
今日は真岡工業高校へ健康診断に行ってきました。いつもは5月くらいなのですが、今年は7月と遅めの時期でした。毎年乗り気ではない健康診断ですが、受けないというのはダメなので毎年しぶしぶ受けています。項目は心電図や血液検査、視力や聴力検査といった基本的なものです。採血もしっかりされました。
そして今日のウルトラシリーズ紹介は採血にちなんでウルトラマンレオの第18話「見よ!ウルトラ怪奇シリーズ 吸血鬼!こうもり少女」を紹介します。この回に登場する吸血鬼こうもり少女によって吸血鬼と化した人たちを救うべく、ウルトラマンレオは少女が変身したバットンに対し、レオブレスレットを注射器に変形させバットンから採血し、血清を作って事件を沈静化させる内容です。昭和の第2期ウルトラシリーズのブレスレットはもう何でもありでした。ブレスレットをバケツに変形させてみたり、桜の枝にしてみたり、工場の煙突をヌンチャクに変形させて武器にしたことまでありました。もはや万能という域を超えたアイテムでした。それでは1974年8月9日放送の「見よ!ウルトラ怪奇シリーズ 吸血鬼!こうもり少女」のストーリー紹介です。
朝日が昇り始める頃、ゲンと白土隊員はマッキー2号でパトロールに出ていた。しかしその日、太陽に突如異常が発生、気温が上がらず異常気象となった。MACはただちに原因究明に取り掛かった。白川隊員がダン隊長に気象データを手渡すと東京上空にはフィルターのようなものがかかっていることが判明した。
ダン隊長は梶田隊員にマッキー3号で出動させ、マッキー2号のゲンと白土隊員に合流するよう命じた。ゲンたちは東京上空で吸血コウモリの大群に遭遇、マッキーで攻撃を仕掛けると吸血コウモリは一掃されたかに見えた。
その後ゲンと白土隊員は東京上空に残り、梶田隊員はMAC本部に戻って事件の調査をすることとなった。その頃百子とトオルとカオルはお昼ご飯の買い物の帰りで、川沿いの道を歩いていた。すると草むらからうめき声が聞こえてくる。トオルが様子を見に行くと草むらの中で女が倒れていた。そこに百子とカオルが駆けつけ、百子が救急車を呼ぼうとすると女は悪い人に追われていて、居場所がわかると殺されるから救急車は呼ばないでほしいと拒否、百子は自分の家へと連れて行き女の手当をすることにした。
家に帰るとカオルが女の看病をしていたが、トオルは女を怪しみ、百子にあおの女はどこか変だと訴える。しかし百子は疑うことは良くないとトオルに言い聞かせ、傷薬を買ってくるようトオルに頼んだ。
その夜、百子は一晩中献身的に女の看病にあたった。翌朝百子は女の枕元に食事を置き出かけていった。
しかし百子が家を出て行くと、女は急に起き出し、2階の窓から百子が作ってくれた食事を投げ捨てた。そして部屋にあった鳥かごを見つめると、中のカナリヤに息を吹きかける。するとカナリヤは謎の死を遂げる。
ゲンはスポーツセンターで子どもたちの指導をしていた。そこにトオルの姿もあった。トオルは前の日の女の相談をゲンに持ちかけようとするが、そこに百子が現れ連れて行かれてしまう。そして百子は疑うトオルを再度注意した。その夜百子とトオルとカオルは女とともに夕食を囲んでいた。しかし女は全く箸を付けなかった。疑問に思ったカオルが女に尋ねると、百子が用意してくれたお昼の食事が美味しすぎて食べ過ぎてしまったと言い訳をする。トオルもまた自分のカナリヤが死んでしまったショックで箸が進まなかった。そして百子たちが眠りに入った深夜、女が突然起き出した。それと同時にカナリヤの夢を見たトオルも目が覚め寝ぼけながらカナリヤを探そうとするが、そこに女が現れブローチから光を放つとトオルはそのまま眠らされてしまった。そして女は外へ出ると、こうもり怪獣バットンへと変貌、空へと飛び立った。女の正体はMACが全滅させたと思っていた吸血コウモリの唯一の生き残りで、それ以来街では吸血鬼と化したこうもり少女に人々が襲われる事件が相次いだ。そしてこうもり少女に襲われた人たちは自らも吸血鬼となって他の人間を襲いはじめていた。
MACは吸血鬼となってしまった人たちを救うため、本物の吸血鬼であるこうもり少女の血清を作るべくこうもり少女の捜索を開始した。しかしその頃百子の家ではトオルとカオルが既にこうもり少女に餌食になっていた。そこに百子が帰宅する。百子は部屋の雰囲気がおかしいことに気付くが、コウモリ少女に操られたトオルとカオルによって百子は捕らえられ、こうもり少女に血を吸われてしまう。
ロディーでパトロール中だったゲンと白土隊員はちょうど百子の家の近くを立ち寄ったため、百子の家の様子を見に行くことになった。ゲンが部屋へと入ると、そこには異様な雰囲気の百子とトオルとカオルがいた。そしてトオルとカオルがゲンを掴みにかかる。そして百子が襲おうとするが、3人が吸血鬼になってしまったことを察知したゲンは3人を仕方なく気絶させる。すると部屋の奥でコウモリ少女の影を目撃、ゲンが捕まえようとするが、こうもり少女はブローチを発光させゲンを怯ませると、その隙に窓を割って逃走してしまう。
しかし外で待機していた白土隊員に行く手をはばまれ、さらに追いかけてきたゲンと挟み撃ちにされるコウモリ少女。
追い込まれたコウモリ少女は突如巨大化、こうもり怪獣バットンへと変貌する。そして羽を羽ばたかせ白土隊員を吹き飛ばしてしまう。
それを見たゲンはウルトラマンレオに変身する。バットンは空へと舞い上がり、腕についた刃でウルトラマンレオに空中攻撃を仕掛ける。それをウルトラマンレオに避けられると地上に降り、羽で強風を起こしウルトラマンレオを吹き飛ばす。そしてウルトラマンレオが風で倒れたところを攻撃しようと迫るが、ウルトラマンレオのエネルギー光球で羽を焼き切られてしまう。
それによって形勢が逆転、ウルトラマンレオに何度も投げ飛ばされ、バットンは不利になるが、バットンは耳から光線を発射、ウルトラマンレオにダメージを与える。それによって盛り返したバットンは倒れたウルトラマンレオに馬乗りなり、巨大な牙でウルトラマンレオを狙う。しかしそれを何とか避けたウルトラマンレオは牙をつかみ引き抜くことに成功する。そして引き抜いた牙をバットンの耳に突き刺し耳からの光線を封じた。その後、ウルトラマンレオは血清を作り出すため、右腕のレオブレスレットを注射器に変形させ、バットンに突き刺し血を採ることに成功、バットンは注射器を奪おうと必死に抵抗するが、顔面にパンチを連打され弱ったところをレオキックで倒された。
ウルトラマンレオのおかげで血清が完成、吸血鬼になっていた人たちも無事救われた。そして百子とトオルとカオルも元に戻り病院から家へと戻った。その帰り道、コウモリ少女で出くわした草むら付近を通りかかると、またしても鳴き声が聞こえてくる。百子がトオルに見てくるよう言うが、トオルが嫌だと拒否、百子は仕方なく鳴き声の方へ行くと、子犬を抱えて草むらから出てきた。カオルは子犬を疑うが、百子はこんな可愛い犬が怪獣になるはずはないわと言う。それを聞いたトオルは酷い目に遭ったのに全く懲りてないと呆れていた。
それにしてもこの回の百子はいつにも増して大人っぽい色気の漂う雰囲気でした。百子役の丘野かおりはTBSによって中田喜子らとともに期待の新人として売り出されたのですが、ウルトラマンレオ出演以降は活動が途絶えていて、現在はどこで何をしているのかはわかっていないようです。
Posted at 2018/07/04 20:12:54 | |
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