
前回、前々回とヤナセでの商談について書いてきました。最終的にはこんな店で契約したいとは思えないという評価には至りましたが、試乗をしたことでCLAの良さは知ることができましたし、次に繋がる商談はできたのでそこまで無駄足にはなりませんでした。そんなわけで、訪れたヤナセがイマイチということで、途中からシュテルンも商談先に追加しました。この後、この判断が結果的には大正解へと繋がります。
まず最初に事前予約を入れてからシュテルンへと行くと、40代前半くらいの営業マンが対応してくれました。ヤナセの若造営業マンとは違って落ち着いた雰囲気の営業マンでした。テーブルに着き、現在の購入候補などを簡単にこちらから説明した後CLAのシューティングブレークを試乗をさせていただきました。
クーペとシューティングブレークという違いはありましたが、
CLAの試乗は2回目とあってか、1回目ほどの驚きはありませんでした。それでも数字以上の出力やトルクを体感することはできました。8速DCTも滑らかで相変わらず良い仕事をしていました。前にも書きましたが、これならMTでなくても十分意のままにコントロールできる感覚がありました。今年に入り国産の同程度のクラスではMazda3、レヴォーグ、シビックハッチバックを試乗していますが、その中では個人的には一番良く感じました。もちろんそれぞれ良い所はあります。Mazda3なら内装の質感と音響、レヴォーグならスバルならではのハンドリングと走行安定性、シビックハッチバックはダウンサイジングターボのキレの良い加速感と路面に吸い付くような安定感などなど。逆にこれらの車は自分にとっては本命にするには踏み切れない点もありました。Mazda3は他のレビューでも見受けられますがエンジンがやや物足りない、レヴォーグは完全にモデル末期で実燃費も良いとはいえず、シビックハッチバックは走りに振ったせいか内装の質感が価格に見合わないなどなど。それぞれ良い所に関しては同クラスの中でも頭1つ抜けたストロングポイントがありますので、デメリットの部分さえ気にならない人にとってはどれも良い車だと思います。今のハリアーも走行性能というネガな部分は承知の上でリセールという特筆すべきストロングポイントだけを重視して購入しました。デメリットを受け入れられるだけの満足感を得られるかどうかというのは購入に関して大きなポイントかと思います。ちなみにハリアーに関しては、満足感を得るのは最後の最後、売却の時です。リーセルのために車を選ぶというと、みんカラのような場では否定的な人も多いとは思いますが、自分は一時的な措置であれば我慢します。
さて、5月の時点でCLAとロードスターに絞られた次期候補ですが、CLAのネガな部分はどうかというと、まずは本体価格とリセール。これは3年で乗り換えるというのをやめればある程度は目を潰れます。これに関しては今のハリアーとは対照的な部分ですね。そしてもう1つのネガな部分は、輸入車という点で考えた時の耐久性。近年は昔ほどではないとは言いますが、やはり国産車に比べたらというのはあるようです。そしてトラブルが発生した場合の費用の大きさ。これも国産車よりは割高なのは間違いありません。ただ自分の使い方を考えた場合、一般的な使い方に比べれば車には負荷の少ない使い方のはずなので、これもそんなには気にしないようにしようと思います。
そんなわけで、
次期候補がCLAとロードスターに絞られてきたので、CLAも本腰を入れて交渉をしていくことになりました。シュテルンでの1回目の条件はプレオーダーメルセデスの25万円分を入れて下取り無しで約50万円引きという提示でした。ちなみにこの時点でヤナセよりも遙かに良い条件でした。というわけで、前向きに検討しますと告げ、1回目の商談は終了しました。
そして
2回目の商談で1回目の条件をさらに超える条件を提示されました。本当かどうかはわかりませんが、ウチでこの金額を出すのは初めてですと営業マンに言われました。確かに下取り無しということを考慮するとかなり踏み込んだ提示だったのではないかと思います。
2回目の商談での値引き額はさすがに記載するのはディーラーに悪いのでここでは控えますが、これでようやく現実的に考えられる額面になってきました。というわけで、2回目の商談の最後も前向きに検討しますと告げ帰宅しました。
そろそろ長くなってきたので、3回目の商談はまた次回のブログにて記載したいと思います。そして本日のストーリー紹介は、シュテルンの日本語で星を意味することから、タイトルに星が入っているものを紹介します。今回選んだのは1972年11月10日放送のウルトラマンA第32話「ウルトラの星に祈りを込めて」です。ダンの祈りがウルトラの星に通じ、それによりウルトラマンAが逆転勝利を収めるというストーリーです。詳しいストーリーは以下で紹介します。
謎の宇宙船が宇宙ステーションNo.5を破壊し東京に侵入しようとしていた。竜隊長は隊員たちとともに現場へと急行した。上空で宇宙船を発見したTACは宇宙船に集中攻撃を仕掛けるが、宇宙船が放った脳波撹乱電波を受けた北斗は突然力が入らなくなってしまう。
北斗のアローは危うく墜落しそうになるが、山中隊員がスペースで宇宙船を破壊し事なきを得た。基地に帰還した北斗は山中隊員から操縦ミスを指摘され怒鳴られてしまう。その後、宇宙船を無事撃破したお祝いとしてささやかなパーティーが開かれた。吉村隊員のギターによる「TACの歌」で盛り上がる隊員たちだったが、北斗だけは素直に喜べなかった。
その頃、姉の香代子と道を歩いていたダンはトラックにはねられそうになっていたアキラ少年を間一髪助けていた。
アキラに酷い熱があることに気付いた香代子はアキラを家に連れて行き休ませることにした。しかし夜になってもアキラの熱は一向におさまらず、ダンは北斗に助けを求めた。ダンの連絡を受けた北斗はすぐにダンの家へと行きアキラを病院に連れて行こうとするが、アキラと目が遭った北斗は突然めまいに襲われ動けなくなってしまう。
結局北斗は何もできず自分の部屋へと戻るが、そのせいで山中隊員と約束していた飛行訓練に寝坊してしまう。
怒った山中隊員のコールを受け、北斗は急いで部屋を出ようとするが、そこで宇宙船から攻撃を受けた時に聞いた羽音とめまいに襲われた時に聞こえた音が同じだったことに気付く。アキラが宇宙人かもしれないと疑った北斗はアキラのいるダンの家へと入ろうとするが、玄関先でまたしても羽音が聞こえ、めまいを起こしてしまう。すぐに基地に来ない北斗に痺れを切らした山中隊員は再び北斗を通信で怒鳴りつける。北斗はダンに手紙でアキラに注意するよう書き残し急いで基地へと向かった。そして基地へと着いた北斗は山中隊員の監視のもと、すぐに飛行訓練を開始した。北斗からの手紙を読んだダンは、アキラを連れ北斗の飛行訓練を見に行った。すると北斗の操縦するアローを見たアキラは、もうすぐアローは墜落すると予言した。その直後、アキラは手を挙げると指から赤い閃光とともに脳波撹乱電波を放ち北斗のアローを遠隔操作しはじめる。
それに気付いたダンはアキラを突き飛ばすが、アキラの様子が一変する。アキラはダンに自分は超獣人間コオクスだと告げた。ダンはアキラに突進するが簡単に投げ飛ばされてしまう。その直後アキラは不気味な笑い声とともに姿を消してしまった。
アキラの脳波撹乱電波で幻覚を見させられた北斗は結局飛行訓練で失態を犯してしまった。基地に戻った北斗は竜隊長に幻覚が起きたことを訴えるが、当面の地上勤務を命じられてしまう。その時ダンからTACにアキラが超獣人間だと通報が入る。しかし山中隊員はダンの通報を信用しなかった。北斗は竜隊長にダンの通報の信憑性を訴えるが、竜隊長から休養を取るよう言われてしまう。
北斗は脳波撹乱電波によるめまいに耐性をつけるため、ひたすら回転運動を続けた。その夜、ダンはウルトラマンAにコオクスの弱点を教えてほしいとウルトラの星に向かって祈った。
翌日、TAC基地近くに出現したアキラはついに超獣コオクスへと変身、暴れはじめその本性を現した。竜隊長は北斗を連絡要員として基地に残るよう指示し、隊員たちとともに出撃した。しかしファルコンやスペースで出撃した竜隊長や山中隊員もコオクスの脳波撹乱電波を受け墜落してしまう。本部の無線で隊員たちの危機を知った北斗はアローで出撃する。しかし北斗も脳波撹乱電波で再び幻覚を見させられてしまう。それでも回転運動で耐性を身につけた北斗はアローでコオクスを攻撃する。しかしコオクスのミサイルを受けたアローは撃墜されてしまう。北斗は墜落寸前にウルトラマンAに変身し、コオクスに立ち向かう。ウルトラマンAはコオクスを投げ飛ばし、メタリウム光線を撃とうとするが、その瞬間、コオクスの脳波撹乱電波を受けてしまう。
自由を奪われ一転してピンチに陥ったウルトラマンAはカラータイマーが点滅をはじめるが、ダンの祈りが奇跡を呼び、ウルトラの星からコオクスの弱点が指であることを知らせるウルトラサインが空に輝いた。
それを見たウルトラマンAはフラッシュハンドでコオクスの両腕を切断し、メタリウム光線でコオクスを撃退した。
その後基地へと帰還した竜隊長と山中隊員は北斗に謝罪した。そして竜隊長はダンにも礼を言わなくてはと北斗に告げ、北斗にダンと会う時間を与えていた。
というわけで、ヤナセの時とは一転してかなり金額的に現実味を帯びてきました。これでついにロードスターを弄り倒すのとトータルコストにおいて差が無くなってきました。乗り換えるかそのままか、乗り換えるならCLAかロードスターか、色々あった道筋がだんだんと絞られてきました。それでは次回もシュテルンでの交渉を書いていきます。
Posted at 2020/06/11 21:06:17 | |
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試乗レポート | クルマ