
週末は早起きして、犬の散歩のためにあちこち遠方の公園までドライブしてます。
朝焼け時のガラガラな道を走る清々しさに、仕事の鬱憤や値上がりする地方税への不満は綺麗さっぱり洗い流されますね。
私がそうしてドライブを楽しんでいる一方で、うちの犬は車酔いしやすい体質なようで、ドライブ中のテンションは低めです。
真顔で助手席足元を凝視するのが酔ったサイン。
まるで吐く場所を事前に確認しているかのようなその姿を見るたびに、そしてそれでも散歩のために嬉々として車に乗り込む健気な姿に、飼い主として、そして運転手として申し訳ない気持ちになり、何とかしてあげたく色々試行錯誤しております。
対策の一つは私の運転技術向上です。
アクセル・ブレーキ・ハンドルの各操作を滑らかにスムーズに行い、犬の三半規管への急激な刺激を減らす運転ができるよう練習している最中です。
技術向上訓練にはマツダの運転評価システムi-DMを活用しています。

同乗者に優しく滑らかな運転が出来れば青ランプで、三半規管にダメージのある運転は白ランプで教えてくれ、アクセル・ハンドル・ブレーキ各操作の採点をしてくれます。
また、右左折時の荷重移動を滑らかに行う事で、三半規管への刺激を最低限に抑えます。
この訓練にはG-Bowlというアプリを使用しています。
オレンジのボールがガクガクすれば、それだけ三半規管へのダメージが蓄積されます。
ボールがクルっと半円を描けば、三半規管もニッコニコです。
漫画『頭文字D』の紙コップ回し訓練に似てますね。
悪女と名高いヒロインのナンタラちゃんも「タクミクンの運転はパパ(父では無い)のベンツより酔わないわ♪」と言ってたので、この訓練の効果は約束されたようなものです。
現在、これらのツールを組み合わせて同乗者に優しい運転技術を磨いています。
またこの2つのツールを使った練習会や競技会を行なっているグループ「i-DMs」に入会し、先輩方にコツを教わりながら楽しく練習に励んでおります。
運転技術を可視化し、ゲーム感覚で練習できるので非常に楽しく、やりがいがあります。
もう一つおまけで、対策というわけでは無いですが、車酔いにはマツダのGVCという機能が有効です。上述した優しい運転を車が自動でサポートしてくれる優れものです。

直訳すると『加速度偏向制御装置』
重力子放射線射出装置みたいで強そうですね
乗り物酔いしやすい奥さんでしたが、マツダ車に乗るようになってから酔った事はありません。ペーパーな私の運転でも助手席で元気にスマホを凝視してます。
ただ残念ながらこのGVCをもってしても、うちの犬は酔ってしまいますが。
以上、乗り物酔い対策その1、酔わせない運転技術の向上でした。
もう一つの対策、上下の振動については次のブログで。
Posted at 2022/07/05 19:06:52 | |
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