今年6月に欧州発売予定のホンダ・アコードの概要が明らかになったそうだ。詳しい資料はまだ見えないが、ステーションワゴンである「ツアラー」の外観は、先日発売されたばかりのマツダ・アテンザスポーツワゴンとよく似た雰囲気である。というより、現行レガシィ・ツーリングワゴンにそっくりな雰囲気といった方がいいかもしれない。ただ、レガシィが他の2車種と違うのは、ウインドウのラインが後ろに行ってもさほど絞られておらず、開口部がもっとも大きいようにみえるということだ。最近のクルマは確かにリアへのラインが尻上がりな感じに絞られているものが多い気がするが、デザイン的な流行なのだろうか。
もっとも驚いたのは、新・欧州アコードのインパネである。おそらくはカーナビ等がセットされるであろう、インパネ中央部がグッと奥に引っ込み、なにやらカラクリ箱をのぞき込むような感じになっている。斬新なデザインだと思う。これだと、強い日差しが差し込んできても、パネルに日が当たって見づらいということはほとんど無いのではないか。私は時々、自車のパネルが酷く見づらいと感じることがある。対策品として後付のヒサシのようなものがディーラーで買えるらしいが、デザイン性の問題で購入には躊躇している。最初から新・欧州アコードのようなデザインだったら、文句はなさそうである。ただ、これだとタッチパネルは無理だ。手前に沢山あるスイッチを操作するものと思われるが、日本人には受けるだろうか?もしかすると、国内にこのクルマを導入するときには、違ったデザインのインパネを持ってくる可能性はある。興味津々で、今後の国内導入を見守りたい。
・・・・・と思っていたら、実は既に「インスパイア」のインパネとして日本デビューを果たしているということに気がついた。エンジンや車格など仕様はかなり異なるが、インパネデザインはそっくりである。なるほど、ホンダはこういうデザインで勝負していくのかな?と思って他の車種もみたところ、「オデッセイ」にも既に採用されていた。知らなかった。
Posted at 2008/02/12 22:05:37 | |
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