クルマとは全く関係ない話題で恐縮である。「最終講義」がインターネット等を通じて評判を呼び、その著書「最後の授業」もベストセラーとなった、ランディ・パウシュ教授が25日にお亡くなりになったそうだ。心から哀悼の意を表したい。
パウシュ教授は、バーチャル・リアリティの世界では知らない人はいないくらいの著名人であり、“アリス”の作者の一人でもある。が、そんなことよりなによりも、彼の「最終講義」や著書は私の心を強く揺さぶり、感動させた。彼は、「子供の頃の夢」を実現することに情熱を燃やすこと、また、たとえ実現しなかったことでも、それが人生に大きな意味をもたらすことを教えてくれた。そしてどんな環境にあっても、あくまでも「ポジティブ」に生きること、それが“思いを実現”するために一番大切だということを知らしめてくれた。彼は“現実は変えられないが、その受け止め方なら変えることが出来る”と言った。素晴らしい言葉だと思う。もし、自分が同じ立場に置かれたら、そのときに“新車のコンバーチルブル”を買って音楽を楽しみながらドライブをする、などということができるだろうか?
こんな魅力的な人物が、病に倒れ、若くして逝ってしまわねばならないのは、人類にとっての不幸だと思う。がしかし、彼はこの世に素晴らしい贈り物を置いていってくれた。彼の“本当の”目的が、それが彼らの幼い子供達のためのものであるとしても・・・。
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2008/07/27 00:11:47