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Agent ジンのブログ一覧

2020年01月23日 イイね!

♯300年間の復讐【上原正三追悼特集vol.4】

♯300年間の復讐【上原正三追悼特集vol.4】 上原氏追悼ブログ第4弾は1968年にウルトラセブンの23話として制作されるはずだった幻の脚本「300年間の復讐」を紹介します。幻ということからもわかるように、この話は永久欠番の12話とは違い、放送どころか制作すらされずに終わってしまいました。しかし上原氏が書き上げた「300年間の復讐」の脚本は存在しています。結局上原氏は「明日を捜せ」という別の脚本を書き直し、実際はそちらが制作されることにはなりましたが、この幻の脚本こそ上原氏が本来世に送り出したかった作品なのです。自分も見てみたかった内容ですし、ファンの間でもその脚本は非常に高く評価され知る人ぞ知る脚本として語られています。この「300年間の復讐」は薩摩藩による琉球の侵略がモチーフになっていて、上原氏が戦時中に虐げられた沖縄の人間としての怒りが込められています。しかし「300年間の復讐」は撮影直前のところで予算の関係や野長瀬監督との意見の食い違いによって制作が中止、世に出ることなく幻のものとなってしまいました。もし実際に作られていたらウルトラセブンの作品の中でも最大のインパクトを残したのは間違いありません。残念ながら幻の作品となってしまった「300年間の復讐」ですが、メッセージ性が強く非常に良いストーリーですので上原氏追悼のこの機会にその内容を紹介したいと思います。なお不採用脚本ということで、完全映像化はされていませんが、1993年2月13日放送のNHK土曜ドラマ「私が愛したウルトラセブン」で脚本の一部が映像化されているのでそちらの映像のスクリーンショットを使用してストーリーを紹介していきます。

「300年間の復讐」/悪鬼・トーク星人・シシー・甲冑人間 登場



ある冬の日、野戦訓練中にアンヌ隊員は濃霧で遭難してしまう。



さらに追い打ちをかけるかのようにアンヌ隊員は山の中で幽鬼兵甲冑人間に遭遇し追いかけられてしまう。



アンヌ隊員は山の中で見つけた不思議な洋館に辿り着く。



そこには赤い髪の人間に扮した幽鬼宇宙人トーク星人がいた。



トーク星人は疲労熱で倒れてしまったアンヌ隊員を徹夜で看病した。アンヌ隊員は死んだトーク星人の妹シシーにそっくりだった。眠りについたアンヌ隊員は夜中に地下室から聞こえてきた機械音で目が覚めた。アンヌ隊員はいつの間にかパジャマに着替えさせられていた。音が気になったアンヌ隊員は音のする方へと様子を見に行くと、地下室でトーク星人が不思議なものを組み立てていた。しかしそのトーク星人の陰は鬼のような形をしていた。驚いたアンヌ隊員の背後に甲冑人間が現れ、アンヌ隊員の首をしめるが、それに気付いたトーク星人は甲冑人間を制止し、アンヌ隊員を元の部屋へと追い返した。翌朝、トーク星人は猟銃を持って狩りへと出掛けていった。その隙にアンヌ隊員は箪笥の中にあったドレスに着替え、甲冑人間に気付かれぬよう窓から洋館を脱出した。しかしアンヌ隊員が逃げ出したことを察知したトーク星人はアンヌ隊員を追いかけ、洋館に戻るよう命令した。トーク星人はアンヌ隊員を死んだ妹のシシーだと思い込んでいた。猟銃を持ったトーク星人に抵抗できずアンヌ隊員は洋館へと戻るが、その途中、髪留めに仕込まれていた信号機を密かに渓流に投げ落とした。その信号機が手がかりとなり、ダンとフルハシ隊員が洋館へと助けにやってくる。するとアンヌ隊員がトーク星人と不思議な形の笛を奏でているのを発見する。



そしてアンヌ隊員はトーク星人に妹シシーの話しを向ける。するとトーク星人は自分たちが住む村を地球人に焼き払われシシーを亡くしてしまった過去を話す。そして怒りにふるえながらアンヌ隊員に「シシー、2人で復讐しよう。私たちの両親と仲間たちを皆殺しにした地球人んを火の海に葬るのだ。」と告げた。



そこにフルハシ隊員が囮として洋館に走り出す。それに気付いたトーク星人は猟銃を手にフルハシ隊員を追いかけ始める。その隙にダンは洋館に突入しアンヌ隊員を救出する。しかしそこに甲冑人間が現れダンを絞めあげる。ダンはウルトラガンをアンヌに投げ渡すと、受け取ったアンヌ隊員はそれで甲冑人間を撃退した。甲冑人間はその場に崩れ落ちるが、その中身は空っぽだった。その後ダンとアンヌ隊員は地下室にあった謎の文字が書かれたノートを発見、それを持って洋館から脱出した。しかし背後からシシーの名を叫びながらトーク星人が追いかけてくる。ダンはトーク星人にウルトラガンを発射するが、ウルトラガンはトーク星人の体をすり抜けてしまう。そしてトーク星人はダンとアンヌ隊員に向かって猟銃を構えるが、照準器にアンヌ隊員が写ると撃つのを辞めた。その後ダンとアンヌ隊員はノートを持って基地へと戻り、そのノートが解析された。解析によると、ノートにはトーク星人の過去が書かれていた。トーク星人は300年前に地球人と交流を図るため地球に来訪、しかし地球では人間同士が武器で殺し合いをしていた。驚いたトーク星人たちは山にひっそりと自分たちの住処を作りそこに住みついていたのだった。しかしその住処が地球人に見つかり、髪が赤いことを理由にその住処を焼き払われてしまった。武器を持たないトーク星人たちは地球人に一方的にやられシシーも殺されてしまった。一方基地に戻ったアンヌ隊員の前に人影が現れる。それはトーク星人の影だった。しかし防衛隊員に気付かれたトーク星人は銃撃戦となり逃亡する。それにより殉職した防衛隊員の近くには不思議な形の笛が残されていた。そしてアンヌ隊員の首にも同じ笛が下げられていた。その笛を見たキリヤマ隊長はアンヌ隊員に笛を吹かせ、トーク星人を洋館近くの谷に誘い出したところを超兵器エイトで倒す作戦に出た。しかしいざ作戦がはじまるとアンヌ隊員は笛を吹くことをためらってしまう。それを見たダンは笛を吹くようアンヌ隊員に強く言った。アンヌ隊員が笛を吹くとそこにトーク星人が現れる。



ダンは急いでアンヌ隊員を連れ戻しポインターに乗り込むと、ホバー噴射で浮上、谷に残されたトーク星人は超兵器エイトの集中砲火に遭い、シシーの名を叫びながら絶命した。するとその直後、トークの死体からトーク星人の怨念が実体となった悪鬼が出現する。悪鬼は超兵器エイトを叩き潰すと、ダンとアンヌ隊員の乗ったポインターを鷲掴みにする。ダンとアンヌ隊員は間一髪ポインターから脱出するが、谷の断崖に追い詰められたダンは転落してしまう。落下しながらダンはウルトラセブンへと変身、悪鬼に立ち向かう。悪鬼は辺り一帯に霧を吐くと、その霧が燃え上がり火の海と化する。ウルトラセブンはアイスラッガーを放つも、悪鬼はそれをかわすと、全身から伸びた布でウルトラセブンを縛り上げる。身動きが取れなくなったウルトラセブンに悪鬼が巨大な槌を振り下ろそうとした瞬間、アンヌ隊員がトークと叫ぶ。そして復讐なんてしてはいけないと悪鬼を諭す。それにより一瞬の隙ができ、その隙にウルトラセブンは絡まった布から脱する。すると悪鬼は再びウルトラセブンを槌で襲おうとするが、ウルトラセブンはエメリウム光線を悪鬼の眉間に撃ち込むと悪鬼は倒された。その後アンヌ隊員は涙を流しながら笛を吹いた。すると悪鬼の死体はトーク星人へと戻り、風化していった。

今となっては「もし」という過程の話ししかできませんが、この脚本が制作されていればアンヌ隊員のメイン回であり、内容的にも当時は批判されたかもしれませんが、時間とともに評価されていった作品になったのではないかと思います。隊員たちも歳を重ね、キリヤマ隊長とソガ隊員ももういなくなってしまった今、もう絶対に制作することはできなくなってしまいました。それでもこの脚本とその脚本の裏に隠された上原氏の思いはファンの記憶に残していってほしいと思います。ちなみにこの「300年間の復讐」の他にもウルトラセブンでは同じく上原氏が脚本を作りながら制作されなかったものがあります。それが第43話になるはずだった「宇宙人15+怪獣35」です。あの名監督である実相寺昭雄監督とのタッグで制作される予定だったこの話はタイトルの通り、バルタン星人を含む宇宙人15人と怪獣35体が登場するという壮大なスケールで書かれたものでした。これは低下していた視聴率を回復させるために思い切って宇宙人と怪獣を大量投入しようという意図で作られたものでしたが、予算の関係で没となり、その代わりに作られたのが全く着ぐるみによる怪獣や宇宙人が登場しないという真逆の「第四惑星の悪夢」で、これはこれで名作となりました。とはいえ、バルタン星人と戦うウルトラセブンもファンなら見てみたかった構図の一つかもしれませんね。次回はこの「300年間の復讐」の制作中止により急遽上原氏が新たに脚本を書き上げ放送されることとなった第23話「明日を捜せ」を紹介します。
Posted at 2020/01/23 20:12:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 日記
2020年01月19日 イイね!

♯宇宙船救助命令【上原正三追悼特集vol.2】

♯宇宙船救助命令【上原正三追悼特集vol.2】 今日は上原正三氏追悼企画の第2弾として1967年4月2日に放送されたウルトラマン第38話「宇宙船救助命令」を紹介します。ウルトラマンで上原氏が脚本を手掛けたのは前回紹介した「怪獣無法地帯」とこの「宇宙船救助命令」の2話のみで、「怪獣無法地帯」は金城哲夫氏との共作だったため、上原氏単独で作り上げたウルトラマンの脚本はこの「宇宙船救助命令」のみとなっています。ウルトラマンは全39話ということで、この「宇宙船救助命令」は最終回の1つ前の回となります。そのためか、ウルトラマンと戦うこととなるキーラもかなりの強敵になっています。八つ裂き後輪もスペシウム光線もはね返す強敵で、最終回1つ前にして新たな新技ウルトラサイコキネシスまで使わせたキーラですが、いかんせん翌週の最終回に登場したゼットンがあまりにも衝撃的なインパクトを残してしまったため、怪獣、ストーリーともに印象が薄れてしまった回となりました。とはいえ、よく見れば、CGの無い時代によくぞここまで作り込んだなと思わせてくれる良い作品に仕上がっています。脚本は上原氏がウルトラマンでは初となる単独作品だったためか、クセのない王道ストーリーとなっています。それではここからはそのストーリーを紹介をしていきます。



宇宙局が打ち上げた探査機プロスペクターによってそれまで長年謎につつまれていたQ星の詳細が明らかになろうとしていた。プロスペクターからの電波は宇宙ステーションV2を経て宇宙局に中継されていた。宇宙局ではプロスペクターから送られてくる中継映像をモニター越しに見ていた。すると突然モニターに怪獣の眼のようなものが映り、その眼から強烈な閃光が放たれた。その閃光をモニター越しで目にした宇宙局の職員たちは目が眩んでしまった。



科学特捜隊の隊員たちも同じ映像を見ていて、隊員たちも目が眩んでいた。宇宙局は宇宙ステーションV2と連絡を取ろうとするが、宇宙ステーションV2と通信が取れなくなってしまう。宇宙局は科学特捜隊に宇宙ステーションV2の救助を依頼した。それを受け、ムラマツ隊長は隊員たちを連れ宇宙ロケット白鳥で宇宙ステーションV2へと急行した。



そして出発からおよそ28時間、ついに宇宙空間に浮かぶ宇宙ステーションV2を発見する。ハヤタは宇宙ステーションと交信を図ろうとするが応答はなかった。隊員たちは宇宙ステーションV2へと潜入し、搭乗員の捜索はじめる。



するとステーション内で目を負傷した搭乗員たちを発見、救助した。ムラマツ隊長が搭乗員から状況を聞くと、謎の閃光で宇宙ステーションV2が故障してしまったと説明した。



イデ隊員がステーション内の放電管回路を調べると、そこにあったBMヒューズが切れいることが判明した。またそれにより電子路が発熱し、危険な状態になっていることも発覚した。新しいBMヒューズに交換しなければ宇宙ステーションV2は24時間しか持ちこたえられない状況だった。しかし地球から手配するには時間が足りなかった。



その時、イデ隊員がQ星のプロスペクターに3個のBMヒューズが使われていることを思い出す。搭乗員はプロスペクターのBMヒューズも閃光にやられてしまっているのではと心配するが、プロスペクターにはBMヒューズが3個搭載されていて、閃光にやられていたとしても切れるのは1個だけだとイデ隊員は説明した。宇宙ステーションV2からQ星までは往復20時間、何とか間に合う距離だった。ムラマツ隊長は搭乗員の看護をフジ隊員に任せ、他の隊員たちとともに宇宙ロケット白鳥でQ星へと急いだ。ムラマツ隊長たちがQ星に到着するとそこでは2体の怪獣が争いを繰り広げていた。それは閃光で宇宙ステーションV2のBMヒューズを破壊した光熱怪獣キーラと砂地獄怪獣サイゴだった。キーラはサイゴに対しても閃光を放つとサイゴはQ星の地底へと退却していった。



Q星に着陸したムラマツ隊長たちは宇宙ロケット白鳥からSL‐77に乗り替えると急いでプロスペクターのある場所へと急いだ。しかしその途中、プロスペクターまであと10㎞というところでSL-77が溝にはまり身動きが取れなくなってしまう。さらにそこにサイゴが出現してしまう。ムラマツ隊長はサイゴにミサイルを撃ち込むよう指示、ハヤタがミサイルを撃ち込むとサイゴは粉砕された。



溝から脱したSL-77は前進しついにプロスペクターを発見する。アラシ隊員とイデ隊員はSL-77からプロスペクターまで歩いて行きBMヒューズの回収作業をはじめると、そこにキーラが出現する。アラシ隊員はイデ隊員が作った新兵器ニードルS80でキーラを攻撃しようとするが、ムラマツ隊長はそんな時間はないとキーラを刺激しないようアラシ隊員に忠告する。しかしイデ隊員がBMヒューズを回収すると喜んで大声を上げてしまう。それにキーラが反応、アラシ隊員は咄嗟にニードルS80でキーラを攻撃してしまう。



するとキーラの動きが一瞬止まるが、その直後キーラは眼から閃光を放ち、アラシ隊員は目を痛めてしまう。イデ隊員に連れられアラシ隊員はなんとかSL-77まで帰還し、ムラマツ隊長たちは急いで宇宙ロケット白鳥まで戻ろうとする。しかしキーラに行く手を阻まれてしまう。



宇宙ステーションV2危機のタイムリミットも迫る中、目を負傷したアラシ隊員とハヤタをその場に残し、ムラマツ隊長とイデ隊員はBMヒューズを持って先を急いだ。ハヤタはおとりになるためニードルS80でキーラを攻撃する。一方ムラマツ隊長とイデ隊員は谷に行く手を遮られてしまう。するとムラマツ隊長は酸素ボンベを噴射し飛ぶようイデ隊員に指示する。イデ隊員は躊躇するが、ムラマツ隊長はそんなイデ隊員を一喝し、酸素ボンベを噴射、谷を越え無事宇宙ロケット白鳥まで辿り着いた。



しかし宇宙ロケット白鳥にキーラが接近し踏みつぶそうとする。



ハヤタはウルトラマンに変身しムラマツ隊長とイデ隊員の窮地を救うと、その間に白鳥は離陸し宇宙ステーションV2に向けて飛び立った。



しかしウルトラマンはキーラの閃光を浴び目にダメージを負うと動けなくなってしまう。カラータイマーの点滅が早くなり、残された時間が少なくなったウルトラマンは何とか立ち上がると、キーラに八つ裂き後輪を放つ。しかし、八つ裂き後輪ははね返えされてしまう。するとウルトラマンはスペシウム光線で勝負をつけようとするが、スペシウム光線もキーラには効果がなかった。



キーラは再びウルトラマンに閃光を仕掛けるが、間一髪岩の陰に入り閃光を防いだウルトラマンはウルトラサイコキネシスでキーラを爆破、何とか撃退することができた。





その後、ムラマツ隊長とイデ隊員により宇宙ステーションV2にBMヒューズが届けられ、大爆発まで残り5分というところでヒューズが交換された。ハヤタとアラシ隊員もQ星から救助され事件は解決、隊員たちは再び宇宙ロケット白鳥で地球へと帰っていった。

次回の上原正三氏追悼企画第3弾は、上原氏がウルトラマンの次作となるウルトラセブンで初めて脚本を担当した回、「アンドロイド0指令」を紹介したいと思います。
Posted at 2020/01/19 18:27:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 日記
2020年01月17日 イイね!

♯怪獣無法地帯【上原正三追悼特集vol.1】

♯怪獣無法地帯【上原正三追悼特集vol.1】 年が明けたばかりの今月2日、ウルトラシリーズの礎を築いた脚本家の1人、上原正三氏が亡くなっていたことが公表されました。上原氏は1937年沖縄生まれで、太平洋戦争の影響を受け、子どもの頃は台湾や熊本県などで疎開生活を送るという幼少期を過ごしました。そのため、同じ沖縄出身の金城哲夫同様、戦争や差別に対するメッセージや怒りを色濃く打出した脚本を書くことで有名な脚本家でした。その中でも帰ってきたウルトラマンで手掛けた「怪獣使いと少年」はそれを色濃く反映し、TBS関係者から放送を中止されそうになったり、視聴者からも賛否両論物議を醸す作品となりました。しかし、その強いメッセージは同時に「怪獣使いと少年」の評価も高め、未だに記憶に残る作品としてファンの間から語り継がれる作品にまで成長しました。上原氏の作品というとその「怪獣使いと少年」が取り上げられることが多いのですが、ウルトラQを除き初代ウルトラマンから平成のウルトラマンマックスまででトータル46話もの脚本を担当しています。さすがに全ては紹介しきれませんが、今回は追悼と敬意を表し、個人的に評価の高いものを中心に少しでも多くの作品を紹介していければと思っています。まずその第1弾として今日はウルトラシリーズ(ウルトラQを除く)で初めて上原氏が手掛けた作品、1966年9月4日放送のウルトラマン第8話「怪獣無法地帯」を紹介します。この「怪獣無法地帯」は金城哲夫と2人で脚本を書き上げていて、有名な人気怪獣レッドキングと、マスコット的怪獣で人間に友好的なピグモンという偉大な怪獣たちを輩出した回です。そしてこの回はレッドキングとピグモン以外にも吸血植物スフランを含めるとチャンドラー、マグラーと5体もの怪獣が登場した豪華な回でした。これは上原氏が担当した脚本で実際に制作放送されたものの中では一番多くの怪獣が登場した回となりました。それではそのストーリーを見ていきましょう。



火山噴火の影響で無人島と化していた多々良島に2年半ぶりに定点観測所を再開することになった。松井を中心とする4人の観測所員先発隊は多々良島へと向かった。しかしその後松井たちは消息不明になってしまう。気象庁から要請を受けた科学特捜隊はジェットビートルで観測所員の捜索へと向かった。



その頃、多々良島ではどくろ怪獣レッドキングと有翼怪獣チャンドラーが激闘を繰り広げていた。チャンドラーはレッドキングの右腕に噛みつくが、逆に右の翼をもぎ取られ姿を消してしまう。その直後、地面から地底怪獣マグラーが顔を出すがマグラーはレッドキングを目にするとすぐに地中へと戻ってしまった。



そこに科学特捜隊のジェットビートルが到着する。アラシ隊員はレッドキングを攻撃しようとするが、ムラマツ隊長は観測所員の捜索が先決だと攻撃を許可しなかった。



隊員たちは測候所の近くに着陸し観測所員の捜索を開始した。しかし観測所員を見つけることはできなかった。ムラマツ隊長はハヤタとともに島の東にある溶岩地帯に向かい、残りのアラシ隊員、イデ隊員、フジ隊員の3人には島の西にあるジャングル地帯で捜索するよう指示した。



ジャングル地帯で捜査を開始したアラシ隊員たちは観測所員の所有物を次々と発見、アラシ隊員やイデ隊員はムラマツ隊長にそのことを連絡しようとするが、地底の変動で地磁気が乱れ通信ができなかった。



その直後、アラシ隊員とフジ隊員が吸血植物スフランに襲われてしまうが、アラシ隊員がスパイダーでスフランを焼き払い事なきを得た。アラシ隊員たちは観測所員たちもスフランにやられたのではないかと考えた。



一方、溶岩地帯に行ったムラマツ隊長とハヤタは何も手がかりを掴めないでいた。そのためハヤタがイデ隊員に連絡を取ろうとするが、やはりここでも地磁気の乱れで通信ができなくなっていた。その時ムラマツ隊長とハヤタの前にマグラーが現れる。ムラマツ隊長はハヤタにナパーム弾を使うように指示、ハヤタはナパーム弾をマグラーに投げつけるが、マグラーの反撃に遭いハヤタは崖から転落してしまう。



ムラマツ隊長のナパーム弾も直撃したマグラーは撃退されるが、ハヤタは崖下で意識を失ってしまう。



スフランから命からがら逃げてきたアラシ隊員とイデ隊員とフジ隊員はジャングルの中の水辺で休憩をとることにした。すると目の前に小さな怪獣が顔を出した。それは友好珍獣ピグモンだった。



ピグモンの近くで松井のハンカチを見つけたアラシ隊員はピグモンが松井の居場所を知っているかもしれないと考え、ピグモンのあとを追うことにした。イデ隊員とフジ隊員はそれに懐疑的だったが、松井を探すのが任務だとアラシ隊員に言われてしまい、しぶしぶアラシ隊員を追いかけた。しかしピグモンのスピードが早く、見失いそうになってしまうと、イデ隊員は目印になると言ってピグモンの背中に風船爆弾を撃ち込み、背中に風船をつけ、その風船を頼りにあとを追った。



するとその途中で倒れていた松井を発見する。しかし残りの3人は消息不明のままだった。そして松井は多々良島に上陸した時のことを隊員たちに話した。松井は地震と火山の影響で怪獣たちが次々と目覚めてしまい、上陸して1時間もしないうちに測候所が襲われてしまったと説明した。そしてピグモンが食料などを運んできてくれたおかげでここまで生き延びることができたとピグモンが善良な怪獣であることを隊員たちに伝えた。



そこに再びレッドキングが現れてしまう。松井をフジ隊員に任せ、アラシ隊員とイデ隊員はスーパーガンでレッドキングに立ち向かう。



ピグモンも自ら囮になろうとレッドキングの前に立ちふさがるが、レッドキングが投げた岩石が直撃、命を落としてしまう。



レッドキングを相手に全く歯が立たないアラシ隊員とイデ隊員は上空にスーパーガンを撃ちムラマツ隊長にSOSを知らせた。その頃、ムラマツ隊長は崖下に下り意識を取り戻したハヤタの救助をしていたが、SOS信号に気付くとハヤタはムラマツ隊長に救援に行って下さいとお願いした。ムラマツ隊長がいなくなるとハヤタは転落した際に岩の隙間に落としてしまったベータカプセルをなんとか拾い上げるとすぐさまウルトラマンに変身、レッドキングの元へと急行した。レッドキングはウルトラマン目がけ巨大な岩石を投げつけようとするが、持ち上げた岩石をスペシウム光線で爆破され、岩石を足の上に落としてしまう。その隙を見たウルトラマンはレッドキングをの首を掴み持ち上げると振り回して岩場に叩きつける。そして弱ったレッドキングは再びウルトラマンに投げ飛ばされ地面に叩きつけられると絶命した。



科学特捜隊とウルトラマンの活躍により怪獣たちの脅威が無くなったが、松井以外の3人の観測所員は発見されることはなかった。夕焼け空の海岸で隊員たちと松井は3人の観測所員を弔いた。ムラマツ隊長は「これでこの島も南海の楽園にかえるだろう。だが、自然はこの夕焼けのようにいつも美しいとは限らないってことを忘れてはならないね。」とハヤタに語り、ハヤタもうなづいていた。



上原氏はウルトラマンではこの8話の他に最終回の1つ前の38話「宇宙船救助命令」も脚本を担当しました。最終回に登場したゼットンのインパクトが強烈過ぎて38話に登場したキーラはあまり目立ちませんが、強烈な閃光でウルトラマンを苦しめ、八つ裂き後輪とスペシウム光線をもはね返すかなりの強敵でした。次回はそのウルトラマンの「宇宙船救助命令」を紹介します。
Posted at 2020/01/17 21:11:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 音楽/映画/テレビ
2019年08月13日 イイね!

♯円盤が来ない【51年ぶりにペロリンガ星人が来た】

♯円盤が来ない【51年ぶりにペロリンガ星人が来た】 前回のブログでマツコをも共感させた宇宙人としてペロリンガ星人を紹介したところでしたが、なんとそのペロリンガ星人が先週の土曜日、51年の時を経て帰ってきました。令和最初のウルトラシリーズであるウルトラマンタイガに半世紀ぶりに登場したのです。しかも51年前、少年に扮したペロリンガ星人として出演した当時の子役高野浩幸が、あの時から50年後の姿として出演していました。当時のフクシン青年を演じた俳優冷泉公裕は残念ながら今年1月に亡くなってしまったため、半世紀ぶりの競演こそ叶いませんでしたが、もし御存命であったなら半世紀ぶりの再会が見られたかもと思うと、あと1年これが早ければと思わずにはいられません。ちなみに後から気付いたことですが、高野浩幸はウルトラマンティガのキリエル人としても出演しているため、おそらく昭和、平成、令和の3つの時代のウルトラマン全てに出演した初めての俳優ではないでしょうか。キリエル人の時からも既に20年以上の時が経っており、あれから少し年を重ねたなぁと感じました。先週紹介したエピソードの続編ともとれるストーリーだったので、早速そのストーリーを紹介しようと思います。それでは2019年8月10日に放送されたウルトラマンタイガ第6話「円盤が来ない」のストーリー紹介です。



ある夜、天体望遠鏡を覗く男の前に円盤が飛来、中から宇宙ヒットマンガピヤ星人アベルが降り立った。



それを見た男は、ガピヤ星人アベルに抱き着き、迎えの円盤が来るのをずっと待っていたと喜びを爆発させる。しかし地球に侵入したことを見られてしまったガピヤ星人アベルは男を抹殺しようとする。



そこにE.G.I.S.社長のカナが通りかかり、ガピヤ星人アベルにスタンガンを押し付け男を救出する。男は救出を拒むが、カナは無理やりその男をE.G.I.S.のオフィスまで連れ帰った。カナはヒロユキとともに男から事情を聞いた。男は50年ほど前に地球に降り立った宇宙人で、その時星が大好きな地球人の友達ができたため、その友達と一緒に綺麗な星の世界へ行こうとしたが、踏ん切りがつかない友達のために自身も宇宙へ帰り損なってしまったと事情を説明した。男は宇宙へ帰るため、迎えの円盤が来るのをずっと待っていたのだった。カナは男に今晩はオフィスに泊まっていくようにと伝え、帰ろうとする男を引き留めた。



翌日、ガピヤ星人アベルは闇に堕ちたウルトラマントレギアである霧崎の元を訪れた。ガピヤ星人アベルはウルトラマンタイガ抹殺を目論む霧崎によって雇われた宇宙人だった。そこでガピヤ星人アベルは自分を目撃した前夜の男を先に始末したいと霧崎に頼むと、霧崎はそれを認めた。



一方E.G.I.S.のオフィスで目を覚ましたカナは男がいなくなっていることに気付き、慌ててヒロユキを起こすと、急いで男の捜索へと出て行った。カナは聞き込みの末、河原で座り込んでいた男を発見する。



男はほっといてくれとばかりにカナに対し迷惑そうにするが、話をするうちに次第にカナに心を開いていく。そして男は好物である蕎麦の話でカナと意気投合するが、そこにガピヤ星人アベルが現れる。カナと男はガピヤ星人に追い詰められ危機的状況に陥るが、そこにオフィスのピリカから連絡を受けたホマレとヒロユキが駆け付ける。



ガピヤ星人アベルはホマレと一騎打ちになるが、ホマレに手も足も出ず電磁警棒で追い込まれる。



するとガピヤ星人アベルは巨大化し、ホマレを踏みつぶそうとする。ホマレの危機にヒロユキはウルトラマンタイガに変身し、ホマレの危機を救う。



ガピヤ星人アベルはレールガンでウルトラマンタイガを狙うが、ウルトラマンタイガもスワローバレットで応戦する。そしてウルトラマンタイガはセグメゲルリングの力を使い、セゲルフレイムをガピヤ星人アベルに見舞う。



そしてウルトラマンタイガからウルトラマンタイタスへと変身すると、ワイズマンフィストでガピヤ星人アベルを吹き飛ばす。



しかし吹き飛んだガピヤ星人アベルの足元にカナと男がいたため、2人はガピヤ星人アベルに狙わてしまう。ウルトラマンタイタスはウルトラマンフーマへと変身し、瞬間移動で2人の前に立ちはだかりガピヤ星人アベルから2人を守る。



それを見た男は「何でそんなに他人のために戦えるの、ウルトラマンも君も。」とカナに尋ねる。するとカナは過去に星に帰れなかった宇宙人の子どもを助けてあげられなかったエピソードを男に話した。同じく星に帰れずにいた男の境遇が過去に助けられなかった宇宙人の少女と重なったカナは、男を放っておけなくなってしまっていた。



一方のウルトラマンフーマは自身の残像をガピヤ星人アベルの長剣に貫かせ、油断させた隙にその長剣を奪い取ると、その長剣でガピヤ星人アベルを切りつけ、大ダメージを負わせたところを鋭星光波手裏剣で真っ二つに切断、それによりガピヤ星人アベルは大爆発し倒された。





その後、男は再び天体望遠鏡を覗いていると、隣にサイケ宇宙人ペロリンガ星人が現れる。ペロリンガ星人は綺麗な星の世界へ帰ろうと言って男を誘うが、男は蕎麦を一緒に食べに行く約束をした人がいると言ってその誘いを断った。予想外の答えに驚いたペロリンガ星人だったが、男の思いを聞き納得したペロリンガ星人は円盤に乗って宇宙へと帰っていった。



ちなみにペロリンガ星人の声の雰囲気も当時とあまり変わっておらず、しかも敵としてではなく最後は宇宙へと帰っていくというのもナイスな設定ですね。おそらく男とカナが蕎麦を食べる約束をしたというのも、当時の劇中に「増田屋」という蕎麦屋が登場したことに絡めているのかと思われます。隅々までファン泣かせの設定ですね。それから近年は昭和シリーズの宇宙人が再登場すると余計なミドルネームみたいな名前が付けられますが、今回のペロリンガ星人にはそれがなかったのも好印象ですね。ペロリンガ星人の再登場でメインの敵役であるガピヤ星人アベルの影が薄くなってしまいましたが、こちらもウルトラマンオーブの劇場版で登場したガピヤ星人サデスの弟で、瓜二つの風貌をしています。個人的にはクールのロードスターリアバンパーとこのガピヤ星人がそっくりだなぁと前々から感じていますが、そう思うのは私だけでしょうか。



Posted at 2019/08/13 19:01:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 音楽/映画/テレビ
2019年05月05日 イイね!

♯星人を追う仕事【女優長谷川眞優引退】

♯星人を追う仕事【女優長谷川眞優引退】 4月をもって長谷川眞優が芸能界から引退しました。ウルトラマンジードの愛崎モア役の女優で、日本テレビの朝の情報番組「ZIP!」やNHKの大河ドラマ、花王のCMなどにも出ていた女優でした。平成シリーズも五十嵐隼人をはじめ主要な人物を演じた俳優、女優が密かに引退したり亡くなったりと、結局映画などで頼れるのはつるの剛士と杉浦太陽くらいになってしまいますね。ちなみに表舞台から姿を消してしまった平成シリーズの出演陣は他にもウルトラマンティガの古屋暢一、故・川地民夫、ウルトラマンダイナの斉藤りさ、故・円谷浩、ウルトラマンガイアの橋本愛、ウルトラマンコスモスの鈴木繭菓、ウルトラマンマックスのショーン・ニコルス、ウルトラマンメビウスの故・田中実、斉川あい、ウルトラマンギンガの宮武美桜、故・津川雅彦などです。

今日のストーリー紹介は4月いっぱいで芸能界を引退した長谷川眞優が演じた愛崎モアの活躍や人物像が一番色濃く描かれた回、2017年7月29日放送のウルトラマンジード第4話「星人を追う仕事」です。いつも笑顔で天然というキャラクターは彼女にピッタリの役柄だったのかもしれません。監督を務めた坂本浩一は長谷川眞優は天真爛漫でモアそのものだとも評していました。それではモアのスクリーンショットを多めに今日はストーリーを紹介していきます。



リクはペガを連れライハと買い出し用の自転車を買いに行くこととなった。リクは星雲荘を出る時、自分もモアのように仕事を探さないとと呟いた。愛崎モアはリクの幼馴染みで、昔よく遊んでもらっていたお姉さんのような存在だった。リクはモアからニコニコ生命という保険会社のセールスをしていると聞かされていた。しかしモアは実は保険のセールスではなく、AIBという宇宙人の犯罪者を取り締まる組織のエージェントをしていた。その日もモアは保険のセールスを装い怪しげな家を訪れた。ドアを開けた不審な男は保険のセールスと聞くとドアを閉めようとするが、モアが家の奥に不審物を発見、中に押し入ろうとするが、逆に不審な男に突き飛ばされ逃げられてしまう。



しかし外で待ち構えていた同じAIBの上司であるシャドー星人ゼナが逃げた男を取り押さえる。男の正体はフック星人だった。



ゼナの助けを借りモアが家の中を捜索すると、そこには宇宙植物ルグスが栽培されていた。モアは宇宙植物ルグスが強力な睡眠作用のある花粉を作り出すことを知っていたが、不注意でその花粉を吸いこんでしまう。



またしても失態を犯してしまたモアはゼナに連れられ基地へと戻った。連行してきたフック星人はAIBによって強制退去となり地球外に転送された。しかしこの時モアは回収してきた宇宙植物ルグスを車から運んでおくようゼナから指示されるが、これまた指示を忘れてしまう。一方リクはライハを待たせている間に自転車を買ってくるが、カゴの無いロードバイクを買ってきてしまい、買い出しに使えないとライハから怒られ自転車を戻すことになってしまった。



モアはゼナとともに街を巡回、途中休憩でモアが買い出しに行き、車に戻ると宇宙植物ルグスを車から運び忘れたことに気づき慌てるが、そこに基地から通信が入る。通信によるとピット星人トリィ=ティプがスピード違反で事故を起こし逃走しているということだった。ゼナはモアを車に乗せ現場へ急行する。その頃、ライハから怒られロードバイクを返しに行こうとしていたリクだったが、毎回買い出しはリクが担当し、折半した自転車代をライハに返済するという条件でライハからロードバイクを許可してもらっていた。そのことに喜んでいると、突然青いコートを着た女がリクのロードバイクを奪い走り去る。



そこにゼナの車に乗ったモアが駆け付ける。リクはモアとともにゼナの車に乗せてもらい逃げた女を奪い追いかける。女はロードバイクで逃走、偶然遭遇したレイトをも突き飛ばしさらに逃走を図るが、その直後宇宙怪獣エレキングが出現する。



女の正体はピット星人トリィ=ティプで、リトルスターが宿っていた。エレキングはピット星人トリィ=ティプがかつて地球侵略のために育てていたものだったが、地球が好きになってしまったピット星人トリィ=ティプは仲間を裏切りエレキングを池の底に沈めていた。しかしリトルスターに反応したエレキングは眠りから覚め、そのリトルスターを狙い、育ての親であったピット星人トリィ=ティプを追い始める。ピット星人トリィ=ティプはゼナとモアにも追いつめられる。迫りくるエレキングを前に、リクはウルトラマンジードにフュージョンライズする。ゼナとモアはピット星人トリィ=ティプを捕らえるが、ピット星人トリィ=ティプは仲間を裏切りエレキングを眠らせていたことをモアに話す。そして目覚めたエレキングに狙われたピット星人トリィ=ティプはエレキングから街を守るため人気の無い場所に逃げ、街をエレキングから守ろうとしていたという事情を説明した。



ウルトラマンジードはエレキングと一進一退の攻防を繰り広げるが、エレキングの尻尾の高圧電流攻撃を受けると動けなくなってしまう。





ウルトラマンジードのピンチにモアはピット星人トリィ=ティプを車に乗せると、ピット星人トリィ=ティプを狙ってエレキングが迫りくる。するとモアは車のトランクから宇宙植物ルグスを取り出し睡眠作用のある花粉をエレキングに噴射させる。



花粉でエレキングの動きが鈍った隙にウルトラマンジードはプリミティブからソリッドバーニングに変身、ジードスラッガーとエメリウムブーストビームでエレキングにダメージを与える。



かつて可愛がっていたエレキングがいたたまれなくなったピット星人トリィ=ティプはウルトラマンジードにエレキングを早く楽にさせてあげてと頼み込む。それを聞いたウルトラマンジードはブーストスラッガーパンチでエレキングを葬った。するとピット星人トリィ=ティプに宿ていたリトルスターはウルトラマンジードへと取り込まれ、ウルトラマンヒカリのカプセルとなってリクの手に渡った。





一方倒されたかに見えたエレキングだったが、伏井出ケイによって怪獣カプセルに回収されていた。その後、リクはモアとともにハルヲの営む駄菓子屋銀河マーケットでラムネを飲みながら談笑していたがライハが来ると、モアは激しく嫉妬する。



そこにレイトが現れ名刺を渡しリクを呼び出す。レイトは自分がウルトラマンゼロだと話し、色々聞きたいことがあると告げるが、モアやライハの視線を感じると、また後でと言ってその場を去っていった。



芸能界では元号の変わり目とともに令和婚などが注目される機会が多かったですが、知らないところでこのような少し残念なニュースもたくさんあったんでしょうね。
Posted at 2019/05/05 18:55:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | ニュース

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