フランスパン…

昔は普通にフランスパンって呼んでいましたよね。

それが何時の頃からだろう…

バゲットって呼ぶようになった…



ほら、スパゲティーだって、いつの間にかパスタなんて言われるようになっているし…

ピザパイなんて言う人、今どきいるのかいな(笑)


昔のフランスパンって、今のバゲットのように皮がバリッとしているわけではなくて、食パンと比べると噛み切るのに難儀するパンでした。

本当に美味しいフランスパンとの出会いは…


やはり平塚の駅前にポンパドウルがオープンしてからでしたよ。

ベーカリーなんて言葉はまだ定着していなかった頃で、街のパン屋さんとは全く違っていました。

ポンパドウルで働いていた職人が独立して始められたベーカリーって結構あるみたいです。





バケットやバタールはそれまでのフランスパンとは全く違っていて、焼きたてのものなんかがあると、丸ごと一本食べてしまいそうになります。

最近、湘南界隈には様々なベーカリーができて、どれが美味しいか甲乙付け難いと言うか、とてもじゃないけど制覇できませんが、ポンパドウルのバゲットやバタールを食べると、原点に戻るような気持ちになります。


小麦に拘って、手間暇かけて焼き上げたバゲットが美味しいのは分かりますよ。

でも、日常的に口にするものだから、そのための手間を価格に乗せてしまうのはいかがなものか…

お手頃価格で美味しいバゲットを探し歩くのは楽しいものです。