
一昨日の「最終章Ⅰ 新たなる影」の続編、「最終章Ⅱ 太陽系消滅」を今日は紹介します。放送日は1998年8月22日です。前回に続き、ウルトラマンティガに出演したキャストが今回も出演します。
ついにV6長野博演じるダイゴと、レナ隊員も火星バイオパーク職員とその妻という形で出てきます。そして二人の娘ヒカリが登場。ダイゴは危機に陥ったアスカを救出し、「人としてできること」、それをアスカに問いかけます。さらには
ヤズミ隊員もガニメデ基地の天才エキスパートとして登場、その指揮を執るのは若かりし頃の杉本彩演じるキサラギ博士。杉本彩は劇場版でもキサラギ博士を演じていました。博士なのに色気と女王様の雰囲気がどことなく残っていましたが・・・。平成シリーズど真ん中の世代にはこれ以上無い演出でした。
火星でゼルガノイドとともに爆風に消えてしまったウルトラマンダイナ。コウダ隊員、ナカジマ隊員、カリヤ隊員の3人は行方不明になったリョウ隊員とアスカを探しに崩壊した火星基地に入る。そこにブラックバスター隊長のセキレイカが現れ、基地内にはもういないと告げる。
その時コウダ隊員やスーパーGUTS基地に冥王星が消滅寸前だとコスモネット監視衛星から報告が入る。それは暗黒惑星グランスフィアによるものだった。TPCはグランスフィアを倒すべくコスモアタッカー部隊を向かわせるが、グランスフィアの発生させる強力な重力場に飲み込まれ全機消滅してしまう。現場に急行したコウダ隊員らのガッツイーグルはその惨劇を目撃、自分たちにもグランスフィアの危機が迫ったため、やむを得ずその場から撤退することとなる。ナカジマ隊員がグランスフィアを分析すると、中心部に生命反応があることを確認、今までの敵とは桁外れの怪物だということが判明し、このままでは太陽系全てが消滅してしまうというデータがはじき出される。火星ではゼルガノイドとの戦いでエネルギーを消耗したアスカが倒れていた。それに気付いた一人の男がアスカを救助する。アスカはベッドの上で目を覚ますと小さな少女とその母親がいた。
部屋にはかつて地球を怪獣から守ったスーパーGUTSの前身GUTSの隊員たちの集合写真が飾られていた。アスカを救ったのはかつてGUTS隊員だったダイゴで、部屋にいたのは同じくGUTSの隊員でダイゴの妻となったレナとその娘ヒカリだった。
コウダ隊員とナカジマ隊員とカリヤ隊員は本部へと戻って、ヒビキ隊長やフカミ総監、ミヤタ参謀らと対策を練っていた。コウダ隊員が打つ手は無いと絶望していると、ミヤタ参謀がかつて封印された最強兵器、ネオマキシマ砲を提案する。
その頃体力の回復したアスカは自分を助けてくれたダイゴのいるバイオパークへと足を運ぶ。ダイゴは火星で花を育て、火星の大地に植物を根付かせようとバイオパークで働いていた。アスカはダイゴに前戦を離れたのか訪ねるとダイゴは「守るべき未来は人それぞれにきっとあるはずだから」とアスカに教える。そこにリョウ隊員がアスカを迎えにやってくる。アスカはダイゴにまだ聞きたいことがたくさんあると言うが、「最後は自分で出さなきゃならない答えもある。人としてできること。それは自分自身で決めるしかないんだ」と諭される。ダイゴはアスカがウルトラマンダイナであることを悟っていた。
アスカはリョウ隊員とともに木星の第3衛星ガニメデでの作戦に合流すべくガッツシャドーでガニメデへと向かう。そこでリョウは火星で拾ったリーフラッシャーをアスカに渡す。
ガニメデの基地ではミヤタ参謀が提案したネオマキシマ砲がクラーコフに搭載される準備が始められていて、キサラギ博士がその指揮を執っていた。
キサラギ博士はガニメデ基地に到着したヒビキ隊長らスーパーGUTSの隊員にネオマキシマ砲を託した。ナカジマ隊員が残された時間はあと3時間しかないと搭載が間に合うかどうか心配していたが、基地には優秀な頭脳が揃えられていて、そこには元GUTSのヤズミもいた。
しかしその後スーパーGUTSの予想よりも早くグランスフィアの重力場が接近、さらに追い打ちをかけるかのようにスフィア合成獣ネオガイガレードが基地の前に現れてしまう。クラーコフとネオマキシマ砲を守るためヒビキ隊長はコウダ隊員とカリヤ隊員とガッツイーグルでネオガイガレードに立ち向かう。しかしネオガイガレードの進行は止められず、クラーコフに向かってネオガイガレードが光線を発射、クラーコフは絶体絶命のピンチを向かえるが、それを察知したアスカがウルトラマンダイナに変身し間一髪クラーコフの前に立ちふさがりクラーコフを守る。
ウルトラマンダイナはクラーコフをネオガイガレードから守るため戦うが、強大なパワーと巨大な手のカマに苦戦、ネオガイガレードが巨大なカマを振り下ろそうとした時、リョウ隊員がガッツシャドーで駆けつけ戦線復帰、ウルトラマンダイナのピンチを救う。
その時ガニメデ基地にもグランスフィアの重力場の影響が出始めるが、ギリギリのところでネオマキシマ砲の搭載が完了、それを受けヒビキ隊長とコウダ隊員、カリヤ隊員はクラーコフへと戻る。するとウルトラマンダイナはネオガイガレードにソルジェント光線を発射、その隙にクラーコフは浮上を開始する。
ウルトラマンダイナはフラッシュバスターをネオガイガレードに放ち、立て続けにソルジェント光線を放とうとするが、その瞬間リョウ隊員の乗るガッツシャドーがネオガイガレードに捕まってしまい盾にされてしまう。
そしてネオガイガレードはガッツシャドーを掴んだままグランスフィアの方へと浮上、ウルトラマンダイナもそれを追いかけるがグランスフィアに撃墜されてしまう。その頃クラーコフはグランスフィアにネオマキシマ砲の照準を固定、カリヤ隊員が発射ボタンを押そうとすると、そこにガッツシャドーを掴んだネオガイガレードが立ちふさがる。ガッツシャドーの中にはリョウ隊員がいるためネオマキシマ砲が撃てなくなってしまう。その間にクラーコフはグランスフィアの重力場の影響を受け始め、グランスフィアに引きずり込まれはじめる。操縦不能に陥ったクラーコフでヒビキ隊長はネオマキシマ砲を撃てと苦渋の決断をする。しかしカリヤ隊員には発射ボタンが押せなかった。リョウ隊員も自分に構わず撃つよう指示するが、カリヤ隊員は発射ボタンを押すことができなかった。
それを見たコウダ隊員がカリヤ隊員を突き飛ばし、発射ボタンの前に座るがコウダ隊員もボタンを押せずにいた。するとそこにウルトラマンダイナが飛んできてネオガイガレードに突進していく。
そしてネオガイガレードに強烈なパンチを浴びせるとその瞬間ガッツシャドーはネオガイガレードの手から離れ、コウダ隊員はネオマキシマ砲を発射する。
そして最終回の「最終章Ⅲ 明日へ・・・」に続く。
Posted at 2018/05/17 20:23:55 | |
トラックバック(0) |
芸能 | 音楽/映画/テレビ