2009年01月12日
2週間ほど、通常使用状態(通勤、レジャー使用)での燃費を継続的に計測して、過去の比較可能なデータとつきあわせてみた。
結論から言うと、「ほとんど変わらないが、ECOモードの方が“ほんのちょっとだけ”いいかもしれない」という程度の差であった。具体的には、通勤時のデータで、昨年同時期の平均的な数値が8.6km/Lに対し、ここのところは8.5km/L。この差が有意かどうかは微妙なところで、少なくとも“私の走り方”ではほとんど差が出ない、ということになるようだ。
“私の走り方”とは、燃費向上を意識して丁寧なアクセルワークを心がける、いわば「ケチケチ」運転。反対に、信号スタートで3000rpmあたりを常用したり上り坂でうっかり調子に乗ってしまったりすると、気持ちがいいのと引き替えにどんどん燃費計の数値は下がっていく。つまり、燃費を決定づけるのはやはり“走り方”である、と改めて認識させられた次第である。その辺の(アクセルワークに対する)応答がきわめて素直で自然であるのは自然吸気エンジンであるがゆえかもしれないが、結局、ECOモードとは「ケチケチ」運転を半強制するモードであって、人間がそれなりに気を遣えばそんなモードなど不要、といってもいいのかもしれない。
というわけで私は今後、ECOモードは使用しないであろう。停車時のオート・ニュートラルとエアコンとの相性の悪さもこれで(結果として)解消されるし、ニュートラルに入れたければシフトレバーを使えばいいことだ(これは全く苦にはならない)。出足の悪さも感じなくなるし、それでいて、「ケチケチ」運転の基本を守りさえすれば燃費の悪化もほとんどみられない。これ以上を望むなら、最初からマニュアル・ミッション車をチョイスすべきであったろう。
さて次なるはいよいよ、“人間の意図的なAT操作はAT本来のプログラム動作に燃費で勝てるか?”である。マニュアル・コントロールといっても所詮はATのまがい物だからロスの方が大きくなる可能性は大だが、ちょっと追究してみて、おもしろい結果が出たらまた記事にしてみたい。
Posted at 2009/01/12 00:25:35 | |
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燃費 | 日記