♯大怪鳥テロチルスの謎/怪鳥テロチルス東京大空爆【上原正三追悼特集vol.10】
上原正三追悼企画第10弾は1971年7月16日に放送された帰ってきたウルトラマン第16話「大怪鳥テロチルスの謎」とその翌週7月23日に放送された17話「怪鳥テロチルス東京大空爆」です。巨大な怪鳥テロチルスが東京に迫る前後編の2本立てです。今作は上原作品らしく舞台は東京で、環境問題を取り入れつつもおよそウルトラマンとは思えないような愛憎劇的ストーリーになっています。劇中に登場するテロチルスも一度はウルトラマンジャックを倒す強敵でした。しかしテロチルスはあまり強そうには見えないデザインで、ウルトラマンジャックも激闘の末敗れるというよりは、簡単に敗れてしまった感が強く、前後編の大作のはずが、間延びした昼ドラのような重いストーリーが続くため子どもウケはあまり良いとは思えない内容です。ある意味上原氏が作り上げた帰ってきたウルトラマンらしさの出た回でしたが、評価の分かれる回になったのではないでしょうか。翌週にインパクトの強いベムスターが登場した「ウルトラセブン参上」が放送されてしまったため、余計に地味な印象になってしまった感じがするのは否めません。あちらはウルトラマンジャックがベムスターに圧倒されたところで、ウルトラセブンが颯爽と参上、新しい武器を与えて見事逆転勝利という華々しいストーリーでした。子どもウケなら間違いなくベムスターの回の方でしょう。それでもこの回はこの回で味のあるストーリーで、上原脚本らしさの感じられる内容でした。というわけで、上原氏追悼企画としてこの16話と17話も紹介しておきたいと思います。それではストーリーの紹介です。































♯二大怪獣東京を襲撃/決戦!怪獣対マット【上原正三追悼特集vol.9feat.マツダ創立100周年】
今日は休みなので少し早めの時間帯に更新します。そして今日はマツダ創立100周年の日でもあります。マツダ100周年に合わせたわけではありませんが、今日からの上原氏追悼企画は上原氏がメインライターをつとめた帰ってきたウルトラマンを紹介していきます。帰ってきたウルトラマンにはマツダのコスモスポーツがマットビハイクルとして全編通して使われています。マツダ100周年の公式ページのトップにも大々的に使われているコスモスポーツはマツダの最高傑作にも挙げる人も多いのではないでしょうか。実際マツダが公式でおこなっている過去の車の総選挙ではロードスターに次いで2番目に票を集めています。個人的にも好きな1台です。というわけで、今回はストーリーを紹介する前に、100周年サイトのコスモスポーツとカッコいいマットビハイクルのスクリーンショットをいくつか紹介します。







































♯ダン対セブンの決闘【上原正三追悼特集vol.8】
上原氏追悼企画第8弾は今では定番となっているニセモノウルトラマンが登場する回を紹介します。その回が放送されたのは1968年8月18日、ウルトラセブン第46話の「ダン対セブンの決闘」です。初代ウルトラマンではザラブ星人がニセモノに変身するという展開でしたが、本作では宇宙人が本物そっくりに作り上げたレプリカが登場しました。これ以降、宇宙人(地球人)がニセモノに変身するパターンと、宇宙人(地球人)がニセモノを作り出すパターンがお決まりとなりました。前者はニセアストラやニセウルトラマンダイナ、後者はエースロボットやテラノイドなどです。そしてニセモノ回でお決まりになっているのが、本家とほぼ同じ能力で、同じ光線を使えるというのもこのウルトラセブンが最初です。そのため激闘になることが多く、それもあってかニセモノはシリーズ中盤以降や後半にすることが多くなっています。タイトルからもわかるように、ウルトラセブンとニセウルトラセブンの戦いもアイスラッガーとラインビームの応酬で一進一退の攻防となりました。そしてこの回はアンヌ隊員の水着回としてもファンの間では人気なのではないでしょうか。確かアンヌ隊員が水着で登場したのは42話の「ノンマルトの使者」とこの回くらいだったと記憶しています。当時のアンヌ隊員は絶大な人気で、今でも根強いファンがいるくらいですからね。ちなみにヒロイン役の水着回というと、昭和シリーズではこのウルトラセブンくらいしかなかったのではないでしょうか。ウルトラマン80では城野隊員が43話「ウルトラの星から飛んで来た女戦士」でタンクトップや最終回「あっ!キリンも象も氷になった!!」でアンドロイドとしてピチピチのボディスーツで登場したことはありますが、水着回は記憶がありません。平成になるとウルトラマンティガで12話や劇場版「THE FINAL ODYSSEY」でレナ隊員がお披露目したり、ウルトラマンコスモスの11話でアヤノ隊員がビキニシーンがありましたが、やはり多くはありません。そういう点でもこの「ダン対セブンの決闘」は見所の多い作品になっています。一応もう一つ付け加えておくと、「ノンマルトの使者」で披露したオレンジ色の水着は衣装さんが用意したもので、この回の水色の水着はアンヌ隊員ことひし美ゆり子の自前のものだったそうです。みんカラということで車についても触れておきますが、ダンが乗っていたのが黒のセドリック、女サロメ星人が乗り回していたのはホンダのS800です。海沿いを走る赤い小型オープンカーはやっぱり絵になりますね。ホンダのSといえばS660が最近マイナーチェンジを受けましたが、ロードスターくらいの荷室が確保できるなら考えられるのですが、さすがに2台持ちのできない人にあれは無理ですね・・・。S2000とは言わないので、1000~1500ccクラスで作ってほしいですが、今のホンダには期待はできなさそうです。シビック新色のソニックグレーパールも色は良さそうですが、色々コストをかけすぎたのか、あの内装では購入意欲が削がれてしまいます。走りの質感は優れているので、多少の質感は走りで相殺できるという価値観の人にはかなり良い車だとは思うのですが・・・。ロードスターがポリメタルグレーじゃなくてソニックグレーならなぁ、なんて最近は思うこともあります。とりあえず明後日がついにマツダ創業100周年ということで、それ以降のマツダの動向をチェックすることにします。それでは前置きが長くなりましたが、ストーリー紹介に移ります。















♯第四惑星の悪夢【上原正三追悼特集vol.7】
上原氏追悼企画第7弾は前回に引き続き、ウルトラセブンの「着ぐるみの出ない3部作」から1968年7月28日放送の第43話「第四惑星の悪夢」を紹介します。この回は、脚本上原正三、監督実相寺昭雄というファンにとっては奇跡の組み合わせのようなタッグで制作されました。このコンビはこの回の他にはウルトラセブン45話の「円盤が来た」の2話しかありません。ただ、「円盤が来た」は共同脚本になってはいるものの、実相寺監督が川崎高のペンネームで殆ど書き上げたという話があるので、実際はこの「第四惑星の悪夢」が唯一のコンビ作なのかもしれません。そのことは抜きにしても、どちらも名作で、近年においては「円盤が来た」はマツコデラックスが称賛した回として再び注目されるなど、今でも高い評価を得ている作品です。今回紹介する「第四惑星の悪夢」は1968年に作られた作品ですが、そこに描かれた第四惑星はまさにこれからの21世紀を危惧するかのような内容になっています。人間そっくりの第四惑星人が作り出した高度なロボットが次第に第四惑星人よりも優れた能力を持つようになり、逆に退化した第四惑星人がロボットに侵略されてしまうという内容です。今後、AIの発展によっては地球も第四惑星のようになる可能性もゼロではなさそうです。実際にそのような可能性が指摘されたり話題になることが最近多いような気がします。この「第四惑星の悪夢」が放送された52年も前に、AIなどという高度なコンピュータが生み出されるなんて思っていた人は殆どいなかったのではないでしょうか。この作品は今の時代に生きる地球人に警鐘を鳴らす作品と言えるかもしれませんね。それではそのストーリーを紹介していきます。















♯侵略する死者たち(再投稿)【上原正三追悼特集vol.6】
上原氏追悼企画第6弾は1968年5月19日放送のウルトラセブン第33話です。いわゆる「着ぐるみの出ないセブン3部作」の1作目です。他のウルトラシリーズでは、ULTRASEVEN Xで怪獣や宇宙人が登場しない回はありましたが、あちらは深夜放送の完全な大人向け番組として制作されたため、それとは少し事情が異なります。ウルトラセブンでこの3部作が制作されたのは予算削減のためと言われています。そのため登場する宇宙人も地球人と全く同じ姿で登場しています。ただ、この「侵略する死者たち」は本当はユーリー星人という宇宙人が登場する予定で、デザイン案まで作られていたようですが、結局のところ登場は見送られ、着ぐるみが作られることもありませんでした。しかし怪獣や宇宙人は登場しなくとも、この「着ぐるみの出ないセブン3部作」は評価が高く、今でもファンの間では人気の作品となっています。子どもには物足りなく退屈かもしれませんが、その分ストーリーはしっかりと作り込まれています。その「着ぐるみの出ない3部作」の3作品のうち、2つの脚本を上原氏が担当しています。どちらも甲乙つけがたい物語となっていますので、この追悼企画で両方紹介したいと思います。「侵略する死者たち」は以前に1度紹介していますが、改めて今回もう一度紹介します。















|
New紫陽花の森(未完成) カテゴリ:ECOデミオの趣味のHP 2009/05/31 01:23:05 |
|
|
Recoo/エコドライブを楽しむ地球人サイト カテゴリ:☆地球を大切に☆ 2009/01/20 23:38:12 |
|
|
NINJA TOOLS カテゴリ:カウンター 2009/01/12 19:12:56 |
![]() |
メルセデス・ベンツ CLAクラス My CLAデータ 納車日:2020年6月20日 ボディカラー:マウンテングレー インテ ... |
![]() |
トヨタ ハリアー My ハリアーデータ 納車日:2018年2月22日 ボディカラー:ホワイトパールクリスタ ... |
![]() |
マツダ アテンザセダン My アテンザデータ 納車日:2013年12月14日 カラー:ソウルレッドプレミアムメタ ... |
![]() |
ホンダ CR-Z My CR-Zデータ 納車日:2011年9月17日 カラー:プレミアムイエロー・パールⅡ ... |
| 2023年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2022年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2021年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2020年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2019年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2018年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2017年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2016年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2015年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2014年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2013年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2012年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2011年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2010年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2009年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2008年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
| 2007年 | |||||
| 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
| 07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |