2/17に2度目の親水ガラスコートを施工し、約1ヶ月が経過した。この間、時節柄か激しい風雨にさらされることを何度か経験したが、施工した2枚のガラス(フロント)とミラーに、明確な親水効果が持続している。最初に塗った時はほとんど効果が見られなかったので、その違いは明白である。やはり、手順を守りきちんと施工することが重要なようだ。
親水効果は確かに発揮されているが、では、親水効果が発揮されると視界の確保が容易になるか?という点について、少し議論しておかねばなるまい。
親水効果が発揮されるとは、雨滴などが粒状にならず、ガラス面をベッタリ覆うように流れていく状態である。雨滴が付いて、特に夜間などはそれに後方からのヘッドライトなどが乱反射して非常に見づらかったり、視界そのものが阻害されて危険な目にあったりといった経験は、どなたも多少なりともお持ちであろう。それが、親水効果によって雨滴が消え、ベタッとした膜状になる。すると確かに、雨滴による乱反射や視界の阻害は大幅に軽減される。
しかし、依然として水の膜が存在することは事実であり、入ってくる光はその水膜によってぼやけてしまう。水滴だった時と比べると、水滴の場合は、水滴の間からはぼやけない光が入ってきていたが、水膜の場合は全面的にぼやけてしまう。しかも、ぼやけた水膜の上を、ボデーなどから流れてくる水流が走り、さらにぼやけを増長する。親水コートをしなければ、水流がざっと流れて水滴が残るが、それは一時的な作用であり、ぼやけていない光がちゃんと入ってくる。
私としては、水滴に邪魔され乱反射を含むまだらな視界より、全面が多少ぼやけていてもまだらでない視界の方が「見やすい」と感じる。しかし、そうは思わない人もいるのではないだろうか。むしろ、撥水コートを施して、積極的に水滴にした上でそれを風圧で「流す」という発想の方がいい、という人も結構いるような気がする。ただし、サイドミラーに関しては風圧による水滴の流れがほとんど期待できないため、撥水よりは親水の方が効果は高いと考えられる。もっとも、レガシィにはミラーを加熱して曇りを取る機能があり、これが水滴も結構飛ばしてくれるようなので、いざとなればそういう機能を利用することで対応は可能だが。
いずれにせよ私の感覚では、親水コートはサイドミラーを見やすくするための手段としてしか意味が無く、そのため、フロントドアのウインドウにのみ塗布すれば十分であると解った。こういうことも、やってみないとなかなか解らないことだと思う。いい経験であった。
Posted at 2008/03/15 23:58:11 | |
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