経緯
以前、
キイロビンゴールドにて全てのガラスを丁寧に油膜除去した。ガラス透明度はバッチリなんだけども、雨が降ってみると見えるところすべてに大粒の雨が留まってしまって視界が非常に悪い。
フロントガラスは、ワイパーでごっそりと水を捌けては雨粒がびっしりと取り付き、またワイパーがごっそりと取り除くを繰り返す。この合間合間は非常に見辛くなってしまう。それと、当然ながらワイパーの通らない部分は全く見えなくなったまま。常に狭くて短期的な視界の中で走行するのはストレスだった。
サイドガラスとサイドミラーには
ガラコ ミラーコートゼロを施していて満足しているのだが、アレは容量が少なくて高価なので広域に利用するには不向き。使用感も、施工後の様子を見ても、サイドミラー専門といった印象。
それから、薬品が硬化するまでの日が長く、ガラスにムラのある油膜ができたままなのが気になって拭き取ると撥水効果まで薄れてしまった。サイドガラスには不向きだと感じたので、ここも別のもので施工したいと思っていた。
目的
雨の日でも、安心して見通せる視界を手に入れる。
手間は何度かかってもいいので、安価に済むもの。
あからさまな撥水効果があると尚良し。
ガラスに撥水効果をもたらす製品探し
フッ素系、シリコン系、2層コートなどの名前が出てきた。この中ではシリコン系が安価で撥水効果はフッ素系より高いとされており、施工も単純。自分に合っているのはシリコン系だと考え、ワゴンセールで投げ売り(578円)されていた
ぬりぬりガラコ デカ丸を手に取った。
下準備
マンション駐車場に水場はないので、バケツに水を入れて持ってきて、タオルを濡らしてガラスを拭き拭き。大きな汚れを取ったらショップタオルで乾拭き。これを2回繰り返した。(これ以前に、高圧洗浄機と
キイロビンゴールドで油膜除去施工済。)
施工
デカ丸を各ガラス窓にぬりぬり。厚みは意味がないとのことなので、全面に行き届かせることを意識して、グルグル→縦たて→横よこ→角をなぞるように塗り込んだ。
塗り込みが終わっておよそ10分放置乾燥後、施工箇所が白くなってきたら固く絞ったタオルでならすように拭き上げる。ガラス表面は透明になり、これといって気になるスジなどは見当たらなかった。
ちなみに使用量は、サクシードの窓ガラス全面に利用して半分程度。
雨
施工から2日後、降水量3〜4mmのザーザー雨が降った。水弾きは非常に強く、窓に当たった大粒の雨ならスゥーッと下に流れていってしまう。
ブレーキを強めに踏むとクルマの屋根に残った水がドザーッと流れてきて一気に消えていく様が楽しい。
スピードを上げると雨粒が後ろに向かって進んでいくのも伺え、ワイパーのキレもよくなった。(ワイパーは劣化していてビビリ音が酷い状態。後日、交換する。)
夜間の雨でも視界良好。大満足。
ただし、サイドガラスは細かい雨粒が残る。視界を妨げるほどではなかったが、霧状になったときはなかなか振り払えないようだ。
リアガラスも同様だが、なぜだかサイドガラスほど酷くはならないし、気づいたら雨粒が消えている。空気の流れ方の違いなのかもしれない。
感想
シリコン系なので耐久性は2ヶ月もないと思う。ただ、施行はとても簡単だし、強く実感できる効果がある。洗車好きとしては、むしろ低耐久で簡単施行は嬉しい部分。なので、デカ丸は全体的に満足度が高かった。
とはいっても、高耐久なフッ素系コートも気になる。デカ丸が無くなったら、次はそれにチャレンジしてみたい。
Posted at 2023/09/18 02:08:54 | |
トラックバック(0) |
ディテーリング | クルマ