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Agent ジンのブログ一覧

2018年08月09日 イイね!

♯遊星より愛をこめて(永久欠番)【平和に愛をこめて】

♯遊星より愛をこめて(永久欠番)【平和に愛をこめて】先日の広島に続き、今日は長崎で平和祈念式典がおこなわれました。あれから73回目の夏だそうです。「だそうです」と書くと他人事のようですが、残念ながら私はリアルタイムでは知るはずもなく、当然教科書でしか知りません。当時のことを語れる人は時代とともにどんどんいなくなってしまいますが、今後も式典などを通して語り継がなければいけないことですね。

今日はそれにあわせて、ウルトラシリーズの中でもタブーとされてきたウルトラセブンの第12話「遊星より愛をこめて」を紹介します。1967年12月17日に放送されたこの12話ですが、当時は特に問題視されることもなく放送されました。しかし放送から3年後、小学館の雑誌に付いていたカードに「ひばくせい人」と記載されたことがきっかけで大問題となってしまいます。その後円谷プロが対応するより先に朝日新聞が「被爆者を怪獣扱い」と報道し、全国規模で抗議行動が殺到、それを受けこの回は永久欠番となってしまいました。私の個人的な感想としては、ストーリーの内容には「被爆者を怪獣扱い」している点は全く描かれておらず、現在別名として公式につけられている「吸血宇宙人」を用いれば全く問題ないものと思います。むしろこれを単純に「被爆者を怪獣扱い」と書き立てる方が余程差別に値すると思います。また、広島平和記念資料館の元館長にもビデオを見てもらった上で、アンヌ隊員役を演じたひし美ゆり子は「31年前に見ても差別だとは感じなかったはずで平和を願う気持ちが伝わる」と述べています。実際ストーリーは自分たちがおこなった実験によって被ばくしてしまったスペル星人が人間の血を求め、人間の血を奪うという内容で、自業自得のことであり、そのような実験をしたがために自分たちを害する結果になてしまったというものです。これを見て「被爆者=怪獣」と思うよりも、核実験などは良いことではないと捉える方が普通ではないでしょうか。小学館のカードの記載には確かに誤解を招く表現があり軽率な点はありますが、朝日新聞の記事の書き方は如何なものかと思います。そして今の時代だからこそ、正しい解釈を載せた上で、この第12話を解禁する時なのではないかと思います。もちろん人によって賛否両論はあるものではありますが、今日はタブーに切り込み第12話をここで紹介します。



宇宙で謎の爆発が発生したことを受け、アマギ隊員とソガ隊員はウルトラホーク2号で宇宙パトロールをしていた。その際、宇宙で通常より若干多めの放射能を検出していた。一方地球では若い女性が謎の貧血で倒れるという事件が頻発していた。



ウルトラ警備隊は倒れた女性に共通点を探すと、みな同じ型の腕時計をしていることが判明、それを調査したところ、地球には存在しないスペリウムという物質でできていることが発覚した。その時アンヌ隊員が休暇で訪れていた友人早苗の家から作戦室へ帰ってきた。隊員たちがちょうど腕時計の話しをしていたところに戻ったアンヌ隊員は、その腕時計を見て早苗も同じものを身につけていたことに気付く。それを隊員たちに話すと、ダンは早苗が腕時計をどこで手に入れたか知っているかとアンヌ隊員に尋ねる。するとアンヌ隊員は早苗の恋人の佐竹からもらったものだと答えた。



その後、アンヌ隊員は時計を調査するため、早苗と恋人の佐竹を喫茶店に呼び、話しをしていた。



そして早苗が席を外したタイミングで、佐竹に腕時計の購入場所を尋ねた。すると佐竹はヨーロッパとだけ答えた。アンヌ隊員がヨーロッパのどこかと再度聞くと佐竹は言葉を濁した。



そして佐竹は早苗が腕時計をしていないことに気付くが、その時早苗の弟伸一が学校で倒れたと知らせが入る。3人が病院へ駆けつけると、伸一は既に元気になっていて、医師から軽い脳貧血だと説明を受けた。早苗はその時伸一が自分の腕時計をしていることに気付き、勝手に持ち出したことを注意し、腕時計を返すよう話すが、伸一はそれを拒否、友達と病室から出て行ってしまった。佐竹は早苗に伸一から腕時計と取り戻すよう告げ、一緒に伸一を追いかける。



腕時計をしていた伸一が貧血で倒れたことが多発していた女性の貧血事件と重なり怪しんだアンヌ隊員はそのことをキリヤマ隊長に報告する。キリヤマ隊長は腕時計の購入場所をはっきりと言えない佐竹の言動もおかしいと考え、アンヌ隊員に佐竹をマークするよう指示、そしてダンを応援に向かわせた。その後アンヌ隊員はダンと合流、陰から佐竹と早苗の様子を偵察していた。



すると伸一から取り戻した腕時計をしていた早苗は、それを佐竹に手渡した。すると佐竹は早苗に気付かれないよう、同じ型の別の腕時計とすり替え、それを早苗の腕に巻くと、佐竹は早苗と別れどこかへ去って行った。



ダンとアンヌ隊員は急いで佐竹の後を追った。すると佐竹は奇妙な建物の中へと入っていった。



佐竹が部屋に戻ると、そこに3人の男がいた。そして佐竹は早苗から回収した腕時計を仲間に渡す。そして男らは腕時計を分解する。その腕時計の中には人間の血液が入っていた。佐竹はスペル星人で、宇宙でスペリウム爆弾の実験中、放射能で汚染されてしまった仲間の血液を人間の血液に入れ替えるべく、地球を訪れ腕時計を使い人間の血液を採取していたのだった。そして男らは早苗の腕時計から回収した血液を調べていると、それまで若い女性から回収していた血液よりも純度が高いことに気付く。それにより、男らは若い女性からターゲットを子どもへと変えた。



建物の外で偵察を続けていたダンとアンヌ隊員だったが、ダンはアンヌ隊員に基地に戻って報告するよう告げ、一人で見張りを続けることにした。アンヌ隊員からの報告を受けた隊員たちは男らのアジトに乗り込もうとするが、キリヤマ隊長は敵の尻尾を掴むまで待てと隊員たちを制した。するとその後男らが行動を開始した。男らは「ロケットを描いて宇宙時計をもらおう」という企画を新聞広告に載せてきた。



すると男らの狙い通り、それに子どもたちが殺到、男らのアジトの前にはたくさんの子どもたちの行列ができていた。そこにフルハシ隊員とダンが駆けつけ、建物の中に入ろうとする子どもを必死に押さえつけていた。すると計画を見破られた佐竹は巨大化、スペル星人の姿になる。ウルトラ警備隊はウルトラホーク1号で出動、スペル星人と交戦するが、ウルトラホーク1号はスペル星人が目から放った怪光線でやられ不時着することとなってしまう。



ウルトラ警備隊を撃退したスペル星人は一度撤退し、その後佐竹の姿に戻り早苗の家を訪れる。そして早苗の弟伸一を連れ奥多摩の氷川貯水池へと向かった。少し遅れてアンヌ隊員とソガ隊員が早苗の家に駆けつけるが、その時伸一は既に佐竹に連れ去られた後だった。アンヌ隊員とソガ隊員は早苗を連れてポインターで急いで佐竹の後を追う。その道中、早苗はアンヌ隊員から佐竹の正体を聞かされ、ソガ隊員から腕時計を捨てるよう言われるが、早苗は2人の言うことを信じようとしなかった。その頃不時着したウルトラホーク1号の修理を終えたキリヤマ隊長らは氷川貯水池へと急行する。一方アンヌ隊員とソガ隊員は早苗を連れ氷川貯水池の山林に入り、佐竹と伸一の後を追う。すると佐竹と伸一を発見したソガ隊員がエレクトロHガンで佐竹を撃とうとすると、早苗が止めに入るが、ソガ隊員は構わず佐竹に向けエレクトロHガンを発射する。



すると佐竹はスペル星人へと変貌、巨大化する。佐竹の正体を見てしまった早苗は呆然と立ちつくしていた。そこにキリヤマ隊長とフルハシ隊員の乗るウルトラホーク1号とダンの乗ったウルトラホーク3号が到着、2機がスペル星人を攻撃すると、スペル星人は宇宙船を出し、ウルトラホークを迎撃しようとする。そしてウルトラホーク1号は宇宙船を追い、ウルトラホーク3号はスペル星人に的を絞るが、スペル星人は空中戦を展開、目から怪光線を出しウルトラホーク3号を撃墜する。ダンは墜落間際にウルトラアイでウルトラセブンに変身、スペル星人に挑む。そしてすぐさまアイスラッガーを放つが、スペル星人に避けられてしまう。ウルトラセブンは宇宙船に妨害を受けながらもスペル星人を投げ飛ばす。



そして宇宙船にストップ光線を放ち、動きを封じると、その隙にウルトラホーク1号が宇宙船にミサイルを撃ち込み宇宙船は爆破された。それを見て劣勢に追い込まれたスペル星人は逃げようと飛び立つが、ウルトラセブンのアイスラッガーで両断され絶命した。





その後早苗は湖に腕時計を投げ捨てた。そして早苗は地球人も他の星の人も同じように信じ合える日が来ると信じているとアンヌ隊員に話した。それを横で聞いていたダンは心の中で「そんな日はもう遠くない、だってM78星雲の人間である僕がこうして君たちと一緒に戦っているじゃないか」とつぶやいた。

最後のダンのセリフ、実はこれは劇中でウルトラセブンがM78星雲から来たということを初めて明言した時でもありました。しかし永久欠番となってしまったため、あまり知られないエピソードにもなってしまいました。そして早苗を演じていたのは前作の初代ウルトラマンで科学特捜隊のフジ隊員を演じた桜井浩子で、新旧ヒロインが当時唯一共演した貴重な回でもありました。

ちなみにこの回も実相寺昭雄氏が監督を務めた作品で、カメラワークや、アンヌ隊員のニット姿、アイスラッガーが湖面を水切りのように弾みながらスペル星人に飛んでいく点など、随所に実相寺らしさが見受けられる作品となっています。
Posted at 2018/08/09 19:33:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニュース | 日記
2018年06月28日 イイね!

♯怪獣殿下(前編)/怪獣殿下(後編)【強い大阪】

♯怪獣殿下(前編)/怪獣殿下(後編)【強い大阪】大阪北部を震源とする地震から10日。一昨日のニュースでも北海道や関東の沿岸などで30年以内の巨大地震の確率が高まっているということをやっていました。Xデーはいつどこにでも起こりうることを想定していないといけないというわけですね。

そして今日のウルトラシリーズエピソード紹介は、大阪は負けないという応援の意味を込めて、怪獣にも負けない大阪が描かれた1967年1月8日放送の初代ウルトラマン「怪獣殿下(前編)」と翌週1月15日放送の「怪獣殿下(後編)」を紹介します。大阪の観光名所である大阪城に現れたゴモラを科学特捜隊と自衛隊とウルトラマンが一致団結して倒します。当時の子どもには大阪城が狙われるシーンは衝撃だったようですが、それだけミニチュアの完成度も高かったといえます。それではゴモラにも負けない大阪が舞台となった「怪獣殿下」の紹介です。



大阪に怪獣オタクの少年で「怪獣殿下」というあだ名のオサムがいた。オサムは怪獣の存在を信じていたが、友達に怪獣なんていないと馬鹿にされていた。一方南太平洋にあるジョンスン島のジャングルでは阪神大学の中谷教授率いる学術調査隊が泊まり込みで調査をおこなっていた。科学特捜隊にアラシ隊員はその一行に射撃の腕前を見込まれて参加していた。



調査隊が島に入って4日目の夜、中谷教授とアラシ隊員はゴモラザウルスについて話しをしていた。ゴモラザウルスは1億5千万年前に存在していた生物だった。翌日調査隊が島を調査しているとゴモラザウルスが出現。アラシ隊員はスパイダーで攻撃しようとすると、中谷教授は攻撃するなとアラシ隊員をとめる。中谷教授はゴモラを生け捕りにするつもりだった。翌朝、日本でも毎日新聞の一面に「ゴモラは生きていた」という記事が出た。オサムはそれを切り抜き得意げに学校へと持って行く。そしてオサムの友達たちはそれまで怪獣などいないとオサムを馬鹿にしていたが、新聞にゴモラが載ったことでオサムを信用するようになる。その頃科学特捜隊では万博へゴモラを展示するため、ゴモラの空輸を依頼され、その作戦が練られていた。そしてゴモラはワシントン大学のスミス博士が発明したUNG麻酔弾で眠らせて運ぶことが決まった。しかしUNG麻酔弾はその効力が6時間とされていた。科学特捜隊はジョンスン島へと渡る。UNG麻酔弾もニューヨーク科学特捜隊支部からジョンスン島へと運ばれた。そして作戦は開始、アラシ隊員によって撃ち込まれたUNG麻酔弾でゴモラが眠るとゴモラはビートルで急いで空輸されることになった。六甲山では万一に備え非常線が張られていた。そこにオサムとその友達3人がゴモラを一目見ようとやって来る。オサムたちは警備員に止められてしまうが、そこに到着したフジ隊員と警備員が話している隙に非常線を越えて中へと入っていってしまう。一方空輸されていたゴモラは、あと少しで大阪に到着するという所で突然目を覚まし、ネットの中で暴れ始めてしまう。ビートル墜落の危機に、ムラマツ隊長は仕方なくゴモラを六甲山中に落下させる決断をする。



ゴモラが落下した付近にはオサムとその友達3人がいた。オサムの友達は空から落ちたゴモラは死んでしまったと話すが、大怪獣のゴモラが空から落ちたくらいでは死なないとオサムは主張する。オサムはそれを確かめるためゴモラの近くまで行こうとするが、友達2人は怖がって帰ってしまう。残った友達とオサムは2人でゴモラの落下地点まで行くこととなる。科学特捜隊と空輸に同行していた中谷教授も急いで落下地点へと向かう。中谷教授は暴れるゴモラを見て、落下の衝撃で本来の生活力を取り戻し恐るべき怪獣へと変貌したと話す。科学特捜隊はやむを得ずゴモラを攻撃することとなった。その時ハヤタがオサムとその友達を発見、家へと帰るよう促す。



科学特捜隊による集中攻撃を浴びたゴモラだったが、攻撃をやめると、そこにゴモラの姿は無かった。ゴモラは地中へと逃げてしまっていた。いつまたどこからゴモラが現れるか見通しのつかない大阪の街は恐怖で静まりかえっていた。そして大阪タワーにゴモラ対策本部が置かれ、科学特捜隊と中谷教授は大阪タワーへと向かった。その頃オサムとその友達が団地の空き地で怪獣ごっこをしていると、そこにゴモラが出現してしまう。オサムは友達に通報するよう言って、自分は見張りとしてその場に残った。そして暴れるゴモラをどうにかしようとオサムは空に向かって大声でウルトラマンを呼ぶ。するとそこにウルトラマンが飛んできて、ゴモラに立ち向かう。しかしゴモラの強力な尻尾で連打されウルトラマンはダメージを受け、動けなくなってしまう。



その時ハヤタがウルトラマンに変身する時に使うベータカプセルがオサムの元へと落ちてきた。オサムはそれを拾った。



ウルトラマンはゴモラの度重なる攻撃を受け、ふらつきながらもスペシウム光線を放とうとするが、その隙にゴモラは地中へと逃げてしまう。ゴモラが姿を消し、ウルトラマンは一度退散する。





そして後編へと続く。



ゴモラが現れた空き地へとアラシ隊員とイデ隊員が駆けつけるが、ゴモラは既に姿を消した後だった。科学特捜隊はゴモラ対策本部のある大阪タワーへと集結、そこでムラマツ隊長から次の作戦が指示された。フジ隊員は再度ニューヨーク科学特捜隊支部にUNG麻酔弾を発注し、ハヤタは本部へとマルス133と小型発信機を取りに、アラシ隊員は府警を通じて緊急避難命令を発令、そしてイデ隊員はビーコンを製作することとなった。



緊急避難命令を受け、オサムの家ではオサムの母が急いで荷物を整理し避難しようとするが、オサムの父はどこへ出るのかわからないのに逃げても同じだと全く動じず、部屋で釣り竿の手入れをしていた。そして一度出た場所にはもう出ないとまで言い、さらにウルトラマンが来て今度こそ倒してくれると呑気に気構えていた。



その後、何事も無く4時間が過ぎ、その間、ハヤタも本部から武器を持って戻り、イデ隊員のビーコンも完成した。作戦の準備が着々と進む中、ついに大阪市街にゴモラが出現する。



科学特捜隊はスパイダーとマルス133でゴモラを集中攻撃する。そしてハヤタが放ったマルス133によりゴモラ最大の武器である尻尾が切断される。





尻尾を切断されもがくゴモラは地中へと逃げようとする。そこへイデ隊員が開発したビーコンをアラシ隊員がゴモラに撃ち込んだ。



ビーコンの情報によると、地中へと逃げたゴモラは大阪城へと向かっていることがわかった。



ハヤタ、アラシ隊員、イデ隊員も大阪城方面へと急行する。その頃オサムの家ではラジオでゴモラが大阪城付近に向かっているというニュースを知り、オサムの母は父とオサムに避難を促すが、相変わらずオサムの父は自分たちの住んでいる場所には関係ないと他人事だった。オサムも机からベータカプセルを取り出すと、ウルトラマンに届けなければと両親の目を盗んで家から出て行ってしまう。


ゴモラ対策本部ではニューヨーク科学特捜隊支部から電話が入る。ムラマツ隊長がそれを受けるが、電話の内容はあろうことかUNG麻酔弾が在庫切れだという連絡だった。そしてゴモラは予想通り大阪城近くへと出現する。待機していた自衛隊が戦車で集中攻撃をするが、ゴモラは全く動じず、大阪城へと進行していく。





街では大阪府警が警備体制を敷いていたが、そこにベータカプセルを持ったオサムが現れ、警察官にベータカプセルを見せ、大事なものを届けたいと頼み込む。すると子どもの直感を信じた警察官はオサムをパトカーに乗せ大阪城へと向かう。大阪城では自衛隊や科学特捜隊の攻撃もむなしく大阪城がゴモラによってだんだんと破壊されていく。その時ゴモラを攻撃するハヤタのもとへベータカプセルを持ったオサムが駆けつける。オサムはウルトラマンの大切なものだと言ってベータカプセルをハヤタへ託す。



ハヤタはベータカプセルを受け取ると、オサムを安全な場所へと避難させ、ウルトラマンへと変身する。



最初の戦いではウルトラマンを圧倒し、エネルギー切れ寸前にまで追い込んだゴモラだったが、2度目は武器である尻尾を切断されていて、本来の力を発揮できず、逆にウルトラマンに簡単に投げ飛ばされてしまう。そして角を折られ弱ってしまいまたしても地中へと逃げ込もうとするが、地面を掘る力も残されていなかったゴモラはウルトラマンに再度投げ飛ばされ、その後スペシウム光線を受け倒された。





オサムはその後ハヤタからベータカプセルを届けてくれたお礼に特別に流星バッジをプレゼントしてあげた。

ちなみに東京近郊が舞台というイメージが多かったウルトラマンですが、この「怪獣殿下」は大阪ABC朝日放送から要請を受け大阪ロケが実現したという経緯があります。そしてオサム役の子役稲吉千春はのちのウルトラセブン第14話「闇に光る目」でもメインの子役であるヒロシ役を演じています。昭和の子役という雰囲気が特撮によくマッチしていた感じがします。

それからゴモラという名前は聖書に登場する「ソドムとゴモラ」が由来だそうです。ソドムの方もウルトラマンダイナの第21話「発熱怪獣3000度」に登場しています。ただしゴモラは実際に聖書に登場していますが、ジョンスン島という島は存在していないようで、劇中に登場する架空の島のようです。

また、この「怪獣殿下」のストーリーを彷彿とさせるストーリーがやはりウルトラマンダイナの「滅びの微笑」でも描かれています。こちらは阪神淡路大震災から復興した神戸・大阪を描いたストーリーで、平成シリーズでは珍しく戦車部隊による集中攻撃のシーンがあったり、ビーコンの替わりにモンスターキャッチャーで怪獣の居場所を特定したり、主役のアスカが変身アイテムリーフラッシャーをなくしてしまい、それを拾った子どもが大人の目を盗んでアスカまで届け、大阪城の敷地内で変身する点など数々のオマージュが見られます。こちらのストーリーはまだ未紹介なので、機会があればこちらも紹介します。
Posted at 2018/06/28 20:43:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | ニュース
2018年05月22日 イイね!

♯恐怖の超猿人【頭部移植手術の今後】

♯恐怖の超猿人【頭部移植手術の今後】先週16日に放送された「ホンマでっか!?TV」で人間の頭部移植についての話題が出ていました。どうやら術後の運動機能復元まではまだ難しいようですが、犬では胴体の制御まで成功したという事例があるようです。図はネットニュースの抜粋ですが、嬉しいような恐ろしいような手術が他にもあるようですね。ちなみに今年、ロシア人の難病患者に対して、治療として初の本格的な頭部移植手術がおこなわれる予定だそうです。

この話題に近いような話しがウルトラセブンの第44話にもありました。人間と猿の脳を交換し、猿人間を大量増殖させようとしたゴーロン星人です。この回は映画「猿の惑星」がモチーフになったとされています。この回もまた、突っ込み所満載で、かつ、監督の希望だったのかどうかはわかりませんが、アンヌ隊員がSM女王のような女にムチで打たれるというある意味見所の詰まった(?)回でもありました。さらには愛知県にある日本モンキーセンターとその近くの日本ライン川下りとのタイアップということで、それらが全面に出されていました。ただ、肝心なライン下りのシーンを撮影する日に、アンヌ隊員役の菱見百合子が40度近い高熱を出してしまい、撮影中もフラフラだったとか。それではストーリー紹介です。もちろんアンヌ隊員の貴重なシーンも載せますよ。



ある日の夜、パトロール中の警察官二人が鶏を持った怪しい大男を発見する。鶏を盗んできたと思った警察官は大男を呼び止め問い詰める。しかし大男は質問に答えなかったため、警察官が連行しようとすると暴れ、警棒をへし折ってしまう。警察官はやむなく大男の左腕に拳銃を発砲し手錠を掛けると、大男の風貌がだんだんと猿に変わっていき、手錠を引きちぎり警察官を撲殺してしまう。大男の正体は、ゴーロン星人によって猿の脳波を組み込まれてしまった猿人ゴリーだった。



その事件はウルトラ警備隊にも知らされることとなる。警察官の死因は頸骨骨折で、警棒が真っ二つに折られていることからも人間の仕業ではないと思われた。そしてゴリラのような姿の犯人を見たという目撃情報も寄せられていた。しかし犯人が警察官に撃たれた際に残していったと思われる血痕を調べると、それは人間のものだということも判明していた。



犯人がゴリラに似ているという情報から、ダンとアンヌ隊員は日本モンキーセンターを訪れることとなった。モンキーセンターの入口でポインターが到着するのを眺める白衣の女と大男。ポインターが到着すると、白衣の女は大男に早く仕事に行くよう命じる。



ダンとアンヌ隊員は白衣の女にモンキーセンターの中へと案内される。そこにはゴリラの剥製が展示されていた。ダンが白衣の女にゴリラについて尋ねると、モンキーセンターにいたゴリラは死んでしまい、現在はゴリラはいないことが判明する。その後アンヌ隊員はモンキーセンターで研究をしている真山博士を訪ねる。真山博士はゴリラがいなくて疑いを掛けられず済んで良かったと話す。そしてアンヌ隊員にモンキーアパートの猿たちを見てくるよう勧める。



その頃ダンは白衣の女に案内され、館内の猿を見物していた。そこにはゴールデン・ライオン・タマリンという種類の猿がいた。しかし、その猿を見たダンは本物の猿かどうか疑いの目で見ていた。



そこにアンヌ隊員が戻ってきて、ダンは一緒にモンキーアパートの方へと見学に行くこととなる。するとモンキーアパートでは大男が猿の檻の周りを清掃していた。ダンとアンヌ隊員が楽しそうに猿を眺めていると、近くにいた大男が猿に噛みつかれてしまう。それに気付いたアンヌ隊員はハンカチを取り出し、大男に応急処置を施す。



その後ダンとアンヌ隊員は別の檻の方へと移動し、猿を眺めていた。その様子を遠くの建物の影から白衣の女が見ていたが、ダンがその気配に気付く。ダンは大男や白衣の女の様子がおかしいとアンヌ隊員に告げる。ダンは一度帰るふりをして、その後再度偵察に来る作戦をアンヌ隊員に提案する。そしてダンとアンヌ隊員は真山博士と白衣の女に挨拶しに向かう。その間、大男は手当をしてくれたアンヌ隊員に好意を抱いてしまい、アンヌ隊員を帰らせないようにするため、ポインターのエンジンを破壊してしまう。ダンとアンヌ隊員が玄関で挨拶を終えポインターに戻ろうとすると、ポインターのボンネットが開けられていることにダンが気付く。慌ててポインターに駆け寄ると、エンジンが壊されていることに気付くダン。それを見た真山博士はモンキーセンターに泊まっていくようダンとアンヌ隊員に伝える。そして本部のキリヤマ隊長にそのことを報告し、モンキーセンターへと泊まることとなったダンとアンヌ隊員。大男は陰でその話の一部始終を聞いていた。そして夜になる。ダンがポインターの修理をしていると、背後から大男が襲いかかろうとする。それに気付いたダンは大男と組み合って殴りかかるが、逆に大男に殴打され失神してしまう。



すると突然大男の背後から白衣の女が現れ、大男にムチを打つ。大事な実験材料を殺したと怒る白衣の女。ダンの悲鳴を聞いたアンヌ隊員は館内を一人で捜索していた。そして地下へと降りると明かりのついた部屋から物音が聞こえ、それを覗こうとした瞬間、部屋から白衣の女が現れ、アンヌ隊員を部屋へと引きずり込み、ムチをふるう。





その室内には大男が拘束されていた。そして白衣の女は大男は猿人間で、元々モンキーセンターの職員だった人間を脳波交換装置によって猿の脳と交換したものだとアンヌ隊員に告げる。



そしてアンヌ隊員にお前の脳も猿のものと交換してやると宣告、そこに真山博士が来ると、アンヌ隊員は真山博士に助けを求めるが、真山博士も白衣の女に同調、アンヌ隊員を手術台に乗せるよう白衣の女に命じる。そしてアンヌ隊員は手術台に固定されてしまうが、それを見た大男が次第に猿のような姿へと変わっていき、猿人ゴリーになる。ゴリーとなった大男はその怪力で拘束されていた鎖を引きちぎると、手術台へと向かい、アンヌ隊員を固定していたベルトを引きちぎり白衣の女の首を絞めて気絶させる。



その隙にアンヌ隊員は逃げ、真山博士がその後を追う。その頃ウルトラ警備隊の本部ではダンとアンヌ隊員と連絡が取れないことを心配していた。真山博士を振り切り、館内に隠れたアンヌ隊員だったが、また近くまで真山博士が迫ってきていた。その時、真山博士の背後からゴリーが近づき、ゴリーは真山博士を殴打し気絶させる。そしてゴリーは隠れていたアンヌ隊員を発見、アンヌ隊員に迫る。ダンはアンヌ隊員の悲鳴で目を覚ますと、ゴリーに連れ去られるアンヌ隊員を目撃、ゴリーにウルトラガンを投げつけ、ひるんだ隙にアンヌ隊員はダンの元へと逃げ、ゴリーは姿をくらましてしまう。ポインターが使えず身動きが取れないダンはアンヌ隊員にライン下りを使い本部に戻るよう指示し、自分は再度モンキーセンター内を調査することにした。ダンは館内に入り、ゴールデン・ライオン・タマリンの獣舎に行くと、そこには何もいなかった。ゴールデン・ライオン・タマリンは宇宙猿人ゴーロン星人が化けたものだった。人間と猿の脳波を入れ替えてどうするつもりだとダンが問うと、ゴーロン星人は地球に猿人間を増やし、猿人間の支配する星にする計画だと高笑いし、計画を知ってしまったダンを殺すと宣告し、ダンに脳波攻撃を仕掛ける。



苦しみもがきながらも何とか外へと出たダンの目の前に巨大化したゴーロン星人が出現。ダンはウルトラセブンへと変身し、ゴーロン星人に立ち向かう。その頃アンヌ隊員は川へと辿り着き、ライン下りの観光船へと乗り込み川を下る。しかしその船には漕ぎ手に紛れ大男に扮したゴリーが乗り込んでいた。アンヌ隊員は別の漕ぎ手に船を岸に着けるようお願いする。そこにダンとアンヌ隊員を心配したキリヤマ隊長らが乗るウルトラホークが上空に現れ、フルハシ隊員が上空からアンヌ隊員を発見する。そしてウルトラホークを川の近くへと着陸させアンヌ隊員のところへ向かう。アンヌ隊員は船から降り岩場を逃げるが、ゴリーがその後を追う。アンヌ隊員は何とかキリヤマ隊長らと合流、助けを求めると、後ろから大男が追ってきた。そして大男はゴリーに姿を変えキリヤマ隊長らに向かって巨大な岩を投げつけようとしたところに、フルハシ隊員からウルトラガンでレーザーを撃たれ倒された。



ゴーロン星人と対峙していたウルトラセブンはゴーロン星人にアイスラッガーを投げつけようとするが、それを見たゴーロン星人は瞬間移動で姿を消してしまう。しかし透明になったところをウルトラセブンに見破られ、アイスラッガーを投げつけられると姿を現すが、目から脳波光線を発射、ウルトラセブンを一時的にダウンさせる。そしてウルトラセブンを引きずり回すが、復活したウルトラセブンはエメリウム光線を発射、その隙にゴーロン星人から放れるが、今度はゴーロン星人が怪力でウルトラセブンを締め上げ苦しめる。



しかし、それも何とか脱したウルトラセブンはゴーロン星人に手裏剣光線を連射、ゴーロン星人がひるんだところにすかさずエメリウム光線を放ち、ゴーロン星人はバラバラに砕け散った。



ゴーロン星人が倒されたことで、催眠に掛けられていた真山博士と白衣の女も元に戻り、モンキーセンターにはたくさんの子どもたちで賑わっていた。

ちなみに日本モンキーパークは現在でも愛知県で営業していますが、HPで調べたところ、ゴールデンライオンタマリンは今はもういないようで、ゴールデンライオンタマリンが日本で見られるのは静岡県にある浜松市動物園のみだそうです。
Posted at 2018/05/22 20:26:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | ニュース
2016年10月23日 イイね!

煙が上がってると思ったら暴走老人の自爆でしたか

煙が上がってると思ったら暴走老人の自爆でしたか今日の午後ニュースを賑わした宇都宮の爆発事件。

市街地を運転してて黒煙と消防車が見えてたので、普通の火事かと思ってたら、とんだ騒ぎになってたようで。

宮コンよく行ってた頃はよくこの付近の駐車場もよく使っていましたが・・・。

こんな暴走老人に車燃やされたらたまったもんじゃないね( ̄д ̄)

巻き添えになったレクサスも全焼してましたね。

誰が補償してくれるんだか。

しかし自宅も爆破し、車も吹っ飛ばして、最後は自分も木っ端微塵とは普通の精神状態ではないですな。。。

ちなみに写真は去年立ち寄った時のものです。
Posted at 2016/10/23 19:52:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | 日記
2016年01月29日 イイね!

現金というロマンスがあり甘利

両成敗ならぬゲスノートの呪いが止まらない。

ゲスに関わったことで不幸になることを巷ではゲスノートの呪いというらしい( ̄▽ ̄)

現金もらってお辞めになった甘利さん、マイナンバーカードを周知させようと調子に乗ってゲスの「私以外私じゃないの」を替え歌で披露。

結果、ゲスノートの餌食に( ̄д ̄)


年明けから世間を騒がしたSMAPもゲスから曲を提供を受けました。

結果、お通夜と揶揄された記者会見を開くことに( ̄д ̄)


目玉歌手がないと言われていた昨年の紅白歌合戦、

結果、二タを開けてみたら歴代最低視聴率・・・なんせ初出場の目玉がゲスですから( ̄д ̄)


ここからはニュースでも触れられていない呪い集。。。

まずはゲスが主題歌を担当したテレビドラマ「すべてがFになる」。

結果、視聴率ヒト桁の大爆死( ̄д ̄)


もう一つゲスが主題歌で2014年に放送された深夜ドラマ「アラサーちゃん 無修正」。

深夜とはいえこちらも視聴率2%台( ̄д ̄)

その「アラサーちゃん 無修正」で連ドラ初主演を果たした壇蜜。

結果、昨年は完全に橋本マナミに押されテレビで見かけることも減少( ̄д ̄)


ゲス川谷による音楽イベント「エノンのやりたい放題 vol.2」に出演、さらに紅白でゲスのバックコーラスを担当した ぱいぱいでか美。

結果、昨年末はYahoo!ニュースなどで取り上げられることもあったが、その度、「ただ胸がデカいだけ」、「別に可愛くはない」など散々な言われよう( ̄д ̄)


そして最後は・・・もちろんゲスに食われたベッキー。

結果、ついにテレビから消えることに。自業自得&因果応報( ̄д ̄)


次に呪いを受けるのは??一番一緒にるメンバーか??それとも今年の流行語大賞候補センテンススプリングこと週刊文春か??はたまた色々な意味で注目を浴びるであろう奥さんか??大穴はゲスから罵られたmiwaか??


あまりゲスゲス言いすぎるとこっちまでトバッチリ受けるか( ̄д ̄)

まぁ先回りして昨年末にトバッチリは受けてますが(-_-メ)

そして結局1ヶ月と言われたエアロも全く音沙汰無し。

この土日あたりにはさすがにディーラーに行けるかと思っていたのが、アテンザだけに、アテが外れた。。。

天気が悪そうなので別にこの土日じゃなくても良かったですけど。

まったくいつまでノーマルで乗らされるのか・・・(-_-メ)
Posted at 2016/01/29 21:02:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | ニュース | 日記

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