
先週の土曜日に巨大な恵比寿様があることで知られている真岡市の大前神社へと行ってきました。大前神社の存在は前から知ってはいましたが、行くのは今回が初めてでした。全長20mの恵比寿様は間近で見るとかなりの存在感です。そしてここの恵比寿様が手に持っているのは鯛ではなく鯉というのが特徴的で、ここでは鯉が神の使いとされています。鯛ではなく鯉というのが海無し県らしいですね。
というわけで、今日は恵比寿様が登場する回を紹介します。ウルトラマンメビウス第12話で恵比寿様の像が巨大化し魔神怪獣コダイゴンジアザーとなって猛威をふるう話しです。見た目は恵比寿様そのものでどこかゆるキャラのようなコダイゴンジアザーですが、ウルトラマンメビウスとウルトラマンヒカリを圧倒してしまうほどの強敵でした。手に持った鯛も鯛砲として光弾を発射することができ、強さとユーモアを兼ね備えた最強クラスの怪獣でした。放送は2006年6月24日です。それではウルトラマンメビウス第12話「初めてのお使い」のストーリー紹介に移ります。
トリヤマ補佐官はGUYSの総監に呼び出され、秘書のマルとともに総監室へと向かった。
トリヤマ補佐官はマルに待機を命じ、未だに対面したことのない総監と会うべく総監室へと入って行く。しかし部屋の中に総監はおらず、代わりに総監代行のミサキがいた。拍子抜けするトリヤマ補佐官にミサキはアタッシュケースを渡し、それを最終処理施設へと運ぶよう依頼した。
アタッシュケースの中身は研究途中で実用化するには危険があるとされたものが入れられてあったが、それが何なのかはその時はまだ誰も知らなかった。サコミズ隊長はトリヤマ補佐官に護衛をつけた方がいいのではと提案するが、隊員やマルに茶かされたトリヤマ補佐官は怒りアタッシュケースを持って1人で出て行ってしまう。そして運転手付きの公用車で最終処理施設に向かうトリヤマ補佐官だったが、酔い止めの薬を飲み忘れたトリヤマ補佐官は峠道で酔ってしまい、車から降り橋の上で休憩しながら飲み薬を飲むことになってしまう。その時、ふとアタッシュケースの中身が気になったトリヤマ補佐官はアタッシュケースを開け、中身を確認しはじめる。そこには緑色の液体が封入されたカプセルが4つ入っていた。それを手に取り眺めていたトリヤマ補佐官は、手を滑らせてカプセルを橋の下の川に落としてしまう。
危険なものが入っていると言われていたカプセルを落としてしまい、トリヤマ補佐官は愕然とする。しかしトリヤマ補佐官は1個くらいなら大丈夫だろうと開き直りアタッシュケースの蓋を閉め、残りの3個を最終処理施設へと持って行った。しかし、川に落としたカプセルが下流で釣りをしていた老人に拾われ、老人はそれを持ち帰ってしまう。老人は骨董品店寿限無堂という店の店主だった。
その後フィニックスネストに帰還したトリヤマ補佐官は隊員たちに歓迎されていた。隊員たちはトリヤマ補佐官がアタッシュケースを運搬している間にその中身の情報を得ていた。そしてトリヤマ補佐官はテッペイ隊員からその中身について聞かされることになる。テッペイ隊員によると、アタッシュケースに入っていたカプセルの中身はグロテスセルというメテオールだった。グロテルセルはかつてウルトラマンジャックを倒すためにグロテス星人が神社のご神体である石像をコダイゴンへと変貌させた兵器で、今回カプセルに入っていたものはそれを応用し人形やプラモデルを怪獣化させることができるメテオールだった。当初、上層部はそのグロテルセルを使って防衛用ロボットを大量生産する計画だったが、グロテルセルを使った巨大ロボットは破壊活動をおこしてしまい、制御不能になってしまうということが判明、危険なメテオールとして実用が見送られたものだった。そのことを聞かされたトリヤマ補佐官は怖くなり、テッペイ隊員にグロテルセルのカプセル1本くらいではそれほどの効力は無いだろうと確認するが、1本あればコダイゴンの3体くらいは作ることができると言われてしまう。さすがに黙っていられなくなったトリヤマ補佐官はテッペイ隊員とコノミ隊員とミライを呼び出し、グロテルセルのカプセルを落としたことを打ち明け、一緒に探すよう頼み込んだ。
しかし既にその頃、カプセルを持ち帰った店主の店では、グロテルセルの影響で店内にあった模型やおもちゃが勝手に動き出し室内を飛び回っていた。トリヤマ補佐官から話しを聞いたミライはサコミズ隊長に連絡しようとするが、トリヤマ補佐官に泣きつかれ、仕方なく3人はトリヤマ補佐官と一緒にグロテルセルのカプセルを探すことになってしまう。一方寿限無堂の店先では動くおもちゃの噂を聞きつけ、たくさんのお客さんがそれを買いに来ていた。カプセルを探しに歩き回っていたコノミ隊員がちょうどそこへ訪れる。そしてカエルのおもちゃを持って、トリヤマ補佐官たちの所へと急いで戻った。
それを見たテッペイ隊員やミライは、そのおもちゃがグロテルセルの影響で動いていることに即座に気付く。
トリヤマ補佐官たちは寿限無堂へ行き、店の人の制止を振り切り大慌てでカプセルを探し始める。
そしてトリヤマ補佐官がカプセルを見つけるが、見つけたことで安堵したトリヤマ補佐官は手を滑らせカプセルを落としてしまう。するとカプセルの中に入っていたグロテルセルが漏れ出し、近くに置いてあった恵比寿様の像に入り込んでしまう。
ミライは急いで恵比寿様の像を外へ持ち出すが、恵比寿様は巨大化し魔神怪獣コダイゴンジアザーと化して暴れ始めてしまう。そこにリュウ隊員とジョージ隊員とマリナ隊員がガンフェニックスで駆けつけ攻撃するが、大量のグロテルセルを吸収したコダイゴンジアザーの体は頑丈で、一切の攻撃を跳ね返してしまった。ミライはウルトラマンメビウスに変身、コダイゴンジアザーに挑む。しかしコダイゴンジアザーの圧倒的な攻撃力と防御力にウルトラマンメビウスは為す術無く追い込まれていく。
一方的にやられてピンチに陥るウルトラマンメビウスの前に、ウルトラマンヒカリが援護に現れる。
2対1となってもコダイゴンジアザーの強さは桁違いで、2人のウルトラマンをもってしても止めることができず、ウルトラマンヒカリも鯛砲に苦戦してしまう。
その時、コダイゴンジアザーの弱点は無いものかと考えたテッペイ隊員が寿限無堂の店主に恵比寿様の像に傷がなかったかを尋ねる。店主は以前恵比寿様の像を落としていて、その際に右足部分に傷ができたことをテッペイ隊員に話した。それを聞いたテッペイ隊員は2人のウルトラマンにそのことを伝える。それを聞いた2人のウルトラマンはメビュームシュートとナイトシュートで右足を攻撃、弱点である右脚に光線を受けたコダイゴンジアザーはそこからグロテルセルが流出し、元の大きさの恵比寿様像へと戻った。
事件が解決しフェニックスネストに戻ったリュウ隊員とジョージ隊員とマリナ隊員はなぜ恵比寿様が巨大化したのか議論していた。トリヤマ補佐官とミライたちは何も知らないふりをしていたが、「初めてのお使いに失敗はつきものですよね」とさりげなくサコミズ隊長がトリヤマ補佐官を諭した。サコミズ隊長には全てお見通しだった。
大前神社では宝くじが当たったなどの報告が多数あるようですが、次の車の購入資金くらい当たらないでしょうか・・・。もっとも今はまだめぼしい車はありませんけど。CX-5もあと1年早くMTの話しが出ていれば考えましたが・・・。
Posted at 2018/11/21 20:31:32 | |
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