クルマの操作に関するほぼ全てがこのタッチパネルに集約しているので、あちこちに取っ散らかっているスイッチやダイヤルを操作しなくても、タッチパネルだけで全てが間に合ってしまう…
これがモデル3のウリでした。
確かに最初に見た時は、「おおっ、これはすげぇ…」と。
左に並んでいるタブを上から一つずつタブして、順番に初期設定していくのは、まるでデジカメのようです。
ヘッドライトやワイパーは自動にセットしてしまえば後は何もすることがないし、走行モードもオートパイロットなども最初に設定するだけなので、その都度操作するようなものはそれほどありません。
んでも、ナビやエアコンなどは、その都度操作することもあるのであって…
このタッチパネル、最初に見た時は十分に巨大だったのですが、慣れてしまうと不満は出てくるもので…
パネル自体の大きさと言うより、表示される文字、これが小さいのよね…
停止している時であればまだしも、走行中に文字を読み取りながら操作するのはオイラにはちょっと無理無理…
ボタンやダイヤルではなくタッチパネルなので、手探りでと言うわけにもいきません。
タッチパネルに指を近付けると、その付近が拡大表示されて…
そうなれば嬉しいのですが、今のところそんな機能はないし、そもそも文字のフォントを大きくすることもできないみたいです。
視力が、特に動体視力が衰えた高齢者のことなんて、そもそも相手にしていないのかなぁ…
んでも、いちいちタッチパネルを操作する必要なんて実際にはほとんどないのであって、音声コマンドで大抵の用が足りてしまうのですよね。
「エアコンの温度を上げて」なんて言わなくても「寒い」「熱い」と言うだけで設定温度が上下するし…
「勝沼ぶどうの丘」と言えばナビがセットされ、「自宅」と言えば帰り道が案内されます。
「スーパーチャージャー」と言えば近くのスーパーチャージャーが案内され、そこに着くまでの間を使って、良好なコンディションで充電できるようバッテリーの最適化が行われるようになっています。
こう言うのを見ていると、タッチパネルで操作できるようになってはいるものの、日常的に操作することを想定していないのではないかと考えたくなります。
あとは、どういう音声コマンドだと正確にリクエストに応えてもらえるか…
オーナーの声を認識して、「開け~ゴマッ」と言えばドアが開くようになればいいのですけどね(笑)
あながち荒唐無稽な話ではないことがこのクルマの面白さなのかもしれません。
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Posted at
2023/01/14 22:09:43