
一昨日俳優の津川雅彦氏が亡くなったというニュースが駆け巡りました。
津川雅彦氏はウルトラシリーズにも縁がありましたので、今日は追悼ブログとして、5年前に津川雅彦がレギュラー出演していたウルトラマンギンガの中から最終回の一つ前の第10話と、最終回の第11話を紹介します。ウルトラマンギンガでは主人公礼堂ヒカルの祖父で神主でもある礼堂ホツマを演じ、最終回では黒幕を突き止めるという重要な役を演じていました。第10話「闇と光」は2013年12月11日放送、そして最終回の第11話「きみの未来」は2013年12月18日放送です。それではストーリー紹介です。
美鈴が突然いなくなってしまう。ヒカルたちが学校内を探していると、突然校舎内から悲鳴が聞こえてくる。悲鳴のした場所へとヒカル、健太、千草、友也が行くと、そこにはヒカルの祖父ホツマと元校長の白井先生がいた。そしてそこには無残に壊された校歌の額が落ちていた。
その時外にスーパーグランドキングが現れる。
星降小学校をを守るため、ヒカルはウルトラマンギンガにウルトライブ、友也もジャンナインを呼び出しスーパーグランドキングに立ち向かう。
しかしスーパーグランドキングの中にはナックル星人によって取り込まれてしまった美鈴がいた。
それに気付いたウルトラマンギンガとジャンナインは攻撃を躊躇、スーパーグランドキングに対し劣勢になってしまう。するとウルトラマンギンガはヒカルを美鈴の意識に中に送り込んだ。ヒカルの意識を分離したウルトラマンギンガは動けなくなってしまい、その間ジャンナインが必死にスーパーグランドキングに立ち向かっていた。
スーパーグランドキングの中に美鈴がいることを知った健太と千草と美鈴の父誠一郎は教室の窓から心配そうにそれを見ていた。すると3人の前にウルトラマンタロウのスパークドールズが現れる。ウルトラマンタロウは美鈴はナックル星人によって心の闇を利用されていると話す。
それを聞いた父誠一郎は、以前自分がウルトラマンダークへとダークライブしてしまったことが原因だと気付く。父誠一郎は美鈴を助け出そうと教室から出ようとすると、3人の手に突然ギンガライトスパークが現れる。
そして健太はウルトラマンティガに、千草はウルトラマンに、父誠一郎はウルトラセブンへとウルトライブ、スーパーグランドキングへと立ち向かう。
しかし強大なスーパーグランドキングに太刀打ちできず、ウルトラマンらは追い込まれてしまう。
その頃校長室では闇の支配者が白井元校長だと気付いたホツマが白井元校長にそれを告げる。
白井元校長は自分の気付かないうちにダークルギエルに憑依され、無意識に暗躍していたのだった。校歌の額を破壊したのも白井元校長自身だった。
神主でもあるホツマは白井元校長に憑依したダークルギエルを追い払うべく念を送り始める。一方スーパーグランドキングと戦っていたウルトラマンとウルトラセブン、ウルトラマンティガは遂に力尽き、健太、千草、誠一郎の姿へと戻ってしまう。残されたジャンナインはスーパーグランドキングをなんとか押さえ込んでいた。その時美鈴に意識に入り込んでいたヒカルがようやく美鈴を闇から救い出すことに成功、ウルトラマンギンガの中へと戻り、スーパーグランドキングに反撃を開始する。
美鈴を奪われたスーパーグランドキングは弱体化し、ウルトラマンギンガに空高く投げ飛ばされると、最後はギンガサンシャインを受け倒された。
校長室でもホツマの念により白井元校長に憑依していたダークルギエルは取り除かれた、かに見えた。
そして翌週の最終回「きみの未来」へと続く。
スーパーグランドキングが倒され、ようやく美鈴が学校に戻ってきた。そこに父誠一郎が来て、娘である美鈴より仕事を優先してしまったことで美鈴と距離ができてしまい、そのためにナックル星人に利用されてしまったことを謝った。その様子を眺めていたヒカルたちの前に星降小学校の卒業生たちがやってきた。闇に支配され見えなくなっていた星降小学校が無事取り戻されたことでみな安堵していた。そして美鈴は父にお母さんに会いに行こうと言うと、校庭をあとにしようとする。卒業生たちも帰ろうとするが、その時、白井元校長から取り除かれたかにみえたダークルギエルが再び蘇り、白井元校長の手にダークスパークが出現、白井元校長は闇の波動を撃ち、美鈴の父誠一郎と卒業生たちが倒れてしまう。そしてホツマも倒れてしまう。
白井元校長はダークスパークを起動、ダークルギエルを出現させてしまう。
その姿を見たスパークドールズにされたウルトラマンタロウはついに過去を思い出す。ウルトラ戦士や怪獣たちはダークルギエルによって全てスパークドールズの形に変えられてしまっていた。
ダークルギエルが星降小学校を破壊しはじめるのを見たヒカルはウルトラマンギンガにウルトライブする。しかし巨大で圧倒的な強さのダークルギエルの前にウルトラマンギンガはあっという間に追い込まれ、カラータイマーが点滅を始める。
そしてウルトラマンギンガの戦いを見守っていた健太や千草たちは学校が壊されたショックで気を失ってしまう。ダークルギエルはその後ウルトラマンギンガを執拗に攻撃、胸の赤い発光体からダークルギエルビートをウルトラマンギンガに撃ち込むとウルトラマンギンガのエネルギーは殆ど奪われ動けなくなってしまう。その間にもダークルギエルは白井元校長のマイナスエネルギーを吸い取りどんどんパワーアップしていく。
追い込まれたウルトラマンギンガに美鈴が祈るように声を送るが、その美鈴もウルトラマンタロウのスパークドールズを持ったまま倒れてしまう。
そしてダークルギエルはエネルギーの尽きかけたウルトラマンギンガにダークルギエルビートを浴びせると、ついにウルトラマンギンガは力尽き死んでしまう。
ダークルギエルは地球の時間を全て止めるべくダークスパークで闇の波動を空に開放しはじめる。スパークドールズとして残されたウルトラマンタロウは何もできず、その残酷な結末を一人見届けるしかなかった。その時、絶望の淵に追いやられたスパークドールズのウルトラマンタロウにウルトラの父とウルトラの母の声が響く。それは人々の希望を力に変えて戦えという声だった。
そして校庭に倒れていた卒業生たちが意識を取り戻し、校歌を歌い始める。するとダークルギエルが作り出した闇の波動が消え、ダークルギエルに利用されていた白井元校長も必死にダークルギエルに抵抗をはじめる。
そして白井元校長や卒業生たちの手にギンガライトスパークが現れる。それを見たスパークドールズのウルトラマンタロウはついに覚醒、人々の希望の力を得てついに本来の姿を取り戻す。
ウルトラマンタロウはダークルギエルに強烈なパンチを連打、ダークルギエルを吹き飛ばす。ダークルギエルはウルトラマンタロウを再びスパークドールズに変えようと闇の波動を放つ。ウルトラマンタロウはそれに対抗するためストリウム光線を放つ。両者の光線が激突、ウルトラマンタロウはバリアで闇の波動を防ぎつつ、ウルトラマンギンガにエネルギーを注ぐ。しかしその隙をついたダークルギエルはさらに強力な闇の波動を放つと、それがバリアを突き破りウルトラマンタロウに直撃。ウルトラマンタロウは光の粒子となって消滅してしまった。
しかしウルトラマンタロウのエネルギーを受け、ウルトラマンギンガは復活。ダークルギエルに挑むため、超巨大化、ダークルギエルと同等のサイズへと姿を変え、さらにギンガスパークランスでダークルギエルに立ち向かう。ダークルギエルもダークスパークランスで対抗、両者は激突するとそのまま月面まで移動、月面で壮絶な戦いの末、ウルトラマンギンガはギンガエスペシャリーを放つ。
ダークルギエルも光線を放つが、ギンガエスペシャリーにそれを押し戻され大爆発、ついにダークルギエルは倒された。それにより星降小学校の中にあった怪獣たちのスパークドールズは宇宙へと戻っていった。そしてウルトラマンタロウもヒカルに別れを告げ、光の玉となって宇宙へと帰って行った。そしてウルトラマンギンガはヒカルにもっと冒険しろと伝え、その冒険が終わったらまた会おうと別れを告げ宇宙へと旅立っていった。
平成シリーズのレギュラー陣では、ウルトラマンダイナのミヤタ参謀やウルトラマンガイアで田端ディレクターを演じた円谷浩氏、そしてウルトラマンメビウスでサコミズ隊長を演じた田中実氏が放送終了後間もなく亡くなっていますが、また一人、平成シリーズのレギュラー陣が旅立ってしまいました。
Posted at 2018/08/10 18:15:33 | |
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