今年は久々にアジサイを堪能していますが、プチぷよトマトも10株ほど植えました。トマトの概念を覆す皮感ゼロの超々薄皮のミニトマトです。食味も酸味が少なく、その分甘みを感じることができて、もはやフルーツの領域です。ネットでは贈答品としてまるで高級イチゴのように扱われていることもありますが、下手なイチゴよりはるかに美味なトマトです。そんなプチぷよトマトを1株だけ水耕栽培にしてみることにしました。自作の水耕栽培セットを組み、苗をセットし約2ヶ月半。鉢植えより成長がゆっくりだったのは想定外でしたが、水耕栽培でも良い具合に仕立てることができました。
ちなみにプチぷよトマトは通常のトマトと違い皮が格段に薄く柔らかいため、水分を多量に吸い込んでも裂果することがありません。食味も良くて裂果もしにくいとは一石二鳥。そのかわり輸送性に劣る部分はありますが、自家栽培ならそんなことも問題ありません。もうこの薄皮を堪能すると、普通のトマトは食べられません。
今日は水耕栽培について書きましたが、ウルトラシリーズでも宇宙植物を培養して地球環境を良くしようと試みた話しがありました。1995年9月2日放送のウルトラマングレート第9話「バイオス計画-植物都市-」です。結果的には研究者である大学の博士は意思を持った宇宙植物に騙され、その宇宙植物は電脳植物バイオスとなって巨大化、計画は失敗に終わるというストーリーです。世の中そう上手い話などあるわけがありません。それではストーリー紹介に移ります。
サザン大学ではレオニー博士によってバイオ空間という植物に管理された密閉空間が作られていた。テレビ局もその特集のため撮影に訪れていたが、そのバイオ空間の中でアナウンサーが行方不明になってしまう。
レオニー博士はバイオ空間研究の資金援助を求めるため、UMAの隊長でもありオーストラリア有数の大資本オーナーでもあるアーサー隊長を大学へと呼んだ。レオニー博士はバイオ空間を作り上げることで安全や二酸化炭素の減少といった恩恵を受けられるとアーサー隊長に力説するが、アーサー隊長はアナウンサーがバイオ空間内で消息不明になったことを挙げ、資金援助を渋った。レオニー博士はバイオ空間の良さを体感してもらうため、アーサー隊長とさらに同行していたロイド副隊長、チャールズ隊員の3人をバイオ空間へと案内した。
アーサー隊長らはバイオ空間で育てられていた植物バイオスのサンプルを持ち帰り、チャールズ隊員がその分析をすることとなった。分析の結果、バイオ空間の植物バイオスは通常の植物の細胞パターンとは異なる細胞パターンを持っていて、二酸化炭素と窒素を急激に吸い取り、大量の酸素を吐き出していることが判明した。
レオニー博士が増殖させているこの植物は既に販売されていて、大量に増殖すると地球の酸素濃度が上昇し非常に危険な状態に陥ってしまうことから、アーサー隊長はシンドーとキム隊員を連れレオニー博士の進めるバイオス計画を阻止すべくサザン大学へと出動した。構内に入るとレオニー博士によって肉体改造をされたベゴイドと呼ばれる植物人間が周囲を警戒していた。アーサー隊長らはベゴイドを倒し建物のなかへと入って行く。
アーサー隊長とキム隊員は部屋の中にあったパソコンからバイオス計画のデータを読み出そうとするが、アクセスが拒否されてしまう。
アーサー隊長とキム隊員が奥の部屋へと侵入を試みようとしていると、そこにレオニー博士と手下のベゴイドが現れ、2人に銃を向ける。
アーサー隊長はレオニー博士に植物バイオスの入手元を尋ねると、植物バイオスの種は宇宙から飛んできた隕石に付着していたものだと告げた。アーサー隊長はレオニー博士に直ちに計画を中止するよう通告するが、アーサー隊長とキム隊員はベゴイドによって監禁されてしまう。一方基地ではバイオ空間の植物バイオスの分析が進められ、チャールズ隊員は植物バイオスがメッセージを発していることを突き止めたが、人間の可聴域を超えていて何を話しているのかまではわからなかった。そこにアーサー隊長とキム隊員とは別行動をとっていたシンドーからサザン大学が危機的状況であるという報告が基地へと入る。
シンドーは植物バイオスが発しているメッセージを送信するようジーン隊員に指示する。ジーン隊員は人間には聞こえない周波数だと伝えるが、シンドーはそれでもメッセージを転送するよう指示した。シンドーはデルタプラズマを取り出すと、植物バイオスとテレパシーで話し始めた。植物バイオスは人間が環境を破壊することで地球が破滅の危機にあると告げ、一度地球上の全ての動植物を排除する必要があるとシンドーに告げた。
シンドーは基地に残っていたチャールズ隊員とジーン隊員にサザン大学まで来るよう出動を要請した。シンドーは再び建物の中へと入り、行方不明になってしまったアーサー隊長とキム隊員を捜索しようとすると、突然現れたベゴイドがシンドーに襲いかかる。シンドーはベゴイドを取り押さえ、アーサー隊長とキム隊員の監禁場所まで案内させる。
シンドーはアーサー隊長とキム隊員の監禁場所まで来ると、ベゴイドをその場に残し、アーサー隊長とキム隊員を解放するが、その間にベゴイドは植物バイオスによって襲われてしまう。
シンドーはアーサー隊長とキム隊員とともに奥のコンピュータのある部屋へと突入すると、そこは植物バイオスが繁茂した状態になっていた。そこにレオニー博士が現れるが、自分の描いていた計画とは違う状況に驚きを隠せなかった。植物バイオスと人間の共存が狙いだったレオニー博士のバイオス計画は植物バイオスによって裏切られてしまった。
植物バイオスはレオニー博士に全ては嘘だったと告げると、怒りに満ちたレオニー博士はキム隊員からUMAガンを奪いコンピュータを銃撃し破壊するが、レオニー博士は植物バイオスによって殺害されてしまう。アーサー隊長らは急いで建物から外へと出ると、植物バイオスはサザン大学内のコンピュータを融合、電脳植物バイオスとなって巨大化し暴れ始める。
アーサー隊長はレオニー博士の書籍に植物バイオは音楽が好きだという文面があったことを思い出し、チャールズ隊員にハマーから音楽を流すよう指示する。チャールズ隊員が音楽を聞かせるとバイオスは一時的に大人しくなるが、チャールズ隊員の乗ったハマーがバイオスに捕まってしまう。
チャールズ隊員の危機にシンドーはウルトラマングレートに変身した。ウルトラマングレートはチャールズ隊員のハマーを救出するとバイオスに挑む。バイオスはバイオ光線と高圧電流でウルトラマングレートを追い込むが、最後はウルトラマングレートのダブルフィンガービームを連続で浴びせられ消滅した。
プチぷよトマトはその薄皮ゆえに輸送性が悪く、なかなか流通しないトマトなので、自家栽培が基本となりますが、栃木県の栃木市(旧岩舟町)にあるいわふねフルーツパークなら同品種のトマト狩りができるハウスがあります。同施設内の他のフルーツ狩りと比べるとあまり人が入っていないイメージですが、一度食べると驚きと感動を得られるのは間違いありません。あまり教えたくない場所ですが、気になる方は是非極薄皮のトマトを体験してみてください。

Posted at 2019/07/31 20:55:20 | |
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