
内装の大物パーツをまだ一つ残していたので、今日はそれをアップしました。
車種選びでCX-5ではなくハリアーに決める際に大きなポイントの一つとなったパーツです。CX-5にも設定があったらもう少し迷ったかもしれません。それはシートカバーです。ただ、よくあるシートカバーではなく、光るシートカバーです。アクリルチューブがパイピングとして施されていて、夜はそれが縁取りのように光ります。昨年メーカーに問い合わせた所、CX-5の型取り開発は未定で、ハリアーの後期型は開発中で予約なら可能ということだったので、開発段階で早々に予約を入れました。専用設計にしては少し型取りが甘いところは見受けられますが、シルバーのラメとLEDはそれ以上の満足感があります。
エアロやホイール等色々変更しましたが、個人的にはこれが今回の一番の目玉でした。プロジェクト・ブルー計画の第1弾にして最大のプロジェクトです。
さて、プロジェクト・ブルー計画といえば円谷ファンならウルトラセブンの第19話が思い浮かぶことでしょう。宇宙からの侵略者から地球を守るために計画された地球防御バリアの名称です。予測ではありますが、おそらく名前の由来は青い地球を守るという意味だと思われます。地球を消滅させようと目論む自称宇宙の帝王バド星人にとってはこのプロジェクト・ブルーの存在は邪魔なもので、計画書を奪いに地球へとやって来ます。帝王と自称する割にはウルトラセブン相手に岩を投げつけたり、メリケンサックを使うなど姑息な手を使い応戦しますが、最後は投げ飛ばされ泡を吹いて倒れるという無様な宇宙人でした。放送日は1968年2月11日です。
奇遇にも、この放送回のメインであるミヤベ博士の妻の名がグレイスで、シートカバーのメーカーと同じ名前です。まさにこのシートカバーを紹介する回にピッタリのストーリーです。
ある日山林に隕石が落下、山火事が発生したが、大きなニュースにはならなかった。ウルトラ警備隊も事件の発生がなく、フルハシ隊員が暇を持て余していた。ミヤベ博士の地球防御バリアが完成したらさらに仕事が減るとキリヤマ隊長に笑い話にされていた。ミヤベ博士は妻グレイスの誕生日を翌日に控え、久々に休暇を取り家に帰宅しようと夜道を車で走っていた。すると夜道を歩いている人を見かけ、追い越したところで止まり、乗っていくよう声を掛けるため振り返るとその人は消えていた。ミヤベ博士は家に着くと、グレイスに誕生日プレゼントのドレスを渡す。そして部屋で会話を楽しんでいるといきなり地震のような揺れが発生。
その頃、月に行っているアマギ隊員からウルトラ警備隊に連絡が入る。その連絡はミヤベ博士の計画を邪魔しようと、その計画に用いる機材に爆薬を仕掛けている宇宙人を発見したが見失ってしまった内容だった。ダンはウルトラホーク3号でパトロールに出発する。その夜、ミヤベ博士がうなされて目を覚ますと目の前に宇宙人がいたが、一瞬で消えてしまう。翌朝ミヤベ博士が朝食の準備をしていると、いきなり部屋のダイニングテーブルが上昇、床に地下へと続く階段ができていた。不審に思いつつ階段を降りると入口が閉まり、地下へと閉じ込められてしまう。そしてロープのようなものがミヤベ博士を襲い、ミヤベ博士は捕らわれてしまう。
ミヤベ博士が目を覚ますと拘束されていた。そしてバド星人と名乗る宇宙人が話しかけてきた。バド星人は自分たち以外の知的生物の存在を許さないといい、地球を爆破すると予告、しかしそれにはミヤベ博士の地球防御バリア計画プロジェクト・ブルーが邪魔だといい、その計画書を渡せと要求してきた。ミヤベ博士がそれを断ると、自白電波を照射し、自白させようとするが、ミヤベ博士は口を開かなかった。その時外出先からグレイスが帰宅、バド星人は彼女を恐怖に陥れミヤベ博士を自白させる計画に変更。帰宅したグレイスはミヤベ博士を探すがどこにもおらず、不審に思いウルトラ警備隊に通報しようとするが、電話線が切られていた。しかし線が切れているはずの電話から突然着信音が鳴り出す。恐る恐る電話に出ると、不気味なバド星人の笑い声が響き停電してしまう。そして階段の方から足音が聞こえてくる。ろうそくを片手に部屋を出て様子を見ると、今度は誰もいないはずの部屋の扉が勝手に開く。さらに追い打ちをかけるかのように頭上のシャンデリアが落下。恐怖のあまり気を失ってしまうグレイス。バド星人はその様子をミヤベ博士に見せつける。その頃アンヌ隊員がミヤベ博士の家に電話をするが繋がらず、電話局に確認すると断線していることが判明。不安に思ったキリヤマ隊長はダンとアンヌ隊員にミヤベ博士の家に行くよう指示する。グレイスは目を覚まし、部屋に戻ろうとすると電気が復旧、安堵して部屋に入ろうと扉を開けた瞬間、目の前にバド星人が現れ悲鳴を上げる。そこにダンとアンヌ隊員が到着、悲鳴を聞き急いで家の中に入るとグレイスに迫るバド星人を発見、ダンがウルトラガンで撃退する。
ダンがグレイスにミヤベ博士の行方を聞くと分からないと答えグレイスは気を失ってしまう。グレイスをアンヌ隊員に任せダンは部屋を出る。
透明になったバド星人が光線銃でダンを襲うが、それを避け、ウルトラガンでバド星人を撃退、そしてウルトラセブンへと変身。鏡の中に入り込み、ミヤベ博士が捉えられているバド星人の宇宙船へと向かう。それに気付いたバド星人は時限爆弾を地球へのプレゼントだと言ってセットし、ミヤベ博士を人質に取りながら宇宙船で逃げようとする。ウルトラセブンは宇宙船内部に侵入しようとするが、バド星人の攻撃に遭い、断念、巨大化して宇宙船を岩場まで運ぶ。するとバド星人が巨大化して出現する。
バド星人は岩を投げつけウルトラセブンに応戦、しかしウルトラセブンが強いとみるやいなや降参するふりをして油断させ、メリケンサックを取り出しウルトラセブンの顔面を攻撃する。しかしそれもウルトラセブンには通じず、逆に岩場に頭を叩きつけられてしまう。そして最後は岩に向かって投げつけられ頭を打つと赤い泡を吹いて倒された。その後ウルトラセブンは再度人間大のサイズに戻り、宇宙船の中のミヤベ博士を救出、ミヤベ博士の家に瞬間移動する。
そしてミヤベ博士の家の地下に残された時限爆弾はウルトラセブンによって宇宙に運び出され事件は解決した。バド星人が探していたプロジェクト・ブルーの計画書は実は書面にはされておらず、ミヤベ博士が妻グレイスにプレゼントしたドレスにライトを当てると浮かび上がるという仕組みだった。ミヤベ博士の家へと戻ったダンはキリヤマ隊長に事件解決の報告をし、この物語は終わった。
ちなみにこの「プロジェクト・ブルー」は私の好きな回でダダが登場する初代ウルトラマン「人間標本5・6」でもメガホンをとった野長瀬三摩地が監督を務めています。人間サイズの宇宙人を登場させ、トラウマになるような恐怖を感じさせるシチュエーションは野長瀬三摩地の真骨頂です。今回登場したバド星人もダダのように弱い宇宙人で不気味な姿はインパクトがありましたが、ダダのような人気怪獣にはなれませんでした。
というわけで、ようやく大本命のパーツのアップが完了しました。
パーツレビュー:Seat Treatment PREMIUM-LINE EXECUTIVE DIA-EDITION プラチナ仕様
https://minkara.carview.co.jp/userid/343721/car/2541061/9101817/parts.aspx
Posted at 2018/03/31 18:40:27 | |
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