Agent ジンのブログ一覧

前回おおまかな原子の構造について書きましたが、

今回はその中の電子に注目していきます。

陽子と中性子からなる原子核の周りに電子が存在していることは前回やりましたが、実際どのように存在しているのか、まずは図の左上を見ていただければわかるように、原子核の周りに円を描くように電子があります。その円状の層を電子殻といい、層が一つの原子から複数の層をもつ原子もあります。

そして図の左下を見てください。その層には名前がついていて、内側からＫ殻、Ｌ殻、Ｍ殻、Ｎ殻と呼んでいます。これらの層に電子が存在しているのですが、それぞれの層には存在できる電子の数に限界があります。Ｋ殻は２個、Ｌ殻は８個、Ｍ殻は１８個、ただし高校の化学ではＭ殻は８個としています。これは高校ではＭ殻に９個以上電子が入るものについては考えないからです。

今回はとりあえず電子が電子殻に入ってるということがわかればＯＫです。

次回、原子ごとに電子配置がどうなっているのかを書いていきます。