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Agent ジンのブログ一覧

2018年10月11日 イイね!

♯決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟/レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時【復活!3度目のトリプルスリー】

♯決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟/レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時【復活!3度目のトリプルスリー】セ・リーグもDeNAと阪神があと1試合ずつを残す状況ということで、ほぼ全日程を終了しました。リーグ戦全日程を終了したヤクルトは、山田哲人の3度目のトリプルスリーが確定、例年ロースターターの山田は今年も序盤はトリプルスリー達成が心配になる怪しい雲行きでしたが、気温とともに打率も上がって、終わってみれば3割1分5厘、34本塁打、33盗塁と余裕のトリプルスリーでした。山田をはじめ、二刀流の大谷やら完封を連発する菅野、1番筒合8番ピッチャーなど近年のプロ野球はなんだかちょっとしたパワプロの世界のようです。

さて、今日は3度目のトリプルスリーという記事にあわせ、3戦士トリプル光線というシーンが登場したウルトラマンレオの「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟」、「レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時」の2本立てで紹介します。マグマ星人が登場した1話と2話でも大津波のシーンがありましたが、今回は各地で天変地異が発生し地球滅亡の危機が訪れます。原因はババルウ星人が変身した偽物のアストラによるものでした。その偽物のアストラによって、ウルトラ兄弟とウルトラマンレオが争うというかつてない本物のウルトラマン対本物のウルトラマンという事態まで発生してしまいます。結局はババルウ星人の悪巧みもウルトラマンキングによって暴かれ、復活した本物のアストラとウルトラマンレオの活躍で地球の危機が救われるという内容です。そしてこの事件でのレオ兄弟の活躍が認められ、レオ兄弟は正式にウルトラ兄弟として扱われるようになりました。それでは1974年12月27日放送の第38話「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟」と、その翌週、年が明けた1975年1月3日放送の第39話「レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時」のストーリー紹介です。



平和な日々が続き、MACも本部でコーヒーを飲む余裕ができていた。マッキー2号でパトロール中の佐藤隊員もゆっくりと上空を飛行していた。



その頃地球から遠く離れたウルトラの星に緊急事態が発生した。何者かがウルトラタワーを破壊した。



ゾフィ、ウルトラマン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンAがウルトラタワーに駆けつける。ウルトラ兄弟たちは暗黒星人ババルウ星人の仕業だと考えた。しかしウルトラ兄弟たちがウルトラタワーに気をとられている隙に、ウルトラキーが盗まれてしまう。犯人はウルトラマンレオの弟アストラだった。



ウルトラキーを手にしたアストラを発見したウルトラマンはウルトラキーを奪い返そうとするが、アストラに逃げられてしまう。そこにゾフィとウルトラマンジャックとウルトラマンAが駆けつけ、ババルウ星人の仕業だと怒りを露わにするが、ウルトラマンはウルトラキーを盗んだのはアストラだと報告した。



ウルトラキーを盗まれたウルトラの星は軌道を外れ暴走、地球の方へと動きはじめてしまう。その影響を受け、MACの基地内もあちこちで計器トラブルが発生、本部では計器が爆発し隊員たちがパニックに陥ってしまう。



そんな中、ダン隊長はちらつくレーダースクリーンにウルトラサインの文字を見つける。ダン隊長は佐藤隊員と梶田隊員にコンピュータ室へ行き、計器トラブルの対処を指示し、ゲンを連れ本部の部屋を出た。ダン隊長はゲンにウルトラサインを見たと話す。そしてウルトラの星からウルトラキーが盗まれたこと、盗んだ犯人はアストラであることを告げた。ウルトラ兄弟はレオ兄弟に悪魔の心が乗り移ったと思い、ダン隊長にゲンを見張るよう連絡してきた。ウルトラセブンでもあるダン隊長は複雑な胸中ながらも、ゲンを信じアストラからウルトラキーを取り戻すよう諭した。さらにダン隊長はウルトラキーを武器として使うであろうアストラに十分注意するよう注意した。



ダン隊長は小さい頃、ウルトラの父が悪魔の星デモスをウルトラキーで破壊するのを目にしていた。



ダン隊長の指示を受けゲンは出動した。一方のコンピュータ室では8分後にウルトラの星の接近による影響が地球にも起きるという緊急連絡を受信していた。また本部では宇宙の暗黒星雲の中にあった巨大な氷塊からは微弱な電波が発信されていた。そのことはウルトラ兄弟もウルトラマンレオもまだ気付いていなかった。



そして8分後の14時26分、ついに地球に天変地異が発生しはじめる。巨大な高潮、突風、噴火、そして地割れ、あらゆる異常気象が同時多発的に発生しはじめた。コンピュータ室では175時間後に地球が消滅するという予測が流れていた。宇宙ではゾフィ、ウルトラマン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンAがアストラを追っていた。



ウルトラマンはウルトラサインでウルトラセブンであるダン隊長に一刻も早くアストラを捕まえろと伝えてきた。ダン隊長は先に出動したゲンに合流すると、アストラからウルトラキーを奪い返すよう命令した。ゲンはアストラと話しをさせてくれと訴えるが、ダン隊長はまだそんなことを言っているのかとゲンを一喝する。



そこについにウルトラキーを手にしたアストラが降り立った。ダン隊長はウルトラ念力でアストラの動きを封じ、ゲンに変身するよう命令するが、弟であるアストラが苦しんでいる姿を目にしたゲンはダン隊長に掴みかかる。



ウルトラ念力から解放されたアストラと、そこに追いついたウルトラ兄弟の戦いがはじまった。



ダン隊長もゲンと格闘していた。ダン隊長はゲンの抵抗をふりほどくと、再びウルトラ念力でアストラにダメージを与える。それを見たゲンは怒り、ついにダン隊長を気絶させウルトラマンレオに変身した。ウルトラマンレオはアストラからウルトラ兄弟を遠ざけると、ウルトラ兄弟に待ってほしいと訴え、アストラを問い詰める。しかしアストラは何も答えようとしなかった。地球とウルトラの星双方に危機が迫り来る中、ウルトラ兄弟たちはアストラを殺すとウルトラマンレオに宣告した。ウルトラマンレオは再度時間をくれとウルトラ兄弟たちに訴えるが、時間がないと言われてしまう。



そしてついにウルトラ兄弟対レオ兄弟の戦いへと発展してしまう。ウルトラマンAはアストラを押さえつけようとすると、ウルトラマンレオはレオキックを浴びせようとする。ウルトラマンAは間一髪それを回避する。そしてゾフィはウルトラマンレオに最後通告をするが、ウルトラマンレオは命に換えてもアストラを守ると口にした。それにより、ウルトラマンとウルトラマンジャック、ウルトラマンAの3人は同時に光線を発射、3戦士トリプル光線を受けたウルトラマンレオは倒れてしまう。





そして翌週の第39話「レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時」に続く。



3戦士トリプル光線を受け倒れるウルトラマンレオ。



するとアストラはついにウルトラ兄弟にウルトラキーを向け、引き金に手をかける。世界の終わりが目前に迫ったその時、上空から稲光がウルトラキーに落ち、ウルトラキーが真っ二つに破壊されてしまう。そして伝説の巨人、ウルトラマンキングが舞い降りた。ゾフィはウルトラマンキングになぜウルトラキーを破壊してしまったのかと問うが、ウルトラマンキングはそんなことは問題ではないと一蹴し、ウルトラ7番目の弟になるかもしれないウルトラマンレオを危うく殺してしまいそうになったウルトラ兄弟を咎めた。さらにウルトラマンキングはアストラを指さし、あれが本当にアストラに見えるのかと指摘した。ウルトラマンキングはアストラに洗礼光線を浴びせると、アストラはババルウ星人の姿へと変貌した。





ウルトラ兄弟やウルトラマンレオがアストラだと思い込んでいたのは、ババルウ星人が化けた偽物だった。正体がばれたババルウ星人はその場から逃げ出し、ウルトラ兄弟がそれを追いかけようとするが、ウルトラマンキングはウルトラ兄弟たちを制止し、ババルウ星人などいつでも倒せると告げ、地球とウルトラの星両方守るべく、早くウルトラの星へ戻るよう指示した。ウルトラ兄弟が飛び立つと、ウルトラマンキングは地上にいるダン隊長に自分と一緒にウルトラの星へ戻らないかと提案するが、ダン隊長は地球は第2の故郷だと話し、もし地球とウルトラの星が衝突するうようなことがあった時は地球で死ぬと話した。ウルトラマンキングはダン隊長の気持ちを汲み、ゲンの面倒を見るよう頼むとウルトラの星へと戻っていった。しかし地球では状況がどんどん悪化していってしまう。MACでは北極星の方から微かな電波を捉えていたが、窮地に追い込まれた隊員たちにその電波を調査する余裕はなかった。ウルトラマンレオから元の姿へと戻ったゲンは重傷を負っていて、ダン隊長により自分の部屋へと運び込まれていた。



その頃MAC本部にMAC最高司令部の高倉司令長官が現れ、ダン隊長に通信でUN105X爆弾を接近してくる星に撃ち込むことが決まったと告げた。それを聞いたダン隊長は、ウルトラの星でさえUN105X爆弾を受ければ粉々になってしまうと悟った。高倉司令長官は作戦を練るため、ダン隊長に本部に帰還するよう命じた。本部に帰還する道中、ダン隊長の上空にウルトラサインが出る。それはまだウルトラの星の軌道を修正できないという知らせだった。本部へと戻ったダン隊長と隊員たちに高倉司令長官は作戦の開始時刻は翌日正午だと説明した。



巷では接近している星がウルトラの星ではないかとの噂が広まっていると佐藤隊員が意見するが、作戦会議の場でもその話題は出ていたが人類にそれを確かめる術はなく、爆破以外方法はないと高倉司令長官は非情なな宣告をした。高倉司令長官は隊員たちに翌日に備え休養をとるように告げ解散しようとする。その時突然ダン隊長が高倉司令長官に爆破中止を求める。ダン隊長は、地球に接近している星がウルトラの星でないと確証がない限り発射ボタンは押せないと詰め寄った。しかしダン隊長一人の意見ではもうどうにもならないところまで事態は悪化していた。



そして作戦決行当日、百子が看病するなかゲンが意識を取り戻す。ゲンはダン隊長はどこへ行ったのかと百子に尋ねると、MACが地球に接近している星を爆破するためダン隊長は基地に戻ったと説明した。それを聞いたゲンは百子の制止をふりきり基地へと急いだ。



作戦決行まで残り2時間、本部で一人悩むダン隊長はふとヘッドホンを耳に当てる。そこからは暗黒星雲の中にあった氷塊から発せられている電波信号が聞こえていた。それを聞いたダン隊長は、それが本物のアストラによるものだと気付いた。本物のアストラはババルウ星人によって氷の中に閉じ込められてしまっていた。



しかしもうどうすることもできず、本部で時が過ぎるのを待つダン隊長。そこに怒りに震えたゲンが現れる。ゲンはダン隊長に自分の手で自分の故郷を爆破するのかと怒りをぶつける。そして弟アストラが馬鹿な真似さえしなければと悔やむ。するとダン隊長はゲンにウルトラキーを盗んだのはアストラではなくババルウ星人が化けた偽物のアストラだったことを告げ、本物のアストラはここにいると言ってヘッドホンをゲンに差し出した。ゲンはウルトラマンレオに変身、急いで凍り付けにされたアストラの元に向かいアストラを救出、危機迫る地球とウルトラの星のために急いでアストラとともに地球へと戻る。



地球ではUN105X爆弾発射の秒読み段階に入っていた。



そこにウルトラマンレオとアストラが到着、ウルトラダブルスパークで真っ二つに折れたウルトラキーを修復、それを見たババルウ星人は慌てて巨大化、ウルトラマンレオとアストラを阻止しようと立ちはだかる。



そしてウルトラマンレオをアームカッターで追い込み、ウルトラキーをウルトラの国へ戻そうと飛び立ったアストラを鎖分銅で地上へと引きずり下ろしレオ兄弟を苦しめる。



しかしアストラに鎖分銅を振りほどかれ、ウルトラマンレオを鎖分銅で縛り上げるが、その隙にアストラにウルトラキーを奪い返され飛び立たれてしまう。



さらにアームカッターでウルトラマンレオを襲おうとするも、逆に鎖分銅を引きちぎってしまい、完全に形勢が逆転してしまう。



そして最後はレオキックを受け大爆発した。



ウルトラキーもアストラにより無事ウルトラの星に戻され、地球とウルトラの星の衝突危機は回避された。その後ウルトラマンキングからダン隊長にレオ兄弟の活躍を讃え、ウルトラマンレオとアストラをウルトラ兄弟の一員に加えないかと提案があり、ウルトラマンレオとアストラは正式にウルトラ兄弟の仲間入りとなった。

マグマ星人のスーツを改良して作られたのがババルウ星人で、それぞれ似た外見にはなっているのですが、キャラクターが良かったのか、偽物に化ける変身能力が脚本として使いやすかったのかわかりませんが、ババルウ星人は平成シリーズでも度々登場しています。特にウルトラマンメビウスに登場した際は、ハンターナイトツルギに化け、ずる賢いババルウ星人らしさがよく出ていた回になっていました。昭和シリーズでも偽物はたまに登場してきましたが、それ以上に平成シリーズでは偽物の存在は欠かせないポジションを確立しました。
Posted at 2018/10/11 20:53:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | スポーツ | スポーツ
2018年10月10日 イイね!

♯悪魔の住む花【悪魔の過ぎ去った花園】

♯悪魔の住む花【悪魔の過ぎ去った花園】この前の3連休に茨城県フラワーパークへ行ってきました。台風でかなりの花が傷んでしまい、入場料が通常の半額ということで約2年ぶりの訪問です。確かにこの時期なら沢山咲いているダリアも半分ほどしか残っておらず、バラにいたっては半分以下の花数でした。正直半額でも高いかなと思うくらい酷い状況でした。今年は台風のせいで野菜や果物だけでなく、観光植物園の花までもが残念なことになってしまいましたね。

ウルトラシリーズでも植物怪獣や、植物を利用して破壊や侵略などを企てた怪獣・宇宙人がいましたが、今日はその中でも得意な怪獣、いや細菌を紹介します。宇宙細菌ダリーです。ダリーは花びらに似た卵を産み、その花びらに触れた人間に寄生、人間を吸血鬼にしてしまう細菌でした。人体の中に潜む宇宙生物ということで、ウルトラセブンも相当苦戦した相手でした。そしてこの回は昭和の大女優、松坂慶子が香織役で出演した回でもあります。まだ女優としてデビューして間もない、無名時代の松坂慶子です。この時点ではオーラも外見もアンヌ隊員役のひし美ゆり子の方が一枚も二枚も上の女優でした。それもそのはず、当時の松坂慶子はまだ15歳だったというから仕方ありません。日本有線大賞を受賞した「愛の水中花」を発表したのはこの放送から11年後のことでした。ひし美ゆり子は当時を振り返り、「ちょっと太めのどこにでもいる普通の新人だった」と評しています。それでは若き日の松坂慶子にも注目の1968年5月5日放送のウルトラセブン第31話「悪魔の住む花」のストーリー紹介です。





香織は友人の良子と直子の3人で花畑を訪れていた。そこで香織は不思議な花びらを見つける。その花びらに気をとられていた香織に早く戻るよう良子が呼ぶと、香織は急いで良子と直子の元へ戻ろうとするが、立ち上がった瞬間倒れてしまう。



香織は病院へと運びこまれた。輸血が必要だった香織は、珍しい血液型で同じ血液型のアマギ隊員に輸血の要請が入った。さらに香織の容態に不審な点があるという話しを聞いたキリヤマ隊長はアマギ隊員にダンを同行させた。病院でダンは医師に病名を聞く。医師は原因がわからないとしながらも、血液中の血小板が減っていると説明した。病室で意識を失っている香織を見たダンは、香織の手に不思議な花びらが握られていることに気付く。ダンは以前にどこかでその花びらを見たことがあった。ただ、その時はそれが何の花びらかは思い出せずにいた。



その夜、看護師が病院内を巡回していると、香織がベッドからいなくなっていることに気付き、ウルトラ警備隊に通報、アマギ隊員とソガ隊員が急行し、病院内を探し回る。



すると病院の地下室から女性の悲鳴がし、アマギ隊員が駆けつけると、看護師が意識を失っていた。看護師に呼びかけるアマギ隊員だったが、その時近くで物音がし、それに気をとられたアマギ隊員は音のする方へと行くが、突然背後に香織が現れ、後頭部を鈍器で殴られたアマギ隊員は失神してしまった。看護師を襲ったのも香織だった。



地下室には輸血用の血液が保管してあり、アマギ隊員の首筋にも頸静脈を狙ったと思われる傷口があったことから、ウルトラ警備隊は香織の狙いは血液ではないかと推測した。キリヤマ隊長はアマギ隊員と香織を病院から基地へと運ぶことにした。基地では香織が手にしていた花びらの分析がおこなわれた。分析によって花びらは植物のものではなく、宇宙細菌ダリーの卵だったことが判明した。ダリーは花びらに擬態した卵で人間に接触し、そこから体内に入り込み寄生、血液中のフィブリノーゲンを食い荒らしていた。そしてダリーは餌となる宿主の血液が不足すると宿主にフォッグ光線を吐かせ、他の人間を襲わせ、その人間から新たな血液を奪い取っていた。基地での検査により、ダリーは香織の肺に寄生していることが判明した。しかし治療法は確立されていなかった。キリヤマ隊長はフルハシ隊員にメディカルセンターの香織の様子を見てくるよう指示した。香織は眠ったままだった。安心したフルハシ隊員はすぐ横で本を読み始めるが、フルハシ隊員が本に夢中になった隙に香織は目を覚ましてその場から逃げ出してしまった。それに気付いたフルハシ隊員は慌てて作戦室へと戻り、キリヤマ隊長に報告、隊員たちは基地内で香織の捜索をはじめた。香織は基地内の防衛隊員をフォッグ光線で襲ったところをキリヤマ隊長とアンヌ隊員に発見される。キリヤマ隊長とアンヌ隊員は香織に部屋に戻るよう諭すが、逆にフォッグ光線の餌食になってしまう。



香織は病室で眠っているアマギ隊員を連れ出し、基地から出て行ってしまう。フォッグ光線を受けながらもその事態に気付いたキリヤマ隊長はポインターで警備をしていたフルハシ隊員とソガ隊員とダンに2人を探すよう指示した。



その頃アマギ隊員は香織と一緒に閉園になった夜の遊園地でメリーゴーランドの木馬に乗っていた。



そこにソガ隊員とダンが駆けつけるが、その時木馬にはアマギ隊員しか乗っていなかった。ソガ隊員とダンがアマギ隊員に駆け寄ると、近くに香織を発見、フルハシ隊員も合流し、3人で香織を追いかける。そしてやむを得ずショックガンで香織を撃ち、基地へと連れ戻した。しかし香織は衰弱がひどく、生命の危機に瀕していた。それを見守る隊員たちの元に復帰したアマギ隊員が駆けつけ、医師にどうにかして香織を治してやってくれと頼み込む。しかし医師にももう打つ手がなかった。



アマギ隊員はキリヤマ隊長とダンにも訴える。ダンはどうにか香織を助けられないかと考える。ダンはウルトラセブンに変身して、ミクロ化して香織の体内に入り込みダリーを殲滅する策を考えるも、それは非常に危険な賭でもあった。打つ手がなく、諦めた隊員たちと医師は病室をあとにした。ダンも一緒に一度は部屋を出るが、思いとどまったダンは人間の体内という未知の世界に挑む決心をし、1人で香織の病室へと戻った。



そしてウルトラセブンへと変身、体をミクロ化して香織の鼻から体内へと入った。



しかし人間の体内というかつてない環境にウルトラセブンは苦戦を強いられる。何とかダリーの寄生する肺に到達すると、エメリウム光線で一度はダリーを撃ち落とすも、ダリーも白い泡を噴射し反撃する。



体内の環境とダリーの攻撃で激しくエネルギーを消耗したウルトラセブンは額のビームランプが点滅をはじめる。



ダリーの攻撃を受け倒れ込むウルトラセブンだったが、その時医師が香織に投薬のため注射をする。するとその薬の効果でダリーの噴射した泡が溶かされ、ウルトラセブンは立ち直り、再びエメリウム光線をダリーに発射、そして続けざまにウルトラバブルを浴びせると、ダリーは溶けて消滅した。



ダリーが死滅したことで、香織は意識を取り戻し元気になった。目を覚ました香織の横には良子と直子、そしてお見舞いのバラの花が飾られていた。そのバラの花の中から小さくなった状態でウルトラセブンが香織の回復を見守っていた。



その後、香織はアンヌ隊員とともに花畑を訪れた。そこにパトロール中のアマギ隊員とダンが立ち寄った。アマギ隊員を見た香織はどこかで会いましたよねと尋ねるが、アマギ隊員は知らないふりをして、足元にあるポピーの花を香織に手渡すとダンとともにパトロールへと戻っていった。

最後、バラの中から顔を出すウルトラセブンの画が非常に印象に残るシーンとなっています。松坂慶子演じる香織が地下室でいきなり現れるシーンも不気味で、15歳にしてはなかなか迫真の演技だったのではないでしょうか。この時、昭和を代表する大女優になるとは誰が想像したでしょうか。

だって淋しいものよ 泣けないなんて
そっと涙でほほを 濡らしてみたいわ
ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で
ちょっとブルーな恋の 夢をみている
乾いたこの花に 水をあたえてください
金色のレモンひとつ
胸にしぼってください
わたしは愛の水中花
これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛


作詞はこれまた昭和を代表する小説家、五木寛之氏によるものでした。

Posted at 2018/10/10 19:16:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 遊び | 日記
2018年10月09日 イイね!

♯怪獣チャンネル【トヨタ販売チャンネル1本化】

♯怪獣チャンネル【トヨタ販売チャンネル1本化】先週トヨタが現在4チャンネルある販売チャンネルを事実上1本化するというニュースが出ました。トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店が2025年にはどのトヨタのディーラーでも全車種が買えることになるようです。それにあたり、車種は現在の半分程度になるそうです。販売チャンネルを無くして車種を半分にするということは、まずは兄弟車が1車種になるのが当然の流れでしょうか。それとはケースが違いますが、クラウンもバリエーションを減らしましたし、昨今の車に対する意識を考えると、無駄に多くの車種を展開するのもプラスにはならないということなんでしょうか。実際トヨタは今でも多くの売れ筋のハイブリッドカーはどのチャンネルでも販売していますが、仮に1本化された場合、商談の際にトヨタ同士で競合させることはできるんでしょうかね。一応屋号は当面の間は残すとのことなので、そうするとホンダのように競合可ということになりそうですが、どうなることやら。競合させることができて全車種全店販売となれば、ハリアーのような従来専売車種であった車を買う際は、買う側にとっては買いやすくなりますね。その頃はどこのメーカーの車に乗ってるかは全くわかりませんけど。

さて、今日は販売チャンネルについての記事を載せたので、チャンネル繋がりで1971年8月27日放送の帰ってきたウルトラマン第21話「怪獣チャンネル」のストーリーを紹介します。ビーコンは電波を餌にしてテレビをジャックしたり、宙に漂う不気味な外見など、それまでの怪獣のイメージを覆す怪獣でした。しかも全長37mと小型の部類の怪獣でしたが、ウルトラマンジャックを気絶させるまでに追い込んだ見かけによらず侮れない怪獣でした。それから実質この回が加藤隊長が指揮をとった最後の回にもなっています。翌週の22話が加藤隊長の最後の登場になっていますが、辞令で異動となり、22話からは新しく伊吹隊長がMATの新隊長となりました。ウルトラマンジャックの2クールの最終話となったのがこの21話でもあります。それではそのストーリーを紹介します。



午前4時、坂井家の末っ子みかこが目を覚ますと、応接間のテレビがついたままになっていることに気付き、消しにいこうとする。すると砂嵐の画面だったテレビが突然映り、飛行中の旅客機の映像へと切り替わった。みかこは不思議に思い、父信夫を起こそうとするが、信夫は起きなかった。



一方、郷のもとにも南隊員からテレビが映っているからつけてみろという電話がかかってくる。郷はそんな時間に映っているはずがないと答えるが、言われたとおりテレビをつけると、そこには旅客機の映像が映っていた。そしてその直後、旅客機は謎の怪光線を浴び爆破されてしまった。



1時間後の午前5時、MAT隊員は基地へと緊急招集された。南隊員と郷は加藤隊長にテレビで見たことを報告した。それを聞いた加藤隊長は、日本の旅客機が東シナ海の海上で原因不明の爆発事故を起こしていたことを明かす。加藤隊長は東シナ海で発せられた強力な電波を通信衛星が自動的に通信して世界中に流したと推測、誰が何のためにこんなことをしたのか調査するのがMATの務めだとして上野隊員と郷を東シナ海上空へ出動させた。



マットアローで現場に到着した上野隊員と郷の前に、突如怪獣が出現する。郷は本部へ連絡しようとするが、怪獣により電波が吸収されてしまい、マットアローは通信不能に陥ってしまう。上野隊員が怪獣を攻撃すると、怪獣は怪光線を発射、郷はその光線で旅客機が墜落させられたと断定した。マットアローの攻撃を受けた怪獣は雲の中へと消えていった。



怪獣の記録写真を撮ったマットアローは一旦MAT基地へと戻った。加藤隊長は、怪獣にビーコンと名付け、電離層に住み、電波を食べる独自の電波を発信できる電波怪獣だと分析した。ビーコンの体は全体が一つのテレビ局の役割を果たしていた。大量の電波の飛び交う東京上空はビーコンにとって恰好の餌場で、MATはいずれビーコンは東京に進出してくると予想を立てた。その頃、東京の江戸川区に住む中村家の長男つとむはアマチュア無線を使い、アメリカの友人ジョージと交信をしようとしていた。



しかし電波に異常が発生、交信できなくなってしまう。隣の部屋ではつとむの母が昼のドラマを見ていた。テレビは異常がなかったが、そのテレビも直後に勝手に映像が切り替わってしまう。



テレビには旅客機の映像が映し出された。そして今度は旅客機が戦闘機に衝突するという映像が流し出されてしまう。



そこに南隊員と岸田隊員が乗るマットアローが到着、ビーコン対マットアローの映像がテレビに流された。しかしマットアローもビーコンの怪光線で撃墜されてしまう。



すると中村家のテレビは再び昼のドラマ放送へと切り替わった。電波を吸収されレーダーも無線もコンピュータも使えない圧倒的不利な状況での戦いにMATは苦戦を強いられることになってしまった。郷は東京の全ての電波を止め、マットアローから電波を発信することで海上までビーコンを誘き出す作戦を提案する。



午後5時、その作戦は決行された。おとりのマットアローには南隊員が搭乗した。しかし、いつになってもビーコンが現れず、作戦は予定通りには進まなかった。その時上野隊員が江戸川区で別の電波が発信されていることに気付く。



郷はそれがすぐにアマチュア無線の電波であることに気付く。それはつとむが発信していた高周波の電波だった。ビーコンは南隊員のマットアローではなく、つとむのアマチュア無線の電波に反応してしまった。



郷はマットビハイクルで江戸川区の電波の発信源近くへと急行した。しかしビーコンはつとむの家を破壊、探知機でつとむの家を突き止めた郷はつとむと母親を救助するが、自分が瓦礫の下敷きになってしまう。



絶体絶命の郷はウルトラマンジャックへ変身するが、浮遊しながら移動するビーコンの動きと怪光線に苦戦を強いられる。そしてスペシウム光線も怪光線と相撃ちになってしまい、防がれてしまう。



さらにビーコンの電気ショック攻撃を受けたウルトラマンジャックは意識が遠のき倒れたまま動けなくなってしまう。



しかしウルトラブレスレットが光り、復活したウルトラマンジャックはウルトラブレスレットでビーコンを撃退、苦戦の末勝利した。



その深夜、みかこは再びテレビをつけるが、ビーコンの倒されたあとの深夜のテレビは砂嵐画面しか映らなかった。

今回の戦闘機と旅客機が衝突するシーン(12分6秒から)、戦闘機に乗るパイロットの顔をどこかで見たことがあると思い、ネット上で確認してみると、ウルトラセブンの第24話「北に還れ!」の3分38秒からの映像の使い回しだということが判明、見比べてみたところ、同じ映像でしたが、今回の「怪獣チャンネル」では少し赤みのあるフィルターで色味を少し変更して再利用したようです。昭和シリーズではウルトラマンの光線を撃つシーンなども使い回しが顕著で、直前のシーンでカラータイマーが赤になっているにもかかわらず光線を撃つ時だけ青に戻っていたりということも結構見受けられます。細かいところで予算の節約をしていたようですね。朝の4時にテレビ放送がされていないというのも、昭和ならではの話しですね。アナログ放送からデジタル放送になって、砂嵐画面も今では見かけることはなくなりました。最近の学生は砂嵐画面なんていうものも見たことはないんでしょうかね。

ちなみに加藤隊長が降板したのは演じる塚本信夫が舞台公演のため出演できなくなったという噂もありましたが、実際のところの理由は定かではありません。そして後任人事に関しては、プロデューサーから塚本より格下の俳優は起用しないようにという指示があったそうで、それにより根上淳に白羽の矢が立ったようです。劇中の設定でも加藤隊長の元上官というエピソードが語られていて、優秀な人材だという扱いになっています。ウルトラシリーズで防衛チームの隊長が交代するのはこれが初めてのことでした。個人的には1~2クールよりも3~4クールの方を見る機会が多かったため、MATの隊長は伊吹隊長というイメージがありました。なお、加藤隊長が異動したのは、第18話「ウルトラセブン参上!」で殉職した加藤隊長の親友MATステーションの梶キャプテンの後任として異動したという裏設定が放送後に作られました。
Posted at 2018/10/09 20:48:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 今日の記事 | クルマ
2018年10月06日 イイね!

♯マックス号応答せよ【四灯化キットのパーツレビュー】

♯マックス号応答せよ【四灯化キットのパーツレビュー】先日は四灯化の整備手帳をアップしたので、今週はその四灯化に使ったハーネスのパーツレビューをアップしました。パーツレビューといっても単に既存のカプラーの間にかますだけのコードですが、何かの参考にと思い載せておきました。

そして整備手帳の時にアップしたのがハリアーの四灯化は点灯させるとウルトラアイそのものだということで、「盗まれたウルトラ・アイ」を紹介しましたが、今日もウルトラアイが盗まれた回を紹介したいと思います。最初にダンがウルトラアイを盗まれたのは第3話の「湖のひみつ」でしたが、それはもう紹介済みなので、今回は2回目に盗まれた「マックス号応答せよ」を紹介します。「マックス号応答せよ」は1967年10月22日に放送されたウルトラセブンの第4話です。なんと2話続けて、しかも女に盗まれるという失態を犯します。3話ではピット星人の宇宙船内でガスを眠らされたあと盗まれてしまいましたが、今回は大きなスパナで殴られて盗まれてしまいました。ウルトラマンと違い、地球侵略目的の宇宙人が多いウルトラセブンでは知能犯が多く登場します。ただ今回も何とかウルトラアイを奪い返すことに成功したダンはゴドラ星人を撃破し地球のピンチを食い止めました。それでは「マックス号応答せよ」のストーリー紹介です。



ある日、ソガ隊員とアマギ隊員はマナベ参謀に呼び出され極秘任務の命令を受けた。



誰にも気付かれないよう基地を出るよう指示された二人はダンの運転するポインターで極秘の命令書に書かれた場所へと向かった。到着したのは海岸で、沖には地球防衛軍の新造原子力船マックス号が停泊していた。ソガ隊員とアマギ隊員は小さなボートで沖にあるマックス号へと向かっていった。2人を送り出したダンはポインターで一人基地へと帰ろうとするが、その道中、白いボディコンワンピースの女がポインターを呼び止める。女の横にはボンネットが開いた車が停まっていた。ダンは車が故障して動けなくなっていると思い込み、修理してあげようとエンジンルームをのぞき込む。しかし特に異常は見当たらず、どこも悪くないですよと女に告げた瞬間、突如女はダンに大きなスパナで殴りかかる。



殴られたダンは倒れ込んでしまい、女はその隙にダンの胸ポケットからウルトラアイを盗むとその場から車で走り去ってしまった。



その頃マックス号へと辿り着いたソガ隊員とアマギ隊員は奥の部屋へと案内される。そこにはタケナカ参謀がいた。タケナカ参謀は1ヶ月前に発生した原子タンカー2隻が行方不明になった事件を2人に説明し、そのタンカーの捜索と、タンカーを襲ったと思われる陰謀団を撃滅することを依頼した。



一方ダンは基地へと戻り、メディカルセンターでアンヌ隊員に怪我の治療をしてもらっていた。そしてアンヌ隊員はダンにお守りをプレゼントする。



その頃マックス号は1ヶ月前にタンカーが消息を絶ったポイントに到着、停止して様子を見るが、特に何事も起こらず、タケナカ参謀や艦長らは余裕の表情を見せていたが、その時突然マックス号が宙に浮かび、赤い霧に包まれるとグングンと上空へと上昇、空の彼方へと消えてしまった。



マックス号が消息を絶ったことはすぐにウルトラ警備隊にも伝わり、キリヤマ隊長はフルハシ隊員にウルトラホーク2号で大気圏外を調べるよう指示、自身もダンとともにウルトラホーク1号で出動した。キリヤマ隊長とダンは海上を上空から捜索したが何の手がかりも見つからなかった。しかし宇宙へと飛んだフルハシ隊員がマックス号を発見する。フルハシ隊員はそれを本部に報告しようとするが、通信機器が故障してしまい、通信不能になってしまう。



そしてフルハシ隊員は一人ウルトラホーク2号でマックス号へと潜入し、マックス号内部の調査へと向かった。するとマックス号の船内で倒れているソガ隊員とアマギ隊員、タケナカ参謀を発見、フルハシ隊員は3人を叩き起こす。



すると3人の目の前にゴドラ星人が現れる。フルハシ隊員がゴドラ星人にウルトラガンを向けると、ゴドラ星人は3人に無駄な抵抗は止めろと言い、抵抗した乗組員たちはみな宇宙船の外へと放り出してやったと告げた。タケナカ参謀が何故こんなマネをするのかと尋ねると、ゴドラ星人は地球防衛軍が海で船の捜索に集中し手薄になった隙に地球を征服すると笑いながら話した。



その頃作戦室にキリヤマ隊長とダンが戻り、連絡の取れないフルハシ隊員を心配していた。そこにウルトラホーク2号でフルハシ隊員が帰還した。フルハシ隊員は通信機のヒューズが飛んでしまい連絡できなかったとキリヤマ隊長に説明し、宇宙でも何も手がかりはなかったと話すと、地球防衛軍の総力を挙げて太平洋の海底調査をおこなうよう提案した。



しかし何度も海底を調べるよう熱弁するフルハシ隊員にダンは違和感を感じた。そしてダンはその後フルハシ隊員を尾行する。フルハシ隊員はエレベーターで基地の地下へと降りていく。ダンも後を追う。フルハシ隊員が地下の動力室で時限爆弾を仕掛け始めると、ダンがそこへ駆けつける。



爆弾を仕掛けているのを気付かれたフルハシ隊員はゴドラ星人の姿へと変わる。ゴドラ星人はフルハシ隊員に化け、基地に侵入していたのだった。ダンはゴドラ星人をウルトラガンで撃とうとするが、逆にゴドラ星人のリング状の光線でウルトラガンを撃ち落とされてしまう。さらにダンをカプセルの中に閉じ込めると、今度はダンの姿に化け、ダンにあと15分で時限爆弾が爆発すると告げその場を立ち去った。



一方マックス号ではゴドラ星人がフルハシ隊員、ソガ隊員、タケナカ参謀に基地に時限爆弾をセットしたことを告げ、あと15分で地球防衛軍は全滅だと告げ姿を消した。そのことを何とか基地に知らせようとする3人だったが、通信機器が使えず困っているとフルハシ隊員がマックス号に搭載されていた観測用ロケットを思いつく。ロケットは1人乗りのため、アマギ隊員が乗ることになった。



船内に閉じ込められていた3人は扉を叩き大声で開けるよう叫ぶと、扉からゴドラ星人が現れ、その瞬間フルハシ隊員がウルトラガンでゴドラ星人を倒すことに成功する。



そしてアマギ隊員がロケットに乗り込み、管制室でフルハシ隊員が発射ボタンを押そうとしたその時、突然背後から別のゴドラ星人が現れ、フルハシ隊員とロケット内にいたアマギ隊員にリング状の光線で攻撃、2人は倒れてしまう。



ゴドラ星人が立ち去ると、フルハシ隊員は気合いで発射ボタンを押し、ロケットを発射させた。そしてロケットは基地へと到着するが、アマギ隊員は意識を失っていた。アマギ隊員が戻ったことで、マナベ参謀とキリヤマ隊長はマックス号がまだどこかにいることを確信する。



そしてアンヌ隊員がメディカルセンターを出ると、ちょうどダンと出くわす。アンヌ隊員がダンを呼び止めると、傷の手当てをしたはずの絆創膏がなくなっていて、プレゼントしたお守りも身につけていなかった。その頃地下に閉じ込められたダンは必死にカプセルから脱出しようとしていた。そこにウルトラアイを奪った女が現れる。女はダンの閉じ込められているカプセルの近くにあったお守りを拾い上げる。それはダンがアンヌからプレゼントされたお守りだった。ダンはそのお守りをウルトラガンで撃つと、お守りで反射したエネルギーでカプセルが破壊され脱出に成功する。すると女はあと3分で基地は爆破されると高笑いする。



ダンはそれなら何故逃げないと女に聞くと、地球防衛軍とともに滅びるのが自分の役目だと笑い飛ばし、ゴドラ星人の姿へと変化しダンに襲いかかるが、ダンがゴドラ星人に強烈なパンチを浴びせると、ゴドラ星人は床にウルトラアイを落としてしまう。その一瞬の隙にウルトラアイを奪い返したダンはウルトラセブンに変身する。その時、メディカルセンターでアマギ隊員が目を覚ます。そして目の前にいたキリヤマ隊長に第2動力室の時限爆弾が爆発すると慌てた様子で伝えた。キリヤマ隊長が急いで第2動力室へ駆けつけると、そこにゴドラ星人と戦うウルトラセブンがいた。ウルトラセブンはゴドラ星人と揉み合いながらもキリヤマ隊長に時限爆弾を処理するよう伝える。そしてキリヤマ隊長は時限爆弾のスイッチを切る。



その時キリヤマ隊長の背後からゴドラ星人が迫るが、ウルトラセブンがエメリウム光線を発射、ゴドラ星人は間一髪倒された。そして同じ頃、アンヌ隊員はダンに化けたゴドラ星人に誘拐され、基地の駐車場に連れられていた。



そこにウルトラセブンが立ちはだかり、アンヌ隊員にそのダンは本物のダンではないと告げる。一瞬の隙を見てアンヌ隊員は逃げ出すが、偽物のダンはアンヌ隊員にウルトラガンを撃とうとする。アンヌ隊員の危機にウルトラセブンはアイスラッガーを偽物のダン目がけ投げつける。アイスラッガーが命中した偽物のダンはポインターに乗り込み逃走を図る。しかし草原まで逃げたところで追い詰められた偽物のダンはついに正体を現しゴドラ星人の姿に変わると巨大化する。追いついたウルトラセブンもゴドラ星人に対抗し巨大化、ゴドラ星人をエメリウム光線で撃退する。



そこにキリヤマ隊長とアンヌ隊員が後を追って駆けつけてくる。ウルトラセブンは再び等身大の大きさに戻ると、キリヤマ隊長から時限爆弾を受け取り宇宙へと飛んだ。



ウルトラセブンはマックス号へと潜入、3体のゴドラ星人を倒すと、船内にいたフルハシ隊員とソガ隊員、タケナカ参謀に脱出を促す。



3人が酸素ボンベを持って脱出しようとすると、そこにまたしても別のゴドラ星人が出現するが、その個体もウルトラセブンのウェッジ光線で倒された。



そしてウルトラセブンはマックス号に時限爆弾を仕掛けると、3人をロープで繋ぎ船外へ脱出した。その後マックス号は爆発、そしてキリヤマ隊長とアンヌ隊員がウルトラホーク2号で宇宙に3人を向かえに来て、3人の無事を確認した。

ずる賢いゴドラ星人に地球防衛軍やダンは翻弄されてしまいましたが、いざウルトラセブンと戦うとあっけなくゴドラ星人は倒されてしまいました。ただストーリーが濃く、ゴドラ星人も敵役としてはなかなか良いキャラクターだったので十分見応えのある回となりました。

パーツレビュー:ブレーキ四灯化キット
https://minkara.carview.co.jp/userid/343721/car/2541061/9469318/parts.aspx
Posted at 2018/10/06 18:33:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハリアー | クルマ
2018年10月05日 イイね!

♯奪われたマックススパーク【奪われたランドクルーザー】

♯奪われたマックススパーク【奪われたランドクルーザー】4ヶ月前に職場に張り出された車両盗難注意を促す張り紙と「怪盗ヒマラ」をセットで紹介しましたが、県南でランクルが相次いで5台も盗まれるという記事が出ていました。ランクルということで、十中八九転売目的なのは明らかで、日本人か中国人か知りませんが捕まえたら一生塀の中に入れといてもらいたいですね。

以前は盗みを働く宇宙人ヒマラが登場する「怪盗ヒマラ」を紹介しましたが、今回は2005年12月31日放送のウルトラマンマックス第27話「奪われたマックススパーク」を紹介します。ウルトラマンタロウのドロボンの回も考えましたが、ウルトラマンマックスは最近紹介していなかったので、ウルトラマンマックスから選びました。登場する怪獣はエレキングとピット星人で、変身アイテムを盗むというのもウルトラセブンのオマージュとなっています。ただ、ピット星人役の女が格段に美女になっているのが違う点でしょうか。平成シリーズの中ではあまり目立たないシリーズとなってしまったウルトラマンマックスですが、レギュラーであるミズキ隊員役の長谷部瞳をはじめ、今回のピット星人や長澤奈央が演じたゼットン星人など、女性キャストは平成シリーズに限らず、歴代ウルトラシリーズの中でも確実にトップクラスの美女揃いとなっています。今回ももちろんその辺を重点的に切り取った場面とともにストーリー紹介をしていきます。



夜のアパートで男が暴れていると通報が入り、警察が現場に駆けつけた。警察が部屋に入ると男が室内で倒れていて、そのすぐ横にはエレキングの幼体がいた。男はUDFのベースタイタン基地へと運ばれ検査されていた。



一方DASHに科学解析ルームのイトイガワ技官からエレキングの幼体は人工的に作られたものだとヒジカタ隊長に報告した。エリーもエレキングの角から出る微弱な電波が都内数ヶ所から検知されていると報告する。DASHは都内へと調査に出動した。



カイトとミズキ隊員はダッシュアルファで地上から捜索するが、なかなか電波の発信源を捉えることができずにいた。途方に暮れるカイトに、ミズキ隊員はなぜDASHに入りたいと思ったのと尋ねる。カイトはやり甲斐のある仕事だと思えたからと答え、ミズキ隊員に逆になぜ入隊したのかと聞き返した。ミズキ隊員は、入隊前に既にUDFのパイロットとして活動していたので、DASHに入るのは当然だと思っていたと答え、思い上がりだと自虐した。



その時2人のダッシュパッドが突然反応を見せる。それはエレキングの電波反応だった。カイトとミズキ隊員はその電波の発信源と思われる建物に入っていく。すると不気味な部屋に辿り着き、そこでエレキングの幼体を発見する。しかしミズキ隊員はその幼体を手にした途端倒れてしまう。



そしてカイトの前に2人の女が現れる。女はピット星人だった。女はウルトラマンマックスであるカイトに地球から立ち去るよう宣告する。



カイトは2人の女に殴りかかろうとするが、逆に圧倒されてしまう。そしてカイトが抵抗できなくなったのを見た女はカイトの内ポケットから変身アイテムであるマックススパークを強奪し、立ち去ってしまった。



上空ではダッシュバード2号で調査をしていたコバ隊員とショーン隊員の目の前に謎の宇宙船が一瞬姿を現した。その後ミズキ隊員はベースタイタンに運びこまれた。そしてミズキ隊員の収容された部屋でイトイガワ技官は幼体エレキングの解析をしていた。イトイガワ技官はヒジカタ隊長にエレキングの角は一定の周波数の電波を吸収していたが、それが人間の脳波と極めて似ていると伝えた。さらにエレキングは人間の脳波を狙っている可能性があると告げるが、その時、横で眠っていたミズキ隊員が暴れ出し、イトイガワ技官が襲われてしまう。カイトは急いでイトイガワ技官とミズキ隊員のいる部屋へと向かう。しかしそこにはイトイガワ技官だけが倒れていて、ミズキ隊員は幼体エレキングを持ってダッシュドゥカで基地の外へと脱出した後だった。カイトは急いでダッシュアルファでそのあとを追うが、街に巨大化した別のエレキングが出現してしまう。



ヒジカタ隊長はエリーを基地に残し、コバ隊員とショーン隊員とともに出撃、エレキングに攻撃を開始する。その頃ミズキ隊員は幼体のエレキングを持ったまま立ちつくしていた。それを発見したカイトがミズキ隊員に近づこうとすると、幼体のエレキングは突然口からプラズマを吐きカイトを攻撃する。



巨大化したエレキングはコバ隊員とショーン隊員の攻撃で角を1本折られてしまうが、突然上空からピット星人の宇宙船で反撃されたコバ隊員のダッシュバードは撃墜されてしまう。さらに別のエリアにもう1体のエレキングが出現。ヒジカタ隊長はその別のエレキングを撃退するため、そのエレキングの元へと急行する。カイトはミズキ隊員から幼体のエレキングを奪い取るが、その幼体のエレキングの電流攻撃を受けてしまう。



幼体のエレキングから解放されたミズキ隊員は我に返り、襲われているカイトを助けようとするが、カイトはミズキ隊員に入隊テストに合格した立派な隊員だと諭し、やるべきことは他にあるだろうと告げる。カイトの熱いメッセージを受けたミズキ隊員は目の前で幼体エレキングと戦うカイトを残し、エレキングへと立ち向かっていった。



カイトも幼体エレキングを撃退、ダッシュアルファを飛行モードに切り替えマックススパークを奪い返すべく宇宙船へと飛んでいく。



巨大化したエレキングはショーン隊員に合流したミズキ隊員の活躍で撃退された。カイトはダッシュアルファから飛び降り宇宙船内に潜入、宇宙船内で女2人を発見する。すると2人の女はついにピット星人に変身し正体を現した。



カイトは格闘の末、ダッシュライザーで2体のピット星人を撃退、マックススパークを取り戻すとウルトラマンマックスへと変身した。そして宇宙船の光弾を受け墜落しかけたミズキ隊員のダッシュバードを救うと、残る1体のエレキングに挑む。エレキングは口から電子ビームを吐きウルトラマンマックスに攻撃を仕掛けるが、全て跳ね返されてしまい、その後も圧倒的な強さを見せつけられてしまう。



そして宇宙まで投げ飛ばされたエレキングはウルトラマンマックスのマクシウムソード分身シュートを受け粉々になった。



その後、元の姿に戻ったカイトは、ミズキ隊員のもとへ駆け寄っていった。



青い間接照明の宇宙船内で2体の宇宙人と戦うシーンは、ウルトラマンティガの「花」に登場するマノン星人の宇宙船内を思い起こさせる画でした。それからフロントグリルを見れば一目瞭然ですが、ダッシュアルファはその名の通り、アルファロメオのアルファロメオGTがベースになっています。
Posted at 2018/10/05 20:06:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | クルマ

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