させたのは、まさに原点回帰に相応しいゼットンとキングジョーでした。昭和シリーズの中でも人気と強さを兼ね備えた二大巨塔を満を持して登場させ、さらにはゾフィのようなお助け役としてウルトラマンゼノンまで登場させるという豪華な2本立てとなりました。ストーリー面では「怪獣使いと少年」や「ウルトラの星」のようなインパクトはありませんでしたが、昭和シリーズのファンとしてはゼットンとキングジョーをほぼ当時のデザインのまま再登場させてくれただけでも満足だったのではないでしょうか。原点回帰を目指した本作において、この13話と14話は大きな意味を持つ作品となりました。それでは13話「ゼットンの娘」と14話「恋するキングジョー」のストーリー紹介に移ります。



UDFは侵略者を防ぐために最新の宇宙監視衛星を世界中の宇宙空域に配備した。そんなある日、UDFに浴衣姿の小田夏美という美女が訪れる。そして自分を「ゼットンの娘」と名乗り、ヨシナガ教授に会いたいと言ってきた。



ヨシナガ教授はカイト、ミズキ隊員と一緒に夏美の元へと行くと、夏美はゼットンによってウルトラマンマックスが殺されると3人に言った。その後ゼットン星人がDASHの通信機能を使いゼットン怪獣がウルトラマンマックスを倒すと予言してきた。その通信の発進元へと急行するカイトとミズキ隊員。しかし途中で発信元の電波が消えてしまう。その時、目の前で夏美がトラックにはねられてしまう。2人が夏美を搬送し、カイトが輸血をするが、重傷を負ったはずの夏美は翌日元気に保育士の仕事をこなしていた。



それを不審に思ったヒジカタ隊長はカイトとミズキ隊員に夏美の身辺調査をさせた。しかし近所の評判は良く、何も不審な点は出てこなかった。ところがある夜、夏美の元にゼットン星人が現れる。



すると夏美に異変が表れる。そして夏美はUDF基地に侵入、急いで隊員たちが出動するが、外へと逃げていく。外に出た所で追い詰められた夏美の手を撃つヒジカタ隊長、そしてコバ隊員とショーン隊員が取り押さえようとするが、全く歯が立たず、空へと飛んでいく夏美。



その後カイトとミズキ隊員は夏美の家を訪れ、夏美の手を見るが、その手に傷はなかった。その時、監視衛星を破壊しゼットンが地球へと侵入、2人の前が出現する。カイトはウルトラマンマックスに変身、ゼットンに立ち向かうが、全く歯が立たない。ヒジカタ隊長らもマックスバードで攻撃するが、全てゼットンシャッターで防がれてしまう。ウルトラマンマックスはマクシウムソードを放つが、それもゼットンシャッターで防がれてしまう。そしてマクシウムカノンもゼットンシャッターに防がれ、カラータイマーの点滅が早くなるウルトラマンマックス。



絶体絶命のピンチに陥ったウルトラマンマックスの前に突如赤い火の玉が出現、中からウルトラマンゼノンが現れる。そしてゼットンと互角の戦いをし、ゼノニウムカノンを発射するが、ゼットンシャッターで防がれてしまう。



するとウルトラマンゼノンはマックスギャラクシーを天から召喚、ウルトラマンマックスへと与えた。マックスギャラクシーを手にしたウルトラマンマックスはそこからギャラクシーカノンをゼットンに発射。ゼットンシャッターを打ち破り、ゼットンは倒された。



ウルトラマンゼノンはウルトラマンマックスに正体不明の宇宙戦闘機が地球に迫っていると告げ、地球をウルトラマンマックスに託し、再度火の玉となって帰って行った。

そして翌週の14話へと続く。



破壊された監視衛星を埋めるべくUDFは新しい監視衛星を打ち上げた。そしてゼットンと一緒に地球に侵入したと思われる4機の宇宙戦闘機の行方を追っていた。DASHが出動すると上空で戦闘機の1つと遭遇するが見失ってしまう。



その頃カイトは特命で夏美の働く幼稚園に行くと、近くの松本板金の前で子どもたちと遊んでいた。そこには青年ケンが作ったキングジョーのロボットがいた。



カイトが板金工場を捜索しているとそこに夏美が現れる。夏美はカイトが自分の偵察に来ていることに気付いていた。カイトは夏美にゼットン星人から守ると約束した。しかし夏美は自分にゼットンナノ遺伝子が組み込まれていることを知っていて、ゼットンの娘であることを受け入れようとしていた。



その夜、夏美のもとにゼットン星人が現れ、夏美に憑りついてしまう。翌日カイトとミズキ隊員はキングジョーと遊ぶ子どもたちのもとを偵察に行くと、そこに夏美の姿はなかった。そして突然上空へと舞い上がるキングジョーはDASHバードの攻撃をものともせず巨大化、ついに正体を現した。カイトがキングジョーを攻撃しようとすると、目の前に夏美が現れ、キングジョーの頭部へと吸い込まれていった。そしてキングジョーを操縦し始め、カイトを襲う。



カイトはウルトラマンマックスへと変身した。しかしキングジョーのパワーの前にウルトラマンマックスは苦戦する。



分離しながらウルトラマンマックスの攻撃をかわすキングジョー。するとウルトラマンマックスはマックスギャラクシーを使い、ギャラクシーカノンを撃つ。そして夏美に憑りついたゼットン星人を追い出そうとする。夏美は今までのカイトとの思い出を回想し、我に戻りキングジョーの頭部から脱出する。するとキングジョーは急激に弱まり、それを見たウルトラマンマックスはマクシウムカノンでついにキングジョーを倒すことに成功する。



ウルトラマンマックスからカイトの姿にもどると、カイトは異空間にいた。そして目の前に夏美とゼットン星人の姿があった。夏美にカイトを討つよう命令するゼットン星人だったが、夏美が刀を振り下ろしたのはカイトではなくゼットン星人だった。



ゼットン星人に打ち勝ち、元の姿へと戻った夏美。その後、カイトらは夏美の働く幼稚園へ訪れる。そこには幼稚園の先生として笑顔で子どもたちと遊ぶ夏美の姿があった。

約1ヶ月に渡りできる限り上原氏の作品を紹介してきましたが、ウルトラシリーズにおいて上原正三という脚本家は無くてはならない存在だったことが改めて感じられました。上原氏は脚本家という立場から戦争や差別、公害問題といったものをウルトラマンを通じて訴えてきましたが、それから半世紀以上経った今、日本はどれだけ変わることができたのでしょうか。上原氏が脚本家としてその思いを発信しはじめた頃に比べると改善されている部分も多いかもしれませんが、時代は変わり、SNS問題、見えない貧困、高齢化社会など、新たな問題も増えてきているように思います。現代はウルトラマンの放送が開始された53年前には想像もつかない世界になっています。この先50年後の日本はどのようになっているのでしょうか。上原氏は晩年、日本も「第四惑星」のようになってしまったと嘆いておられたようですが、わらに「第四惑星」化が進まないことを願います。
Posted at 2020/02/25 19:31:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 日記
2020年02月21日 イイね!

♯チュラサの涙【上原正三追悼特集vol.18】

♯チュラサの涙【上原正三追悼特集vol.18】 上原氏追悼企画第18弾は1998年7月18日放送のウルトラマンダイナ第45話「チュラサの涙」です。ウルトラマンティガでも終盤に1作品を書いた上原氏ですが、ウルトラマンダイナでも終盤にこの1作品を制作しています。そしてウルトラマンティガでは凶悪なヤナカーギーという怪獣を登場させましたが、今回はチュラサという善良な宇宙人を登場させました。ヤナカーギーは沖縄の言葉で「酷い顔」という意味だそうですが、この回に登場するチュラサはそれとは真逆の「美しい」という意味のチュラサンから命名しています。ネーミングからしてどちらも沖縄出身の上原氏が書いた作品というのがわかりますね。ただ、ウルトラマンティガの「ウルトラの星」がお祭り要素たっぷりだったのに対し、この「チュラサの涙」はいたって普通の作品だったので、それほど印象に残る回ではありませんでした。むしろ、ウルトラマンダイナ全51話中、視聴率(関東地区)も一番低い3.8%(最高は1話の9.0%)となってしまった回でもありました。視聴率の問題ではないと思いますが、これ以降、再び上原氏はウルトラシリーズから少しの間離れることとなりました。個人的にはウルトラマンティガやウルトラマンダイナではもう少し上原氏の作品を見てみたかったなと思います。それではストーリーの紹介に移ります。



ミヤタ参謀は10年前のネオマキシマ航法の実験中にギガール星に不時着し遭難した過去があった。その時、ミヤタ参謀は宇宙超獣トロンガーに襲われるが、ギガール星人チュラサに助けられていた。ミヤタ参謀はその時の悪夢で目が覚めた。



その後、リョウ隊員に本部に呼び出されたミヤタ参謀はサプライズの誕生日パーティーを開いてもらいお祝いされていた。



その最中、突然TPCの施設内にトロンガーが出現する。スーパーGUTSはトロンガーの元へ急行した。ミヤタ参謀は隊員たちにトロンガーの弱点は右肩だと告げ、接近して攻撃するよう無謀な指示を出す。無茶な命令に怒ったアスカはαスペリオル号で急接近して見事にトロンガーの右肩を撃ち抜くが、トロンガーの傷はすぐに回復してしまった。そしてトロンガーの逆襲に遭ったαスペリオル号は撃墜されてしまう。



後席のカリヤ隊員が意識を失ってしまい、脱出不能の危機が迫る中、アスカはウルトラマンダイナに変身し、αスペリオル号を救出した。ウルトラマンダイナはフラッシュ光弾でトロンガーを攻撃するが、トロンガーは青色稲妻光線をウルトラマンダイナに見舞った隙に姿をくらましてしまった。



基地に戻ったコウダ隊員は無謀な命令を出したミヤタ参謀に怒りをぶつけた。



その後、ミヤタ参謀はフカミ総監に呼び出された。フカミ総監は10年前のネオマキシマ航法の実験事故についてミヤタ参謀から事情を聞いた。



ミヤタ参謀はトロンガーに襲われたところをチュラサに助けられたと事故報告をしていたが、隣にいたゴンドウ参謀がそんなことなどあるわけがないとミヤタ参謀を馬鹿にする。ヒビキ隊長はミヤタ参謀にチュラサのことを信じると話し、皆を説得しトロンガーを倒すために確証がほしいと告げた。





トロンガーはTPC関連施設を次々と襲ってはすぐに姿をくらますという行動を続けていた。しかしミヤタ参謀はかつての悪夢にさいなまれ怯えていた。その時、スーパーGUTSのレーダーが不思議な音波を捉えた。その周波を見たミヤタ参謀はチュラサからのメッセージであることを確信した。ミヤタ参謀はチュラサとコンタクトを取るため1人で森に入り、その時が来るのを待った。そしてその夜、ミヤタ参謀の上空にチュラサの円盤が現れ、ミヤタ参謀はその中に吸い込まれた。



ミヤタ参謀は円盤の中でチュラサと再会した。しかしそのチュラサは死んだチュラサの霊だった。チュラサはトロンガーの復讐に遭い命を落としていた。チュラサの霊はミヤタ参謀にチュラサの涙と呼ばれるペンダントとギガール銃を託し消えていった。



ミヤタ参謀は自ら囮になり、トロンガーが現れるのを待った。



そしてついにミヤタ参謀の前にトロンガーが現れる。ミヤタ参謀はトロンガーに襲われ絶体絶命の危機に陥るが、そこにナカジマ隊員とアスカが駆けつける。ナカジマ隊員はミヤタ参謀を連れ森を脱出、アスカがトロンガーに立ち向かうが、アスカも突き飛ばされ、その隙にトロンガーは走り去ってしまう。



森を脱したナカジマ隊員とミヤタ参謀だったがその後ろからトロンガーが追いかけてきた。トロンガーは待ち受けていたβ号とγ号の攻撃で爆破されたかに見えたが、逆に巨大化してしまう。アスカはウルトラマンダイナに変身し、トロンガーに立ち向かう。しかし俊敏な動きのトロンガーにウルトラマンダイナは翻弄され、ピンチに陥ってしまう。



その時、ミヤタ参謀の手にあったチュラサの涙が光輝いた。ミヤタ参謀はチュラサの涙をギガール銃にセットすると、トロンガーの心臓を撃ち抜いた。



そして立て続けにウルトラマンダイナのソルジェント光線も受けたトロンガーは爆発して絶命した。その後、ミヤタ参謀はチュラサを証明するためにギガール銃をヒビキ隊長に手渡した。



冒頭でも書きましたが、この回を執筆後、上原氏は再びウルトラシリーズから少しの間離れることになりました。その理由はわかりませんが、確かにウルトラマンコスモスやウルトラマンネクサスのような世界観と上原氏の世界観は合わないような気もしますので、それはそれで良かったのかなと思います。そして再び原点回帰の方向性が見られたウルトラマンマックスの13話と14話で再登板を果たすことになりますが、これがウルトラシリーズでは最後の執筆となってしまいました。というわけで、次回、そのウルトラマンマックスの「ゼットンの娘」と「恋するキングジョー」を紹介してこの追悼企画は終了としたいと思います。
Posted at 2020/02/21 20:41:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 日記
2020年02月19日 イイね!

♯ウルトラの星(再投稿)【上原正三追悼特集vol.17】

♯ウルトラの星(再投稿)【上原正三追悼特集vol.17】 上原氏追悼企画第17弾は、平成シリーズであるウルトラマンティガで24年ぶりにウルトラシリーズに復帰を果たした上原氏の作品を紹介します。1997年8月9日放送のウルトラマンティガ第49話「ウルトラの星」で上原氏は久々にウルトラシリーズの脚本を担当しました。また、この回は昭和のウルトラQ時代から円谷プロダクションを支えてきた満田かずほが監督をつとめています。ストーリーの内容は通常とは違い、主役のダイゴが、昭和の円谷プロダクションにタイムスリップ、特撮番組「ウルトラマン」誕生のドラマと融合させた懐古ツアーのようなストーリーとなっています。昭和シリーズのファンにとっては嬉しい作品で、満田かずほらとともに初期のウルトラシリーズを知る上原氏だからこそ作ることのできた作品です。しかも今では当たり前のように昭和のウルトラマンと平成のウルトラマンが競演していますが、当時、世界観の違うウルトラマンティガに昭和のウルトラマンが登場するなど想像もできない時代でした。それがサワイ総監の台詞にゴジラやモスラといった言葉が出てきたり、助っ人として初代ウルトラマンが登場してウルトラマンティガとの共闘を果たしたり、エンディングはまさかの初代ウルトラマンの映像が流れるというサプライズまでありました。とにかく、リアルタイムでこれを見た時のインパクトは計り知れないものがありました。「怪獣使いと少年」とは全く別物ですが、これもまた、上原氏の残した傑作の一つだと自分は思います。それではストーリーの紹介に移ります。



チャップリンのような姿に変装した宇宙魔人チャリジャは宇宙恐竜ヤナカーギーを探し街を歩いていた。すると近くに怪獣のぬいぐるみで遊ぶ子どもたちの姿を見かける。チャリジャは子どもたちに近寄り、手品でハンカチの中から花を出現させ、その花と怪獣を交換してほしいとお願いする。しかし子どもたちは応じてくれなかった。代わりに子どもたちは怪獣が欲しいなら近くの円谷プロに行けばいいと教えてくれた。



たまたまシャーロックで通りかかったダイゴは怪しげな風貌のチャリジャのことを遠目から眺めていた。そしてチャリジャが円谷プロへ行こうとシャーロックの横を通り過ぎる。それをサイドミラー越しに見張るダイゴ。するとサイドミラーに写ったチャリジャの姿が一瞬本来の宇宙人の姿へと変わった。それを見たダイゴはシャーロックから降り、チャリジャの後を追う。



チャリジャは円谷プロの建物の中へと入っていく。そして受付に行くと円谷英二監督に会いたいと伝える。しかし円谷英二は既に故人であり、困った受付の職員は専務に相談に行く。するとチャリジャの元に専務が来る。チャリジャは専務に名刺を渡す。名刺には怪獣バイヤーと書かれていた。



チャリジャは円谷英二監督に会って怪獣を買いたいと専務に頼み込む。すると専務は1965年の円谷プロに行けば元気だった頃の円谷英二に会えるとチャリジャに伝える。外で待機していたダイゴの前にチャリジャが円谷プロの建物から出てくる。そしてチャリジャはタイムマシン装置を1965年にセットすると、発生させた時空に吸い込まれて消えて行った。



ダイゴはGUTS本部に戻りそれを報告する。しかしあまりに不可解な出来事に隊員たちは釈然としない様子だった。若いヤズミ隊員は円谷英二のことを知らず、どんな人なのか他の隊員たちに聞いていると、そこにサワイ総監が現れ、昔ゴジラやモスラの迫力にスクリーンから飛び出てくるかと思ったと興奮しながら話し、「特撮の神様で、世界の円谷と言われた映画監督だ」とヤズミ隊員に教える。



その頃1965年にタイムスリップしたチャリジャは円谷プロを訪れていた。そこで入口にいた熊ちゃんというスタッフに円谷英二監督に会いたいと伝えるが、円谷英二監督は忙しい人でスタッフでもなかなか会える人ではないと断られる。すると今度は怪獣を買いたいとお願いするが、怪獣は空想の産物でフィクションだと言われ呆れられてしまう。困った熊ちゃんは脚本家金城哲夫のところに助けを求めに行く。しかしその時金城は脚本が書けず相当悩んでいるところだった。金城は「ウルトラQ」に続く新たな特撮を依頼されていたが、思うように脚本が書けずにいた。



その間にチャリジャは円谷プロの中を物色していた。リアルの世界ではダイゴがチャリジャを追って円谷プロへ再度訪れる。そしてチャリジャが消えた付近で手をかざすとチャリジャのセットした1965年の時空へと飲み込まれ、1965年の円谷プロへとタイムスリップしてしまう。



円谷プロではちょうど撮影が始まろうとしていた。しかし助監督の長野がどこかへ行ってしまい、カチンコ役が不在で撮影できずにいた。ダイゴが偶然撮影現場を覗きに行くと長野と瓜二つだったダイゴは間違われ、カチンコをやらされることになってしまう。そして撮影が始まり、OKのカットがかかるが、ちょうどその時、後ろから突然円谷英二監督が現れ、臨場感が足りないとダメ出しをする。



そしてテイク2を撮ることとなる。チャリジャはその様子を隠れて見ていた。円谷英二監督からOKが出て無事撮影は終了する。カチンコ役が終わり、ホッと一息ついていたダイゴだったが、チャリジャが隠れていたことに気付くと、急いで後を追う。そして別のスタジオへと入るとそこでチャリジャと遭遇する。ダイゴはチャリジャに何故円谷英二監督を付け回すのかと聞くと、それは内緒と答え、持っていた傘を開き乗り込むと、宙に浮き、手から光線を出しダイゴを攻撃する。ダイゴもガッツブラスターで応戦すると、チャリジャは煙とともにどこかへ消えてしまった。



その頃金城は完成した脚本を円谷一に持っていくが、この脚本では意欲が湧かないと突き返されてしまう。そのことで自暴自棄になっていた金城を見た円谷英二は金城を自宅に招く。



そして才能がないとうなだれる金城に円谷英二は謎の赤い石を見せる。その赤い石は、昔円谷英二が竜ヶ森湖近くを散歩していた時、宇宙恐竜ヤナカーギーを竜ヶ森湖へと沈めた異星人ウルトラマンと遭遇、その時に友情の印だと渡された石だと円谷英二は金城に説明する。



それを盗み聞きしていたチャリジャは竜ヶ森湖へと向かい、ヤナカーギーを復活させる。そしてチャリジャもチャップリンのような風貌から本来の宇宙人の姿へと変わる。チャリジャの命令でヤナカーギーは街を壊し暴れはじめる。それを見たダイゴはウルトラマンティガへと変身。しかしヤナカーギーのパワーに圧倒されるウルトラマンティガ。円谷英二はそれを心配そうに見ていた。しかしヤナカーギーの前にウルトラマンティガは追い込まれ、ヤナカーギーに動きを封じられるとエネルギーを吸い取られはじめる。



エネルギーをどんどん吸い取られたウルトラマンティガはカラータイマーが鳴り始め、絶体絶命のピンチに陥る。その時円谷英二の想いがオーラーとなって奇跡を起こす。円谷英二の想いが届き、赤い光の玉が出現。赤い光の玉はヤナカーギーを弾き飛ばし、ウルトラマンティガを救う。そして突如赤い光の玉から初代ウルトラマンが出現した。ウルトラマンはエネルギーを吸い取られてしまったウルトラマンティガにエネルギーを分け与える。それによりカラータイマーが青に戻ったウルトラマンティガはヤナカーギーにゼペリオン光線を発射、ウルトラマンも同時にスペシウム光線を発射する。二人のウルトラマンから光線を受けたヤナカーギーは大爆発を起こし倒された。



ヤナカーギーが倒され落胆するチャリジャは「ウルトラマン、また会おう」と告げ、どこかへ消えてしまった。



ウルトラマンはウルトラマンティガと握手を交わし、空の彼方へと飛び去って行った。



円谷英二はこの日見た出来事を金城へ伝え、「ヒーローが必要なんだよ、金城君。ヒーローが必要なんだ、ヒーローが・・・。」と告げる。それをヒントに金城は脚本を仕上げる。こうして監修円谷英二、脚本金城哲夫、監督円谷一らによって国民的ヒーロー番組ウルトラマンははじまった。

平成シリーズでは上原氏はメインの脚本家をつとめることはなかったため、ウルトラマンティガでは上原氏の作品はこの1作品のみとなりました。次回はウルトラマンダイナの「チュラサの涙」を紹介します。
Posted at 2020/02/19 19:24:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 日記
2020年02月13日 イイね!

♯超獣は10人の女?【上原正三追悼特集vol.15】

♯超獣は10人の女?【上原正三追悼特集vol.15】 上原氏追悼企画第15弾の今回は、1972年6月16日放送のウルトラマンA第11話「超獣は10人の女?」を紹介します。怪獣や超獣には色々な特徴を持ったものが登場してきましたが、この回に登場するユニタングは通常時は10人の女子大生に扮しているというかなり特異なタイプの超獣でした。女子大生の姿から超獣へと変身する時は自転車にのったまま3段のピラミッドを形成し、そこから姿を変えるというこれも他に類を見ないものでした。そして最後にも少し紹介しますが、当時のヒット曲である「ハチのムサシは死んだのさ」を口ずさむ彼女たちも印象的でした。ユニタングは超獣としては特段強くはありませんでしたが、人間体のインパクトがとにかく強烈な超獣でした。それでは「超獣は10人の女?」のストーリーを紹介します。



ある日、TACの第3レーダー基地をくの一超獣ユニタングが襲った。タックスペースで付近をパトロール中だった山中隊員と吉村隊員が現場に急行するが、ユニタングの攻撃を受け撃墜されてしまう。そしてユニタングは姿を消してしまった。



その後、タックスペースから間一髪脱出した山中隊員と吉村隊員は山林で大東女子大のサイクリング部の女子大生10人と遭遇する。山中隊員は危険だから早く戻るようにと女子大生たちに告げると、女子大生たちは山道を下りていった。



第3レーダー基地が麻痺状態となったことを受け、竜隊長は北斗と南にダイオードSPDを第3レーダー基地に届けるよう指示した。



北斗と南はタックパンサーに乗り込み、地下トンネルのシークレットロード№3で先を急いだ。しかしその道中、工事による通行止めの看板が現れる。仕方なく北斗と南は迂回することになるが、迂回したルートに突然大東女子大サイクリング部のアヤがタックパンサーの前に飛び出した。北斗は慌てて急ブレーキをかけ、南とともに車外に出てアヤの元に駆け寄った。すると他のサイクリング部の9人が出てきてスピードを出しすぎた北斗が悪いと文句を言う。



北斗はアヤを病院へ連れていくため、南に先にダイオードSPDを届けるよう告げる。そして南はタックパンサーへと戻るが、車内にあったダイオードSPDが何者かによって壊されてしまっていた。北斗と南は基地に戻り事情を報告した。その後、美川隊員がシークレットロード№3の修理状況を調べると、どこも修理はしていなかったことが判明した。竜隊長は何者かの陰謀であると考え、隊員たちにパトロールの強化を指示した。地上パトロールを命じられた北斗は、その途中、アヤを見舞うため病院を訪れた。すると打撲を負っていたはずのアヤが普通に歩いていて、サイクリング部のキャンプ地へ戻ろうとしていた。



アヤの異常なほどの回復ぶりに疑いをもっと北斗は、彼女たちの内情を探るため、キャンプ地のある東湖畔までタックパンサーで送り届けることにした。キャンプ地にアヤを送り届けた北斗は、さらに彼女たちを探るため、キャンプ地に滞在すると本部に連絡を入れた。しかし山中隊員と今野隊員と吉村隊員は北斗が女子大生と一緒にいて浮かれているのではと目くじらを立てる。南は北斗が残っているのは何か目的があるのではないかと訴えるが、今野隊員は北斗が浮かれているのではないなら逆立ちしてやってもいいと南をからかった。しかし竜隊長は南の言うことを信じ、北斗に時間を与えることにした。



その夜、南は本部で北斗からの連絡を寝ずに待ち続けたが、連絡は無かった。その頃、北斗はテントから外の様子を確認すると、目の前に9つに分裂したユニタングの姿を目の当たりにし、サイクリング部の女子大生がユニタングであることを確信する。北斗は本部に連絡を入れようとするが、妨害電波により連絡ができなかった。北斗はタックパンサーで基地に戻ろうとするが、タックパンサーの前にアヤが現れる。アヤは夜明けとともに東湖畔にあるTACの第2レーダー基地を襲うと北斗に宣告する。



北斗はタックパンサーに乗り込み、基地に戻ろうとするが、ユニタングにタックパンサーごと襲われてしまう。本部では徹夜で連絡を待つ南のことを竜隊長が気にかけていた。そして竜隊長は南に第2レーダー基地が気になると告げ、パトロールに向かおうとすると突如基地のサイレンが鳴り、第2レーダー基地が超獣に襲われているとの通報が入る。竜隊長は美川隊員を本部に残し、隊員たちとともに第2レーダー基地へと急行した。すると、竜隊長たちの前に大東女子大のサイクリング部の女子大生と北斗が自転車に乗って現れた。北斗は隊員たちにTACの仕事はもううんざりだと悪態をつく。北斗はアヤたちに操られてしまっていた。そして激怒する隊員たちをよそ目に女子大生たちとともに立ち去っていってしまう。



北斗の様子に怪しさを感じた南は北斗を追わせてほしいと竜隊長に訴え、バイクで北斗のあとを追った。しかし南に気付いたアヤたちは、南を襲撃する。



そしてアヤを残し残りの9人が合体、ユニタングへと変身しTACの本部を襲いはじめた。



北斗はアヤによって上空へと吹き飛ばされてしまうが、その時、北斗を操っていた耳のピンが外れ、我に返った北斗は間一髪南とともにウルトラマンAに変身した。ウルトラマンAはマルチギロチンでユニタングをバラバラにするが、アヤの遠隔操作によってユニタングは再び合体して復活してしまう。





復活したユニタングは再びウルトラマンAに圧倒され防戦一方になるが、アヤがユニタングの最後のパーツである角に変身し、ウルトラマンAに襲いかかると一転してウルトラマンAはピンチに陥ってしまう。



しかしTACの援護でピンチを脱したウルトラマンAはフラッシュストップでユニタングの動きを止めると、最後はウルトラシャワーでユニタングを跡形も無く溶かし撃退した。



その後基地に戻った隊員たちだったが、戻るやいなや、今野隊員は美川隊員に逆立ちする約束の話を持ち出され、みんなの前で逆立ちさせられるハメになってしまった。



この回で何度もユニタング扮する大東女子大の女子大生が口ずさんでいた「ハチのムサシは死んだのさ」は平田陸夫とセルスターズの2枚目のシングルで、当時のヒット曲もありました。何とも独特な歌詞とメロディーが印象的な曲で、意外にもその後大物歌手によって何度もカバーされています。本木雅弘や柳葉敏郎、石井竜也、そして私立恵比寿中学の真山りかなど、こうして並べるとそうそうたるメンバーです。なお、セルスターズはこの曲で紅白歌合戦にも出場を果たしました。次回は「復讐鬼ヤプール」を紹介します。

Posted at 2020/02/13 21:05:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 日記

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