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Agent ジンのブログ一覧

2019年11月12日 イイね!

♯超音速の追撃【超音速の周東】

♯超音速の追撃【超音速の周東】 今年のプレミア野球ほどヒヤヒヤの国際野球は今までなかったのではないでしょうか。四番は自分の仕事をしていますが、それ以外はあまりパッとせず。それでも四球で塁を埋めて相手投手を追い込み一気に勝負をつけるというのは外国チームにはできない戦法ですね。そして毎回最大の山場で現れるのが救世主周東。足のスペシャリストとして招集された彼が、まさにウルトラマンのようにチームを救っています。特に昨日の周東はおそらく今大会のベストシーンに残る活躍だったのではないでしょうか。一塁代走から二盗、三盗、そして2アウトからまさかのセーフティバントでホームへ生還。まるでゲームの世界のような光景でした。もちろんあの場面でセーフティバントをした源田選手の咄嗟の判断も素晴らしいものがありましたが、全ては周東が三塁まで陥れたからこその逆転劇でした。打撃に比べると評価されにくい走塁ですが、国際試合では周東の脚はホームランバッター並みの脅威になり得る日本の武器ですね。



類い希なるスピードの周東の活躍を讃え、今回は超音速のスピードでウルトラマンマックスを追い込んだ超音速怪獣ヘイレンが登場する回を紹介します。ヘイレンが登場するのは2005年9月17日放送のウルトラマンマックス第12話「超音速の追撃」です。ヘイレンのスピードはウルトラマンマックスをも凌ぎ、特にその能力を最大限発揮できる空中戦でウルトラマンマックスを攻め込みましたが、バンドのギター音に気を取られた隙にウルトラマンマックスに撃退されました。着ぐるみはウルトラマンコスモスに登場したリドリアスを改造したものということもあってか、能力の割りにはイマイチおぞましさの無いデザインの怪獣でした。それではストーリー紹介に移ります。



太平洋上空2万mのところでダッシュバードβがパワーブースターのテストをおこなっていた。ダッシュバードβのテスト飛行操縦はコバ隊員がおこなっていた。テストは順調に進んでいた。基地ではカイトやミズキ隊員がその様子を見守っていた。ミズキ隊員はバッドスキャナーズというメジャーデビューしたばかりのロックバンドの音楽をヘッドホンで聴きながらテスト飛行の様子を見ていたが、ショーン隊員がその音楽に興味を示し、ヘッドホンを横取りする。するとその音楽を聴いたショーン隊員もバッドスキャナーズにハマってしまう。



バッドスキャナーズの音楽が気に入った隊員たちは司令室内に大音量で音楽を流しながらテスト飛行を見守ることになった。そしてついにコバ隊員の乗るダッシュバードβはマッハ8.5を超えた。その時司令室にヒジカタ隊長が入ってくる。大音量で流れる激しい音楽にヒジカタ隊長は呆れて音楽を止めるが、その直後、正体不明の飛行物体がコバ隊員の乗るダッシュバードβに急接近してきた。司令室でもその異変を捉えるが、ダッシュバードβは正体不明の飛行物体に撃墜されてしまい通信が途絶えてしまう。



カイトとミズキ隊員は現場へと急行すると、海上で救命用ボートに乗るコバ隊員を発見し、無事救助した。病室へと運ばれたコバ隊員は隊員たちにジェット機のようなものに襲われたと証言した。



カイトがコバ隊員の乗っていたダッシュバードβのブラックボックスを解析すると、墜落間際にコバ隊員の悲鳴に混じり音楽のような音が記録されていることに気付く。一方街ではビルに設置された大型モニターにバッドスキャナーズのミュージックビデオが流れていた。



その街の上空に突如怪獣反応がキャッチされる。猛スピードで飛行するその怪獣は突風を巻き起こしながらついに街へと降り立った。それはコバ隊員が遭遇した飛行物体の超音速怪獣ヘイレンだった。



ヘイレンは火球を吐くと大型モニターを破壊してしまう。その後ヘイレンは上空へと飛び立つ。現場にダッシュバード1で急行したカイトとミズキ隊員はヘイレンを追撃しようとするが、マッハ10以上の速度で飛ぶヘイレンに追いつけず逃げられてしまう。その後、基地では高速飛行するヘイレンの対策に頭を悩ませていると、カイトはパワーブースターを使っている時のエンジン音とバッドスキャナーズのギターの音色がほぼ一致していることに気付く。



ヘイレンはその周波数の音を敵だと思い攻撃してくる習性があった。ヒジカタ隊長はその音を流しヘイレンをおびき寄せ撃退しようと考え、エリーに作戦に適した広い場所をサーチさせる。しかしミズキ隊員は30分後にバッドスキャナーズのデビューコンサートが始まることを思い出す。デビューコンサートが開催されるのは代茂木野外音楽ステージだった。



バッドスキャナーズのメンバーたちはコンサートに向けステージでリハーサルを開始していた。



そこにヒジカタ隊長とカイトとミズキ隊員が駆けつける。ヒジカタ隊長はステージに乗り込みボーカルのYOSHIROWにリハーサルを中止するようが、突然リハーサルを制止されたYOSHIROWと押し問答になってしまう。



そんな中、リハーサルの音を聞きつけたヘイレンが代茂木野外音楽ステージに降り立ってしまう。



コバ隊員とショーン隊員はダッシュバードでヘイレンを攻撃するが、地上でも俊敏な動きを見せるヘイレンに攻撃は全てかわされ、逆にコバ隊員が撃墜されてしまう。コバ隊員の危機にカイトはウルトラマンマックスに変身、コバ隊員を救う。ウルトラマンマックスはヘイレンに立ち向かうが、ヘイレンの高速移動に苦戦してしまう。さらにヘイレンの吐き出す火球によって周囲がどんどん破壊されてしまう。



ウルトラマンマックスはバッドスキャナーズのいるステージをマックスバリヤーで火球から守ると、地上に被害が及ばないよう空中戦を選択する。



しかし、空中戦はヘイレンの得意な戦法であったためさらに苦戦を強いられる。ウルトラマンマックスのピンチにヒジカタ隊長はバッドスキャナーズに再度演奏をするよう求めた。ヒジカタ隊長はバッドスキャナーズの音楽でヘイレンの気を引こうとしていた。



そしてバッドスキャナーズが演奏をはじめると、ヒジカタ隊長の思惑通りヘイレンが音楽に反応する。ウルトラマンマックスはその隙を逃さずマクシウムカノンでヘイレンを撃破した。



その後隊員たちが司令室に戻ると、一足先に帰っていたヒジカタ隊長がバッドスキャナーズの音楽をかけながらエアギターを激しく鳴らしていた。隊員たちにそれを見られてしまったヒジカタ隊長はバツが悪そうだった。



劇中に登場したバッドスキャナーズというバンドですが、これはアクションというグループ名で実際に活動している4人組ヘヴィメタルバンドが演じていて、ボーカルの役名YOSHIROWというのはおそらく実際の活動名である高橋ヨシロウからとったものだと思われます。アクションというバンドは存じませんでしたが、同じ所属事務所には有名な嘉門タツオ(旧芸名・嘉門達夫)がいるようです。もっとも嘉門タツオを知ってる人もだんだん減ってきているでしょうけど・・・。
Posted at 2019/11/12 20:58:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | スポーツ | スポーツ
2018年11月06日 イイね!

♯我夢追放!【戦力外通告2018】

♯我夢追放!【戦力外通告2018】日本シリーズも終わり、ドラフトも終わり、いわゆるストーブの季節になりました。日本一になったソフトバンクからは大量の戦力外が出たこともニュースになったばかりです。戦力外と言えばまだ聞こえは良いですが、所詮クビになったということです。今年も一時代を築いた選手たちが各球団から去ることになりました。ソフトバンクの摂津や寺原、巨人の杉内や西村が戦力外通告されるというのも一つの時代が終わったという感じさえさせますね。

ウルトラシリーズでも主人公があらぬ疑いをかけられ防衛チームから一時クビになったり追放されたりなんてことがありました。今日はそんなストーリーの中から1999年2月13日放送のウルトラマンガイア第23話「我夢追放」を紹介します。文字通り我夢が藤宮に接近したという理由でXIGのライセンスを剥奪され追放となってしまいます。ウルトラマンメビウスのミライやウルトラマンギンガのヒカルも第二の主人公に少し翻弄されましたが、我夢ほど相対するウルトラマンに翻弄された主人公はいません。我夢はこのあと再びXIGに復帰できることになりますが、XIGから追放というのはなかなか強烈なストーリーでした。それではストーリー紹介です。



ジオベースでは稲森博士が以前出現した怪獣ゾンネルに取り付けた機械語デコーダ・パーセルについて梶尾リーダーと我夢に説明していた。パーセルには怪獣の闘争本能を鎮める作用が組み込まれていた。



しかし稲森博士はパーセルの研究を進めるうちに、人間の身勝手さに怪獣たちが怒り狂い地底から現れていると考えるようになる。そんな時、秩父山中に怪獣が出現、梶尾リーダーと我夢はパーセルを搭載したファイターで現場に急行した。秩父山中に出現した怪獣はギールやゾンネルと似た性質を持つ地底怪獣ゴメノスだった。ゴメノスは梶尾リーダーによってパーセルを撃ち込まれ、その場で眠らされた。



ゴメノスはジオベースに搬送されることとなり、稲森博士にもその応援要請が入った。秩父山中へと向かうため稲森博士が車でジオベースを出ると、1台の車があとを追ってきた。後ろの車が稲森博士の車を停車させる。追いかけてきたのはKCBの吉井玲子だった。玲子は名刺を渡すと、取材と勘違いした稲森博士は広報を通すようにと告げるが、玲子の目的は取材ではなかった。



玲子は藤宮の行方を聞くため、藤宮と同じ研究室にいた稲森博士に近づいたのだった。しかし稲森博士は久しく藤宮とは会っていないと話し、逆に玲子に藤宮に会ったら「私の最後の研究の成果をよく見て欲しい」とお願いした。



その後稲森博士はゴメノスが眠る秩父山中に到着すると、突如パーセルに指令を送り、ゴメノスを目覚めさせてしまう。目を覚ましたゴメノスはそのまま地中へと逃走してしまった。



一方、夢我はエリアルベースへと戻るが、そこでエリアルベースやジオベースのデータ盗難事件に藤宮が関連していることを聞かされる。そして我夢が藤宮とコンタクトを取っていたことも捜査で判明していた。



我夢は藤宮を説得すると話すが、信頼失墜行為とみなされた我夢は石室コマンダーからXIGのライセンスを一時剥奪され、エリアルベースから出て行くよう命令されてしまう。



隊員服を置いて我夢は地上へと降りた。堤チーフは我夢が何か動きを見せるのではと予測し、我夢が次の行動を起こす前にそれを制止させるため梶尾リーダーに我夢の行方を追わせた。それは我夢の処分をこれ以上悪化させないための堤チーフの優しさでもあった。



その裏で、稲森博士は着々と計画を実行に移そうとしていた。稲森博士はパーセルを使って地底の怪獣ゴメノスを支配し、街を破壊させ、地球生物である彼らの怒りを人間に見せつけることで、環境破壊を続ける人間にその愚かさを気付かせようとしていた。XIGを追放された我夢は藤宮の部屋を訪れるが、そこに藤宮の姿は無かった。そこへ梶尾リーダーが我夢を追ってやっくる。我夢と合流した梶尾リーダーに敦子隊員からゴメノス出現の連絡が入る。



我夢はゴメノスの所に稲森博士はいると予測し、梶尾リーダーとともにゴメノスのいる方へと向かった。予想通り、稲森博士はゴメノスの近くにいた。稲森博士はパーセルを使い、ゴメノスをコントロールし、計画を遂行していた。そこに我夢が駆けつけ、計画を止めるよう説得する。しかし稲森博士は人間がゆっくり意識を変える時間などもう残されていないと我夢の忠告を無視する。さらに我夢が説得を続けると、稲森博士は藤宮がウルトラマンアグルであることを知っていたことを打ち明ける。我夢は間違った方向に進んでしまった藤宮の考えを正すため、稲森博士は自らの手を汚そうとしていることに気付くが、稲森博士の決意は固く、我夢の説得は全く聞き入れられなかった。



そこへチームクロウのファイターが駆けつけゴメノスに攻撃をはじめると、稲森博士は邪魔させないとばかりにゴメノスのパーソルにコマンドを送りながらゴメノスの方へと走って行ってしまう。



稲森博士はゴメノスに対し市街地へ向かうように指示を出す。しかしゴメノスはパーソルを破壊、稲森博士の指示を無視し、稲森博士に向け火炎弾を発射、それによって稲森博士は瀕死の重体となってしまう。我夢はウルトラマンガイアに変身し、ゴメノスに立ち向かう。その時、稲森博士の前に藤宮が姿を現す。稲森博士は藤宮に看取られながら死んでしまう。



稲森博士の死を知ったウルトラマンガイアは怒りに震えながらゴメノスと戦う。



しかしゴメノスはウルトラマンガイアを押さえ込むと、首を締め上げ、ウルトラマンガイアはピンチに陥ってしまうが、背後から多田野隊員がゴメノスに攻撃、その隙にウルトラマンガイアは脱出し、フォトンエッジでゴメノスを撃破した。



稲森博士は死に際、藤宮にパーソルのフロッピーデータを手渡そうとしたが、藤宮はそれを持たずに去って行った。その後梶尾リーダーがそのフロッピーデータを回収した。そこに我夢が戻ってくる。梶尾リーダーは稲森博士は藤宮のせいで死んだのに、それでもまだ藤宮を説得しようというのかと我夢に怒りをぶつけるが、我夢は無言でその場を立ち去っていった。



摂津投手なんて再生できればまだまだできそうですが、勝負の世界は厳しいですね。
Posted at 2018/11/06 20:39:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | スポーツ | スポーツ
2018年11月02日 イイね!

♯死闘!ダイナVSダイナ【死闘!カープVSホークス】

♯死闘!ダイナVSダイナ【死闘!カープVSホークス】3勝1敗1分とソフトバンクホークスが王手をかけた日本シリーズですが、数字以上の接戦を繰り広げています。初戦は延長引き分け、そして第3戦はカープが終盤に執念の追い上げを見せ1点差にまで詰め寄る好ゲーム、昨日の第5戦も延長までもつれこみ4番柳田のサヨナラホームラン。近年で一番見応えのある日本シリーズになっていることは間違いありません。今日は移動日ということで試合はありませんが、明日以降ホームのマツダスタジアムに戻ったカープが逆襲してもう少し日本シリーズが見られることを望みます。

さて激闘を超えた死闘とも呼べる試合が連日繰り広げられている日本シリーズですが、ウルトラシリーズでも死闘と題された回が1つ存在します。1998年4月11日放送のウルトラマンダイナ第31話「死闘!ダイナVSダイナ」です。侵略や破壊を目的としない、珍しいニセモノウルトラマンが登場するストーリーです。自称宇宙の格闘士グレゴール人が地球で強いと噂されているウルトラマンダイナの存在を知り、1対1の勝負を挑みます。圧倒的な格闘センスで本家をダウン寸前まで追い込むものの、人間の応援を味方につけた本家に逆襲され、敗れたグレゴール人は潔く負けを認め宇宙へと帰って行くという話しでした。それではストーリーの詳細を紹介します。



アスカは公園で昼食を食べ終えウトウトしてその場で寝てしまう。カメラマンを目指しているクドウナツミはその様子を盗撮する。ナツミに気付いたアスカは驚いて起き上がる。するとナツミはアスカにスーパーGUTSの基地内を撮影させて欲しいと頼み込む。アスカは無理だと一蹴するが、ナツミは撮らせてくれないなら勤務中に昼寝していたという証拠写真を週刊誌に送るとアスカを脅す。



その時、街に巨大な剣のようなものが落下、立て続けにモンスアーガーも飛来する。ヒビキ隊長は現場に一番近いアスカに住民の避難を指示させ、他の隊員たちにガッツイーグルで現場に急行するよう指示する。アスカが住民を規制線から越えないよう呼びかけていると、ナツミが隙を見て規制線を越えモンスアーガーの方へと走っていってしまう。アスカはナツミを捕まえ避難させようとすると、ナツミはアスカに対し大声で痴漢だと叫び、またしても隙をついて逃げていってしまう。



一方ガッツイーグルで現場に到着したスーパーGUTSは3機に分離し攻撃態勢に入る。スーパーGUTSは以前モンスアーガーを倒した経験から、モンスアーガーの弱点は頭の上にあると知っていたため、コウダ隊員がその弱点部分を攻撃する。しかしモンスアーガーはその攻撃を弾き返してしまう。ナカジマ隊員が分析すると、街に現れたモンスアーガーは何者かによって強化改造されたモンスアーガーⅡだということが判明した。



アスカは逃げ出したナツミを追いかけ、強引に捕まえると、安全な建物へと連れて行き、そこから動くなと強く言いつけ扉を閉めた。そしてアスカはリーフラッシャーを取り出しウルトラマンダイナへと変身しようとするが、ナツミは勝手に扉を開け、アスカを撮影しようとする。それに気付いたアスカは再度ナツミに動くなと言い聞かせ、人目のつかない橋の下へと移動し再び変身しようとする。すると視線の先に黒ずくめの男がいることに気付く。黒ずくめの男はアスカに視線を送ると、右腕を挙げ巨大化、ウルトラマンダイナの姿へと変身した。



市街地でニセモノのウルトラマンダイナとモンスアーガーⅡの戦いがはじまった。そこに今度は上空から謎のカメラのような物体が飛来、電波をジャックし、ニセウルトラマンダイナとモンスアーガーⅡの戦いを街中のモニターに強制的に映し出した。住民たちはニセモノとは知らずニセウルトラマンダイナを応援するが、ナツミは撮影しながらウルトラマンダイナが本物ではないことに気付いた。ニセウルトラマンダイナはモンスアーガーⅡを倒すと、謎のカメラとともに空へと消えていった。



その後アスカはナツミに声を掛けにいくが、ナツミは街に現れたウルトラマンダイナは本物ではないと告げ去って行ってしまう。そしてアスカの視線の先にまたしても黒ずくめの男が現れる。アスカは黒ずくめの男を追いかけ橋の下まで辿り着く。するといきなり黒ずくめの男がアスカに攻撃を仕掛ける。



アスカが男に何者だと尋ねると、男はヘラクレス座M-16惑星からやって来たグレゴール人だと話した。そして自身を宇宙をさすらう格闘士だと言ってウルトラマンダイナであるアスカに対戦を申し込んだ。グレゴール人の目的は地球侵略ではなく、単にウルトラマンダイナに挑戦するためだった。ニセモノのウルトラマンダイナに化けたのは、自分本来の姿を現せば、侵略宇宙人と勘違いされ地球人に攻撃されるため、無関係の地球人に戦いを邪魔されないようウルトラマンダイナの姿に化けたのだった。グレゴール人は自分の挑戦を受けろとアスカに言う。アスカはその挑戦を受けなかったらどうなると聞き返すと、新たな怪獣を呼び出し挑発を続けると告げた。グレゴール人は街に突き刺さった剣に太陽が掛かった時が決闘の時刻だとウルトラマンダイナであるアスカに挑戦状を突き付けた。そして日が暮れ始め、アスカはグレゴール人に勝てるかどうか思い悩んでいた。そこにナツミが現れ、昼間現れたウルトラマンダイナは本物ではないとアスカに伝えた。アスカはどうして本物とニセモノの違いがわかるのかと尋ねると、ナツミは本物のウルトラマンダイナとは戦い方が違っていたと言う。そしてナツミは本物は強さを自慢するような戦い方はしない、本物はいつも必死で一生懸命で何度倒されても立ち向かっていくと説明した。それを聞き、自分の戦い方を再確認したアスカは自信を取り戻し、橋の方へと走っていった。



橋の下では約束の時間を待っていたかのようにグレゴール人が立っていた。川を挟み視線を合わせたアスカとグレゴール人はそれぞれウルトラマンダイナへと変身した。そして剣で囲まれたリングで2人の戦いの火蓋が切って落とされた。謎のカメラもそこに飛来、ウルトラマンダイナとニセウルトラマンダイナの中継がはじまった。



ニセウルトラマンダイナはダークスラッシュで先制攻撃を仕掛けるが、ウルトラマンダイナもダイナスラッシュで応戦する。ウルトラマンダイナは続けざまにソルジェント光線を放つが、今度はニセウルトラマンダイナもダークソルジェント光線で対抗する。しかしソルジェント光線はニセモノの方が威力が強く、ウルトラマンダイナは光線を押し戻されニセウルトラマンダイナのダークソルジェント光線を受けてしまう。



そしてニセウルトラマンダイナの猛攻を受け、ウルトラマンダイナは防戦一方となってしまう。



そこにスーパーGUTSが駆けつける。スーパーGUTSはどちらが本物か分かるまで攻撃をせず、様子を伺っていた。ニセウルトラマンダイナの攻撃を受け、ウルトラマンダイナのカラータイマーが鳴り始める。その頃、ナツミは周りにいた人たちに必死に負けている方が本物のウルトラマンダイナだと訴え、本物を応援しようと呼びかけていた。



周りの人たちはナツミの必死の訴えについに本物のウルトラマンダイナに加勢しはじめる。次第にその応援の声は大きくなり、無関係の地球人に戦いの邪魔をされたニセウルトラマンダイナは本物を応援する人たちに向かって光弾を放つ。



しかしウルトラマンダイナが咄嗟に身を挺して応援している人たちの壁となって光弾を防いだ。それを見たスーパーGUTSはついにニセモノを特定、ニセウルトラマンダイナに集中攻撃を仕掛けるが、ダークバリアで全て跳ね返されてしまう。一方攻撃を受け立ち上がれずにいたウルトラマンダイナだったが、ナツミをはじめたくさんの人たちが再びウルトラマンダイナに声援を送り始める。その声を聞き、立ち上がったウルトラマンダイナはストロングタイプへとタイプチェンジした。そしてニセウルトラマンダイナに再び立ち向かっていく。声援を受け、力を取り戻したウルトラマンダイナはニセモノに逆襲し圧倒する。



そしてクロスカウンターパンチをニセウルトラマンダイナの顔面に撃ち込んだ。ウルトラマンダイナの強烈なパンチを受けたニセウルトラマンダイナは仮面が割れてしまい、ついにグレゴール人の本性を現してしまう。



負けを認めたグレゴール人は自分を殺すようウルトラマンダイナに告げるが、ウルトラマンダイナはそれを拒否した。グレゴール人はウルトラマンダイナの強さの秘密は良い仲間を持っていることだと悟り、街に刺さった剣を除去すると、謎のカメラとともに宇宙へと戻っていった。



その後アスカが公園でナツミと一緒にいるところにリョウ隊員が通りかかる。するとナツミはリョウ隊員にアスカが公園で昼寝をしてサボっていたと告げ口する。リョウ隊員はヒビキ隊長に報告するとアスカを指導、アスカは土下座して謝り、それだけは勘弁してもらおうとするが、その様子をナツミに撮られてしまう。ナツミに撮るなと怒るアスカはさらにリョウ隊員に怒られてしまった。

この回に登場するナツミですが、カメラマンのじゃじゃ馬娘というストーリーがウルトラマンAの第9話「超獣10万匹!奇襲計画」に登場するカメラマン鮫島純子と少し重なります。隊員を翻弄し、撮ったスクープ写真を雑誌の出版社へと売り込もうとするキャラクターも似ています。また、グレゴール人はウルトラマンナイスで主人公役を演じていて、ウルトラシリーズにおいてニセモノ役と本物の役の両方を演じた唯一の俳優です。この回以外にも平成ウルトラセブンやウルトラマンネオスにも出演して
いました。
Posted at 2018/11/02 21:34:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | スポーツ | スポーツ
2018年10月11日 イイね!

♯決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟/レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時【復活!3度目のトリプルスリー】

♯決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟/レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時【復活!3度目のトリプルスリー】セ・リーグもDeNAと阪神があと1試合ずつを残す状況ということで、ほぼ全日程を終了しました。リーグ戦全日程を終了したヤクルトは、山田哲人の3度目のトリプルスリーが確定、例年ロースターターの山田は今年も序盤はトリプルスリー達成が心配になる怪しい雲行きでしたが、気温とともに打率も上がって、終わってみれば3割1分5厘、34本塁打、33盗塁と余裕のトリプルスリーでした。山田をはじめ、二刀流の大谷やら完封を連発する菅野、1番筒合8番ピッチャーなど近年のプロ野球はなんだかちょっとしたパワプロの世界のようです。

さて、今日は3度目のトリプルスリーという記事にあわせ、3戦士トリプル光線というシーンが登場したウルトラマンレオの「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟」、「レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時」の2本立てで紹介します。マグマ星人が登場した1話と2話でも大津波のシーンがありましたが、今回は各地で天変地異が発生し地球滅亡の危機が訪れます。原因はババルウ星人が変身した偽物のアストラによるものでした。その偽物のアストラによって、ウルトラ兄弟とウルトラマンレオが争うというかつてない本物のウルトラマン対本物のウルトラマンという事態まで発生してしまいます。結局はババルウ星人の悪巧みもウルトラマンキングによって暴かれ、復活した本物のアストラとウルトラマンレオの活躍で地球の危機が救われるという内容です。そしてこの事件でのレオ兄弟の活躍が認められ、レオ兄弟は正式にウルトラ兄弟として扱われるようになりました。それでは1974年12月27日放送の第38話「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟」と、その翌週、年が明けた1975年1月3日放送の第39話「レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時」のストーリー紹介です。



平和な日々が続き、MACも本部でコーヒーを飲む余裕ができていた。マッキー2号でパトロール中の佐藤隊員もゆっくりと上空を飛行していた。



その頃地球から遠く離れたウルトラの星に緊急事態が発生した。何者かがウルトラタワーを破壊した。



ゾフィ、ウルトラマン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンAがウルトラタワーに駆けつける。ウルトラ兄弟たちは暗黒星人ババルウ星人の仕業だと考えた。しかしウルトラ兄弟たちがウルトラタワーに気をとられている隙に、ウルトラキーが盗まれてしまう。犯人はウルトラマンレオの弟アストラだった。



ウルトラキーを手にしたアストラを発見したウルトラマンはウルトラキーを奪い返そうとするが、アストラに逃げられてしまう。そこにゾフィとウルトラマンジャックとウルトラマンAが駆けつけ、ババルウ星人の仕業だと怒りを露わにするが、ウルトラマンはウルトラキーを盗んだのはアストラだと報告した。



ウルトラキーを盗まれたウルトラの星は軌道を外れ暴走、地球の方へと動きはじめてしまう。その影響を受け、MACの基地内もあちこちで計器トラブルが発生、本部では計器が爆発し隊員たちがパニックに陥ってしまう。



そんな中、ダン隊長はちらつくレーダースクリーンにウルトラサインの文字を見つける。ダン隊長は佐藤隊員と梶田隊員にコンピュータ室へ行き、計器トラブルの対処を指示し、ゲンを連れ本部の部屋を出た。ダン隊長はゲンにウルトラサインを見たと話す。そしてウルトラの星からウルトラキーが盗まれたこと、盗んだ犯人はアストラであることを告げた。ウルトラ兄弟はレオ兄弟に悪魔の心が乗り移ったと思い、ダン隊長にゲンを見張るよう連絡してきた。ウルトラセブンでもあるダン隊長は複雑な胸中ながらも、ゲンを信じアストラからウルトラキーを取り戻すよう諭した。さらにダン隊長はウルトラキーを武器として使うであろうアストラに十分注意するよう注意した。



ダン隊長は小さい頃、ウルトラの父が悪魔の星デモスをウルトラキーで破壊するのを目にしていた。



ダン隊長の指示を受けゲンは出動した。一方のコンピュータ室では8分後にウルトラの星の接近による影響が地球にも起きるという緊急連絡を受信していた。また本部では宇宙の暗黒星雲の中にあった巨大な氷塊からは微弱な電波が発信されていた。そのことはウルトラ兄弟もウルトラマンレオもまだ気付いていなかった。



そして8分後の14時26分、ついに地球に天変地異が発生しはじめる。巨大な高潮、突風、噴火、そして地割れ、あらゆる異常気象が同時多発的に発生しはじめた。コンピュータ室では175時間後に地球が消滅するという予測が流れていた。宇宙ではゾフィ、ウルトラマン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンAがアストラを追っていた。



ウルトラマンはウルトラサインでウルトラセブンであるダン隊長に一刻も早くアストラを捕まえろと伝えてきた。ダン隊長は先に出動したゲンに合流すると、アストラからウルトラキーを奪い返すよう命令した。ゲンはアストラと話しをさせてくれと訴えるが、ダン隊長はまだそんなことを言っているのかとゲンを一喝する。



そこについにウルトラキーを手にしたアストラが降り立った。ダン隊長はウルトラ念力でアストラの動きを封じ、ゲンに変身するよう命令するが、弟であるアストラが苦しんでいる姿を目にしたゲンはダン隊長に掴みかかる。



ウルトラ念力から解放されたアストラと、そこに追いついたウルトラ兄弟の戦いがはじまった。



ダン隊長もゲンと格闘していた。ダン隊長はゲンの抵抗をふりほどくと、再びウルトラ念力でアストラにダメージを与える。それを見たゲンは怒り、ついにダン隊長を気絶させウルトラマンレオに変身した。ウルトラマンレオはアストラからウルトラ兄弟を遠ざけると、ウルトラ兄弟に待ってほしいと訴え、アストラを問い詰める。しかしアストラは何も答えようとしなかった。地球とウルトラの星双方に危機が迫り来る中、ウルトラ兄弟たちはアストラを殺すとウルトラマンレオに宣告した。ウルトラマンレオは再度時間をくれとウルトラ兄弟たちに訴えるが、時間がないと言われてしまう。



そしてついにウルトラ兄弟対レオ兄弟の戦いへと発展してしまう。ウルトラマンAはアストラを押さえつけようとすると、ウルトラマンレオはレオキックを浴びせようとする。ウルトラマンAは間一髪それを回避する。そしてゾフィはウルトラマンレオに最後通告をするが、ウルトラマンレオは命に換えてもアストラを守ると口にした。それにより、ウルトラマンとウルトラマンジャック、ウルトラマンAの3人は同時に光線を発射、3戦士トリプル光線を受けたウルトラマンレオは倒れてしまう。





そして翌週の第39話「レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時」に続く。



3戦士トリプル光線を受け倒れるウルトラマンレオ。



するとアストラはついにウルトラ兄弟にウルトラキーを向け、引き金に手をかける。世界の終わりが目前に迫ったその時、上空から稲光がウルトラキーに落ち、ウルトラキーが真っ二つに破壊されてしまう。そして伝説の巨人、ウルトラマンキングが舞い降りた。ゾフィはウルトラマンキングになぜウルトラキーを破壊してしまったのかと問うが、ウルトラマンキングはそんなことは問題ではないと一蹴し、ウルトラ7番目の弟になるかもしれないウルトラマンレオを危うく殺してしまいそうになったウルトラ兄弟を咎めた。さらにウルトラマンキングはアストラを指さし、あれが本当にアストラに見えるのかと指摘した。ウルトラマンキングはアストラに洗礼光線を浴びせると、アストラはババルウ星人の姿へと変貌した。





ウルトラ兄弟やウルトラマンレオがアストラだと思い込んでいたのは、ババルウ星人が化けた偽物だった。正体がばれたババルウ星人はその場から逃げ出し、ウルトラ兄弟がそれを追いかけようとするが、ウルトラマンキングはウルトラ兄弟たちを制止し、ババルウ星人などいつでも倒せると告げ、地球とウルトラの星両方守るべく、早くウルトラの星へ戻るよう指示した。ウルトラ兄弟が飛び立つと、ウルトラマンキングは地上にいるダン隊長に自分と一緒にウルトラの星へ戻らないかと提案するが、ダン隊長は地球は第2の故郷だと話し、もし地球とウルトラの星が衝突するうようなことがあった時は地球で死ぬと話した。ウルトラマンキングはダン隊長の気持ちを汲み、ゲンの面倒を見るよう頼むとウルトラの星へと戻っていった。しかし地球では状況がどんどん悪化していってしまう。MACでは北極星の方から微かな電波を捉えていたが、窮地に追い込まれた隊員たちにその電波を調査する余裕はなかった。ウルトラマンレオから元の姿へと戻ったゲンは重傷を負っていて、ダン隊長により自分の部屋へと運び込まれていた。



その頃MAC本部にMAC最高司令部の高倉司令長官が現れ、ダン隊長に通信でUN105X爆弾を接近してくる星に撃ち込むことが決まったと告げた。それを聞いたダン隊長は、ウルトラの星でさえUN105X爆弾を受ければ粉々になってしまうと悟った。高倉司令長官は作戦を練るため、ダン隊長に本部に帰還するよう命じた。本部に帰還する道中、ダン隊長の上空にウルトラサインが出る。それはまだウルトラの星の軌道を修正できないという知らせだった。本部へと戻ったダン隊長と隊員たちに高倉司令長官は作戦の開始時刻は翌日正午だと説明した。



巷では接近している星がウルトラの星ではないかとの噂が広まっていると佐藤隊員が意見するが、作戦会議の場でもその話題は出ていたが人類にそれを確かめる術はなく、爆破以外方法はないと高倉司令長官は非情なな宣告をした。高倉司令長官は隊員たちに翌日に備え休養をとるように告げ解散しようとする。その時突然ダン隊長が高倉司令長官に爆破中止を求める。ダン隊長は、地球に接近している星がウルトラの星でないと確証がない限り発射ボタンは押せないと詰め寄った。しかしダン隊長一人の意見ではもうどうにもならないところまで事態は悪化していた。



そして作戦決行当日、百子が看病するなかゲンが意識を取り戻す。ゲンはダン隊長はどこへ行ったのかと百子に尋ねると、MACが地球に接近している星を爆破するためダン隊長は基地に戻ったと説明した。それを聞いたゲンは百子の制止をふりきり基地へと急いだ。



作戦決行まで残り2時間、本部で一人悩むダン隊長はふとヘッドホンを耳に当てる。そこからは暗黒星雲の中にあった氷塊から発せられている電波信号が聞こえていた。それを聞いたダン隊長は、それが本物のアストラによるものだと気付いた。本物のアストラはババルウ星人によって氷の中に閉じ込められてしまっていた。



しかしもうどうすることもできず、本部で時が過ぎるのを待つダン隊長。そこに怒りに震えたゲンが現れる。ゲンはダン隊長に自分の手で自分の故郷を爆破するのかと怒りをぶつける。そして弟アストラが馬鹿な真似さえしなければと悔やむ。するとダン隊長はゲンにウルトラキーを盗んだのはアストラではなくババルウ星人が化けた偽物のアストラだったことを告げ、本物のアストラはここにいると言ってヘッドホンをゲンに差し出した。ゲンはウルトラマンレオに変身、急いで凍り付けにされたアストラの元に向かいアストラを救出、危機迫る地球とウルトラの星のために急いでアストラとともに地球へと戻る。



地球ではUN105X爆弾発射の秒読み段階に入っていた。



そこにウルトラマンレオとアストラが到着、ウルトラダブルスパークで真っ二つに折れたウルトラキーを修復、それを見たババルウ星人は慌てて巨大化、ウルトラマンレオとアストラを阻止しようと立ちはだかる。



そしてウルトラマンレオをアームカッターで追い込み、ウルトラキーをウルトラの国へ戻そうと飛び立ったアストラを鎖分銅で地上へと引きずり下ろしレオ兄弟を苦しめる。



しかしアストラに鎖分銅を振りほどかれ、ウルトラマンレオを鎖分銅で縛り上げるが、その隙にアストラにウルトラキーを奪い返され飛び立たれてしまう。



さらにアームカッターでウルトラマンレオを襲おうとするも、逆に鎖分銅を引きちぎってしまい、完全に形勢が逆転してしまう。



そして最後はレオキックを受け大爆発した。



ウルトラキーもアストラにより無事ウルトラの星に戻され、地球とウルトラの星の衝突危機は回避された。その後ウルトラマンキングからダン隊長にレオ兄弟の活躍を讃え、ウルトラマンレオとアストラをウルトラ兄弟の一員に加えないかと提案があり、ウルトラマンレオとアストラは正式にウルトラ兄弟の仲間入りとなった。

マグマ星人のスーツを改良して作られたのがババルウ星人で、それぞれ似た外見にはなっているのですが、キャラクターが良かったのか、偽物に化ける変身能力が脚本として使いやすかったのかわかりませんが、ババルウ星人は平成シリーズでも度々登場しています。特にウルトラマンメビウスに登場した際は、ハンターナイトツルギに化け、ずる賢いババルウ星人らしさがよく出ていた回になっていました。昭和シリーズでも偽物はたまに登場してきましたが、それ以上に平成シリーズでは偽物の存在は欠かせないポジションを確立しました。
Posted at 2018/10/11 20:53:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | スポーツ | スポーツ
2018年09月28日 イイね!

♯V3から来た男【V3達成広島カープ】

♯V3から来た男【V3達成広島カープ】昨日に引き続き、今日も広島カープのセ・リーグ3連覇に掛けたストーリー紹介をしていきます。昨日は広島が舞台となったウルトラマンAの第1話「輝け!ウルトラ五兄弟」を紹介しましたが、今日は3連覇のV3に注目して、タイトルにV3が入ったものを探しました。紹介するのは1967年12月24日放送のウルトラセブン第13話「V3から来た男」です。宇宙ステーションV3の隊長であるクラタ隊長とウルトラ警備隊のキリヤマ隊長の友情をテーマに描かれたストーリーです。宇宙ステーションV3はこの回より前から台詞としてはその存在が語られていましたが、実際に登場したのはこの回が初めてです。さらにアイロス星人も今までの敵よりも強敵で、エメリウム光線、アイスラッガーも跳ね返してしまい、13話にしてウルトラセブン最強の必殺技ワイドショットも初披露された回でもありました。それではその13話のストーリー紹介に移ります。



地球時間の24時6分、正体不明の宇宙船が接近、宇宙ステーションV3のパトロール隊は戦闘態勢に入った。V3のクラタ隊長と隊員はステーションホーク3機で迎撃しようとするが、隊員の乗るステーションホークはあっという間に宇宙船に撃墜されてしまう。そしてクラタ隊長の乗るステーションホークも消息を絶ってしまった。このことはV3の通信隊員によってすぐさま地球防衛軍基地とウルトラ警備隊に知らされた。



マナベ参謀はキリヤマ隊長を呼びステーションホークが撃破されたことを告げる。キリヤマ隊長とクラタ隊長は士官学校以来の親友だった。



作戦室へと戻ったキリヤマ隊長はクラタ隊長は生きていると自分に言い聞かせていた。



一方ステーションホークを振り切った宇宙船は燃料を切らし秩父山中へと不時着していた。フルハシ隊員とアマギ隊員はウルトラホーク1号で上空をパトロールしていた。その時、1機のステーションホークを発見する。それはクラタ隊長と部下の乗るステーションホークだった。2機は並走して基地へと向かうが、途中不時着していた宇宙船が2機に攻撃を仕掛けてきた。不意打ちされたウルトラホーク1号は撃墜されてしまい、地上に不時着することになってしまう。クラタ隊長は部下に攻撃を指示するが、ミサイル発射装置が故障していて攻撃できず、逆にステーションホークも撃墜されてしまう。クラタ隊長は隣の部下に脱出を促すが、部下は反応が無く、仕方なく自分一人で脱出する。その後一人になってしまったクラタ隊長は足取り重く基地へと戻った。マナベ参謀はクラタ隊長の無事を確認し安堵するが、クラタ隊長に笑顔は無く、また一人で戻りましたと不機嫌そうに吐き捨てた。そこにダンが迎えに来て、クラタ隊長はダンとともに作戦室へと向かった。



作戦室でクラタ隊長を出迎えるキリヤマ隊長は無事を確認し笑みがこぼれた。そこでクラタ隊長は地球に宇宙船が侵入していることをキリヤマ隊長に告げた。ウルトラ警備隊のレーダーは宇宙船をキャッチしておらず、その報告を聞いてウルトラ警備隊ははじめて宇宙船が侵入したことに気付いた。そしてクラタ隊長はウルトラホーク1号が撃墜されたことをキリヤマ隊長に報告、宇宙船に潜むアイロス星人に捕まったら最期だと宣告した。



その頃撃墜され不時着したフルハシ隊員とアマギ隊員はアイロス星人の宇宙船内に人質として捕らえられていた。アイロス星人はフルハシ隊員とアマギ隊員のコピーを作り出すと、そのコピーに地球防衛軍基地の固形燃料を奪ってくるよう指示を出す。



コピーのフルハシ隊員とアマギ隊員は作戦室へと戻るが、キリヤマ隊長やクラタ隊長が話しかけても殆ど反応が無く、その様子を見たダンは人間の目ではないと見抜いた。キリヤマ隊長に休息をとるよう言われた2人は作戦室から出て行く。怪しんだダンはそれを尾行した。すると2人は基地内の燃料室へと忍び込んだ。燃料を盗もうとする2人の前に立ちはだかるダン。すると2人はダンにウルトラガンを発射、ダンもウルトラガンを発射し2人を撃つ。



そこにキリヤマ隊長が駆けつけ、何故殺したと問い詰めると、ダンはこの2人は偽物だと答える。そして撃たれた2人は突然消えてしまう。その時奥の扉からクラタ隊長が現れ、ダンの行動を称賛した。2人を怪しんだクラタ隊長も一部始終を陰から見ていた。本物のフルハシ隊員とアマギ隊員を心配したキリヤマ隊長はアイロス星人に燃料を与えることを決めた。その後作戦室にアイロス星人から通信が入る。アイロス星人は燃料とフルハシ隊員、アマギ隊員の交換条件を出してきた。そして燃料の交換場所も指定してきた。キリヤマ隊長はそれに応じることにしたが、クラタ隊長は約束を守るような相手ではないと言って攻撃するようキリヤマ隊長に迫る。しかしキリヤマ隊長は部下の命には換えられないとウルトラホーク3号で自ら燃料を積んで出動した。



キリヤマ隊長が出動した作戦室ではクラタ隊長が落ち着き無く歩き回っていた。それを見たソガ隊員は、我慢するのは体に悪いとクラタ隊長を後押しすると、その一言を聞いたクラタ隊長は急いでウルトラホークの発進場へと向かう。発進場へ向かう途中、エレベーターに乗り込むと、そこでクラタ隊長はマナベ参謀と鉢合わせになる。クラタ隊長が出撃しようとしていることに気付いたマナベ参謀は発進場には鍵がないと入れないと告げる。それを知らなかったクラタ隊長の表情が曇るが、マナベ参謀はキリヤマ隊長を守ってくれと発進場の鍵を差し出した。クラタ隊長はマナベ参謀の情に感謝し鍵を受け取ると、キリヤマ隊長のあとを追ってウルトラホーク1号で出撃した。



クラタ隊長が出撃したことに気付いたダンが慌てて作戦室のソガ隊員にそのことを話すが、そのことを知っていたソガ隊員はよそよそしく返事をする。ダンは自分たちはどうするのかと聞くと、ソガ隊員はそろそろ出かけるかと言ってダンと一緒に作戦室を出た。その頃秩父盆地に先着したキリヤマ隊長はアイロス星人の指示通り燃料を投下して着陸態勢に入る。しかし燃料を受け取ったアイロス星人は約束を破り突如キリヤマ隊長のウルトラホーク3号に攻撃を仕掛ける。間一髪その攻撃を避けたキリヤマ隊長のもとにクラタ隊長のウルトラホーク1号が駆けつけ、2機は息の合ったコンビネーションでアイロス星人の宇宙船に攻撃を開始する。



すると宇宙船は2つに分離し2機と空中戦を展開するが、不利になった宇宙船は再び地上の宇宙船と合体する。一方ポインターで地上に残った宇宙船近くへ駆けつけたダンとソガ隊員はフルハシ隊員とアマギ隊員を救出するため船内に潜入しようと近づくが、宇宙船の攻撃を受けソガ隊員が左足を負傷してしまう。



ダンはソガ隊員にその場に残るよう告げると宇宙船の方へと走っていきウルトラセブンに変身、宇宙船内へと潜入する。宇宙船ないで捕らえられているフルハシ隊員とアマギ隊員を発見したウルトラセブンは2人を救出、船外へ避難させるが、そこにアイロス星人が出現、宇宙船は中にウルトラセブンを残したまま飛び立ってしまう。



ウルトラセブンは船外へと脱出すると巨大化しアイロス星人に立ち向かう。



アイロス星人は電撃攻撃や口から吐く光弾でウルトラセブンに襲いかかる。ウルトラセブンは光弾を避けながらエメリウム光線を発射するが、アイロス星人は翼で防御、そしてアイスラッガーも防がれてしまう。



それまでの敵を倒してきた必殺技を防がれてしまったウルトラセブンはついに自身最強の必殺技ワイドショットを発射。ワイドショットを受けたアイロス星人は倒された。



残った宇宙船もキリヤマ隊長とクラタ隊長のコンビに撃墜された。その後クラタ隊長はウルトラホーク2号で宇宙へと帰って行った。

初登場にしていきなり無愛想で感じの悪いクラタ隊長ですが、2年前にアイロス星人の円盤を深追いして自身の率いる部隊を全滅させた過去があり、それが原因でマナベ参謀から左遷させられたという裏設定が存在するそうです。マナベ参謀がそのことを語る台詞も用意されていたそうですが、実際にはカットされてしまいました。この後クラタ隊長は35話「月世界の戦慄 」、48話「史上最大の侵略(前編)」、49話「史上最大の侵略(後編) 」、そして帰ってきたウルトラマンの18話「ウルトラセブン参上!」にも出演していますが、ウルトラセブンの放送から22年後、クラタ隊長を演じた南廣は60歳の若さで亡くなってしまいました。
Posted at 2018/09/28 20:53:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | スポーツ | スポーツ

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