
今週末はセンター試験です。3年生にとってはある意味集大成ともなる最終テストのはじまりです。今の職場になってからは毎年この時期に3年生への激励メッセージというものがあります。それぞれ好きな言葉だったり、絵が好きな人はイラストを入れたり、書が専門の人は毛筆で書いたり、英語科の人間なら英語のメッセージだったりと毎年それぞれのキャラクターが現れるのがこのメッセージです。自分は3年前から車ネタに関連づけしたメッセージを書いてきました。そして今年はスバルの経営ビジョンのフレーズをお借りすることにしました。そして今まではただ書くだけだったのですが、今年はエンブレムを再現してみようと思い、段ボールを使い3Dにして本物のエンブレムのような風合いを出してみました。我ながら今年は自信作です。自分用にどこかに飾りたいくらいです。2020年はまだ始まったばかりですが、みなさんも2020年にそれぞれの世界で際立つ存在になるよう気合いを入れていきましょう。
今回は3年生の集大成のテストということで、タイトルにテストが入った回を紹介します。何とも都合の良いようなタイトルが1つだけあります。それが2002年8月3日放送のウルトラマンコスモス第55話「最終テスト」です。宇宙から飛来した超高度文明人ミトルが地球人に対し最終テストを課してきます。もっともそのテスト内容は一方的な言い掛かりのようなもので、地球人が力に対して力で抑えつけようとするかどうか調べるというものです。一旦は暴れる怪獣に攻撃しようとするシノブ副隊長やドイガキ隊員だったが、フブキ隊員の機転で見事その難題をクリアすることができました。それではストーリーの紹介に移ります。
ムサシはヒウラ隊長の指示で鏑矢諸島の怪獣保護管理センターを訪れていた。ヒウラ隊長はムサシに鏑矢諸島で保護されている怪獣たちをレポートさせ、どうしたら人間と怪獣が共存できるかというテスト問題を与えていた。フブキ隊員やドイガキ隊員たちはムサシがどんな成果を出すのか楽しみだと基地で話していると、そこにサワグチ女史からヒウラ隊長に通信が入る。サワグチ女史はヒウラ隊長に話したいことがあると告げ、18時に宇宙開発センターのラウンジで待ってると言って一方的に通信を切った。
怪獣保護管理センターを訪れたムサシはイケヤマ管理官と怪獣との共存について話していた。
しかし鏑矢諸島にシールドをすり抜けた謎の赤い球体が侵入、保護していたリドリアスを眠らせると、隕石小珍獣ミーニンの居住区の方へと向かった。
それに気付いたムサシとイケヤマ管理官も赤い球体を追いかける。赤い球体はミーニンの居住区に近づくと、球体の中から小さな少女が現れる。少女は超高度文明人ミトルだった。ミトルは再び赤い球体に戻ると眠っていたミーニンとそこに駆けつけたムサシを取り込み逃走してしまう。
そのことはすぐにイケヤマ管理官からEYESへと知らされた。アヤノ隊員が赤い球体の位置を補則するとヒウラ隊長はシノブ副隊長とフブキ隊員とドイガキ隊員を出動させた。ミトルは雑木林の中に降り立つと、ムサシにミーニンを巨大化させたガモランを使って人類にテストをすると告げた。ミーニンは以前にも地球に送り込まれていたが、それはミトラが地球の文明が危険かどうかを測定するために送り込んだものだった。ムサシはミトルにテストの結果はどうだったのかと聞くと、地球人は攻撃したり攻撃をやめたり不思議だと答えた。ムサシは今地球人は怪獣との共存を模索している最中なんだと答えるが、ミトルはその不思議な行動の原因はウルトラマンコスモスであるムサシが原因だと告げた。ミトルはウルトラマンコスモスがいなければ、地球人は正しい行動をとるかどうかは分からないと疑問を呈した。
そして地球人を見定めるテストをするため、ミーニンにバイオコントローラーを装着させ巨大なガモランへと変化させると地球人の行動を観察しはじめる。そこにシノブ副隊長とドイガキ隊員のテックスピナーが駆けつける。
ガモランは額のバイオコントローラーから光線を発射し周囲を破壊しはじめる。ドイガキ隊員はヒウラ隊長に攻撃許可を求めるが、ヒウラ隊長は戦況を見守り沈黙したままだった。
ミトルはドイガキ隊員がヒウラ隊長に攻撃許可を求める様子をムサシに見せつけ、地球人は力には力でしか対向するしかできず、それでは文明人とは呼べないと批判する。
その時、ガモランの上空にフブキ隊員が駆けつけ、ムサシがいたらミーニンを殺さないでくれと言うだろうと隊員たちに呼びかける。しかしヒウラ隊長は攻撃以外に方法はあるのかとフブキ隊員に問う。するとフブキ隊員は「俺はムサシとは違います。白紙のままテスト用紙を提出するようなことはしません。人と怪獣との共生の答えです。」と答えた。
フブキ隊員は直前に怪獣保護管理センターに行き、イケヤマ管理官からもう1体のミーニンを借りてきていた。フブキ隊員はそのミーニンにバルーンをつけ空中から落下させる。するとそれに気を取られたガモランは動きを止めおとなしくなった。
フブキ隊員はその隙にシノブ副隊長とドイガキ隊員にレーザーネットでガモランを捕獲するよう指示をする。フブキ隊員の作戦通りレーザーネットでガモランを捕獲することに成功するが、あと一歩のところでミーニンが転倒し、陰に隠れてしまう。ミーニンが消えてしまったことでガモランは急に暴れ出すが、ガモランを保護しようとする地球人の一面を見たミトルはムサシの拘束を解いた。ムサシはウルトラマンコスモスへと変身しガモランの前に立ちはだかる。ガモランはバイオコントローラーから光線を放ちウルトラマンコスモスを攻撃するが、ウルトラマンコスモスはそれを回避し、ガモランのバイオコントローラーにピンポイントクロスを貼り付けその効果を封じた。
そしてエクリプスモードになるとコズミューム光線でガモランに装着されたバイオコントローラーを破壊した。それによりガモランは元の姿であるミーニンへと戻ることができた。
そして地球人の文明を高度で知的なものだと認めたミトルは赤い球体となって再び宇宙へと帰って行った。ウルトラマンコスモスから元の姿に戻ったムサシは、試験は合格だったんだと笑顔を見せた。事件が解決し、隊員たちや基地の隊長の安堵を見せるが、アヤノ隊員がヒウラ隊長とサワグチ女史の約束を思い出し、そのことをヒウラ隊長に告げる。
ヒウラ隊長は慌てて宇宙開発センターのラウンジへと向かうが、無情にも18時を過ぎ、18時20分を過ぎてしまう。ラウンジで待ち続けていたサワグチ女史だったが18時20分の時間を確認すると、悲しそうに荷物を持って出発ゲートへと歩き出す。
ヒウラ隊長がラウンジに到着した時にはもうサワグチ女史の姿はなかった。そこにセンター職員がサワグチ女史からヒウラ隊長に宛てた手紙を手渡した。そこには「国際研究機関から量子位相装置の共同研究に誘われ、宇宙ステーションジェルミナ3に赴任することになりました。一度行ったら数年間は宇宙生活になるでしょう。行くべきか残るべきか、あなたの心を試す最終テストのつもりでしたが、大学時代と同じ。やっぱりヒウラちゃんは落第点でした。追伸 次に地球に戻るとき、もう一度テストをやりなおします。テストを受ける気があるのなら、女心を勉強してそのチャンスを待ちなさい。」と書かれていた。
ヒウラ隊長は次のテストに向けて気合いを入れ直していた。
当初は今回から今月お亡くなりになった上原正三氏の追悼ブログを連載予定でしたが、次回からに予定を変更し、次回以降、上原作品を紹介します。
Posted at 2020/01/16 21:20:51 | |
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