きっかけ
サクシードの何も無い荷室。段ボール箱ならいくらでも入れやすいけど、細かいものを整理して置きたいときはとにかく不便。この車では通勤と買い物しかしないとはいえ、荷室に何も無いと2Lペットボトル水入り段ボール(12L分)ですら運転中に暴れ出してしまう始末。仕事道具なども、せっかくだから綺麗に収めたい。
塩ビパイプ、イレクターパイプ、G-Fun、Lアングル。調べて出てきたものを見ても、どうもイマイチ自分のセンスにピンと来ないものばかり。というより、天井の低いサクシードではどうしても高低差が出過ぎる収納は向かない。シンプルに底面を木材にするのが良さそう。
大まかに思い描いてみる
運転中に視認の必要な左後ろ窓は見えやすくして、右側は一切見る必要が無いので塞いでしまってもいい。ともかく運転に支障のないことが第一。人を傷つけたくてクルマ乗ってるわけじゃあないのだ。まぁ、不用意に出て来たら必ず殺す覚悟もあるけどね。せめて痛みを知らずに安らかに死ぬがよい。
このため、リアハッチ側から見た時に、左側が寝床スペースになるように空けて、右側に道具類を収められるような形がいいと思った。
あとは、形の違う段ボールを綺麗に抑えてやろうと思ったら、有孔ボードを敷いて、そこにピンを立てられるようにしてやれれば、不ぞろいの形にもある程度対応できそうだと思った。
目標
ともかくも床に一枚の板を取り付けて、それを増設・加工のベースにすることにした。
荷室マットを取り外して、裏返したコンパネに裏返しに置いてケガキをする。
ケガいた。
マスキングテープを貼ってから切るとバリが立たないらしい。DIY系ユーチューブを見てるとたまにやってる人がいる気がする。
ガイド穴も空ける。曲線しかないので、カーブの急なところに穴を開けておく。私はこれを「ひとやすみあな」と呼び親しんでいる。
切った。借りたのは鉄鋼屋さんのセイバーソー。木工用の刃なんてもちろんないので、はじめについていたであろう複合材向けと書かれた刃を取り付けた。割れることもなく、事故もなく終わった。
木工用ドリルヤスリをホームセンターで急遽買ってきて、さらに細かく削る。煙が出てきた!! けど面白いのでさらに削った。煙は出てこなくなった。
切り取り、削り取り完了。この時点で3.5時間ほどかかったようす。お昼ご飯はポパイでホイコーローを食べた。
なんでジグソーは無いのにサンドペーパーはあるのだろう?
とはいえ、サンドペーパーで均してやったら、かなり綺麗に収まるようになったゾ!! これにて加工作業のほうは終了。
完成
木くずがつくこともなかったので、あえて荷室マットの上に敷きました。というより、保管が大変なのと、板と床との緩衝材も防音材も何もなかったので、そのままにしておきたかったんです。
右側後方ドアから覗いたところ。ミドリが映えるねぇ
────というわけで、ベース完成しました。
ドルフィンコートのコンパネ 2948円
紙やすり2枚 110円
ドリル型ヤスリ 877円
アラカン スタンダード(タジマの手ヤスリ) 1408円
ごみ袋 327円
合計 5670円
失敗箇所も多々あるんですが、見た目に影響があるくらいで、本来の目的にはなんら支障は無いので保留にしました。いずれパテとかコーキングとか、何かで埋めれたらそうします。
反省点としては、荷室マットから型を取るのではなくて、新聞紙などを広げてきっちりと型を取るべきだったなと。
あとは、一枚ものでやろうとしても木材の大きさ的に限界もあるし、ベースになる板の上にさらに色々と加工するなら2枚重ねなどもするのは間違いないので、ベース部分は進行方向と水平に2分割してしまうほうが、シートの際までの大きさが造れたなと。
あとは道具ですね。やっぱりジグソーじゃないと曲線の木工は厳しいです。
8:50頃開始、10:40ほどから11:40まで買い物、12:15から昼飯を食べて、13:00頃再開。完成は13:40くらいだったかな? 丸一日とはまでは言わないけど、さすがに大変でした。暑かったから水もいっぱい飲んだし。
さて、次に何を取り付けるか、また時間かけてじっくり考えていきます。
Posted at 2023/09/28 18:38:03 | |
トラックバック(0) |
モディファイ | クルマ