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Agent ジンのブログ一覧

2020年04月28日 イイね!

♯蛍の復讐【春風そよぐ思川桜】

♯蛍の復讐【春風そよぐ思川桜】 ソメイヨシノの花が終わった後、別の桜も撮りに行きました。栃木県の県南にある小山市ではソメイヨシノから1週間遅れで見頃を迎える思川桜という桜があります。アテンザの時に一度撮影しに行ったことがありましたが、こちらも久々に行ってみました。まだ緊急事態宣言が発令される前ではありましたが、この車と桜を撮るのももしかしたらこれが最後の機会かもしれないので、車だけを撮影して早々に撤退してきました。短時間ではありましたが心地よい春風と青空の下、思川桜と菜の花を堪能できました。

フォトギャラリー:「春風そよぐ思川桜」

春風にそよぐ思川桜と菜の花のコンビを楽しんできたという話題を書いたので、今日はウルトラマンコスモスの春風コンビというものを紹介したいと思います。ウルトラマンコスモスの春風コンビとは、EYESのヒウラ隊長が名付けたフブキ隊員とムサシのギクシャクコンビです。2001年8月4日放送の第5話「蛍の復讐」でヒウラ隊長が命名しました。ネーミングセンスが悪いというファンの声も聞かれますが、ウルトラマンという作品なら少しダサいくらいの方がナルシスト感が無くて子どもにも分かりやすくていいんじゃないでしょうかね。それではストーリー紹介に移ります。



群馬県蛍ヶ村のトンネルで軽トラックがホタルの群れに食べられるという不可解な事件が発生、EYESに捜査の依頼が入った。



ヒウラ隊長はソリの合わないフブキ隊員とムサシを2人きりで調査へと向かわせた。ドイガキ隊員やアヤノ隊員は水と油のような2人が一緒に調査に行くことを心配していた。しかし隊員たちの心配をよそに、ヒウラ隊長はフブキ隊員とムサシのコンビに新しく春風コンビと名付け、今後もそのコンビで行くことをにおわせていた。



ムサシは現地に着くと被害に遭った人に話を聞きに行った。そこで10年前を境にたくさんいたホタルが減少していることを聞かされた。その後、ムサシはフブキ隊員とともにシェパードで事件現場のトンネルへと向かった。そのトンネルが作られたのはちょうど10年前のことだった。フブキ隊員とムサシがシェパードが降りると目の前にホタルのような発光体が現れる。



ムサシはホタルと勘違いするが、フブキ隊員がすぐにホタルでないことに気付き発光体を捕まえると、それは緑色に光るネジだった。そしてその直後、膨大な数の発光体がトンネル内に発生、フブキ隊員とムサシは急いでシェパードへと戻り、トンネルから脱出しようとエンジンをかける。すると一瞬にして発光体がシェパードを覆い尽くした。発光体に覆われたシェパードはぐんぐん温度が上昇、フブキ隊員はシェパード全体にシールドを張る。発光体はシールドを吸収し益々エネルギーを増大させるが、そのことに気付いたムサシがエンジンを切ると発光体はどこかへと消えてしまった。



その後ドイガキ隊員がシェパードを分析するとカオスヘッダー反応が検知された。一方フブキ隊員とムサシは互いを罵りながら調査を続けていた。すると突然カオスヘッダー反応をキャッチする。2人は急いでカオスヘッダーの反応がある方へと走っていくと、そこには大量に積まれた不法投棄のゴミと、その周りを飛び交う発光体の姿があった。



シノブリーダーとドイガキ隊員もテックサンダーで現場へと急行し、現場上空に群がる発光体を攻撃する。



しかしテックサンダーのブライトレーザーを受けた発光体はそのエネルギーを吸収、巨大なホタルの姿をしたカオスバグとなって蛍ヶ村を襲いはじめた。



村人を避難させたムサシはフブキ隊員とともに現場を離れようとするが、フブキ隊員はそれを拒否、ラウンダーショットを手にカオスバグに向かっていく。蛍ヶ村はフブキ隊員が幼少期を過ごした村だった。その村を破壊されたフブキ隊員は怒りに震え、カオスバグを攻撃するが、反撃に遭い倒れてしまう。



さらにテックサンダーもカオスバグに捕まり燃料を吸い取られ絶体絶命の危機に陥ってしまう。



隊員たちの危機にムサシはウルトラマンコスモスへと変身した。ウルトラマンコスモスはカオスバグの前に立ちふさがるとテックサンダーを救出しカオスバグにルナエキストラクトを放つ。



しかし無機物と融合したカオスバグにはルナエキストラクトは効果が無かった。



ウルトラマンコスモスはコロナモードへとモードチェンジしカオスバグを攻撃、そしてブレージングウエーブでカオスバグを爆破した。





その後、医療基地に運ばれたフブキ隊員もそこで意識を取り戻した。病室にはムサシの姿があった。ムサシはフブキ隊員が体の弱かった幼少期に蛍ヶ村で療養していたことを聞かされていた。ムサシはそのことをフブキ隊員に話すと、フブキ隊員は自分が村を守ることができなかったことを悔やんだ。するとムサシはSRCの環境保護チームが蛍ヶ村のゴミの撤去を開始し、特別監視地域にも指定されたことを伝え、フブキ隊員の肩に手を添えた。



フブキ隊員が馴れ馴れしく触るなと怒ると、そこへ他の隊員たちがお見舞いにやって来た。そしてアヤノ隊員がフブキ隊員の大好物であるプリンを手渡した。それを見たムサシはフブキ隊員にプリンは似合わないと馬鹿にし、またしても小競り合いになるが、ヒウラ隊長がそれを制止し、「怪我が治ったらまた頼むぞ、春風コンビ」と2人に告げると、初めてコンビ名を聞かされた2人は妙なコンビ名に拍子抜けしていた。



とりあえず今年の桜との写真はこれにて全てアップ完了しました。来年の桜の季節は今のままハリアーか、はたまた別の車か・・・。
Posted at 2020/04/28 21:10:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハリアー | クルマ
2020年04月18日 イイね!

♯花(再投稿)【宵の桜とハリアー】

♯花(再投稿)【宵の桜とハリアー】 梶井基次郎の「櫻の樹の下には」の冒頭、「これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。」の世界のように今年も見事な桜の花を愛でることができました。今日の写真は2年ぶりとなる夜桜とのコラボです。夕陽のロケーションの撮影から2時間以上滞在し、今回も納得の写真が撮れました。フォトギャラリーにアップしましたので、よかったらご覧下さい。なお、梶井基次郎の「櫻の樹の下には」の冒頭部分は今日紹介するウルトラマンティガの第37話「花」でも触れられている作品です。

フォトギャラリー:「宵の桜とハリアー」

今日のストーリー紹介は3度目の紹介となる1997年5月17日放送のウルトラマンティガ第37話「花」です。やはり夜桜といったらこの回です。監督はあの実相寺昭雄氏、というのは今までも触れてきましたが、今日はその実相寺監督の奥さんである女優原知佐子もこの回に出演しているという点を追加しておこうと思います。







というのも、脚本家の上原正三氏の追悼企画を書いていたため触れる機会がなかったのですが、上原氏が亡くなった17日後の今年1月19日、原知佐子さんも84歳でこの世を去りました。夫である実相寺作品に数多く出演し、「赤いシリーズ」や「釣りバカ日誌8」、「シン・ゴジラ」など数多くの有名作品にも出演していました。そしてウルトラシリーズでもインパクトのある役で計7回出演しました。特にウルトラマンレオの「怪奇!悪魔のすむ鏡」ではマザラス星人扮する和服の女を演じ、強烈なインパクトを残しました。そして今回はせっかくなので実相寺家の長男と称されるアライグマのぬいぐるみ「ちな坊」も紹介します。というのも、この「花」にも登場していて、まさかのクレジットタイトルにも出演者としてその名前が登場しています。



劇中ではぬいぐるみとはいえ、なかなかの存在感でした。



ちなみに実相寺監督と原知佐子さんの間には長女の実相寺吾子がおり、女優として活動していました。娘である実相寺吾子もウルトラマンティガの第34話に出演していますが、こちらは監督は実相寺氏ではなく村石宏實がメガホンをとっていました。だいぶ話しが長くなってしまいましたが、ここからは「花」のストーリーを紹介していきます。今回は3度目の紹介ということで、スクリーンショットをリニューアルし、枚数も増やして実相寺ワールドとGUTSの面々を載せてみたいと思います。



怪獣がしばらく出現しておらずGUTSの隊員たちは平和ボケしていた。最後に出動したのは1ヶ月以上前の宇宙船目撃情報だった。



平和な日々が続く中、その期間を利用してGUTSは本部の機器のメンテナンスをおこなっていた。その様子をイルマ隊長とサワイ総監が見守っていた。サワイ総監はイルマ隊長に平和な時の士気の持続が大変だが期待していると告げ、たまには気晴らしに隊員たちとお花見に行ったらどうだと提案した。



サワイ総監の提案によりお花見をすることになった隊員たちだったが、本部を空けることはできないため、誰か残る隊員が必要だという話になった。ヤズミ隊員が自ら残ると提案するも、イルマ隊長は公平にくじ引きにすると決めた。トランプでくじ引きをする隊員たち。ハズレを引いたのはダイゴだった。





落胆するダイゴを残し、イルマ隊長と隊員たちはお花見に出かけた。お酒の飲めないムナカタ副隊長は牛乳で、それ以外の隊員たちは花見酒を楽しんでいた。







すぐ横では着物を着た2人の女性が野点をしていた。酔いの回ったシンジョウ隊員は女性に声を掛けようとするが、ムナカタ副隊長に止められてしまう。



その頃本部ではダイゴが一人だということを心配して情報局のニカイドウがやってきた。



お花見の席では隊員たちが酔ってふざけていた。そんな中、ヤズミ隊員が定時報告の時間だと気付き、本部と通信しようとするが電波障害で通信不能になってしまった。



本部でもダイゴとニカイドウがそれに気付き、1ヶ月以上前に宇宙船が出現した時と同じ波形を観測していた。



その頃イルマ隊長はムナカタ副隊長とレナ隊員に梶井基次郎のエピソードを話していた。

イルマ隊長:「桜がどうして美しいか。それは桜の樹の下に死体が埋まっているから。桜が美しいのは人の血や肉を養分として吸い取っているから」
ムナカタ副隊長:「梶井基次郎ですね。」




そんな会話をしていると、横で野点をしていた若い女性が苦しみ出す。それに気付いた隊員たちが駆け寄る。ムナカタ副隊長が病院に連れて行こうとすると、イルマ隊長は自分が搬送すると言い、残りの隊員はお花見を楽しむよう指示した。イルマ隊長は若い女性を担ぎ、もう1人の女性が付き添いで同行した。





しかし途中でイルマ隊長は担ぐのに疲れ足元がおぼつかなくなってしまう。すると女性2人の影の形が変化。マノン星人だった女性が正体を現し、イルマ隊長を襲う。





一方隊員たちは戻ってお花見を続けていたが、レナ隊員が野点のセットがなくなっていることに気付く。



そして花見をしていた隊員たちの上空にダイゴが乗るガッツウイングが現れる。ダイゴは電波障害と異常波形のことをレナ隊員に伝えると、レナ隊員はイルマ隊長の危機を察知する。しかしイルマ隊長は既にマノン星人の宇宙船に捕らわれていた。そしてマノン星人は自分たちの星が滅びようとしているため、地球に移住する計画を立てたがGUTSが邪魔な存在だと気付き、まずは手始めに隊長を捕まえたとイルマ隊長に宣告した。



そして宇宙船が動き出す。ガッツウイングのダイゴはそれを見つけ追跡する。するとマノン星人はTPCの通信を使いダイゴにイルマ隊長を人質に執っていると告げ、ガッツウイングを撃墜、ダイゴは墜落寸前でウルトラマンティガに変身し宇宙船へと潜入する。そしてイルマ隊長を拘束していたマノン星人の1体をハンドスラッシュで撃退。その隙にもう1体のマノン星人は逃亡する。



ウルトラマンティガはイルマ隊長を救出し、瞬間移動で外へと避難する。すると逃げたもう1体のマノン星人が巨大化、ウルトラマンティガに挑んできた。



マノン星人はウルトラマンティガと互角に戦い、さらに瞬間移動でウルトラマンティガを翻弄する。苦戦するウルトラマンティガのカラータイマーが鳴り始める。



マノン星人はウルトラマンティガを苦しめ、手から破壊光弾を発射しとどめを刺そうとするが、破壊光弾ウルトラシールドで跳ね返され、それが自らの顔面に直撃。ダメージを受けたところをゼペリオン光線を受けて倒された。



最後はお花見にダイゴも合流して楽しい夜を過ごしたGUTSの隊員たちだった。



次回は今シーズン最後の桜写真をアップします。
Posted at 2020/04/18 20:39:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハリアー | クルマ
2020年04月15日 イイね!

♯落日の決闘【落日の桜とハリアー】

♯落日の決闘【落日の桜とハリアー】 前回に引き続き、今日も夕暮れ時に撮影した桜とハリアーの写真をアップしました。前回は夕陽に照らされ茜色の風合いが出た写真を中心にアップしましたが、今回はそこから少し時間が経過した時の写真になります。前回のが夕陽や夕焼けという表現ならば、今回のは落日とか日没といった表現がしっくりくる感じでしょうか。写真としては前回よりも少しおとなしめの風合いになりましたが、空が茜色から青へと変わりゆくグラデーションも悪くないですね。

フォトギャラリー:「落日の桜とハリアー」

今日のストーリー紹介は落日のハリアーということで、夕陽が最も似合うウルトラマンであるウルトラマンジャックの中からチョイスしました。今回選んだのは1971年11月12日放送の帰ってきたウルトラマン第32話「落日の決闘」です。タイトルの通り、落日の山間で変幻怪獣キングマイマイとウルトラマンジャックの戦闘シーンが登場します。重い話しの多いいわゆる「11月の傑作群」の中の1つですが、その中では少しコミカルな部分もある不思議な回でした。それではストーリーの紹介をしていきます。



竜神岳付近で地震が頻発、伊吹隊長は地元住民を不安にさせないため上野隊員と南隊員と郷に普通の服装で調査へと向かわせた。



その竜神岳の近くには太郎という少年がいた。太郎は竜神トンネルの開通工事で父を亡くし、母も家を出て行ってしまい1人になってしまった。それが原因で太郎は悪質な悪戯を繰り返すようになってしまっていた。一方、郷は地元の警察官と竜神トンネルへと調査に向かう。郷はトンネル内で壁が割れているのを発見すると、警察官をその場に残し、割れ目の奥へと入って行った。



しかし地震が発生し、郷は割れ目の奥に閉じ込められてしまう。郷はそのことを竜神岳近くでマットビハイクルに待機していた伊吹隊長と丘隊員に報告する。太郎はその通信を盗み聞きすると、気付かれないようマットビハイクルの天井にしがみつき、伊吹隊長と丘隊員とともに竜神トンネルに向かった。





しかしその途中、竜神岳から変幻怪獣キングマイマイの幼虫が出現する。



それを見た太郎はマットビハイクルの天井から飛び降りた。そして伊吹隊長はキングマイマイをマットビハイクルで攻撃する。近くにいた南隊員もマットバズーカで攻撃を加えるが、キングマイマイは尻からのガス攻撃で応戦する。



そこに上野隊員も現れるが、キングマイマイに吹き飛ばされてしまう。しかしその反動で上野隊員が背負っていたリュックが飛ばされキングマイマイの右腕に直撃すると、リュックの中に入っていた爆弾が爆発、キングマイマイは右腕が吹き飛んでしまう。



一方、太郎は竜神トンネルへと向かい、割れ目の中へと侵入すると、そこで気を失った郷を発見する。郷は太郎に叩き起こされ意識を取り戻す。



その直後、太郎はその奥で凍死した自分の父を発見した。太郎は父の元へと駆け寄ろうとするが、再び地震が発生し、落石を受け倒れてしまう。その頃、右腕を失い弱っていたと思われていたキングマイマイが突如脱皮し、成虫へと変貌を遂げた。



郷は太郎を助けるため、ウルトラマンジャックに変身、太郎を抱きかかえ竜神トンネルを走り抜ける。



ウルトラマンジャックは竜神トンネル内にいた警察官の元に太郎を置くと、そのまま走り去り巨大化、キングマイマイの元へと急行する。



ウルトラマンジャックはキングマイマイの上空からスペシウム光線を発射するが、キングマイマイはそれを避け、ウルトラマンジャックと戦闘を繰り広げる。



ウルトラマンジャックはキングマイマイの翅と尻尾をへし折るとキングマイマイは倒れ込む。ウルトラマンジャックはキングマイマイが死んだと思い飛び去ろうとするが、キングマイマイは死んではおらず、ウルトラマンジャックの背後から白い糸を吐き出し絡め取る。





カラータイマーが点滅しピンチに陥るウルトラマンジャックは、ウルトラスピンで糸を振り払うと、ブレスレットボムでキングマイマイを爆破した。



その後、太郎は育ての父とともに亡くなった本当の父の墓参りに訪れていた。

今日落日のハリアーをアップしたので、次回は夜桜とハリアー写真をアップします。
Posted at 2020/04/15 20:46:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハリアー | クルマ
2020年04月13日 イイね!

♯夕映えの戦士【夕映えの桜とハリアー】

♯夕映えの戦士【夕映えの桜とハリアー】 前回に続き今回も桜とハリアーの写真をアップしました。今回アップしたのは夕暮れ時に撮影した写真です。夕陽に照らされパールホワイトの色合いが少し赤みを帯びています。個人的にパールホワイトは夕陽に照らされている時が一番好きです。角度によっては夕陽の色が映り込み薄ら茜色に染まったり、またある角度によっては夕陽を反射し黄金色の反射光で輝いたりします。何色にも染まることのできる白ならではの特性ですね。今日アップしたのは夕暮れ時に撮影した写真の中でも特に夕陽が風合いが綺麗に出たものを選んでアップしてみました。

フォトギャラリー:「夕映えの桜とハリアー」

夕陽の似合うウルトラマンと言えばウルトラファンであればウルトラマンジャックということで異論はないと思いますが、ウルトラマンジャックは次回に紹介するので、今回はウルトラマンタイガからストーリーを紹介します。とはいえ、ウルトラマンジャックのオマージュとなっているウルトラマンタイガの第10話「夕映えの戦士」です。2019年9月7日に放送されたこの「夕映えの戦士」にはかつてウルトラマンジャックを倒したことのある暗殺宇宙人ナックル星人とその用心棒であるブラックキングが登場します。残忍で極悪非道のイメージの強いナックル星人ですが、この回では全く違うイメージで登場します。大抵平成シリーズ以降にキャラ変して登場した宇宙人は昭和シリーズを知る人間には受け入れにくい設定になることが多かったのですが、今回のナックル星人は本家のイメージとは違えど、これはこれで良かったと個人的には思える設定でした。しかもナックル星人の人間体を演じたのはウルトラマンネクサスでナイトレーダーの和倉隊長を演じた石橋保というのも嬉しい演出です。放送当時は酷評されたウルトラマンネクサスでしたが、こうして再び新しいシリーズで活躍の場が見られるのはファンにとっては嬉しいですね。それではストーリー紹介に移ります。



ヒロユキは依頼人を守ろうとして無関係の店のガラスを大量に割ってしまったことでカナに怒られてしまう。その日の夕方、ヒロユキは気落ちして広場のベンチでうなだれていた。するとそこにヒロユキと交流のある小田という男が現れる。小田は落ち込むヒロユキに自分の描いた1枚の風景画を見せた。小田はその風景画に満足がいかず毎日色を塗り替えていた。小田は何度も塗り直しながら自分なりの答えを探していた。小田は自分の風景画とヒロユキを重ね、失敗しても何度も何度もやり直せばいいと励ました。



その後、市役所からE.G.I.Sに地鳴りの調査をしてほしいという依頼が入り、ヒロユキはホマレとともに現場へと向かう。同じ頃、小田の倉庫に桐崎が現れる。そこには黒い巨大な卵が置かれていた。桐崎は小田が地球人ではなく、かつて用心棒怪獣ブラックキングとともに宇宙にその名をはせた暗殺宇宙人ナックル星人であることを見抜いていた。桐崎は小田の心の奥にある光の巨人と再び戦いたいという願いを叶えに来たと告げる。小田はそれを否定するが、小田のスケッチブックにはブラックキングとともに光の巨人と戦う絵が描かれていた。桐崎は小田の心の弱みに付け入るように迫り、小田を動揺させていく。



その直後、ホマレとヒロユキは探査機を頼りに小田の倉庫へと辿り着く。倉庫周辺では怪獣の唸り声が響いていた。しかしホマレとヒロユキが倉庫内に突入した時には中には誰もいなかった。そして唸り声も次第に消えていった。ホマレとヒロユキはE.G.I.Sの事務所へと戻るが、ピリカが倉庫入口の監視カメラに映る怪しい男の姿を発見する。それは小田の姿だった。



監視カメラの映像を見たヒロユキは事情を聞くため小田に会うため倉庫を訪れた。ヒロユキは小田から事情を聞き出そうとするが、小田にあしらわれてしまう。そして小田はヒロユキを無視してその場をあとにしようとするが、ヒロユキは小田の腕を掴みしつこく迫る。



すると怒った小田はもの凄い力でヒロユキを吹き飛ばした。その時、一瞬小田の姿がナックル星人の姿へと変わった。



ウルトラマンタイガもヒロユキに小田は人間ではないと語りかける。ナックル星人である小田もヒロユキと同化するウルトラマンタイガの声を聞いてしまう。そしてウルトラマンタイガの声を聞いた小田の心が動き出す。それに呼応するかのように倉庫内のブラックキングの卵も活性化していく。その様子を眺めていた桐崎はウルトラマントレギアへと姿を変えると倉庫の前に現れ周囲を破壊していく。



ヒロユキは小田に逃げるように言うと、ウルトラマントレギアの方に向かって走り出し、ウルトラマンタイガへと変身した。しかしそれはウルトラマントレギアが仕組んだ罠だった。ウルトラマンタイガを目の当たりにした小田は、ウルトラマンタイガを見たことで、心の奥にしまい込んでいた光の巨人と戦いたいという本来の欲望が覚醒してしまう。そしてそれにより、ついに卵に封印していたブラックキングが解き放たれてしまう。小田はブラックキングを制止させようとするが、暴走したブラックキングはウルトラマンタイガに突進していく。



ブラックキングが解き放たれ、目的を達成したウルトラマントレギアは小田に後は任せたよと告げ姿を消してしまう。



ウルトラマンタイガはブラックキングのパワーに圧倒されると、ヒロユキはウルトラマンタイタスに変化しブラックキングに対抗する。すると形勢は逆転し、ブラックキングはウルトラマンタイタスのエレクトロバスターで倒されてしまう。



その後、ヒロユキは元の姿へと戻るが、そこを小田に目撃されてしまう。そして小田はヒロユキに自分がナックル星人であることを打ち明け、かつて多くの命を奪ってきたこと、「夕映えの戦士」と呼ばれそれを誇りに思っていたことを告白した。しかし小田はある時、夕焼けの中光の巨人と戦い敗北、それ以来自分をむなしく思い戦うことから身を引いていた。それでも小田の心の奥には再び光の巨人と戦いたいという気持ちが残っていた。小田はその気持ちを押し殺して生きていた。小田から全てを聞かされたヒロユキは、小田の本当の姿を受け入れられず小田にその話しを否定してくれと訴えるが、小田は無言で去って行ってしまった。



それからほどなくしてヒロユキの元に小田から手紙が届いた。そこには「ヒロユキくん、今まで本当にありがとう。今日、、俺は全てを掛けて戦う。だから頼む、俺とウルトラマンとして全力で戦ってほしい。」と書かれていた。ヒロユキは急いで広場のベンチへと向かった。そこには小田が変身した巨大なナックル星人が立ちはだかっていた。ヒロユキは何故自分と戦わなくてはいけないのかと小田であるナックル星人に必死に訴えるが、ナックル星人はその言葉を無視するかのように街を破壊しはじめる。



ヒロユキは仕方なくウルトラマンタイガへと変身した。そして夕焼けの街並みを背景にナックル星人との戦いがはじまった。桐崎はベンチでその様子を高笑いしながら眺めていた。



ウルトラマンタイガはファングウェイブでナックル星人の動きを封じ、ヒロユキは今ならまだ間に合うと最後の説得を試みる。しかし本性を取り戻してしまったナックル星人にその言葉は届くことはなかった。ウルトラマンタイガは仕方なくフォトンアースへと変化する。ナックル星人は夕陽を背に立つウルトラマンタイガにかつて戦った光の巨人の姿を重ね合わせた。



その直後、ウルトラマンタイガはオーラムストリウムを放った。ナックル星人も命を掛け最後の光線を発射するが、オーラムストリウムの威力に負け、大爆発の末絶命した。



戦いを終え元の姿に戻ったヒロユキは、ベンチに座り笑みを浮かべる小田の幻影を見ながら何が正解だったのかと自問自答していた。



次回も夕暮れ時の写真をアップし、ストーリー紹介は最も夕陽の似合うウルトラマンである帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックのストーリーを紹介します。
Posted at 2020/04/13 20:08:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハリアー | クルマ
2020年04月12日 イイね!

♯母の願い真冬の桜吹雪【ハリアーと走る春の桜堤】

♯母の願い真冬の桜吹雪【ハリアーと走る春の桜堤】 3月下旬~4月の上旬にかけてハリアーと桜の写真を撮ってきました。こんな状況下ですのでもちろん人の殆どいない場所、時間帯で撮影してきました。今年は暖冬で開花期間が長かったこともあり、2週に渡り見頃の状態で撮影することができました。その中から、まずは明るい時間帯の桜堤で撮影した写真をフォトギャラリーにアップしました。ここで撮影するのは今の車になってからは初めてなので久々です。ここは田園風景の中に圧倒的な存在感の桜並木が延々と続いて遠くからでも目を惹く場所です。とはいえ、花見スポットという感じの場所ではないので、このようなちょっとした撮影には最適な場所です。ただ、桜とともに咲く菜の花が年々減っているのがちょっと残念です。それでもどこまでも続く桜並木は圧巻なので、桜の季節には一度は走りたくなる道ですね。

フォトギャラリー:「ハリアーと走る春の桜堤」

今年の桜シリーズ第1弾にあわせて紹介するのは、ウルトラシリーズで唯一タイトルに「桜」の文字が入ったウルトラマンタロウの第41話です。1974年1月11日に放送された「母の願い真冬の桜吹雪」では、BGMに「さくらさくら」が使われている場面があったり、らくがき怪獣ゴンゴロスが倒された際に桜吹雪が舞う演出があったり、その後ウルトラマンタロウがキングブレスレットで桜の枝を作り出したりと至る所に桜の演出が取り入れられています。ちなみにこの回で正博を演じた子役はウルトラマンAの最終回でタケシの友人を演じていた子役です。それではストーリーの紹介に移ります。



ZATは地球から約1000万光年離れた大熊座のM81が爆発したことを観測した。荒垣副隊長は隊員たちに緊急警戒態勢に入るよう指示を出した。そんな中、M81から何者かが地球に侵入し、塀の中へとその姿を隠した。



翌日、正博とその友達がその塀に落書きをして遊んでいた。正博は虎の絵を描くが、友達に虎ではなく猫にしか見えないと馬鹿にされてしまう。自分の絵の下手さに納得する正博だったが、その直後、正博は塀に怪獣の模様のようなシミを発見する。正博はシミにそってチョークを走らせ、友達に怪獣の形だと説明しているとそこにパトロール中の北島隊員と東が通りかかる。



北島隊員と光太郎は遠くからその様子を眺めていたが、そこに塀の住人の婦人が現れる。塀に落書きされたことに怒った婦人は正博を捕まえて、落書きを消すように怒鳴るが、正博は婦人の手を噛んでその隙に逃げると北島隊員と光太郎に助けを求めた。北島隊員と光太郎が困り果てていると、正博と友達は婦人を挑発しながら逃げていった。



その後、正博は母の入院している病室を訪れた。正博は窓を開け、母に上手く描けた怪獣の絵を見てほしいとせがむが、母は怪獣の絵ではなく花が見たいと言って正博の絵を見ることはなかった。そこに看護師が入ってくると、勝手に窓を開けた正博は怒られてしまい、部屋を出て行くよう言われてしまう。



正博は母のために花を買おうと花屋を訪れるが、お金が足りず花を買うことはできなかった。すると正博は手元にあるお金を友達にあずけ、赤いチョークを買ってきてほしいとお願いした。そしてチョークを買うと、友達に手伝ってもらいながら塀に桜の絵を描いた。そこに再び婦人が現れ、正博たちを怒鳴り散らす。正博たちは慌ててその場から逃げていった。



桜の絵を見た婦人は綺麗だと感心していたが、隣に残されていた怪獣の絵を見ると、苛立ってその絵を蹴飛ばした。すると一瞬落書きである怪獣の目が光った。驚いた婦人だったが、明日こそ正博たちを捕まえて消させようと怒りながら帰って行った。翌日、正博は再び母の病室を訪れると、窓から塀に描いた桜の絵を見せた。それを見た母はとても喜んだ。



一方、塀の前では正博たちを捕まえようと婦人が木の棒を持って待ち伏せしていた。その背後で落書きの怪獣の目が光り出す。



怪しい気配を感じた婦人が振り返ると、落書きの怪獣が突然実体化する。驚いた婦人は持っていた木の棒で怪獣を叩くが、怪獣は巨大化し、らくがき怪獣ゴンゴロスとなってしまう。そしてゴンゴロスが巨大化したはずみで、婦人は木の枝に吊されてしまう。ゴンゴロスは太陽のエネルギーを吸収し蘇ったのだった。



通報を受けたZATはホエールとコンドルで現場へと急行した。ZATはゴンゴロスを攻撃しようとするが、尻から強烈な臭いのガスと口からの火炎攻撃を繰り出すゴンゴロスに苦戦、ゴンゴロスはその隙に再び塀の中へと逃げ込んでしまった。ZATは着陸し怪獣が逃げ込んだ壁を取り囲むが、そこに婦人が正博を捕まえてやってきた。そして正博が描いた怪獣がゴンゴロスになったとZATに告げる。





そして婦人は正博を母の元に連れて行き抗議してやると怒鳴り散らすと、正博は婦人を振りほどいて絵を消そうとする。しかし落書きを消されそうになるとゴンゴロスは再び壁から抜け出し巨大化してしまう。正博は壁にウルトラマンタロウを描き、ウルトラマンタロウに出てきてとお願いする。ZATは光太郎を地上に残し、再びホエールとコンドルで攻撃をするが、体の密度の低いゴンゴロスにZATの兵器は全く効果が無かった。光太郎は正博を避難させようとするが、正博は壁の絵のウルトラマンタロウから離れようとしなかった。



しかしいつになってもウルトラマンタロウが助けに来てくれず、怒った正博は自分でゴンゴロスを倒すと言ってゴンゴロスの方に走っていってしまう。その隙に光太郎はウルトラマンタロウに変身する。ウルトラマンタロウはシューティングビームでゴンゴロスの動きを止め、ウルトラスコープでゴンゴロスの体内にある本体を見つけると、ウルトラシャワーでゴンゴロスを湿らせて落書きを拭き取るようにして消していった。そして残った本体もストリウム光線で爆破した。





爆破されたゴンゴロスの本体は花吹雪となって降り注いだ。そしてウルトラマンタロウはキングブレスレットで桜の枝を作り出すと、それを正博にプレゼントし飛び去っていった。



正博はその桜を持ってZATの隊員とともに母の病室を訪れた。そこで正博は怪獣が出てきたら困るからもう怪獣の絵は描かないと約束した。そして大きくなったら画家になると宣言するが、母に画家になるならもっと図画の成績を上げないとと言われてしまった。その後、ZATも基地へと帰って行った。



次回はこの桜堤で撮影した翌週に別の場所で撮影してきた写真をアップします。
Posted at 2020/04/12 18:06:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハリアー | クルマ

プロフィール

「ヘッダーリニューアル☆ミ」
何シテル?   04/21 21:43
★★★オーナーDATA★★★ みんカラ上での名前:Agent ジン 出身:栃木県 車歴:テリオスキッド→ラクティス→デミオ→インサイト→CR-Z→...

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