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Agent ジンのブログ一覧

2022年10月09日 イイね!

プジョーへ

プジョーへ最近アジサイの育種ブログばかりで久しく車の話しを書いていないので、車の話しをしようと思います。先に書いておきますが、プジョーの208が楽しすぎて今回は文章が長くなっておりますが、それだけ良かったという、以下、個人的な感想になります。

先日プジョーディーラーに行ってきました。CLAがそろそろ2年半となりますが、今回はこちらの乗り換えではありません。さすがにまだCLAは乗り換えできません。とはいえ、現行の508と新しくなった新型308のオリビングリーンはとにかくカッコイイと思います。今乗り換え時期なら間違いなく候補には入ります。でも今回の目的はそれではなく、ヴィッツの乗り換え候補の検討です。



CLAは実家に停めるので1850mmくらいまでは許容範囲なのですが、もう1台はアパートの駐車場で狭くて停めにくい位置のためサイズを選ばないといけない事情があります。メインで運転するのも自分ではないため、車幅1750mm程度が現実的なサイズとなります。そこで候補として考えたのが日産オーラNISMO、マツダCX-3、スズキジムニー、プジョー208なのですが、CX-3はさすがにモデルとしてはもう古いので除外、ジムニーもMTならいいかなと思うのですが、MTだと自分しか乗れないため却下となりました。日産も何度か商談し、NISMOとしてはかなり良いお値段を出していただいたのですが、とりあえず今日はその話しではなくプジョー208について書きます。

まずプジョーディーラー、栃木県には1ヶ所しかありません。スタッフも少ないのか、マンパワー不足な印象を受けました。このあたりはシェアを考えたら仕方ないのかもしれませんが、近年のデザイン刷新で注目度が上がってきている今はあと1~2人営業さんがいると良さそうです。朝一で試乗予約の電話をしたら、営業が午後しか空いていないとのことで、午前中は時間潰しをして午後に伺いました。

ディーラーへと着くと、208の他に、新型308、508などが置いてありました。日の当たる場所にあったオリビングリーンの308がやはり目を惹きます。下の写真は手前から508、208、2008です。508のリアデザインもカッコいいです。



208はイメージカラーの黄色の他に赤、青がありました。どれも3コートパールで、日本メーカーには無い艶と深みがあります。





赤といえばマツダのソウルレッドが深みがあり綺麗ですが、それとはまた違い、こちらはとにかくマイカがかなり主張していて、間近で見ると圧巻の輝きでした。黄色は個人的にはルノーの色合いが一番だとは思いますが、208のこの黄色も艶感がわかりにくい黄色にしてはかなりの光沢を感じる色でした。そして個人的に一番良かったのがヴァーディゴブルーという青色です。今まで色々な色を乗りついできましたが、唯一自分で買ったことがないのが青系カラーです。これはこれまで購入検討してきた日本メーカーの車には欲しいと思える青がなかったからです。しかしこのヴァーディゴブルーは非常に美しく、208のボディラインにも合うカラーでした。特にハイライト部は一瞬グリーンを感じる色目で、マイカの粒子が緑がかっているのでしょうか。とにかく反射している部分がとにかく綺麗でした。



試乗もさせてもらいましたが、プジョー特有の小径ステアリングとそのステアリング位置がとにかく良かったです。乗り味というフィーリングについては人によって好みがありますが、これまた素晴らしいものがありました。個人的には乗り味はAクラスよりもこちらの方が好印象です。運転していると小さいサイズながらも剛性感のある強靱なボディというのを感じられます。しかしステアリングフィールはそれとは少し違う印象で、Aクラスのようなドッシリとしたものではありません。センター付近は若干の緩さはありますが、そのセンター付近から少し切ると、とにかく曲がります。軽快、軽やか、俊敏、そのような言葉がピッタリな印象で、よく「ヒラヒラと曲がる」と表現されるマツダロードスターよりも「ヒラヒラと曲がる」という言葉がしっくりきます。小径ステアリングと短いホイールベースがそうさせるのだと思いますが、これがとにかく楽しいの一言でした。

足回りは想像以上に硬く、少し表面が飛び出たマンホールを60km/hほどで通過させてみるとそこそこの衝撃がきました。一番上のGTグレードでタイヤサイズが違うというのを差し引いてもかなり硬い足だと思います。右左折時は僅かにロールしながら吸い付くように曲がります。

エンジンは1200ccのターボですが、8ATとの組合せのため、市街地、郊外ともにパワー不足は全く感じませんでした。このあたりは最大トルクが非常に低回転で出る仕様で車両も軽量ですから当然かと思います。おそらく高速道路でも通常使用であれば力不足を感じることはなさそうです。

ブレーキは停止寸前にブレーキを抜くとスッと意図しない推進力が発生します。綺麗に停まろうとするとそれが気になります。昔のCVTでそのような仕様の車がありましたが、それに少し似た感覚でした。ちなみに通常走行時のブレーキは輸入車らしくしっかりと利きます。

突き上げ、制止寸前のブレーキだけが気になるところではありましたが、それがどうでもよくなるくらい走りは楽しい車でした。この208の前にオーラも試乗しましたが、楽しさという点では断然208でした。スペック表を見れば一目瞭然ですが、出力、トルクの最大値はオーラの方が高いですが、数値では計れない楽しさがこの車にはありました。もちろん国産コンパクトカーの中ではオーラも走り、質感、経済性等のトータルバランスでトップクラスで間違いないのですが、今回は自分の中では圧倒的に208でした。何を重視するかで評価は変わるので、購入後の経済性やディーラーの店舗数を考えた時の利便性を考慮する人はこの2択だったらオーラになると思います。

しかしこれまでもS660やスイフトスポーツ、ロードスターといった走りが楽しいと言われる小さな車から、FRのクラウン、スカイライン、メルセデスのEクラスまで色々と試乗してきましたが、ここまで曲がることが楽しいと思った車は記憶にないくらいです。これ、もしMTがあったら相当楽しいホットハッチではないでしょうか。でもこのままでも十分に楽しいので、フランス車ですしATでスタイリッシュに楽しむというのも粋な車かもしれません。

それにしてもプジョーの308といい508といい、DSのDS4といい、最近のフランス車は群を抜いてデザインが秀逸ですね。元々輸入車には興味の無かった人間ですが、国産車は価格は上がるし、それなのに楽しい車は少なくなるし、需要減とセンサー等の問題によるカスタムパーツの減少、もうここまでくると輸入車も常にチェックしておかないと個人的には候補に挙がる車が殆どなくなってしまいます。もう究極に狭くてもいいからスープラくらいのサイズに落とし込んだRX-ビジョンとか出してほしい。あと5年後、魅力的な車が出ていることを願います。
Posted at 2022/10/09 17:48:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗レポート | クルマ
2020年06月11日 イイね!

♯ウルトラの星に祈りを込めて【メルセデスの星に期待を込めて】

♯ウルトラの星に祈りを込めて【メルセデスの星に期待を込めて】 前回、前々回とヤナセでの商談について書いてきました。最終的にはこんな店で契約したいとは思えないという評価には至りましたが、試乗をしたことでCLAの良さは知ることができましたし、次に繋がる商談はできたのでそこまで無駄足にはなりませんでした。そんなわけで、訪れたヤナセがイマイチということで、途中からシュテルンも商談先に追加しました。この後、この判断が結果的には大正解へと繋がります。

まず最初に事前予約を入れてからシュテルンへと行くと、40代前半くらいの営業マンが対応してくれました。ヤナセの若造営業マンとは違って落ち着いた雰囲気の営業マンでした。テーブルに着き、現在の購入候補などを簡単にこちらから説明した後CLAのシューティングブレークを試乗をさせていただきました。



クーペとシューティングブレークという違いはありましたが、CLAの試乗は2回目とあってか、1回目ほどの驚きはありませんでした。それでも数字以上の出力やトルクを体感することはできました。8速DCTも滑らかで相変わらず良い仕事をしていました。前にも書きましたが、これならMTでなくても十分意のままにコントロールできる感覚がありました。今年に入り国産の同程度のクラスではMazda3、レヴォーグ、シビックハッチバックを試乗していますが、その中では個人的には一番良く感じました。もちろんそれぞれ良い所はあります。Mazda3なら内装の質感と音響、レヴォーグならスバルならではのハンドリングと走行安定性、シビックハッチバックはダウンサイジングターボのキレの良い加速感と路面に吸い付くような安定感などなど。逆にこれらの車は自分にとっては本命にするには踏み切れない点もありました。Mazda3は他のレビューでも見受けられますがエンジンがやや物足りない、レヴォーグは完全にモデル末期で実燃費も良いとはいえず、シビックハッチバックは走りに振ったせいか内装の質感が価格に見合わないなどなど。それぞれ良い所に関しては同クラスの中でも頭1つ抜けたストロングポイントがありますので、デメリットの部分さえ気にならない人にとってはどれも良い車だと思います。今のハリアーも走行性能というネガな部分は承知の上でリセールという特筆すべきストロングポイントだけを重視して購入しました。デメリットを受け入れられるだけの満足感を得られるかどうかというのは購入に関して大きなポイントかと思います。ちなみにハリアーに関しては、満足感を得るのは最後の最後、売却の時です。リーセルのために車を選ぶというと、みんカラのような場では否定的な人も多いとは思いますが、自分は一時的な措置であれば我慢します。

さて、5月の時点でCLAとロードスターに絞られた次期候補ですが、CLAのネガな部分はどうかというと、まずは本体価格とリセール。これは3年で乗り換えるというのをやめればある程度は目を潰れます。これに関しては今のハリアーとは対照的な部分ですね。そしてもう1つのネガな部分は、輸入車という点で考えた時の耐久性。近年は昔ほどではないとは言いますが、やはり国産車に比べたらというのはあるようです。そしてトラブルが発生した場合の費用の大きさ。これも国産車よりは割高なのは間違いありません。ただ自分の使い方を考えた場合、一般的な使い方に比べれば車には負荷の少ない使い方のはずなので、これもそんなには気にしないようにしようと思います。

そんなわけで、次期候補がCLAとロードスターに絞られてきたので、CLAも本腰を入れて交渉をしていくことになりました。シュテルンでの1回目の条件はプレオーダーメルセデスの25万円分を入れて下取り無しで約50万円引きという提示でした。ちなみにこの時点でヤナセよりも遙かに良い条件でした。というわけで、前向きに検討しますと告げ、1回目の商談は終了しました。

そして2回目の商談で1回目の条件をさらに超える条件を提示されました。本当かどうかはわかりませんが、ウチでこの金額を出すのは初めてですと営業マンに言われました。確かに下取り無しということを考慮するとかなり踏み込んだ提示だったのではないかと思います。2回目の商談での値引き額はさすがに記載するのはディーラーに悪いのでここでは控えますが、これでようやく現実的に考えられる額面になってきました。というわけで、2回目の商談の最後も前向きに検討しますと告げ帰宅しました。



そろそろ長くなってきたので、3回目の商談はまた次回のブログにて記載したいと思います。そして本日のストーリー紹介は、シュテルンの日本語で星を意味することから、タイトルに星が入っているものを紹介します。今回選んだのは1972年11月10日放送のウルトラマンA第32話「ウルトラの星に祈りを込めて」です。ダンの祈りがウルトラの星に通じ、それによりウルトラマンAが逆転勝利を収めるというストーリーです。詳しいストーリーは以下で紹介します。



謎の宇宙船が宇宙ステーションNo.5を破壊し東京に侵入しようとしていた。竜隊長は隊員たちとともに現場へと急行した。上空で宇宙船を発見したTACは宇宙船に集中攻撃を仕掛けるが、宇宙船が放った脳波撹乱電波を受けた北斗は突然力が入らなくなってしまう。





北斗のアローは危うく墜落しそうになるが、山中隊員がスペースで宇宙船を破壊し事なきを得た。基地に帰還した北斗は山中隊員から操縦ミスを指摘され怒鳴られてしまう。その後、宇宙船を無事撃破したお祝いとしてささやかなパーティーが開かれた。吉村隊員のギターによる「TACの歌」で盛り上がる隊員たちだったが、北斗だけは素直に喜べなかった。



その頃、姉の香代子と道を歩いていたダンはトラックにはねられそうになっていたアキラ少年を間一髪助けていた。



アキラに酷い熱があることに気付いた香代子はアキラを家に連れて行き休ませることにした。しかし夜になってもアキラの熱は一向におさまらず、ダンは北斗に助けを求めた。ダンの連絡を受けた北斗はすぐにダンの家へと行きアキラを病院に連れて行こうとするが、アキラと目が遭った北斗は突然めまいに襲われ動けなくなってしまう。



結局北斗は何もできず自分の部屋へと戻るが、そのせいで山中隊員と約束していた飛行訓練に寝坊してしまう。



怒った山中隊員のコールを受け、北斗は急いで部屋を出ようとするが、そこで宇宙船から攻撃を受けた時に聞いた羽音とめまいに襲われた時に聞こえた音が同じだったことに気付く。アキラが宇宙人かもしれないと疑った北斗はアキラのいるダンの家へと入ろうとするが、玄関先でまたしても羽音が聞こえ、めまいを起こしてしまう。すぐに基地に来ない北斗に痺れを切らした山中隊員は再び北斗を通信で怒鳴りつける。北斗はダンに手紙でアキラに注意するよう書き残し急いで基地へと向かった。そして基地へと着いた北斗は山中隊員の監視のもと、すぐに飛行訓練を開始した。北斗からの手紙を読んだダンは、アキラを連れ北斗の飛行訓練を見に行った。すると北斗の操縦するアローを見たアキラは、もうすぐアローは墜落すると予言した。その直後、アキラは手を挙げると指から赤い閃光とともに脳波撹乱電波を放ち北斗のアローを遠隔操作しはじめる。



それに気付いたダンはアキラを突き飛ばすが、アキラの様子が一変する。アキラはダンに自分は超獣人間コオクスだと告げた。ダンはアキラに突進するが簡単に投げ飛ばされてしまう。その直後アキラは不気味な笑い声とともに姿を消してしまった。



アキラの脳波撹乱電波で幻覚を見させられた北斗は結局飛行訓練で失態を犯してしまった。基地に戻った北斗は竜隊長に幻覚が起きたことを訴えるが、当面の地上勤務を命じられてしまう。その時ダンからTACにアキラが超獣人間だと通報が入る。しかし山中隊員はダンの通報を信用しなかった。北斗は竜隊長にダンの通報の信憑性を訴えるが、竜隊長から休養を取るよう言われてしまう。



北斗は脳波撹乱電波によるめまいに耐性をつけるため、ひたすら回転運動を続けた。その夜、ダンはウルトラマンAにコオクスの弱点を教えてほしいとウルトラの星に向かって祈った。



翌日、TAC基地近くに出現したアキラはついに超獣コオクスへと変身、暴れはじめその本性を現した。竜隊長は北斗を連絡要員として基地に残るよう指示し、隊員たちとともに出撃した。しかしファルコンやスペースで出撃した竜隊長や山中隊員もコオクスの脳波撹乱電波を受け墜落してしまう。本部の無線で隊員たちの危機を知った北斗はアローで出撃する。しかし北斗も脳波撹乱電波で再び幻覚を見させられてしまう。それでも回転運動で耐性を身につけた北斗はアローでコオクスを攻撃する。しかしコオクスのミサイルを受けたアローは撃墜されてしまう。北斗は墜落寸前にウルトラマンAに変身し、コオクスに立ち向かう。ウルトラマンAはコオクスを投げ飛ばし、メタリウム光線を撃とうとするが、その瞬間、コオクスの脳波撹乱電波を受けてしまう。





自由を奪われ一転してピンチに陥ったウルトラマンAはカラータイマーが点滅をはじめるが、ダンの祈りが奇跡を呼び、ウルトラの星からコオクスの弱点が指であることを知らせるウルトラサインが空に輝いた。



それを見たウルトラマンAはフラッシュハンドでコオクスの両腕を切断し、メタリウム光線でコオクスを撃退した。





その後基地へと帰還した竜隊長と山中隊員は北斗に謝罪した。そして竜隊長はダンにも礼を言わなくてはと北斗に告げ、北斗にダンと会う時間を与えていた。

というわけで、ヤナセの時とは一転してかなり金額的に現実味を帯びてきました。これでついにロードスターを弄り倒すのとトータルコストにおいて差が無くなってきました。乗り換えるかそのままか、乗り換えるならCLAかロードスターか、色々あった道筋がだんだんと絞られてきました。それでは次回もシュテルンでの交渉を書いていきます。
Posted at 2020/06/11 21:06:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗レポート | クルマ
2020年06月05日 イイね!

♯うたかたの空夢【うたかたのヤナセ】

♯うたかたの空夢【うたかたのヤナセ】 前回はヤナセ訪問1回目とCLAの印象について書きましたが、今回はその後について書いていきます。

1回目の訪問の後、新型コロナの影響で新規顧客が殆ど来ないから是非購入してほしいとの電話がその日のうちにありました。こんな状況下でデビューした新人営業マンは大変なんでしょうね。そして再度話しがしたいと言われ、2度目の訪問となりました。

2度目はマルチリンクとトーションビームの足回りの違いを確認するために、Aクラスセダンに試乗させてもらいました。郊外を試乗した感じでは、トーションビームのAクラスセダンでも何一つ不満はありませんでした。乗り心地は安定感に優れ、ドッシリとしたふんばり感は1つ上のクラスのセダンにでも乗っているかのような雰囲気でした。全幅、全長とも大きすぎず、取り回しという点でも扱いやすいサイズだと感じました。ただ、Aクラスとはいえど、やはりそこはメルセデスブランドですので、やはりトーションビームという響きは少し考えてしまいます。もっとも客層が違うからか、Mazda3のようにトーションビームということを指摘する人はあまりいないようですが、総支払額は500万円近い車ですので、さすがにそれに見合ったものかどうかということを考えてしまいます。しかしCLAは価格ではAクラスセダンのさらにその上をいきます。そう簡単には買いますと言えるものではありません。先行きが見えない所もあるので、条件次第では検討しますと告げて、2回目の商談も終了しました。







その後も何度も何度も電話が来ました。ヤナセは新規客にこんなにも必死に営業するものなのでしょうか。やはりこの情勢の影響なのでしょうか。とにかく頑張るから契約してほしいとの連絡が頻繁に来ました。そして3度目の交渉で、新人営業がまだ若いのでと言って商談にいきなり課長が登場します。やはりこの情勢のためか、電卓をはじき、気持ち程度の値引き額は提示してきましたが、その態度はお世辞にも良いとは言えず、さらに隣県のシュテルンの悪口を言う始末。「あそこのシュテルンは小さいから」とか「シュテルンはベンツじゃないですから」とか。はっきり言って営業の人数が少ないなんていうことはこちらとしてはどうでもいいことですし、別にヤナセだってメルセデスから車を仕入れて売ってるだけで、やってることはシュテルンと同じです。そんな話をされたら客としては気分が悪い、というか人間性を疑います。もちろん、商談に関しては返事はせずその日も帰りました。

それ以降も再三電話がかかってきます。課長ももう一度話がしたいと言ってるという新人営業の電話を受け、仕方なく時間を作って4回目の商談に行ってきました。すると課長が出てきて、「今日はどういったご用件で」と聞いてきました。開いた口が塞がりません。お前が話がしたいというからわざわざ時間を作って近くもないディーラーに来たというのに、ふざけるなと怒り心頭でしたが、そこは怒りを抑え商談をしてきました。この時既にシュテルンからある程度の条件も提示してもらっていたので、あまり話を聞かずに早々に帰ってきました。結局この日もその課長はシュテルンの文句を散々言っていました。

ちなみにそのシュテルンはというと、ヤナセとは違い非常に良い印象でした。別にこれは値引きの条件が良かったからとかいう理由ではなく、営業マンの接客も人柄もヤナセよりは遙かに上質でした。少なくとも今回行ったヤナセで買うことはもう無いと思います。どのメーカーのディーラーでも当たり外れはありますが、プレミアムを自称するならそれに見合った接客が必要なんじゃないでしょうかね。ちなみにGoogleのレビューでも今回訪問したヤナセとシュテルンのレビュー点数はやはり自分の印象とリンクしているような数字になっています。やはり大抵の人は思うところは同じということでしょうかね。ちなみに最後の商談でこちらの苛立ちが伝わったのか、それ以降は「その後はどうですか?」等の電話もなく、電話は全くかかってこなくなりました。結局はヤナセブランドにあぐらをかいてプライドだけは高いが接客は三流、このヤナセにはその程度のイメージしか残りませんでした。

ストーリー紹介は前回のヤナセ1回目訪問でレギュラン星人が初登場した回を紹介したので、今回はレギュラン星人が2回目に登場した回を紹介します。初登場はウルトラマンティガでしたが、2回目の登場はその続編となるウルトラマンダイナです。1998年6月27日放送のウルトラマンダイナ第42話「うたかたの空夢」に登場しました。この回はコメディ回でありながら、前作品のウルトラマンティガに登場したムナカタ、シンジョウ、ホリイ、レナが別の役ではありましたが再登場して華を添えました。コメディタッチでここまで豪華な演出は珍しいと思います。さらにガッツウイングも1号機2号機ともに登場し、さらにγ号も4機同時に出撃するなど、戦闘メカも惜しみなく登場しました。そして普段あまり前戦で目立つことのないマイ隊員も主役級の扱いになっています。特にマイ隊員とレナが同一画面に映し出されるシーンは非常に貴重なシーンとなりました。それでは懐かしい顔ぶれも交えながらストーリーを紹介していきます。



火星基地でナカジマ隊員が設計したスペシウム砲の試作機が完成した。スペシウム砲のサンプルを受領するため、アスカはマイ隊員とともに火星基地へと向かうことになった。出発の朝、ヒビキ隊長が隊員を本部に集合させ、隊員たちの士気を高めようとしていると、通信回線をジャックした悪質宇宙人レギュラン星人ヅウォーカァ将軍がモニター越しに現れ、スーパーGUTSの邪魔をしようとする。しかしヒビキ隊長はレギュラン星人を無視し、アスカとマイ隊員にシャトルで出撃するよう指示を出した。





その頃、宇宙ではレギュラン星人の宇宙船団が地球に向かって攻撃を仕掛け始めた。航空司令部のガッツウイング2号がテキサス砲でレギュラン星人宇宙船団を迎撃している隙に、コウダ副隊長、リョウ隊員、カリヤ隊員、ナカジマ隊員がそれぞれγ号で出撃、4機のγ号もレギュラン星人の宇宙船団に総攻撃を仕掛け、地上の対空砲群も上空に向かって迎撃をはじめた。





そしてアスカとマイ隊員の乗ったシャトルは何とか火星に向け発進することに成功した。



しかしその直後、レギュラン星人が外宇宙から彗星に似せた爆弾を小惑星帯に向け発射させた。彗星爆弾は小惑星帯で爆発、その影響で無数の小惑星帯が地球や火星に向かって飛来をはじめた。



本部ではカリヤ隊員がアスカとマイ隊員のシャトルを帰還させようと提案するが、それを聞いたアスカは逃げても無駄だと断り、嫌がるマイ隊員を無視して飛来する小惑星帯を撃ち落とすとヒビキ隊長に告げた。マイ隊員はヒビキ隊長に必死に現状を報告するが、ヒビキ隊長は全く相手にせず、作戦続行を決めた。



そしてTPCの全勢力をあげた小惑星帯の迎撃態勢がとられた。その頃、シャトルのアスカとマイ隊員は火星のマリネリス基地へと到着した。マリネリス基地のナハラ司令とホリイ博士はアスカとマイ隊員にスペシウム砲のサンプルを持ち帰るよう告げるが、アスカは小惑星帯の迎撃を持ちかける。しかしナハラ司令はマリネリス基地の防空能力では無理だとそれを拒んだ。



するとホリイ博士が秘密兵器の巨大人型兵器マウンテンガリバー5号を使うことを切り出した。マウンテンガリバー5号の手にはスペシウム砲が搭載されていた。しかしマウンテンガリバー5号の操縦席は設計ミスにより非常に狭くなっていた。ホリイ博士はそこに乗るのにはマイ隊員が最適だと告げ、一方的にマイ隊員をマウンテンガリバー5号に搭乗させた。マイ隊員は操縦席から逃げだそうとするが、マウンテンガリバー5号はマイ隊員を無視して発進してしまう。



何もわからず突然宇宙へと放り出され怒るマイ隊員に、ホリイ博士はスペシウム砲は3回しか使えないと告げ、さらにマイ隊員の怒りはヒートアップする。



マリネリス基地に残されたアスカも迎撃に向かいたいとナハラ司令に訴えるが、余分な戦闘機は無いと言われてしまう。



するとアスカの目の前のモニターにガッツウイング1号が5機映し出された。



アスカはそれを使わせろと訴えるが、そこに5人の女性隊員が現れた。マリネリス基地のガッツウイング1号機はキティ小隊の専用機だった。出撃したがるアスカを横目にキティ小隊はガッツウイング1号で小惑星帯迎撃に向けて出撃した。



その頃マウンテンガリバー5号で宇宙空間に放り出されたマイ隊員は必死に小惑星帯に挑んでいた。そしてマイ隊員は迫り来る大量の小惑星帯と巨大な小惑星にスペシウム砲を発射する。





しかし巨大な小惑星は破壊できず、さらにレギュラン星人の宇宙船団の残りも飛来しマウンテンガリバー5号は窮地に陥る。しかしそこにキティ小隊とキャプテンムナカタ率いる曙丸が駆けつけ窮地を救うが、再び飛来したレギュラン星人の宇宙船団によってマウンテンガリバー5号のスペシウム砲が破壊されてしまう。







ナハラ司令は仕方なくマウンテンガリバー5号を帰還させた。一方、アスカはマリネリス基地内でかつて自分が火星で墜落させたα号を発見、そのα号に乗り込み発進する。そしてレギュラン星人の宇宙船団に突っ込みながらウルトラマンダイナへと変身した。



ウルトラマンダイナはソルジェント光線で宇宙船団を一掃する。



そしてストロングタイプにタイプチェンジすると、火星に落下する巨大な小惑星を止めようとするが、その巨大さに苦戦する。すると、再びマウンテンガリバー5号に乗り込んだマイ隊員がウルトラマンダイナの援護に駆けつけた。



しかしウルトラマンダイナに隕石が激突、気絶したウルトラマンダイナを必死にマウンテンガリバー5号に乗ったマイ隊員が起こそうとするが・・・・・これは全て眠っていたアスカの夢の中の出来事だった。アスカはマイ隊員に叩き起こされた。マイ隊員は大慌てでアスカに支度をするよう迫った。アスカは完全に寝坊していたのだった。そこにヒビキ隊長が現れると、2人は知らん顔をするが、ヒビキ隊長には通用せず、大声で怒鳴りつけられてしまった。





と、ヤナセのディーラーについて2回ほど書いてきましたので、一旦Stay At With ULTRAMANの次回作紹介をはさんで、その次にシュテルンでの商談についても触れていこうと思います。
Posted at 2020/06/05 20:50:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗レポート | クルマ
2020年06月04日 イイね!

♯地球に降りてきた男【ヤナセに降り立ったガイ】

♯地球に降りてきた男【ヤナセに降り立ったガイ】 3月くらいまでは次期候補の筆頭だったロードスターですが、従来通りカスタムすると他にも結構な選択肢があると今更ながら考え始めました。そして次期車両の追加候補となったのが以前にも少し触れたシビックタイプRとレクサスUX、そしてそこに新たに加わったのがメルセデスCLAです。ただ、シビックタイプRは限定車となるとかなりの狭き門で、レクサスUXも試乗こそしてないものの、訴求力という点ではまだこれといった決定打が見つかりませんでした。そんな中、急浮上したのがCLA。そして一応CLAのランニングコストを試算してみたところ、意外なことに保険はハリアーとほぼ変わらないくらいの金額で、値引きの条件次第ではトータルコストは悪くはないということもわかりました。ということで、ひとまずどんなもんか試してみようという気楽な感じでヤナセのディーラーに行くことにしました。

そして4月中旬、早速試乗予約の電話をしてみると、もの凄いウェルカムな雰囲気。あの世界のメルセデスを扱うヤナセはこんな雰囲気だったのか?はたまた新型コロナの影響で新規客の囲い込みに必死なのか?一見さんにはあまり良い対応はしないという声もちらほら目にするヤナセディーラーの評判でしたが、電話での雰囲気はそういった感じはしませんでした。

その後ディーラーへと行くと案内の女性スタッフが出てきました。よくネットの試乗レビューではヤナセの美人受付嬢を期待して訪れるという文言を見かけますが、まぁいたって国産車ディーラーと何も変わりはありませんね。高価な買い物をする場所ですので、お出迎えは確かに大事ですが、それよりも重要なのは営業スタッフとサービススタッフです。今までも数多くのディーラーを訪れていますが、最近感じたのはトヨタカローラ栃木の営業マンの質の低下は酷いものです。北関東マツダにも一部言えることですが、ディーラーに不慣れな人や女性客は対応一つでメーカーや店舗、ディーラーのイメージが変わりますので最低限の対応はきちんとしてほしいところです。

さて、そんなわけで、女性スタッフに案内され店内のテーブルへ。自分は全く重要視しないところですが、机上にはゴディバのチョコレートが。これに関しては女性ウケは良さそうです。



待たされること数分、若い営業マンが出てきました。聞くと前職は都会の夜の街で華やかな仕事をしていたとのこと。後日店舗のブログを覗いてみたところ、どうやら4月から営業マンをはじめた新人でした。先日行ったマツダやトヨタカローラのディーラーの20代営業マンは酷いものでしたが、それに比べたら一応平均的な接客レベルでした。ここ最近行ったトヨタカローラ店は、殆どの店舗で試乗車を用意するまでしばらく寒い外で待たされ、同行者を助手席ではなく後席に乗せるなど散々でした。確認もとらず同行者を差し置いて助手席を陣取る営業マンなど未だかつて見たことがありませんでした。いつから栃木のトヨタカローラはこんな酷い接客になったのでしょうか。比較対象が酷すぎますが、ひとまず第一印象はこれといって不満は感じませんでした。

そして必要事項等を記入し簡単な話をした後で2000ccのディーゼルモデルであるCLAの200dに試乗しました。最高出力、最大トルクともにマツダの2200ccディーゼルに比べると見劣りする数字ですが、店舗を出た直後から数字以上の圧倒的なパフォーマンスを感じました。これは6ATと8DCTの差が大きいような気がします。当然MTの操る楽しさという面白さはありませんが、これならMTではなくてもいいかなと思えるもので、十分思い通りに動いてくれます。レスポンスやトルクの立ち上がりなど、街乗りではまず不満はでない走行性能でした。昨今は安全性能向上のための車重増や環境性能対策もあってかガソリン車でもここまでのフィーリングを感じる車は少ないですね。悪い部分をしいて挙げるなら、ブレーキのコントロール性が少し気になったところでしょうか。静かに停止したい時には少しタッチに気を使います。ただ、現在乗っているハリアーよりは停止直前のコントロール性は悪くはないので、ギリギリ許容範囲かなと感じました。この辺りはMazda3やCX-30は優秀でした。コントロール性に少し弱点があるというだけで、制動性はもちろん必要十分以上のものがありました。ブレーキダストはいっぱい出るんでしょうが・・・。ブレーキに関してはネット上でも同様の意見を多数見かけるので、そのような意見とほぼ同じでした。



見た目の部分については、エクステリアデザインはクラスレス、インテリアデザインも新型になり一気に飛躍しました。そして軽油で十分過ぎるなパフォーマンスを発揮しながら相当な低燃費、それでも車両本体価格はディーゼルで480万円弱というのはなかなかです。ただもちろん全てが完璧というわけではありません。ダメな点も遠慮無く書かせていただくと、オプション設定と言っておきながら、日本に輸入される車両のほとんどに自動ブレーキ等の安全装備やナビのパッケージがついていてほぼフルオプション状態、いらないオプション代を削ることができません。あとは、メルセデスの中ではリセールは良い部類のようですが、当然高いリセールをのぞめる国産車と比べたらそこは敵いません。なので、購入時にいかに値引きしてもらい、そこを埋め合わせするかということです。もっともそこもメルセデスの敷居をまたぐような人は気にするところではなく、ブランド料と捉えるのでしょうが、一般庶民にはそうはいきません。自分の場合はいつもなら3年で乗り替えるところですが、CLAなら最低でも6~7年は所有する前提で購入しなくてはいけないのも自分としてはリスクになります。

難点も書きましたが、それでも総合的に判断すると次期候補として十分な要素を持ち合わせた1台でした。値引き次第ではロードスターではなく、CLAになる可能性も出てきました。マツダは地元ディーラーだと対応が相変わらずなので・・・。この続きは長くなってしまうので、また次回のブログにあげようと思います。

さて、ここからはいつも通りウルトラシリーズのストーリー紹介に移ります。メルセデスの取扱ディーラーであるヤナセに行ってきたということで、今回はヤナセにちなんだ回を紹介します。1996年10月19日放送のウルトラマンティガ第7話「地球に降りてきた男」です。ウルトラマンティガのヒロインであるレナ隊員に初めてスポットが当てられた回になります。この回でレナ隊員の過去が明らかになり、本名がヤナセレナであることが語られます。レナ隊員の父娘の過去を利用し、地球を侵略しようとするレギュラン星人もウルトラマンティガに登場する宇宙人の中でも屈指の卑怯者です。降参するフリをして、近くの風車をもぎ取りウルトラマンティガを攻撃するという醜さはウルトラセブンのバド星人並みです。ちなみにこのレギュラン星人の風車攻撃は相当インパクトが強かったのか、次作であるウルトラマンダイナに別個体のレギュラン星人が登場した時に、風車を手にしたレギュラン星人のソフビが登場しました。帰ってきたウルトラマンが最も夕陽の似合うウルトラマンなら、レギュラン星人はウルトラシリーズの宇宙人で最も風車の似合う宇宙人なのは間違いないですね。ちなみにこの回でレナ隊員の父親が登場しますが、レナ隊員を演じる吉本多香美の実の父はあの初代ウルトラマンでウルトラマンに変身する主演ハヤタを演じた黒部進です。これはウルトラファンの間では有名な話ですね。それではストーリーの紹介に移ります。



宇宙空間を漂っていた宇宙ステーションデルタに突然謎の宇宙船が猛スピードで向かってきた。衝突を避けようと宇宙ステーションデルタのヤナセ技官は宇宙船と交信を図るが宇宙船からの応答はなかった。



緊急事態を受け、サワイ総監はヴァルキリー砲で宇宙船を爆破するようヤナセ技官に指示をする。しかしヤナセ技官は宇宙船にトラブルが発生しているのかもしれないとサワイ総監に訴える。しかし宇宙ステーションデルタには278人の職員が搭乗していることから、サワイ総監は人命第一だとヤナセ技官の訴えを無視しヴァリキリー砲発射を命じた。サワイ総監の命令で宇宙船を爆破した宇宙ステーションデルタはギリギリのところで難を逃れたが、命令に背いたヤナセ技官はサワイ総監に地球に帰還して出頭するよう告げられてしまう。サワイ総監の周りにいた隊員たちもその一部始終をモニター越しで見ていた。



その中で、レナ隊員だけは冴えない表情で立ちつくしてた。それに気付いたイルマ隊長は、レナ隊員に「最後まで爆破を避けようとしたヤナセ技官は立派だと思うわ」と声を掛けた。イルマ隊長だけはヤナセ技官がレナ隊員の父親だということを知っていた。しかしレナ隊員は父であるヤナセ技官を「あの人」呼ばわりし、自分には関係の無い人だと怒りを露わにして作戦室から出て行ってしまう。



その直後、地球に向かっていたヤナセ技官の乗ったオービターが小型宇宙船の襲撃に遭ってしまう。ヴァルキリー砲で爆破したと思われた宇宙船だったが、爆破寸前に敵の宇宙人が小型宇宙船で脱出に成功していたのだった。



ヤナセ技官のオービターが襲撃されたことが作戦室に知らされると、レナ隊員はイルマ隊長の制止を無視して勝手に出撃してしまう。



いつもと様子の違うレナ隊員を見た隊員たちが驚いていると、イルマ隊長はレナ隊員の旧姓がヤナセであることを隊員たちに教えた。ヤナセ技官は13年前、仕事のために家族を捨て宇宙へと飛んでいたレナ隊員の実の父親だった。イルマ隊長は襲撃を受けて地球に墜落したオービターを救出させるため、ムナカタ副隊長と隊員たちを現地に向かわせた。その頃、墜落現場ではヤナセ技官と同乗していたアサミヤ技官がオービターから脱出し、間一髪難を逃れていた。ヤナセ技官のその手には13年前、宇宙に出発する前に娘であるレナ隊員に誕生日プレゼントとして渡すはずだった口紅が握られていた。しかしそこにオービターを襲った悪質宇宙人レギュラン星人が姿を現す。レギュラン星人はいきなりアサミヤ技官を怪光線で殺害、ヤナセ技官に同胞の復讐をすると宣戦布告し自身の小型宇宙船へと拉致した。



レギュラン星人はヤナセ技官の脳内をサーチ、レナ隊員がヤナセ技官の娘であることを突き止める。



一方、レナ隊員は父を探すためオービターの墜落現場となった森に入っていた。そこにムナカタ副隊長と隊員たちが遅れて到着、ムナカタ副隊長はダイゴにレナ隊員を探すように指示し、シンジョウ隊員、ホリイ隊員とともに現場周辺の捜査に向かった。ダイゴは森の中でレナ隊員を発見するが、そこにレギュラン星人が現れ、捕獲光線でレナ隊員を拉致、ダイゴも崖下に転落させられてしまう。



レギュラン星人は小型宇宙船内でレナ隊員を磔にし、それをヤナセ技官に見せつける。レギュラン星人は「感謝するがいい、感動的な父と娘の対面だろ」とヤナセ技官を挑発する。



しかしヤナセ技官は自分の娘ではないとそれを否定する。するとレギュラン星人はレナ隊員に電気ショックを浴びせる。



ヤナセ技官は必死にレナ隊員を助けようとすると、ポケットにあった13年前に渡しそびれた口紅が転がり落ちた。それを目にしたレナ隊員は自分が父にお願いした口紅であることをすぐに理解した。



ヤナセ技官はレギュラン星人の家族の乗った宇宙船を爆破したことを謝罪しつつも、何故警告の交信に応答しなかったのかと尋ねる。すると、レギュラン星人は元々攻撃することだけを考えていたが、宇宙船にトラブルが発生、家族を裏切り自分一人だけ小型宇宙船で逃げたことを白状した。それを聞き怒るヤナセ技官に家族を捨てた似たもの同士だと一蹴した。するとそんな卑怯者と自分の父を一緒にするなとレナ隊員は激怒するが、レギュラン星人は地球を侵略し、人類を殲滅すれば卑怯者の汚名も消えて無くなると開き直る。そしてその手始めにとヤナセ技官とレナ隊員を殺害しようとする。



2人に危機が迫るなか、ムナカタ副隊長と隊員たちが船内に突入、レギュラン星人を攻撃すると同時にヤナセ技官とレナ隊員を救出し宇宙船から脱出した。



しかし船外に巨大化したレギュラン星人が現れる。ヤナセ技官とレナ隊員はムナカタ副隊長たちが乗ってきたガッツウイングへと向かい、ダイゴもウルトラマンティガへと変身する。



レギュラン星人とウルトラマンティガは互いに光線を撃ち合い、互角の戦いを繰り広げる。



そしてレギュラン星人が空へと飛び上がるとウルトラマンティガもスカイタイプにタイプチェンジし空中戦へともつれ込む。



その隙にガッツウイングに乗り込んだヤナセ技官とレナ隊員は地上の宇宙船を爆破した。そしてレギュラン星人もウルトラマンティガのティガスカイダッシュを受け地上へと叩き落とされる。しかし地上へと叩き落とされたレギュラン星人は降参するふりをしてウルトラマンティガを油断させ反撃に出る。



隙をつかれたウルトラマンティガはレギュラン星人の猛攻を受けカラータイマーが点滅をはじめる。レギュラン星人はウルトラマンティガに馬乗りになりとどめに怪光線を放とうとするが、レナ隊員がレギュラン星人の背後をガッツウイングで攻撃、その瞬間にレギュラン星人を投げ飛ばしたウルトラマンティガはすかさずランバルト光弾を放った。





レギュラン星人も怪光線で対抗するが、ランバルト光弾に押し戻され粉々に粉砕された。



その後、ヤナセ技官とレナ隊員はアサミヤ技官の供養のため現場を訪れる。そこでヤナセ技官は13年越しの誕生日プレゼントを手渡そうとする。しかしレナ隊員は首を横に振り、どうして誕生日の日に来てくれなかったのと問い詰める。ヤナセ技官が言い訳をしようとすると、言い訳はいいと告げ、そのかわりに13年前に約束していた針千本飲んでちょうだいと告げ泣きながら抱きついた。



娘であるレナ隊員と和解したヤナセ技官はその後再び宇宙ステーションデルタへと戻ることになり、レナ隊員は作戦室のモニター越しで涙ながらにそれを見届けていた。



するとイルマ隊長がそっと近寄りハンカチを手渡した。



「宇宙ステーションデルタでの研究により、人類は間もなく宇宙開拓時代に入るでしょう。しかし、家族や仲間との絆を失った者による宇宙開拓は、もはや開拓ではなく、ただの侵略者になってしまう危険があることを我々は忘れてはなりません開拓者と侵略者の違いは、そこからはじまるのです。」

というわけで、CLA試乗直後(4月中旬頃)の次期候補の可能性はCLA40%、ロードスター40%、他シビックタイプR、UX、新型ハリアー等が20%となりました。それではこの続きはまた次回のブログで。
Posted at 2020/06/04 23:17:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗レポート | クルマ
2019年12月23日 イイね!

♯まぼろしの雪山【希少なMTのCX-30に試乗】

♯まぼろしの雪山【希少なMTのCX-30に試乗】 昨日、CX-30に試乗してきました。先月Mazda3には乗っていましたが、CX-30はこれが初めてです。本当はロードスターに乗る予定だったのですが、天気が微妙で幌を開けられなさそうだったので、急遽CX-30に変更しました。CX-30にしたのはMTの試乗車があったからです。どういう風の吹き回しか知りませんが、珍しく北関東マツダで1台CX-30のMTの試乗車が導入されました。最近はロードスターを除けばMTの試乗車なんて滅多に用意していなかったのですが、今回はMTがあるというこでどんなもんか試乗してみました。ネット上でもシフトが入りやすいという評判は聞いていましたが、やはり自分が前に乗っていたアテンザと比べると上質さが増したシフトフィールでした。ただ、ATのMazda3もそうですが、「美しく走る」をキャッチコピーにしているマツダらしく、MTの割りには楽しさはあまり感じませんでした。扱いやすさ重視の実用的MTといった感じです。やはり楽しさを求めるのであればロードスターを選ぶのが賢明だと改めて思いました。でもロードスターのような車を選択肢に入れられる人の方が少数だと思うので、そういう意味ではCX-8を除いてMTを用意しているマツダはやはり車好きにはありがたい存在ですね。というわけで、試乗した感想は良い意味で普通の車でした。このように書くと良い車な感じがしないように聞こえますが、全てにおいて普通というハードルを越えられる車は少ないので、トータルで見ると上質でフラットな乗り味の良い車です。当然ながら同じNA2000ccのハリアーと比べると車重が軽い分、重苦しさなどはありませんし、街乗りでは普通の人なら不満は感じないと思います。MTだったこともあってか、エンジンも軽快に感じました。そして今回の試乗で一番素晴らしいなと思ったのは純正のスピーカーです。BOSEではなく標準装備のスピーカーでしたが、この第7世代からマツダハーモニックアコースティックスと銘打って登場した音響装備で、これが純正かと驚くレベルの音でした。正直ナビもスピーカーも純正には今まで全く興味が無かったので、今回のマツダハーモニックアコースティックスも所詮純正だろうと確認するつもりもなかっったのですが、試乗が終わった時に是非聞いてみて下さいと勧められて聞いて見たところ、その音の良さに愕然としました。第7世代のBOSE仕様を聞いていないのでそことは比べられませんが、何だか社外品に何万円も出すのが馬鹿らしいと思うほどでした。アルパインの車種専用設計のスピーカーはそこまで本格的でないのはわかっていますが、それでも自分のハリアー用のアルパインのシステムもトータルで10万円弱はします。なのに純正スピーカーでそれを超えるレベルとは・・・。ついにマツダは音響にまで本気を出したかと思わせるものでした。同じ第7世代であるMazda3のエクステリアデザインが好みだったら購入候補になったかもしれませんが、残念ながら今のところ候補にはなっていません。でもスカイアクティブXが出たら一応試乗だけはしてみようと思います。今回のマツダハーモニックアコースティックスでも思いましたが確認しないことには何もわかりませんので。ということで、スカイアクティブXの試乗車が出たらまた来ますといってディーラーを後にしました。今回の営業の方もマツダハーモニックアコースティックス並みに好印象な人でしたので。

今回は第7世代2番目の車であるCX-30の試乗ブログということで、ウルトラ兄弟2番目の兄にあたるウルトラマンの第30話を紹介します。1967年2月5日に放送されたこの第30話はウルトラマンの中でも有名な回として知られる「まぼろしの雪山」です。怪物だと疑われた子どもがいじめられてしまうという帰ってきたウルトラマンの「怪獣使いと少年」のような人間の闇が強調されたストーリーです。最後にウーが倒されないで済んだというのが救いでした。それではそのストーリーを紹介していきます。



ある日、飯田山の近くにあるスキー場に遭難した町村という猟師が搬送されてきた。



町村は飯田山で狩りをしていたところ、雪ん子の少女に遭遇していた。町村はここのところ雪ん子に狩りの邪魔されていたこともあり、その腹いせと雪ん子に猟銃で威嚇をしてしまう。



すると雪ん子が突如ウーと叫び始めた。ウーは飯田山に潜む伝説怪獣ウーのことで、雪ん子の母親の亡霊だった。雪ん子の助けを求める声で山からウーが出現、町村は命からがら逃げかえってきた。



町村の証言を受け、科学特捜隊からハヤタ、アラシ隊員、イデ隊員の3人が調査へと向かった。その頃、村では雪ん子がウーを呼び出したことが知れ渡り、雪ん子は村の子どもたちからいじめられていた。



ハヤタたちはスキー場で現地の人から話を聞くことにした。それによると飯田山は夏でも雪に覆われていてまぼろしの雪山と呼ばれていることがわかった。そしてウーの噂により、最近ではスキー場の客足が遠のき、山岳救助隊も近づくことを拒んでいるとのことだった。



ハヤタ、アラシ隊員、イデ隊員はスキーで飯田山へと向かった。しかしハヤタたちは飯田山に向かって滑っているはずにもかかわらず、何故か飯田山から遠ざかってしまっていた。ハヤタたちは不思議に思いながらも先を進むと、突然ハヤタが穴に落ちてしまう。その穴は調査を妨害しようとした雪ん子が掘った落とし穴だった。



ハヤタが穴に落ちるのを陰から見ていた雪ん子だったが、雪ん子はイデ隊員に見つかり取り押さえられてしまう。イデ隊員は何故落とし穴を掘ったのかと問い詰めると、雪ん子は「何でもかんでも怪獣呼ばわりして殺してしまう恐ろしい人たち」だと科学特捜隊に怒りをぶつけ、イデ隊員の顔に雪玉を投げつけるとその隙に山奥へと逃げていった。



ハヤタたちはスキー場へと戻り、雪ん子について話しを聞いた。雪ん子は15年前、雪山で母親を亡くし、1人でいるところを保護されていた。しかし村人たちは雪ん子を雪女の娘だと恐れ、誰も引き取ろうとはしなかった。そんな中、飯田山で炭焼きをしていた喜助という老人が雪ん子を保護し面倒を見ていた。ところがその喜助も2年前に亡くなってしまっていた。再び1人になってしまった雪ん子はまたしても村人たちから嫌われ、ウーの一件もありさらに孤立してしまっていた。その話しを聞いたイデ隊員は自身も早くに母親を亡くしていたことから雪ん子に同情していた。そんな中、ウーがスキー場近くに出現してしまう。



負傷したハヤタをロッジに残しアラシ隊員とイデ隊員は外へ出てスーパーガンでウーを攻撃しようとするが、雪ん子がその前に立ちはだかり攻撃しないようにと訴える。



雪ん子はウーに山に帰るよう説得しはじめるが、猟銃を持って駆けつけた町村がウーに発砲してしまう。それでも雪ん子の必死の説得でウーは山へと帰って行った。



しかしその後、雪山で落とし穴に落ちた猟師が死んでしまう事件が起きた。村人たちは雪ん子の仕業だと怒り、科学特捜隊にウーも始末するよう訴えた。村人の訴えを聞き、アラシ隊員はイデ隊員を連れビートルで出撃するが、イデ隊員は気が重いと浮かない表情を見せる。そんなイデ隊員にアラシ隊員は「怪獣は所詮人間社会には入れてもらえない悲しい存在なんだ。」と言い放つ。そしてウーが潜んでいそうな谷間にミサイルを撃ち込んでいく。一方の雪ん子も村人に追われていた。追い詰められた雪ん子は助けを求めウーを呼ぶ。



すると雪山からウーが出現する。アラシ隊員とイデ隊員はビートルでウーを攻撃するが、撃墜されてしまう。そしてウーはスキー場へと侵攻、ロッジにいたハヤタはウルトラマンに変身する。





ウーはウルトラマンに投げ飛ばされ弱ったところをスペシウム光線で倒されそうになるが、その時、雪ん子がウーに声を掛ける。



雪ん子の声でおとなしくなったウーは姿を消した。



その後、ビートルの中で気を失っていたアラシ隊員とイデ隊員の元へハヤタが駆けつける。目を覚ましたイデ隊員は雪ん子のことが気になり雪ん子はどうしたのかとハヤタに尋ねる。ハヤタは山へ帰ったそうだとイデ隊員に教えた。するとイデ隊員は「やっぱりそうか。オレはこんなことを考えていたんだ。雪ん子って女の子は実際にはいなかったんじゃないかって。俺たちの会っていた女の子は、雪山のまぼろしだったんじゃないかってね。」と話した。アラシ隊員もイデ隊員の言葉に賛同していた。

車選びでも感じることですが、みんなが良いという車が自分にとって良い車かというのは乗ってみないとわかりません。しかし人間は周りの人間に同調したがり、大きい集団の方が正しいと感じてしまう傾向があります。やはり物事の良し悪しにおいてイメージだけで決めつけるのは良くないことです。この「まぼろしの雪山」に登場する雪ん子も実際は何も悪くない少女でしたが、噂話によるイメージで村人から気味悪がられる存在になってしまいました。自分も今回マツダの新しい純正スピーカーを聞きもせずに大したモノではないと先入観で決めつけてしまっていましたが、やはり自分自身できちんと確認することの大切さを改めて感じました。ちなみに音響という面では圧倒的に不利なロードスターにも今後このマツダハーモニックアコースティックスが搭載されるのか、搭載される場合はどのようなスピーカーレイアウトになるのか、それも今回の試乗でちょっと気になりました。
Posted at 2019/12/23 20:14:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗レポート | クルマ

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