Car Graphic TV を見ていたら、GT-Rが取り上げられていた。ああいうクルマを自分で買うことは絶対無いし、これまであまり興味を持って発売騒動を追ってはいなかったのだけれど、TVをぼんやり見ていたらびっくり。トランスミッションがリア置きとは・・・しかも、4WDと。ドライブシャフトが2本走ってるのにはぶったまげた。そこまでして4WDにする必要があるのだろうか?むろん、必要だからそうしているに違いないのだけれど・・。ちなみにGT-Rの場合は、発進時にフロントに振られる駆動力は2割程度だそうだ。そのせいでリアのサスペンションが踊っちゃうのでタイムロスがどーのとか・・・もう、トーシロには全然わからない世界ですな。(笑)
でも、こうなってくるとエンジンがリア置きのポルシェの方がパワー伝達機構的には合理的に思えてくる。911 Turbo(997)ではアクティブトルクスプリットが採用されているが、前輪への配分はかなり限定的な制御になっているそうである(通常はほとんどRWD)。
911のシースルー図を見ていると、レガシィの配置をちょうど前後逆にしたような感じで、なんだか不思議な気分になる。以前、知人が駆る911に同乗させてもらったときは「なんて荒々しいクルマなんだ」と思ったけれど、ポルシェ博士の哲学が今に伝わってくるようで、メーカーとしては好きなクルマの一つである。水平対向エンジン車に乗りたければ、スバルかポルシェしか選択肢がない、というのところがなんともイイ。
そういえば、トヨタと共同開発の水平対向FR車は、某雑誌情報によればトヨタ車としてのみ販売される見込みだそうだから、これが世に出るとトヨタも水平対向を供給するメーカーということに一応はなるのかな。試乗くらいは是非してみたいので、発売をとても楽しみにしている。
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雑談 | クルマ
Posted at
2008/03/05 23:01:48