5月くらいから娘が、魚を飼いたいと言い出しました。
妻の実家も私の実家も犬を飼っており、当然犬を飼いたくなると思いますが、「お父さんもお母さんも仕事で犬が独りぼっちになっちゃうし、旅行も行けなくなっちゃうよ?」と伝えて諦めてもらっていました。
そこで行き着いたのが魚のようです。
ちゃんと世話をするのを条件にお試しで飼っても良いと許可を出しました。
最初は1匹だけ飼ってみて、ちゃんとお世話できたら増やす作戦で考えてました。
しかし、実は妻も金魚でも飼おうかなと言ってたこともあり、話はとんとん拍子に進みました。
魚を飼うには、まずは何を飼いたいかを決めないといけません。
魚によって水槽の大きさが変わってくるからです。
いくつかホームセンターに行ったり、私がいないときにペット屋さんに行って見たりしました。
途中、お祭りの金魚すくいで取ったやつを飼えば良いのでは?という話にもなったのですが、娘はNG。
理由は以前、お祭りの金魚すくいをやって持って帰りたい!と言われたときに、私が「お祭りの金魚は病気にかかっている事が多いから辞めよう?」と言ったのを覚えており、それを言い返されました。
まぁ、どうせならちゃんとしたやつが良いので、OKしました。
金魚も今まで知らなかっただけで、たくさんの種類がいます。
お祭りでよく見るのが和金。そして出目金。このあたりは知ってると思います。
ホームセンターで初めて知ったのが、らんちゅう、ピンポンパール、朱文金、東錦、琉金、ライオンヘッド、、、
もう、本当にたくさんの種類がいるわけであり、この中にも、黒らんちゅうだの更紗琉金だの、細かい種類が出てきます。
私は様々な色があって華やかになりそうなグッピーが良かったのです。
水槽も小さくて済みますし、最初は娘も「グッピーが良い!」と乗り気だったのですが、妻が嫌がり、ボツ。
私や娘が欲しいと思っても、妻がOKしないと話は進みません。
私は飼いたいなら飼えば?的な立ち位置ですので、選択権が無いのは当然です。
その中で妻が欲しかったピンポンパールを娘が見て、娘も乗り気になったということで、ピンポンパールに決定しました。
この間、娘は夕食のときなど、
「学校でも金魚のことばかり考えてるの。」
ということを言っていて、凄く楽しみなんだろうなーと思いました。
妻が色々とネットで調べ、水槽の他、フィルターとかろ材とか砂利など、色々と購入。
ピンポンパールの飼育を前提にそろえた形です。
水槽に入れる砂をメッシュの袋に入れ、それを水槽に敷き詰めます。
→メッシュに入れると洗うのが楽らしいですが、アクアリウム的な雰囲気はありません。
水槽に入れる水は水道水にカルキ抜き剤を入れ、その水を水槽に入れます。
更には、魚が住むためにバクテリアを増やさないといけないということで、魚のいない水槽の期間が1週間ほどありました。
そしていよいよペット屋さんに行ってピンポンパール3匹と水草を購入。(娘が選んだ)
店員さんからピンポンパールは金魚の中では弱いので、ヒーターで水温を28度にしていると聞き、念のためヒーターも購入。
帰宅後、すぐに水槽投入かと思いきや、妻は塩浴させると言います。
塩浴とは、水に塩を入れ、塩分濃度0.5%程度にすると、金魚の体との浸透圧の負担がなくなり、弱った金魚を復活させることができるとのこと。
車で10分の移動だけであり、特に弱った様子を見せない金魚に対してやる意味が無いと思いましたし、娘も水槽に入れるのを楽しみにしてたので、「必要ないんじゃない?」とは伝えましたが、断固たる決意だったので見守ることに。
塩浴やめさせて死んでしまったら何を言われるか分かりませんからね。
バケツの中で塩浴している金魚を眺めて名前を付ける娘。
白模様が多い2匹は女の子の名前で、「リンカ」と「ポカ」という名前。(区別がついているかは不明)
しかし、赤い金魚は男の扱いなのか、名を「いちろう」と。。。
なんと渋い・・・。
で、塩浴は2日間に及び、月曜日の深夜、ついに水槽に移動しました。
朝、目覚めた娘は凄く喜んでいました。
このピンポンパールですが、泳ぐのは下手ですし、食べるのも下手でした。
泳ぐのが下手でかわいいのですが、餌を食べるときに口をパクパクし、自分の口から吐き出される水によって餌が一緒に遠くへ行ってしまい、何回か繰り返して諦めてしまうというパターンもあります。
餌は水槽に入れっぱなしだと水質を悪くしてしまうので、「早く!こっち!!」と指で場所を示してあげるも、なかなか誘導できずにイライラします。
でも、初めての生き物がいる生活ですが、なんとなく良いものですね。
娘に水槽の水換えとかやらせたいのですが、置いてる場所がリビングですし、水槽もかなり重いので、しばらくは無理そうです。
ということで、金魚を飼ったお話でした。
ブログ一覧
Posted at
2019/06/19 10:54:36