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2024年01月28日

置き換えれば…

置き換えれば… 一時はあれだけ出回っていたクラッシックカメラやライカ関係のムック本…

書店の本棚に占めるカメラ関係の書籍がすっかり減ってしまい…

歴史あるアサヒカメラまでもが休刊となってしまい…

完全絶滅も時間の問題かなと思っていたのですが…


そんな中でも新たなムック本が出ているのですね。

2018年に創刊されたこの本…

順調に新刊が出ているので、まだまだニーズはありそう…

ポルシェと同じで、最新モデルを前面に出しているので、往年のライカ好きと現代のライカ好きの双方に目配せしています。

創刊号の価格は2,700円…

う~ん、新品で買うことはないかなぁ(笑)


で、目を惹いた記事が「はじめてのライカ」…

クラッシックカメラを題材に取り上げる女性作家が、小説の中ではライカを何度も登場させているのに実はライカを一台も所有しておらず、今回、ライカの達人の指南を受けながら、初めてのライカを求め歩いた購入記…と言うものです。

この手の企画は過去に何度となく掲載されていますが、読者に好評なんでしょうね。

ライカの達人は、写真家ではあるけれど、どちらかと言えば写真機家とでも言うか、カメラの操作法や撮影術の専門家で、作品はそのための作例…

いや、もしかしたら純然たる芸術作品としての写真集もあるのかもしれませんが、見たことがないし、欲しいとも思わない…

それでも立派にプロとしてやっていけるのですから、カメラ業界様々ですね。


新旧のライカを多数在庫する専門店で、普段どんな写真を撮っているの?と言ったやり取りから始まって…

まず、M3から見せてもらい、次いでM2、露出計内蔵のM6を見せてもらって、最初の一台としておススメは扱いやすいM6だと…

M型は総じて大きめですねぇと思っていたところに、ふとバルナック型が目に留まって…

M型よりも古いバルナック型には、バルナックならではのお作法があることが紹介され…

結局、彼女のお眼鏡にかなったのはバルナック型の完成形と言えるⅢfであったと…

私の代で傷むことがないよう、ライカの歴史からひとときお借りしているものだと思って大切に扱いたいと…

う~ん、さすが往年のライカ好きもターゲットにしているムック本だけあって、行ったお店もライカブティックではなく中古カメラ店、買ったライカもM9とかのデジタルではなくM型以前のバルナック型と言うのは、彼女の作家としての感性も物語っていますよ。


で、これを拝読していて、これって、まんまポルシェの記事になるんじゃないのと(笑)




かつてはレースクイーンで名を馳せた現役モデルの女性が、仕事では何度もポルシェに接しているのにポルシェを所有したことは一度もなく、今回、新旧のポルシェを乗り継いでポルシェの全てを知る達人の指南を受けながら、初めてのポルシェを求め歩いた購入記…

ポルシェの達人と言っても、プロのレーサー、ポルシェ使いと言うわけではなく、モデルごとの違いや特性にやたらと詳しいどちらかと言えばプロのポルシェ持ちとでも言うか、ポルシェの操作法やメンテナンスにやたら詳しいSNSでも有名なお方…

いや、もしかしたらサーキットでも好タイムを連発できる実力派なのかもしれませんが、そんなこと誰も興味なんかないと…

これまで製造されたポルシェの相当割合がまだ現役で走行しているそうですから、それを支えるポルシェ業界様々ですね。


最新の水冷モデルから空冷モデルまでポルシェを幅広く在庫する専門店で、普段どんなクルマに乗っているの?と言ったやり取りから始まって…

まず、991から見せてもらい、次いで997、ツーシーターのケイマンを見せてもらって、最初の一台としておススメは扱いやすいPDKのケイマンかボクスターだと…

ポルシェって思っていたより総じて大きめですねぇと思っていたところに、ふと空冷911が目に留まって…

現代の水冷モデルよりも古い空冷モデルには、空冷ならではのお作法があることが紹介され…

結局、彼女のお眼鏡にかなったのは誰が見てもポルシェだと分かるシンプルな930だったのですが…

その恐るべきプライスタグを見て、そそくさと退散しましたとさ(笑)


少し前だったら、もうちょっと買える値段だったような気がしたんですけどねぇ…

ポルシェの歴史からひとときお借りしているものだと思って大切に乗りたいと思ったんですけど…

もう無理ですねぇ(笑)


う~ん、ホント、十年くらい前であればこの話は成立したと思うのですよ。

空冷で乗りやすいティプトロニックの964なんて、まだまだ安価なタマが結構ありましたよね。

それに比べたら往年のライカなんて、まだまだフレンドリーですよ。




最初のM型にして究極のM型、M3…

恍惚となる巻き上げ感と、ドイツ製なのに幽玄と言う言葉が似合うシャッター音…

そこだけ時空が歪んでいるのかと思いたくなる重量感…

少々首に負担がかかりますが、男のネックレスとして最適ですので是非どうぞ!
ブログ一覧 | ライカ | クルマ
Posted at 2024/01/28 17:08:18

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この記事へのコメント

2024年1月28日 18:35
自分が銀塩カメラをいじるときには、必ず旧車道楽のどの行為に相当しているか?を常に意識しています。ですから大変楽しく拝読させていただきました。

一眼レフ派なので自分のブログ内では常々冷遇されているM3ですが、今回20枚ほど撮って少々付き合い方が見えてきたようです。今後使用頻度があがるかもしれません。

まぁ、上がりのカメラは何台もいらないのですが。(^^;;
コメントへの返答
2024年1月28日 18:55
こんばんは。
ありがとうございます。
同じような思考回路があるようで…

付き合いと言えば、私のM3もM5も、晩年はお渡りがほとんどなくなり、防湿庫の中、寂しさで一人枕を濡らす日々が続いていたのではないかと…

失って分かる存在の大きさと言う点でもライカとポルシェは似ています。
2024年1月29日 22:52
フィルム、水銀バッテリー、シャッター幕、いつまで部品が供給されるんでしょうか…
銀座のレモン社、新宿の商売になってるかなってないかわからないような、でもびっくりするようなレンズの品揃えのお店、令和の今どうなっているのでしょうか…
防湿庫の肥やしにならないようにたまには空シャッターきってあげないといけないのでしょうね。

メガネ付き、連動露出計、何もかもみな懐かしい…
コメントへの返答
2024年1月30日 19:48
こんばんは。
フイルムはどこかが作ってくれると思いますが、今も贅沢品ですよね…
水銀電池は代替品になり、シャッター幕は同じ素材のものはあるんでしょうね。

銀座のレモン社には私もお世話になりました。
見ているだけでも楽しくて、いつまででもいられましたねぇ。

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「プチフェちゃんでプチドライブ… http://cvw.jp/b/368036/47701084/
何シテル?   05/05 19:20
ずっと憧れ続けていた空冷911。まさか本当に乗ることになるとは・・・ 6年間乗った後、何の心境の変化か、突如ミニクラブマンに乗り換えました。 その後...
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