
先日は
四灯化の整備手帳をアップしたので、今週はその四灯化に使ったハーネスのパーツレビューをアップしました。パーツレビューといっても単に既存のカプラーの間にかますだけのコードですが、何かの参考にと思い載せておきました。
そして整備手帳の時にアップしたのがハリアーの四灯化は点灯させるとウルトラアイそのものだということで、
「盗まれたウルトラ・アイ」を紹介しましたが、今日もウルトラアイが盗まれた回を紹介したいと思います。最初にダンがウルトラアイを盗まれたのは第3話の
「湖のひみつ」でしたが、それはもう紹介済みなので、今回は2回目に盗まれた「マックス号応答せよ」を紹介します。「マックス号応答せよ」は1967年10月22日に放送されたウルトラセブンの第4話です。なんと2話続けて、しかも女に盗まれるという失態を犯します。3話ではピット星人の宇宙船内でガスを眠らされたあと盗まれてしまいましたが、今回は大きなスパナで殴られて盗まれてしまいました。ウルトラマンと違い、地球侵略目的の宇宙人が多いウルトラセブンでは知能犯が多く登場します。ただ今回も何とかウルトラアイを奪い返すことに成功したダンはゴドラ星人を撃破し地球のピンチを食い止めました。それでは「マックス号応答せよ」のストーリー紹介です。
ある日、ソガ隊員とアマギ隊員はマナベ参謀に呼び出され極秘任務の命令を受けた。
誰にも気付かれないよう基地を出るよう指示された二人はダンの運転するポインターで極秘の命令書に書かれた場所へと向かった。到着したのは海岸で、沖には地球防衛軍の新造原子力船マックス号が停泊していた。ソガ隊員とアマギ隊員は小さなボートで沖にあるマックス号へと向かっていった。2人を送り出したダンはポインターで一人基地へと帰ろうとするが、その道中、白いボディコンワンピースの女がポインターを呼び止める。女の横にはボンネットが開いた車が停まっていた。ダンは車が故障して動けなくなっていると思い込み、修理してあげようとエンジンルームをのぞき込む。しかし特に異常は見当たらず、どこも悪くないですよと女に告げた瞬間、突如女はダンに大きなスパナで殴りかかる。
殴られたダンは倒れ込んでしまい、女はその隙にダンの胸ポケットからウルトラアイを盗むとその場から車で走り去ってしまった。
その頃マックス号へと辿り着いたソガ隊員とアマギ隊員は奥の部屋へと案内される。そこにはタケナカ参謀がいた。タケナカ参謀は1ヶ月前に発生した原子タンカー2隻が行方不明になった事件を2人に説明し、そのタンカーの捜索と、タンカーを襲ったと思われる陰謀団を撃滅することを依頼した。
一方ダンは基地へと戻り、メディカルセンターでアンヌ隊員に怪我の治療をしてもらっていた。そしてアンヌ隊員はダンにお守りをプレゼントする。
その頃マックス号は1ヶ月前にタンカーが消息を絶ったポイントに到着、停止して様子を見るが、特に何事も起こらず、タケナカ参謀や艦長らは余裕の表情を見せていたが、その時突然マックス号が宙に浮かび、赤い霧に包まれるとグングンと上空へと上昇、空の彼方へと消えてしまった。
マックス号が消息を絶ったことはすぐにウルトラ警備隊にも伝わり、キリヤマ隊長はフルハシ隊員にウルトラホーク2号で大気圏外を調べるよう指示、自身もダンとともにウルトラホーク1号で出動した。キリヤマ隊長とダンは海上を上空から捜索したが何の手がかりも見つからなかった。しかし宇宙へと飛んだフルハシ隊員がマックス号を発見する。フルハシ隊員はそれを本部に報告しようとするが、通信機器が故障してしまい、通信不能になってしまう。
そしてフルハシ隊員は一人ウルトラホーク2号でマックス号へと潜入し、マックス号内部の調査へと向かった。するとマックス号の船内で倒れているソガ隊員とアマギ隊員、タケナカ参謀を発見、フルハシ隊員は3人を叩き起こす。
すると3人の目の前にゴドラ星人が現れる。フルハシ隊員がゴドラ星人にウルトラガンを向けると、ゴドラ星人は3人に無駄な抵抗は止めろと言い、抵抗した乗組員たちはみな宇宙船の外へと放り出してやったと告げた。タケナカ参謀が何故こんなマネをするのかと尋ねると、ゴドラ星人は地球防衛軍が海で船の捜索に集中し手薄になった隙に地球を征服すると笑いながら話した。
その頃作戦室にキリヤマ隊長とダンが戻り、連絡の取れないフルハシ隊員を心配していた。そこにウルトラホーク2号でフルハシ隊員が帰還した。フルハシ隊員は通信機のヒューズが飛んでしまい連絡できなかったとキリヤマ隊長に説明し、宇宙でも何も手がかりはなかったと話すと、地球防衛軍の総力を挙げて太平洋の海底調査をおこなうよう提案した。
しかし何度も海底を調べるよう熱弁するフルハシ隊員にダンは違和感を感じた。そしてダンはその後フルハシ隊員を尾行する。フルハシ隊員はエレベーターで基地の地下へと降りていく。ダンも後を追う。フルハシ隊員が地下の動力室で時限爆弾を仕掛け始めると、ダンがそこへ駆けつける。
爆弾を仕掛けているのを気付かれたフルハシ隊員はゴドラ星人の姿へと変わる。ゴドラ星人はフルハシ隊員に化け、基地に侵入していたのだった。ダンはゴドラ星人をウルトラガンで撃とうとするが、逆にゴドラ星人のリング状の光線でウルトラガンを撃ち落とされてしまう。さらにダンをカプセルの中に閉じ込めると、今度はダンの姿に化け、ダンにあと15分で時限爆弾が爆発すると告げその場を立ち去った。
一方マックス号ではゴドラ星人がフルハシ隊員、ソガ隊員、タケナカ参謀に基地に時限爆弾をセットしたことを告げ、あと15分で地球防衛軍は全滅だと告げ姿を消した。そのことを何とか基地に知らせようとする3人だったが、通信機器が使えず困っているとフルハシ隊員がマックス号に搭載されていた観測用ロケットを思いつく。ロケットは1人乗りのため、アマギ隊員が乗ることになった。
船内に閉じ込められていた3人は扉を叩き大声で開けるよう叫ぶと、扉からゴドラ星人が現れ、その瞬間フルハシ隊員がウルトラガンでゴドラ星人を倒すことに成功する。
そしてアマギ隊員がロケットに乗り込み、管制室でフルハシ隊員が発射ボタンを押そうとしたその時、突然背後から別のゴドラ星人が現れ、フルハシ隊員とロケット内にいたアマギ隊員にリング状の光線で攻撃、2人は倒れてしまう。
ゴドラ星人が立ち去ると、フルハシ隊員は気合いで発射ボタンを押し、ロケットを発射させた。そしてロケットは基地へと到着するが、アマギ隊員は意識を失っていた。アマギ隊員が戻ったことで、マナベ参謀とキリヤマ隊長はマックス号がまだどこかにいることを確信する。
そしてアンヌ隊員がメディカルセンターを出ると、ちょうどダンと出くわす。アンヌ隊員がダンを呼び止めると、傷の手当てをしたはずの絆創膏がなくなっていて、プレゼントしたお守りも身につけていなかった。その頃地下に閉じ込められたダンは必死にカプセルから脱出しようとしていた。そこにウルトラアイを奪った女が現れる。女はダンの閉じ込められているカプセルの近くにあったお守りを拾い上げる。それはダンがアンヌからプレゼントされたお守りだった。ダンはそのお守りをウルトラガンで撃つと、お守りで反射したエネルギーでカプセルが破壊され脱出に成功する。すると女はあと3分で基地は爆破されると高笑いする。
ダンはそれなら何故逃げないと女に聞くと、地球防衛軍とともに滅びるのが自分の役目だと笑い飛ばし、ゴドラ星人の姿へと変化しダンに襲いかかるが、ダンがゴドラ星人に強烈なパンチを浴びせると、ゴドラ星人は床にウルトラアイを落としてしまう。その一瞬の隙にウルトラアイを奪い返したダンはウルトラセブンに変身する。その時、メディカルセンターでアマギ隊員が目を覚ます。そして目の前にいたキリヤマ隊長に第2動力室の時限爆弾が爆発すると慌てた様子で伝えた。キリヤマ隊長が急いで第2動力室へ駆けつけると、そこにゴドラ星人と戦うウルトラセブンがいた。ウルトラセブンはゴドラ星人と揉み合いながらもキリヤマ隊長に時限爆弾を処理するよう伝える。そしてキリヤマ隊長は時限爆弾のスイッチを切る。
その時キリヤマ隊長の背後からゴドラ星人が迫るが、ウルトラセブンがエメリウム光線を発射、ゴドラ星人は間一髪倒された。そして同じ頃、アンヌ隊員はダンに化けたゴドラ星人に誘拐され、基地の駐車場に連れられていた。
そこにウルトラセブンが立ちはだかり、アンヌ隊員にそのダンは本物のダンではないと告げる。一瞬の隙を見てアンヌ隊員は逃げ出すが、偽物のダンはアンヌ隊員にウルトラガンを撃とうとする。アンヌ隊員の危機にウルトラセブンはアイスラッガーを偽物のダン目がけ投げつける。アイスラッガーが命中した偽物のダンはポインターに乗り込み逃走を図る。しかし草原まで逃げたところで追い詰められた偽物のダンはついに正体を現しゴドラ星人の姿に変わると巨大化する。追いついたウルトラセブンもゴドラ星人に対抗し巨大化、ゴドラ星人をエメリウム光線で撃退する。
そこにキリヤマ隊長とアンヌ隊員が後を追って駆けつけてくる。ウルトラセブンは再び等身大の大きさに戻ると、キリヤマ隊長から時限爆弾を受け取り宇宙へと飛んだ。
ウルトラセブンはマックス号へと潜入、3体のゴドラ星人を倒すと、船内にいたフルハシ隊員とソガ隊員、タケナカ参謀に脱出を促す。
3人が酸素ボンベを持って脱出しようとすると、そこにまたしても別のゴドラ星人が出現するが、その個体もウルトラセブンのウェッジ光線で倒された。
そしてウルトラセブンはマックス号に時限爆弾を仕掛けると、3人をロープで繋ぎ船外へ脱出した。その後マックス号は爆発、そしてキリヤマ隊長とアンヌ隊員がウルトラホーク2号で宇宙に3人を向かえに来て、3人の無事を確認した。
ずる賢いゴドラ星人に地球防衛軍やダンは翻弄されてしまいましたが、いざウルトラセブンと戦うとあっけなくゴドラ星人は倒されてしまいました。ただストーリーが濃く、ゴドラ星人も敵役としてはなかなか良いキャラクターだったので十分見応えのある回となりました。
パーツレビュー:ブレーキ四灯化キット
https://minkara.carview.co.jp/userid/343721/car/2541061/9469318/parts.aspx