
先週の土曜日、益子町のコスモス畑を訪れました。公式発表では5分咲きということでしたが、場所によっては満開に近いところもあり、田園風景の一角に綺麗なピンクの花畑を目にすることができました。ちなみに今回は昼間の訪問ということで、多くの人で賑わっていたため、車の写真は撮らず、花だけを撮って帰りました。
今日はコスモスということで、ウルトラマンコスモスのストーリー紹介をします。スクリーンショットを交えた今の紹介形式になってからウルトラマンコスモスを紹介するのはこれが初です。最新のウルトラマンR/Bや深夜放送のULTRASEVEN X、マイナーなビデオ作品のウルトラマンネオスも紹介していましたが、ウルトラマンコスモスはここまで出番がありませんでした。今回ウルトラマンコスモスを紹介することで、アニメ作品とウルトラQを除き地上波放送されたウルトラシリーズは全て1度は紹介したことになります。また、ゾフィ、アストラ、ウルトラの父、ウルトラの母、ウルトラマンキング、ウルトラマンゼノンなどの助っ人ウルトラマンの登場する回も紹介しているので、残る助っ人ウルトラマンもあとはユリアンとウルトラマンヒカリを残すくらいになりました。ネタが続く限りは現在の形式で1話ずつ紹介していきます。そして今日紹介するのは、前回のブログで平成シリーズには偽物ウルトラマンが欠かせない存在になったという話しをしたので、ウルトラマンコスモスの偽物が登場する回を紹介したいと思います。ウルトラマンコスモスには本物そっくりの偽物と、黒いカオスウルトラマンカラミティという偽物が登場しました。前者は侵略や破壊などの目的などは持たなかった本来は大人しい生き物が変身してしまった偽物で、後者は本家をも倒してしまうほど強力な悪の勢力でした。今回は前者の方、ウルトラマンコスモスの「ルナ対ルナ」のストーリーを紹介します。「ルナ対ルナ」は2001年12月8日に放送された第23話です。
ムサシはフブキ隊員とともに未知の怪電波をキャッチした北陵大学に潜入調査のため訪れた。
その大学にはドッペルゲンガーが現れ、それを見た人間は死んでしまうという噂も流れていた。実際に大学の警備員が夜の校内巡回で自分にそっくりなドッペルゲンガーを目撃してた。
フブキ隊員とムサシが大学の敷地内を調査していると、突然女子大生の悲鳴が聞こえ、その声の元へと急行する。すると女子大生の指さす方向に、その女子大生そっくりのドッペルゲンガーがいた。
フブキ隊員とムサシは急いでドッペルゲンガーを追いかけるが、ドッペルゲンガーはオカルト研究会の部室へと逃げ込んでしまう。ムサシは部屋の外を調べ、フブキ隊員は部屋の中を捜索することになるが、そこでオカルト研究会の会長三条寺カスミと鉢合わせになってしまう。フブキは入会希望者と勘違いされ、カスミに勝手に占われてしまう。その時フブキ隊員の腕に奇妙な青いイモムシのような生物が付着していた。
その後もフブキ隊員はムサシとともに怪電波の検知器を使い調査を進めていくと、鉱物研究室の前で反応をキャッチ、その部屋の中を確認する。部屋の中には質量が計測不能の不思議な隕石の解析がおこなわれていた。
ほぼ同じ頃、オカルト研究室のカスミの前にフブキ隊員そっくりのドッペルゲンガーが現れる。しかし鉱物研究室で隕石解析のため光を当て始めると、それに呼応するかのようにフブキ隊員のドッペルゲンガーが苦しみだす。そしてもがき苦しんでテーブルに寄りかかった際にカスミの大切な照明器具を壊してしまう。怒ったカスミは逃げるフブキ隊員のドッペルゲンガーを追いかける。鉱物研究室から出たフブキ隊員とムサシはその男を捕まえてというカスミの叫び声を聞き、逃げる男を取り押さえようとするが、男はフブキ隊員のドッペルゲンガーだった。それに驚いた3人はドッペルゲンガーを取り逃がしてしまう。
ドッペルゲンガーを見た人間は死んでしまうという噂の恐怖に襲われたフブキ隊員はカスミに助かる方法を相談すると、入会を勧められてしまう。ムサシは隕石のデータを本部に送信、本部で解析が進められた。一方鉱物研究室で隕石を調査していた鷹村教授が構内を歩いていると、鷹村教授にも青いイモムシが付着してしまう。
鉱物研究室では研究員が部屋に残っていたが、そこに鷹村教授が戻ってくる。その時研究員の携帯電話が鳴った。着信は鷹村教授からだった。研究員はその電話に出て鷹村教授と話し出すが、ふと目の前を見るともう1人が研究員を見つめていた。研究室に現れた鷹村教授は本物の教授ではなく、ドッペルゲンガーによる偽物だった。ドッペルゲンガーの鷹村教授は研究員を突き飛ばして気絶させると、隕石の入ったガラスケースを破壊しようとするが、そこにフブキ隊員とカスミが駆けつける。
すると鷹村教授のドッペルゲンガーは逃げ出してしまう。フブキ隊員はそのあとを追い、ムサシもそれに合流する。鷹村教授のドッペルゲンガーはバイオ工学研究室へと逃げ込むが、フブキ隊員とムサシに追いつめられる。追い詰められた鷹村教授のドッペルゲンガーは濡れた床に足を滑らせ、近くにあったスイッチを押してしまう。すると細胞増殖ガスが噴出、そのガスを浴びてしまう。
ガスを浴びた鷹村教授のドッペルゲンガーは外へと飛び出すと、巨大な青いイモムシの姿へと変貌してしまう。ドッペルゲンガーの正体は変幻生命体ゲルワームだった。ゲルワームは噛みついた相手のDNA情報をコピーし、そのDNAを元に噛みついた相手と同じ姿に変身することができる能力を持っていた。ゲルワームはテックブースターで現場へと駆けつけたシノブ副隊長とドイガキ隊員により抑制弾を受け一時的におとなしくなりレーザーネットで捕獲されるが、ゲルワームは再び暴れ出し、レーザーネットを破壊、テックブースターが急降下しはじめる。
それを見たムサシはウルトラマンコスモスへと変身、墜落寸前のテックブースターを救い、ゲルワームと対峙する。
しかしゲルワームはウルトラマンコスモスを相手にせず、鉱物研究室のある研究棟へと向かっていく。
その様子を見たフブキ隊員は鉱物研究室へと再び戻った。そして研究室内の隕石から鳴き声がしていることを突き止め、その隕石の内部にゲルワームの仲間がいることに気付いた。巨大化したゲルワームはもう1匹の仲間を探していたのだった。しかしそれを知る由もないウルトラマンコスモスに邪魔されたゲルワームはウルトラマンコスモスに噛みつきDNA情報をコピー、そしてウルトラマンコスモスのコピーとなってウルトラマンコスモス対ウルトラマンコスモスのドッペルゲンガーという戦いになってしまう。
DNA情報をコピーしたゲルワームのウルトラマンコスモスも本物と全く同じ動きを繰り出し、完全な互角の戦いとなるが、ドッペルゲンガーであるゲルワームのウルトラマンコスモスは光線技までは再現できず、本物のウルトラマンコスモスのフルムーンレクトを受けて元の姿へと戻された。
そしてそこに隕石を手にしたフブキ隊員が駆けつけ、足元に隕石を置くと、ゲルワームはおとなしくなり、小さくなって隕石に飛び乗った。すると隕石の中からもう1匹のピンクのゲルワームが現れた。仲の良さそうなつがいと思われるゲルワームはお互い合流することができ、隕石に乗って宇宙へと戻っていった。ムサシはその様子を羨ましそうに見つめていた。
今回、冒頭に登場する北陵大学の警備員、実はこの警備員を演じたのはウルトラマンレオのスーツアクターを務めていた二家本辰己です。ウルトラマンレオのスーツアクターのイメージが強い二家本ですが、ゲスト出演としてたびたび平成ウルトラシリーズにも出演していて、その大半が酔っ払いか警備員役を演じています。警備員役はこの「ルナ対ルナ」を入れて、計3回演じていて、平成シリーズには欠かせないゲストとなりました。ちなみに二家本はウルトラシリーズだけにとどまらず、映画の「座頭市」やドラマ「相棒」、「警視庁・捜査一課長」などの殺陣・アクションシーンのコーディネーターとしても活躍しているようです。
Posted at 2018/10/18 20:59:49 | |
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