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2013年11月17日 イイね!

トヨタ・ヴィッツRS試乗レポート

トヨタ・ヴィッツRS試乗レポート









~豊富なカラーバリエーションで人気のヴィッツ~

今回はトヨタの定番コンパクト、ヴィッツのスポーツグレードであるヴィッツRSを試乗しました。ヴィッツの最上級グレードであり、かつ、スポーツ志向のデザインと装備を有するヴィッツRSについてレポートしていきます。

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◆試乗車情報◆

車種:トヨタ・ヴィッツ
グレード:RS
排気量:1500cc
ミッション:CVT
車両重量:1030㎏

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◆エクステリアデザイン◆

今回試乗したのはヴィッツRSというスポーツグレード。通常の草食系なフロントマスクと比べ、スポーツグレードらしいキリッとした顔つきに意匠変更している。RSにはリアにも専用のテールランプが用意されていて、個性を生み出している。ただし、ボディ全体のシルエットは個性とは正反対の万人ウケを狙ったもので、イマイチ押し出し感や新鮮味という面では乏しいのも事実。その辺りの個性はiQやbBが担当しているので、ヴィッツは万人ウケ担当を担っているのでしょう。質素、シンプル、ノーマル、このような雰囲気を好む層にウケるコンパクトカーです。そして今回の試乗車のカラーは、RSのみ選択できるターコイズマイカメタリックというカラーで、ブルーでもグリーンでもない非常に面白いカラーになっています。RS専用にしておくのはもったいないくらいの色です。その他にもパール系のピンクや原色の赤、黄色など、カラーバリエーションが豊富なのがヴィッツのエクステリア最大の特徴。このカラーの多さに関してはコンパクトカーというクラスにおいて非常に評価の高い部分です。どのカラーもグレード関係無しに選択できる設定になっていればさらに良いのですが、コンパクトカーゆえにコストを抑えざるえない点を考慮すれば、いたしかたない部分でもあります。

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◆インテリアデザイン◆


インテリアですが、これは他社のコンパクトカーと比較すると厳しい評価を付けざるえない所も多く見られます。まず一番気になったのが、低い場所に位置するシフトレバー。ヴィッツという車を考えた時に、女性ユーザーも多く、そうなると当然運転席のシートは高いポジションを取ることになるのですが、そうした場合、シフトレバーの位置が低すぎて使いにくいのです。小柄なユーザーにはあのシフトレバーの位置は長く使うことを考えると良い場所とはいえません。それからメーター盤もコストダウンのためか、一昔前の作りとなっています。この部分は旧型ヴィッツや他社のコンパクトカーでも自発光メーターを採用していることを考えると、もう少しどうにかならなかったものかと思ってしまいます。全体的なインテリアの質感も旧型ヴィッツの方が高く感じられます。コストをかけられないコンパクトカーというカテゴリなので、この辺りは、もう少しデザインの工夫でカバーしてほしいものです。

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◆動力性能◆

1500ccとCVTを組み合わせるヴィッツRSですが、その走行性能はというと、以前のトヨタのそれと比べると扱いやすくはなっています。市街地ではこれといって不満は感じないフィーリングにまでレベルは上がっていますが、ハイブリッドモーターや高効率ミッション、スーパーチャージャーなど色々な工夫を凝らし新技術を搭載してきている他社のコンパクトカーと比べてしまうと見劣りするのは避けられない印象です。アクセルペダルはRSグレードのせいか、やや重めの踏みごたえとなっていました。

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◆ステアリング・足回り◆

今回の試乗で一番意外性の高かった部分がこのステアリングフィールです。老若男女様々な人に扱いやすいようにということで、非常に軽い操作性が多く見られるコンパクトカー、特にその傾向が強いトヨタであるにもかかわらず、RSグレードということもあってか、重めのしっかりとしたステアリングに仕上がっています。この気の利いた味付けは評価できるポイントです。ただ、惜しいのが、そのステアリングフィールに足回りのセッティングが追いついていないこと。RSグレードなので、専用の足回りにはなってはいるものの、これといって目立つ部分がない。日産のノートのようなどっしりとした安定感や、マツダのデミオのキビキビとした軽快さといった突出した部分が感じられないのがRSグレードとしてはやや物足りない部分です。

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◆居住性・静粛性◆

居住性はサイズに見合ったレベルです。極端に狭いものではありませんが、広く感じさせるデザインでもありません。静粛性に関しては、ややロードノイズが入ってくる感じで、こちらもクラス相応、価格相応といったところです。

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◆総評◆

現行型のヴィッツの感想ですが、かなり割り切った商品コンセプトになったというのが一番に感じました。初代から一つ前のヴィッツまでを見ても現行型が一番それを感じます。初代ヴィッツのような個性や斬新さというのも全くありません。では今のヴィッツは何が気に入れば“買い”なのか。トヨタという企業ブランドもそうですが、一番はデザインとボディカラーに尽きると思います。派手なピンクやお洒落なブラウンなどはトヨタならではのカラーです。特にコンパクトカーでは女性のユーザー層も多いので、ボディカラーは非常に大事な要素であり、ヴィッツはその部分では他社のコンパクトカーよりも優位に立っています。あとは全体的に可愛らしさや先進性を取り入れたデザインになれば、もっと可能性のある車になると思いました。

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◆5段階評価◆

エクステリア:★★
インテリア:★
動力性能:★★
足回り:★★★
静粛性:★★
コストパフォーマンス:★★
Posted at 2013/11/17 19:44:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗レポート | クルマ

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