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Agent ジンのブログ一覧

2019年04月30日 イイね!

♯花(再投稿)【花と平成の愛車たち】

♯花(再投稿)【花と平成の愛車たち】 今日で平成が終わりということで、平成で乗り継いできた車を桜の写真とともに少しだけ載せようと思います。普通免許取得が平成17年、そこから半年ほど乗ったのがおさがりのテリオスキッド。軽自動車ながら歴代ワーストの燃費でしたがその分力強さもあった車でした。



そして平成18年に買った自分で買った初の車がラクティス。この頃は今のようなコダワリは無く、パッソと乗り比べて最終的にラクティスを選びました。自分で買った初の車でしたが、それ以降の車の存在感が強すぎて結局それほど思い入れがある車とはなりませんでした。最初の車選びでしたのでそんなもんでしょう。



平成19年、仕事帰りにラクティスをぶつけられ想定外の買い替えとなります。この時は急遽でしたので試乗を少しだけして色とデザインと直感でデミオを購入。そして直後にみんカラをはじめました。ここから車に対する考えがガラリと変わったターニングポイントでした。総走行距離は約8万4千キロでこれは歴代所有車の中でも一番走りました。



デミオで色々車の弄り方や知識を得て平成22年にインサイトを購入。長距離通勤ということもあり、とりあえず燃費重視で選んだ1台。燃費は歴代所有車の中では今でもトップですが、走りに関しては不満がないといえば嘘になる車でした。



そして平成23年の年明け早々、シルクブレイズのエアロをまとったCR-Zを偶然目にし、即買い替え前提で試乗、教習所以来6年ぶりのMT車を買うことを決めたものの、東日本大震災と年次改良のタイミングが重なり契約すらできない状態になってしまいました。結局買い替えを決めてから約8ヶ月待ってようやく納車になりました。リアのデザインは未だにこの車が自分の中では№1です。



インサイトからCR-Zになり走りはある程度改善されましたが、それでももう少し余裕が欲しいと思い始めた時に候補に上がったのがディーゼルでMT設定があるアテンザでした。紆余曲折あって平成25年に埼玉のディーラーで購入することになりました。数字だけの燃費はインサイトよりは見劣りしますが、軽油ということで燃料代だけの維持費はインサイトと同等かそれ以上でした。外観、走り、燃費のトータルバランスはこの車が平成所有の車では№1です。それもあって、この車は歴代最長の4年3ヶ月所有し、初めて車検も通した1台になりました。総走行距離も約8万3千キロでデミオに次いで2番目に距離を乗った車でした。



前期型ということもあり内装には多少不満があったアテンザですが、それ以外は満足していた車で、もう少し乗ってもいいかとも思ってはいましたが、リセールと社外品の耐久性を考慮し売却するにはこれが最後のタイミングだと思い立ち乗り換えることにしたのが平成29年の秋。しかしこれまでのように即決できるほど惹かれる車は無く、それなら次回欲しい車が現れた時に予算的に買える可能性を少しでも高めておきたと思い選んだのがハリアー。さすがにハイエースやランクル、アルファードは個人的に選ぶ理由が何一つ無いので、ハリアー一択となりました。予算の問題もあったので、ディーラーを渡り歩き登録、納車になったのは平成30年、そして平成の最後と令和はハリアーで迎えることとなりました。ハリアーは1年限定というプランもありましたが、現時点で買い替えにまで踏み切るような車は無く、新しい時代も当分はハリアーでいくことになりました。



ストーリー紹介は桜ということで、昨年の桜の写真の時にも紹介した1997年5月17日放送のウルトラマンティガ第37話「花」を再投稿します。平成シリーズの中でも個人的に最高傑作と評価しているウルトラマンティガの数少ない実相寺昭雄監督による作品です。実相寺マジックをいたるところで見ることができる作品になっています。それではストーリー紹介です。



怪獣がしばらく出現しておらず平和ボケするGUTSの隊員たち。最後に出動したのは1ヶ月以上前の宇宙船目撃情報だった。平和な日々が続く中、その期間を利用してGUTSは本部の機器のメンテナンスをおこなっていた。



その様子をイルマ隊長とサワイ総監が見守っていた。サワイ総監はイルマ隊長に平和な時の士気の持続が大変だが期待していると告げ、たまには気晴らしに隊員たちとお花見に行ったらどうだと提案した。



そしてお花見をすることになった隊員たちだったが、本部を空けることはできないため、誰か残る隊員が必要だという話になった。ヤズミ隊員が自ら残ると提案するも、イルマ隊長は公平にくじ引きにすると決めた。トランプでくじ引きをする隊員たち。ハズレを引いたのはダイゴだった。



落胆するダイゴを残し、イルマ隊長と隊員たちはお花見に出かけた。お酒の飲めないムナカタ副隊長は牛乳で、それ以外の隊員たちは花見酒を楽しんでいた。すぐ横では着物を着た2人の女性が野点をしていた。



酔いの回ったシンジョウ隊員が女性に声を掛けようとするが、ムナカタ副隊長に止められてしまう。その頃GUTS本部ではダイゴが一人だということを心配して情報局のニカイドウがやってきた。お花見の席では隊員たちが酔ってふざけていた。そんな中、ヤズミ隊員が定時報告の時間だと気付き、GUTS本部と通信しようとするが電波障害で通信不能になってしまった。本部でもダイゴとニカイドウがそれに気付き、1ヶ月以上前に宇宙船が出現した時と同じ波形を観測していた。



ここでイルマ隊長が上の梶井基次郎のエピソードを話す。

イルマ隊長:「桜がどうして美しいか。それは桜の樹の下に死体が埋まっているから。桜が美しいのは人の血や肉を養分として吸い取っているから」
ムナカタ副隊長:「梶井基次郎ですね。」




そんな会話をしていると、横で野点をしていた若い女性が苦しみ出す。それに気付いたGUTSが駆け寄る。ムナカタ副隊長が病院に連れて行こうとすると、イルマ隊長は自分が搬送すると言い、残りの隊員はお花見を楽しむよう指示した。イルマ隊長は若い女性を担ぎ、もう1人の女性が付き添いで同行した。



しかし途中でイルマ隊長は担ぐのに疲れ足元がおぼつかなくなってしまう。すると女性2人の影の形が変化。マノン星人だった女性が正体を現し、イルマ隊長を襲う。



隊員たちは戻ってお花見を続けていたが、レナ隊員が野点のセットがなくなっていることに気付く。



そして上空にはダイゴが乗るガッツウイングが。そして電波障害と異常波形のことをレナ隊員に伝えると、レナ隊員はイルマ隊長の危機を察知する。しかしイルマ隊長は既にマノン星人の宇宙船に捕らわれていた。そしてマノン星人は自分たちの星が滅びようとしているため、地球に移住する計画を立てたがGUTSが邪魔な存在だと気付き、まずは手始めに隊長を捕まえたとイルマ隊長に宣告した。



そして宇宙船が動き出す。ガッツウイングのダイゴはそれを見つけ追跡する。するとマノン星人はTPCの通信を使いダイゴにイルマ隊長を人質に執っていると告げ、ガッツウイングを撃墜、ダイゴは墜落寸前でウルトラマンティガに変身し宇宙船へと乗り込む。そしてイルマ隊長を拘束していたマノン星人の1体をハンドスラッシュで撃退。その隙にもう1体のマノン星人は逃亡。



ウルトラマンティガはイルマ隊長を救出し、瞬間移動で外へと避難する。すると逃げたもう1体のマノン星人が巨大化、ウルトラマンティガに挑んできた。



そしてウルトラマンティガと互角に戦い、さらに瞬間移動でウルトラマンティガを翻弄する。



苦戦するウルトラマンティガのカラータイマーが鳴り始める。



マノン星人はウルトラマンティガを苦しめ、手から破壊光弾を発射しとどめを刺そうとするが、それをウルトラシールドで跳ね返され、それが自らの顔面に直撃。ダメージを受けたところをすかさずゼペリオン光線を受け倒された。最後はお花見にダイゴも合流して楽しい夜を過ごしたGUTSの隊員たちだった。



軽自動車もハイブリッドもクリーンディーゼルも普通のガソリン車も買い、ボディタイプではセダンにハッチバックにSUVと色々乗ることができました。今後はどのようなカーライフになっていくのでしょうか。次の時代は車選びに迷うくらい楽しくて魅力ある車をたくさん出してほしいですね。

フォトギャラリー:HARRIER写真集~桜とハリアー平成31年ver.編~
https://minkara.carview.co.jp/userid/343721/car/2541061/4837352/photo.aspx
Posted at 2019/04/30 18:13:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハリアー | クルマ
2019年04月29日 イイね!

♯群青の光と影【天国の青と人混み】

♯群青の光と影【天国の青と人混み】 先日ひたち海浜公園に行ってきました。今年はネモフィラの開花が早く、ゴールデンウィークでは混むだろうということで、少し早めに行ってきました。満開直前のタイミングでしたが、今年も素晴らしい景色でした。ひたち海浜公園や足利フラワーパークはこの時期定番の観光スポットですが、年々外国人の割合が増えていると感じます。ネモフィラも藤もSNSで写真映えするので外国人に人気になるのもうなずけます。

今日は「天国の青」とも称されるひたち海浜公園のネモフィラにあわせて、青いウルトラマンが主役になった回を紹介します。その回は2006年12月2日に放送されたウルトラマンメビウスの第35話「群青の光と影」です。M78星雲出身から来たウルトラマンとしては初の青いウルトラマン、ウルトラマンヒカリが主役のストーリーです。まだ完全に青いウルトラマンに対し完全に信頼していない地球人の前に、突如偽物の青いウルトラマンが現れ街を破壊していきます。犯人はかつてウルトラマンレオ第39話「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟」でウルトラマンレオの弟アストラに化けてM78星雲と地球を滅ぼそうとしたババルウ星人。今回も巧みにウルトラマンになりすまし悪事を働きますが、最後はウルトラマンヒカリによってその正体を暴かれ倒されました。それではストーリーを紹介していきます。



ある日の夜、街に突然青いウルトラマンであるハンターナイトツルギが現れる。あろうことかハンターナイトツルギは街を破壊しはじめる。



ミライはGUYSの隊員たちに暴れるハンターナイトツルギは本物では無いと説明し、ハンターナイトツルギの正体を突き止めるためウルトラマンメビウスに変身する。しかしハンターナイトツルギはナイトビームブレードでウルトラマンメビウスを切りつけるとその場から姿をくらましてしまった。



基地へと戻ったミライは再びハンターナイトツルギが偽物であることを主張する。しかしニュースや新聞ではハンターナイトツルギを侵略者だと書き立て、世間も青いウルトラマンに対し不信感を抱き始めていた。



その頃、青いウルトラマンであるウルトラマンヒカリは、偽物のハンターナイトツルギを追って誰にも気付かれないよう密かに地球へと降り立った。そしてウルトラマンヒカリは偽物の正体であるババルウ星人を追い詰める。



するとババルウ星人はニセのハンターナイトツルギの姿になり巨大化、ウルトラマンヒカリも巨大化するが、ニセのハンターナイトツルギのナイトシュートを受け、ひるんだ隙にニセのハンターナイトツルギに逃げられてしまう。取り残されたウルトラマンヒカリを目にした街の人たちはウルトラマンヒカリを見て侵略者だと騒ぎ逃げていってしまう。ウルトラマンヒカリは変身を解きセリザワ元隊長の姿へと変わるとそこにミライとリュウ隊員が駆けつける。セリザワ元隊長はミライとリュウ隊員とともにGUYSの基地を訪れ、隊員たちに事情を説明した。セリザワ元隊長によると、ウルトラマンヒカリである自分が地球へ向かう途中、ババルウ星人と出くわし一戦を交え、その時ババルウ星人に深手を負わせた。しかしそれが原因でババルウ星人はウルトラマンヒカリを憎み、地球でのウルトラマンヒカリの信用を失墜させるため、ウルトラマンヒカリの以前の姿であるハンターナイトツルギに化け街を破壊していたのだった。事情の説明を終えたところにトリヤマ補佐官とマル秘書がやってくるとセリザワ元隊長は自分がウルトラマンヒカリだとトリヤマ補佐官に告げる。



最初は自分を馬鹿にし騙そうとしているだけだと思っていたトリヤマ補佐官だったが、次第に状況を把握し、そのことをミサキ総監代行に伝える。それによってセリザワ元隊長は街を破壊した青いウルトラマンという容疑をかけられGUYS総本部によって拘留されてしまう。



ミライはテレパシーを使いウルトラマンヒカリであるセリザワ元隊長に話しかける。そして以前ウルトラマンヒカリが地球を去る際に受け取ったナイトブレスをウルトラマンヒカリに返し、また一緒に戦おうと呼びかける。しかしウルトラマンヒカリは今の状況で自分がまた変身すれば余計に信頼を失ってしまうとそれを断った。ウルトラマンヒカリは信頼を失ってしまえば、将来自分と同じ青いウルトラマンが地球に来た時、その青いウルトラマンにも迷惑をかけてしまうと考えていた。



そんな中、またしても街にハンターナイトツルギが現れ街を壊し始める。



セリザワ元隊長の拘束中にハンターナイトツルギが出現したことで、街を壊しているハンターナイトツルギが偽物であるということが判明、ミサキ総監代行はセリザワ元隊長を解放する。GUYS総本部はセリザワ元隊長を拘束して、その間にハンターナイトツルギが街に現れればそれが偽物であるという証拠が得られるため、そのためにセリザワ元隊長を拘束していたのだった。



そうとは知らずハンターナイトツルギに化けたババルウ星人は街をどんどん破壊していく。解放されたセリザワ元隊長はリュウ隊員とともにニセのハンターナイトツルギの元へと急行する。そしてセリザワ元隊長はウルトラマンヒカリに変身しニセのハンターナイトツルギに立ち向かう。





青いウルトラマン同士の戦いを目の当たりにした街の人々は困惑するが、ニセのハンターナイトツルギが放ったナイトシュートがビルを破壊、それを見た街の人たちは恐怖心を感じ始める。それに気付いたニセのハンターナイトツルギは街の人に対してもナイトシュートを放つが、間一髪ウルトラマンヒカリが身を呈してナイトシュートから街の人たちを守った。



ナイトシュートでダメージを受けたウルトラマンヒカリはカラータイマーが鳴りはじめピンチに陥るが、リュウ隊員の声を受け再び立ち上がると、ブレードショットをニセのハンターナイトツルギに放つ。ブレードショットでダメージを受けたニセのハンターナイトツルギは化けの皮が剥がれ、ついにババルウ星人の姿へと変貌した。それを見た街の人たちもハンターナイトツルギが偽物だったことに気付く。



ウルトラマンヒカリはナイトビームブレードでけりを付けようとするが、ババルウ星人も抵抗、ウルトラマンヒカリをはね除ける。それを見たミライはウルトラマンメビウスに変身しようとするが、ウルトラマンヒカリはこの戦いは自分一人で決着をつけると言ってミライを制止した。そして自らアーブギアを召喚、ハンターナイトツルギへと姿を変えるとババルウ星人を圧倒、最後はナイトシュートでババルウ星人を撃破した。



街の人たちも青いウルトラマンの勝利に歓喜した。その後、ウルトラマンヒカリはセリザワ元隊長の姿へと戻ると、地球に危機が迫っているとGUYSの隊員たちに告げ、その調査のため宇宙へと帰って行った。



ブルー族と呼ばれるM78星雲出身の青いウルトラマンはかなり昔から存在こそ設定されていましたが、ウルトラマンメビウス放送まで1度も登場することはありませんでした。個人的にはもっと早く登場してもいいくらいでしたが・・・。試行錯誤が続いた平成ウルトラマンシリーズですが、やはり原点回帰したウルトラマンメビウスの功績は大きいですね。
Posted at 2019/04/29 19:57:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 遊び | 旅行/地域
2019年04月27日 イイね!

♯闇にさようなら【純正にさようなら】

♯闇にさようなら【純正にさようなら】 ルームランプの整備手帳が全てアップ完了したので、今日は使用したルームランプのパーツレビューをアップしました。ムーンルーフ車に対応したものであれば何でも良かったのですが、フロントのLED基板が直挿しのタイプだと改造には不向きだったので、基板からプラスとマイナスのコードが出ている製品を選びました。ただ、コード付きのものがあまり無く、結局面発光タイプのなかなか良いやつを購入することになりました。面発光タイプで価格もそれなりに良いものだったので、品質は良く、明るさも十分満足できるものでした。ただ、ルームランプユニットに対してピッタリサイズの設計のため、コード処理の関係で、リアのユニットはレンズがなかなか元に戻らず、かなり強引に戻すような感じになりました。何はともあれ、結果的に装着できたので良しとしましょう。

ストーリー紹介は暗かった純正LEDからサヨナラできたということで、「闇にさようなら」というタイトルのタイトルのウルトラマンティガ第47話を紹介することにします。1997年7月26日に放送されたこの「闇にさようなら」は序盤で放送された「闇へのレクイエム」の続編的ストーリーで、「サ・ヨ・ナ・ラ地球」、「霧が来る」とも繋がる話となっています。それらの完結編とも言えるストーリーで、タイトルは闇であるエボリュウ細胞やそれを悪用しようとする人間の悪しき心にさようならという意味が込められています。人間によって作り出された異形進化怪獣メタモルガは憎しみによって凶暴化、ウルトラマンティガをも窮地に追い込みますが、最後は過去にエボリュウ細胞によって命を落としたサナダリョウスケが起こした奇跡とウルトラマンティガによって葬られました。それではそのストーリーを紹介していきます。



ホリイ隊員は恋人で宇宙開発局の職員であるミチルとお好み焼き屋でデートをしていた。ミチルがお好み焼き屋ではムードが足りないなどと不満を漏らしていると突然店内が停電してしまう。



GUTSはS1地区に異常な放電現象を捉えた。ホリイ隊員はムナカタ副隊長とダイゴ隊員と合流、ミチルを置いて調査へと行ってしまう。ムナカタ副隊長たちは調査のため発電所を訪れた。そこでは作業員が地下ケーブルをかじり電気を食べる猿のような怪物を目撃していた。ムナカタ副隊長たちは本部へと戻り他の隊員たちと協議するも、電気を食べる猿などいるわけないと話しがまとまらずにいたが、ホリイ隊員だけは引っ掛かる部分があった。



その頃イルマ隊長はナハラ参謀に呼ばれ参謀室に行っていた。そこでイルマ隊長は宇宙開発局でかつてジニアスプロジェクトという計画が推進されていたという話しを聞かされる。それは非常に危険な宇宙細胞であるエボリュウ細胞を使って宇宙飛行士の肉体を飛躍的に高めようとする実験計画だった。しかし以前にホリイ隊員の親友であるサナダリョウスケがエボリュウ細胞に手を出し怪獣化して命を落とした一件から、ジニアスプロジェクトは中止となりエボリュウ細胞は全て処理されたことになっていたが、実際はジニアスプロジェクトにより生物実験が進められ猿にエボリュウ細胞が移植されていた。



宇宙開発局の職員たちはその猿は長く生きられないと分析していたが、猿は生き延びるため自己進化を続け凶暴な怪獣、異形進化怪獣メタモルガとなってしまった。メタモルガは夜の発電所に出現すると、またしてもケーブルを食いちぎり電気を吸収しはじめる。そこにガッツウイングEX-Jでムナカタ副隊長とシンジョウ隊員とダイゴが駆けつけメタモルガを攻撃する。GUTSの攻撃を受けたメタモルガは「人間め、消えちまえ」と不気味な声を上げながら姿を消した。



その後、事情を報告するためGUTS本部に宇宙開発局の職員2人が呼び出された。ホリイ隊員はメタモルガが生き延びるために自己進化したと予測するが、宇宙開発局職員はメタモルガに感情などあるわけもなく、自己進化することなどあり得ないとホリイ隊員を鼻で笑うかのように否定する。ホリイ隊員は激怒し、「おたくらの間違いは生命という未知の領域に懲りもせず、無防備に踏み込んだことなんです」と言葉を返す。しかしホリイ隊員はイルマ隊長に宇宙開発局と協力してメタモルガの対策を検討するのが役目だと言われしまう。それでもまだ納得のいかないホリイ隊員は、例えメタモルガを倒してもまた人間は同じ過ちを繰り返すと反論するが、その人間を守るのもGUTSの仕事だと咎められてしまう。



イルマ隊長からの指示でホリイ隊員は宇宙開発局を訪れる。するとそこにミチルが現れ、途中で終わってしまったデートの埋め合わせに来てくれたのかとホリイ隊員に言うが、ホリイ隊員は仕事だと告げ去って行く。ホリイ隊員が宇宙開発局の中で資料を閲覧していると、そこにサヤカが現れる。サヤカはホリイ隊員とサナダリョウスケの親友で、宇宙開発局の職員でもあった。久しぶりの再開を果たしたホリイ隊員とサヤカはお茶をしながらリョウスケの話しをしていたが、その一部始終を目撃したミチルは複雑な感情を抱いてしまう。



その夜、ホリイ隊員は本部で生前のリョウスケのビデオを見て、リョウスケを思い出していた。そこにダイゴが現れ浮かない表情のホリイ隊員に「人間って確かに同じ過ちを繰り返します、でも素晴らしい所もたくさん持ってる。例えば思いやりの気持ちとか。うまく言えないけど、自分が人間であることに後悔したくないんです。」とホリイ隊員を励ました。



その後、宇宙開発局近くにメタモルガが出現、宇宙開発局の高純度エネルギーを狙って進行を開始した。



ホリイ隊員は対メタモルガのために進化促進剤を開発、それを持って宇宙開発局へ急いだ。宇宙開発局では職員たちが避難を始めていたが、サヤカは何故か建物の中へと逆走する。それを目撃したミチルもサヤカを追う。サヤカはエボリュウ細胞実験の致命的欠陥を証明するデータを持ち出そうとしていた。そして駆けつけたミチルにも一緒に手伝うようお願いした。しかしメタモルガは宇宙開発局に到達、暴れ狂うメタモルガによってサヤカとミチルはデータの置いてある部屋に閉じ込められてしまう。



駆けつけたガッツウイングの液体窒素弾によってメタモルガは一時的に冷凍されシンジョウ隊員が進化促進剤を撃ち込むが、メタモルガには効果がなく、再び暴れ出してしまう。一方宇宙開発局の中に閉じ込められていたサヤカとミチルを助け出そうとホリイ隊員とダイゴが部屋の前まで辿り着く。しかしホリイ隊員はサヤカとミチルは自分が助けるからメタモルガを止めて欲しいとダイゴにお願いし、ダイゴを外へと向かわせる。ダイゴは建物の外へと出るとウルトラマンティガに変身し、メタモルガを止めようとする。ホリイ隊員はサヤカとミチルのいる部屋の扉をこじ開けることに成功するが、ウルトラマンティガはメタモルガのスピードとパワーに苦戦、それにより宇宙開発局の建物がどんどん壊されていく。ウルトラマンティガはセルチェンジビームでメタモルガを大人しくさせようとするが、メタモルガはそのセルチェンジビームをも吸収しさらに凶暴化してしまう。



宇宙開発局の中ではミチルが崩れた瓦礫の下敷きになってしまう。それでもホリイ隊員は諦めずミチルを救出、燃えさかる建物から脱出しようとする。しかし暴れるメタモルガによって再び天井が崩落、今度はホリイ隊員もそれにより負傷してしまう。



そしてメタモルガによって押し倒されたウルトラマンティガが宇宙開発局の建物に倒れ込む寸前、突然メタモルガの動きが止まる。それはかつてエボリュウとなってしまったサナダリョウスケがホリイ隊員やサヤカを救うためにエボリュウの幻となって現れ、メタモルガの動きを封じたためだった。



ウルトラマンティガはその隙にメタモルガから離れると、スカイタイプにタイプチェンジしティガフリーザーでメタモルガを凍りづけにし宇宙へと運んだ。そして大量のエネルギーを吸収していたメタモルガは宇宙でエネルギーの限界を向かえ大爆発した。



その後サヤカはエボリュウ細胞実験の欠陥を証明するデータを公表、それによって実験は完全に中止された。サヤカはそのことをホリイ隊員に報告した。



そしてサヤカはホリイ隊員に「確かに誰の心にも闇はある。でも、光だってある。今なら信じられるきがするの。最後まで諦めずに頑張れたら、人はきっと明るい未来をつくることができる。それに素晴らしい命だって。大切なものから目を背けなければきっと。」と告げた。その後ホリイ隊員はミチルと結婚することとなった。



最終クールに猿をモチーフにした怪獣を登場させたこの回は個人的にはウルトラセブンを思い起こします。ウルトラセブンでも後半の44話で「恐怖の猿人」という猿をモチーフにしたゴーロン星人が登場しました。どちらも醜い風貌というのも共通しています。

パーツレビュー:COB面発光LEDルームランプ
https://minkara.carview.co.jp/userid/343721/car/2541061/9846483/parts.aspx
Posted at 2019/04/27 19:14:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハリアー | クルマ
2019年04月18日 イイね!

♯忘れられない場所/復活の聖剣【忘れられない花】

♯忘れられない場所/復活の聖剣【忘れられない花】 先日ヒスイカズラを見てきました。ヒスイカズラは14年前にお隣群馬県で一度だけ目にしたことがありましたが、その時の印象が忘れられず、もう一度見てみたいと思い、とちぎ花センターに立ち寄ってみました。ヒスイカズラとは久々の対面でしたが、やはり以前見た時と変わらず吸い込まれるような青緑色の花を咲かせていました。車好きにはプロジェクトミューの色と言えばわかりやすいでしょうか。そんなヒスイカズラの花言葉は「私を忘れないで」だそうですが、この花は確かに一度見たら忘れられないオーラがあります。春にしか見られない花ですので、気になる方はヒスイカズラのある植物園等でご覧ください。

忘れられないもの、人、場所。人ぞれぞれ忘れられないものはあると思いますが、今日はクレナイガイの忘れられない場所が描かれた回、2016年10月22日放送のウルトラマンオーブ第16話「忘れられない場所」と翌週10月29日放送の続編第17話「復活の聖剣」を紹介します。ガイは100年前にルサールカの地でマガゼットンを倒した際、爆風に巻き込んでしまい大切な人を行方不明にさせてしまいます。それ以来ガイは本来の姿オーブオリジンに変身できなくなってしまい、2人のウルトラマンの力を借りて変身することになってしまいます。しかしこの16話と17話で転機が訪れます。ナオミの言葉を受け、闇の力であるウルトラマンベリアルの力を制御することに成功したウルトラマンオーブはついに覚醒、ついに本来の姿オーブオリジンへとフュージョンアップします。詳しいストーリーは以下で紹介していきます。



ギャラクトロンに取り込まれてしまったナオミはウルトラマンオーブによって何とか一命は取り止めたものの、闇の力であるウルトラマンベリアルのカードでサンダーブレスターとなったウルトラマンオーブの荒々しい戦い方によって負傷、入院する事態となってしまう。ナオミの見舞いに来たジェッタとシンはナオミにかつてルサールカで起きた謎の大爆発の映像を見せる。



シンはギャラクトロンの大爆発を見て、かつてのルサールカでもウルトラマンのような救世主がいて、怪獣と戦っていたのではないかと仮説を立てていた。ナオミにはルサールカという地名に聞き覚えがあった。その時病室にナオミの母とナオミの叔父である渋川一徹が入ってくる。ナオミの母によると、ナオミの曾祖母がルサールカの出身であり、そのためにナオミはルサールカという地名に聞き覚えがあるということだった。ナオミの母はSSPの事務所からマトリョーシカを病室に持ち込んだ。そのマトリョーシカは曾祖母から代々受け継がれてきたお守りだった。



その頃病院の周辺ではウルトラマンオーブによって負傷させられたナオミからウルトラマンオーブを批判するコメントを引き出そうと多くのマスコミが駆けつけていた。しかしナオミは自身がギャラクトロンに意識を乗っ取られていたのと同じで、ウルトラマンオーブも何者かに支配されていたのではないかと同情していた。世論はウルトラマンオーブを許さないという声が高まっていて、今後はビートル隊もウルトラマンオーブを攻撃する可能性があると語る渋川一徹に対し、ナオミの母は今までのウルトラマンオーブに対する恩を忘れないナオミを褒めた。しかしナオミの母はガイのことだけは忘れろと余計な一言を言ってしまい、ナオミを怒らせてしまう。ナオミの母やジェッタたちは憤慨したナオミに病室から追い出されてしまった。



その頃、ガイはルサールカの森を彷徨っていた。ガイは108年前、ウルトラマンオーブとしてマガゼットンと戦った際、近くにいた少女ナターシャを自身の光線による爆風に巻き込んでしまったことを思い出していた。





そこに突如ジャグラスジャグラーが現れる。ジャグラスジャグラーはウルトラマンベリアルの力を手にしたサンダーブレスターの姿こそガイの本当の姿だと罵る。



そしてジャグラスジャグラーの真の姿へと変貌を遂げるとガイを攻撃、ダークリングにゼットンとパンドンの怪獣カードをセットし自ら合体魔王獣ゼッパンドンへとフュージョンアップする。








ガイはウルトラマンとウルトラマンティガのカードでウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンへとフュージョンアップしてゼッパンドンに挑むが、ゼッパンドンはウルトラマンオーブのスペリオン光輪を噛み砕き、スペリオン光線もゼッパンドンシールドで防いでしまう。





光線技が効かないゼッパンドンに対してウルトラマンオーブはハリケーンスラッシュにフュージョンアップしオーブスラッガーランスでビッグバンスラストを発動させるが、そのオーブスラッガーランスもゼッパンドンの体内に吸収されてしまう。



ゼッパンドンの光線を受け、窮地に追い込まれたウルトラマンオーブはサンダーブレスターにフュージョンアップしようとするが、ギャラクトロンの一件が脳裏によぎったガイの意思でバーンマイトへとフュージョンアップする。しかしバーンマイトの打撃技もゼッパンドンには一切せず、ウルトラマンオーブは捨て身のストビュームダイナマイトでゼッパンドンとともに自爆を計るが、ゼッパンドンはその攻撃をも耐え凌ぎ、ついにウルトラマンオーブは姿を消してしまう。





ウルトラマンオーブから元の姿に戻ったガイは森の中でナオミの幻から真っ白のカードを受け取る夢を見る。



そして翌週の「復活の聖剣」へと続く。



ゼッパンドンの前に力尽きたウルトラマンオーブ。そしてウルトラマンオーブとともに消えてしまったガイ。ジャグラスジャグラーは消えてしまったガイを探しさらに追い詰めようと次の作戦に出る。それはナオミの命を狙うことだった。ジャグラスジャグラーは医師に扮してナオミの病室に侵入、ナオミに迫る。



ジャグラスジャグラーは蛇心剣を振り回し、お守りのマトリョーシカを真っ二つにすると本性を現し夢幻魔神ジャグラスジャグラーとなる。そしてナオミに蛇心剣を振りかざすと、その瞬間、ガイがナオミを助けに現れる。ガイはナオミを救出し、ナオミとともに病室から脱出した。



その後、ガイは自分のせいでナオミを巻き込んでしまったことを詫び、マトリョーシカが一番中心の1個だけになってしまったことを悔やんだ。しかしナオミは最後の中心の1個には希望が残されていると話した。



一方ビートル隊は次にウルトラマンオーブが現れたらウルトラマンオーブに対し攻撃することを決定した。



そんな状況でもナオミはまだウルトラマンオーブを信じているとガイに告げる。



そしてナオミはガイしか知らないはずのオーブニカのメロディを口ずさみ始める。するとガイが持っていた最後のマトリョーシカが割れ、中からルサールカにいた時のガイと少女ナターシャの写真が出てきた。



ナターシャはルサールカの大爆発から奇跡的に生還し、日本に渡り、子孫を繋いでいた。ナオミはナターシャの子孫で、ナターシャは子孫代々オーブニカのメロディを語り継いでいたのだった。ガイはマトリョーシカからナターシャの写真が出てきたことでそのことに気付いた。そしてガイは今度ウルトラマンオーブが現れたらオーブニカのメロディを歌ってほしいとナオミにお願いする。そこに合体魔王獣ゼッパンドンが出現、ガイはオーブニカをナオミに手渡し、必ず帰ってくると約束しゼッパンドンに向かって走っていく。



そして禁断のウルトラマンベリアルのカードを手にすると、ウルトラマンオーブサンダーブレスターにフュージョンアップした。





強大な闇の力をまとったウルトラマンオーブは荒々しいスタイルでゼッパンドンに挑むが、ゼットシウム光線をゼッパンドンシールドで防がれ、逆にゼッパンドンの光線を浴びてしまう。





そこにナオミが駆けつけ、さらにナオミを探しに来たジェッタとシンも現れる。ナオミはどんな姿でもウルトラマンオーブを信じると叫ぶ。そこにビートル隊が駆けつけウルトラマンオーブに対し攻撃を開始する。さらにゼッパンドンも光線を発射、その爆風がナオミたちを襲うが、ナオミの言葉で闇の力を制御することに成功したサンダーブレスターのウルトラマンオーブはその爆風からナオミたちを守った。そしてナオミは約束通りオーブニカのメロディを歌い始める。



するとガイが持っていた真っ白なカードにウルトラマンオーブの真の姿が描かれ、ゼッパンドンの尻尾からオーブカリバーが出現する。そしてオーブカリバーはウルトラマンオーブの手に渡り、ついにウルトラマンオーブは真の姿であるオーブオリジンの姿を取り戻した。



オーブオリジンとなったウルトラマンオーブはオーブグランドカリバーでゼッパンドンのシールドを破ると、オーブスプリームカリバーでゼッパンドンを撃破した。



ゼッパンドンから元の姿に戻ったジャグラスジャグラーは地面に倒れ込み、ダークリングも失ってしまった。



ウルトラマンオーブから元に戻ったガイはナオミの元に無事戻ってきた。その後、ビートル隊もウルトラマンオーブを攻撃対象から外すことが決定した。オーブニカもナオミの手から再びガイの手に戻された。

現在のハリアーはフロントがモデリスタ、リアがエムズスピード仕様ですが、2つのエアロのオーラを借りているその様をウルトラマンオーブに見立て、HNもクレナイ☆ガイにしています。いわば現在のハリアーの仕様はウルトラマンとウルトラマンティガの力を借りて変身するスペシウムゼペリオンといったところでしょうか。オーブオリジンのようにいつしか最強の仕様になれるのでしょうか・・・。
Posted at 2019/04/18 21:54:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 遊び | 日記
2019年04月16日 イイね!

♯これがウルトラの国だ!/燃えろ!ウルトラ6兄弟【これがブラックホールだ!】

♯これがウルトラの国だ!/燃えろ!ウルトラ6兄弟【これがブラックホールだ!】先週ブラックホールの撮影に初めて成功したというニュースがありました。ブラックホールというものの存在が予測されてから100年、平成の終わりについにその姿が明らかになりました。ブラックホールが位置するのは地球から5500万光年離れた乙女座銀河のM87銀河の中心だそうです。M87という名前もいいですね。本当ならばM87星雲というのはウルトラの星の名称になるはずでしたが、脚本の印刷ミスによりM78星雲になってしまったという裏話があります。もっとも今となってはブラックホールと同じ名前にならずに済んだという意味ではM78星雲で正解だったのではないかと思いますが。

今日はブラックホールM87のニュースにあわせて、M78星雲である光の国(ウルトラの星)がピックアップされた回を紹介します。それが1973年9月14日放送ウルトラマンタロウ第24話「これがウルトラの国だ!」とその翌週9月21日に放送された第25話「燃えろ!ウルトラ6兄弟」です。それまでも光の国の存在が語られたり、一部光の国の映像が使われたりする場面はありましたが、この回ではウルトラタワーやウルトラ小学校などの施設が細かく説明され、宇宙情報センターからゾフィーのウルトラサインが発進される場面なども初めて登場しました。また、光の国の歴史や、ウルトラの父とウルトラの母のなれそめが語られたのもこの回でした。それではストーリー紹介に移ります。



その日、ヨーロッパのある国が開発した人類終末兵器と言われるトロン爆弾の実験がおこなわれた。実験の場所に選ばれたのは地球から2億㎞のムルロア星だった。その後、トロン爆弾の実験に反対していたフランスの宇宙船が宇宙で何者かによって爆破される事件が発生、そのことはZATにも知らされた。爆破される直前、宇宙船の船員が「スペースモス」という言葉を通信で残していたこともわかった。



一方、買い物をして帰る途中だったさおりに追いかけっこをしていた小学生6人が激突、さおりは買った野菜をばらまいてしまい、小学生とそこに偶然通りかかった光太郎と健一が野菜を拾ってあげていた。光太郎は6人の小学生を見て登校班だと勘違いするが、6人は岩森家の兄弟で、その人数からウルトラ六兄弟と呼ばれていた。その日は岩森家では父と母が旅行に出かけることになっていたため、六兄弟は野菜を拾うとさおりに謝り急いで家へと帰っていった。



六兄弟の父喜晴と母ヨウコは六兄弟と晩ご飯を済ませると空港へと出掛けていった。



しかし六兄弟の父と母が乗った飛行機は宇宙蛾スペースモスの大群に襲われ、さらには宇宙大怪獣ムルロアによって墜落させられてしまう。六兄弟の父と母はその事故で犠牲になってしまった。



森山隊員から犠牲者の名簿を見せられた光太郎はその名簿で岩森家の父と母の死を知る。



残された六兄弟の家には取材をしようとするマスコミが押しかけていたが、六兄弟は居留守を使い部屋にこもっていた。そして六兄弟は旅行前に母が残していった録音メッセージを泣きながら聞き返していた。



そんな中5番目の弟四郎が家を出て行ってしまう。兄弟と光太郎、健一でいなくなってしまった四郎を探すこととなった。



光太郎と健一が四郎を探していると目の前にスペースモスの群れが現れる。



それとともにムルロアも出現、口から溶解液を吐きながら周囲のものを溶かしいく。



その直後、四郎が見つかり、光太郎は六兄弟と健一を安全な場所へ逃げるように指示する。しかしその後、太陽が昇りはじめるとムルロアが苦しみはじめる。そこにZATのホエールとコンドルが到着しムルロアを攻撃するが、溶解液を浴びせられ撃墜されてしまう。光太郎はウルトラマンタロウに変身、ムルロアに立ち向かう。



ウルトラマンタロウはZATの援護を受けながらムルロアと戦うが、ムルロアは体から真っ黒な黒煙アトミックフォグを噴出し周囲を闇で覆ってしまう。



ウルトラマンタロウが黒煙にひるんだ隙にムルロアは溶解液を吐き、ウルトラマンタロウはそれを左腕に浴びてしまう。



左腕に傷を負い、カラータイマーが点滅したウルトラマンタロウは倒れ込みそのまま姿を消してしまった。



ウルトラマンタロウを倒したムルロアはアトミックフォグをまき散らし、地球全体を覆い隠した。それにより、地球は太陽光が遮断され1日中暗闇の世界になってしまった。ムルロアの作り出した闇と溶解液によって敗れ、元の姿に戻った光太郎は意識を失い倒れていたが、ウルトラの母の声によって目を覚ます。ウルトラの母は地球を闇から救うためにはウルトラの国に戻る必要があると光太郎に告げた。



光太郎はウルトラの母の声を受け、再びウルトラマンタロウに変身し地球から300万光年離れたウルトラの国へと飛び立って行った。



そして翌週の「燃えろ!ウルトラ6兄弟」へと続く。



地球ではあちこちでスペースモスの襲撃による事故が多発していた。そして村石岬の灯台にもスペースモスの大群が襲来、連絡を受けたZATは灯台に駆けつける。



ZATは灯台の職員に灯りを消すように指示するが、灯台の職員は船の安全を守るためそう簡単には灯りは消せないとZATを指示を無視する。するとそこに宇宙大怪獣ムルロアが出現、ZATは攻撃をしようとするが、スペースモスの大群に襲われ思うように攻撃できなかった。



ムルロアは溶解液を灯台に浴びせ灯台を破壊すると消えていった。



基地へと戻ったZATは今までのデータを集め、ムルロアとスペースモスの分析をしていた。それにより、ムルロアは光を嫌う性質があり、光に集まるスペースモスを利用し、スペースモスの群がる場所を襲っているのではないかと導き出した。



上野隊員は水爆の3倍の威力があるAZ1974でムルロアを倒すことを提案するが、荒垣副隊長はまだAZ1974を使う時ではないと上野隊員の軽率な発言を咎めた。



一方かつてのペットだった宇宙犬ラビドッグに迎えられながらウルトラマンタロウはウルトラの国へと到着した。



そしてウルトラマンタロウはゾフィーのウルトラサインを受け、ウルトラ兄弟の集まるウルトラタワーへと向かった。ウルトラマンタロウがウルトラタワーに辿り着くと、そこにはウルトラ兄弟たちが待っていた。



闇に覆われた地球を救うにはウルトラタワーの中に納められているウルトラベルが必要だった。ウルトラベルを手に入れるためにはウルトラタワー内部の灼熱の炎を通過しなければならず、そのためにはウルトラ6兄弟が力を合わせる必要があった。ウルトラ兄弟たちはウルトラベルを手に入れるためウルトラ6重合体でウルトラマンタロウと一体化、ウルトラタワーの内部へと入りウルトラタワーを取り出し地球へ急ぐ。





そして宇宙空間でウルトラ兄弟はウルトラマンタロウと分離、ウルトラ6兄弟はウルトラベルを持って地球へと急いだ。岩森家ではスペースモスの航空機襲撃事件で父と母を無くした六兄弟がみんなで力を合わせて生活していた。しかし闇の影響で水道が止まってしまう。そのため、長男の一郎が井戸のあった健一の家に水をもらいに行くことになった。一郎は健一の家で水をもらい、健一と一緒に水を運ぶ。その途中、水道の止まった家に水を売り儲けようとする卑怯なトラックを見かける。その直後トラックは走り出すが、ヘッドライトにスペースモスが集まり、前が見えなくなったトラックは一郎をはねてしまう。一郎は意識不明なってしまい病院に救急搬送されることになってしまう。



その後、ZATは灯りをつけて稼働しているコンビナートを発見、南原隊員がコンビナート職員に灯りを消すように言うが、コンビナート職員は南原隊員の警告を無視、近くに群がっていたスペースモスを箒で叩き落とそうとするが、逆に襲撃されてしまう。そしてコンビナートにムルロアが出現する。上野隊員は荒垣副隊長に再びAZ1974の使用許可を求めると、ついに荒垣副隊長はAZ1974の使用を許可した。



ZATはホエールで出撃、ムルロアに接近すると、上野隊員が飛び降りムルロアの頭の上に着地、ムルロアにAZ1974を仕掛ける。その頃ウルトラ6兄弟がウルトラベルを持って地球近くまで辿り着く。そしてウルトラベルを鳴らし始める。それによりムルロアの吐き出した黒煙アトミックフォグが全て消滅した。



アトミックフォグを除去されたことで光を嫌うムルロアは暴れ始める。上野隊員はパラシュートを使いムルロアの頭上から飛び降りるが、ムルロアが暴れパラシュートがムルロアの体に引っ掛かってしまう。



AZ1974の爆発まであと30秒と迫り上野隊員は絶体絶命の危機に陥るが、そこに宇宙からウルトラマンタロウが駆けつけ、上野隊員をムルロアから引き離す。ムルロアはウルトラマンタロウによって空高々と投げ飛ばされると、AZ1974によって粉々に爆破された。



その後、一郎も無事回復し、光太郎も無事ZATに復帰した。



この24話・25話に登場した宇宙大怪獣ムルロアはかつてフランスが核実験場として使っていたムルロア環礁が由来となっています。ムルロアはヨーロッパの某国によるトロン爆弾実験により生み出された怪獣で、劇中ではフランスはトロン爆弾の実験に反対だったという台詞が登場します。この某国というのは本当はフランスだという意味が込められているそうで、皮肉の意味で劇中ではフランスは実験に反対という立場に設定したそうです。ウルトラセブンのギエロン星獣も似たような境遇で誕生した怪獣でしたが、ウルトラマンの物語は戦争や核兵器、環境破壊や差別・いじめなどの社会問題などに対するメッセージが込められているものが多く存在します。ウルトラマン誕生から50年以上経ちますがそれらの問題は残念ながらどれもまだまだ未解決です。
Posted at 2019/04/16 21:15:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | ニュース

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