とりあえず、走行中のログを取ることに成功した。といっても完全な状態ではないようなのだが・・・。
相変わらず、PCとECU間の通信が途絶えがちで、放っておくとtime out するのか全く通信しなくなってしまう。試行錯誤の結果、接続ケーブルのドライバのパラメータをいじって、継続的に通信が出来るような値を設定して問題を回避することにした。それでも、現状では4秒に1秒くらいログにブランクタイムが出来てしまうが、パラメータの急な変動が少ない走行条件なら、なんとか使えそうだ。
いろいろいじってなんとか使えそうな状況になってきたので少し流してloggingしてみたのだが、何度もトライアンドエラーを繰り返しているうちに慌ててしまったようで(汗)、燃料消費に関するパラメータを一つもloggingしていなかった。とりあえずは燃費向上ネタなのに何やってるんだか。(呆)
とりあえず取ったログで分かったこと。
1)Info-ECOモードでは、速度ゼロの時にATがDレンジのままでもギアがN状態になる仕様であるが、このタイミングは速度ゼロでアイドル状態になってから3秒以内である。
2)アクセル開度とスロットル開度の関係は、アクセル開度0~10%あたりまでは非線形だが、10~30%付近はほぼ線形(数値上は)。また、市街地走行(速度50km/h以下)だとこの範囲が常用域となる。
3)Info-ECOモードのまま、2速で(上り坂などで)そこそこ踏んでいくと通常モードに一時的に切り替わるが、その状態で45km/h以上に加速が済むと、3速を飛ばし一気に4速へシフトアップされる(!)。
3の動作はATならではの広い速度レンジを利用した制御である。変速ショックから薄々そうじゃないかとは感じていたものの、実際にそういう制御になっているということが確認できたのにはちょっと感動。
といった感じで、こんどは燃料系のパラメータもloggingして、トルク・仕事効率などの面からの解析を試みるつもりである。
Posted at 2008/02/15 02:49:07 | |
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