皆さんお久しぶりです、モータージャーナリストの吉田 匠です。
告知が遅れましたが、僕が編集長をやっているヒストリックカー誌『CG classic』のVol.10が発売になって、今日でちょうど1ヵ月目になります。
2018年夏にVol.01を発売して今回で10号、つまり二桁目に突入したこともあって、巻頭記事をこれまでとは少し違うものにしようと、「アメリカンV8に点火せよ!」のタイトルのもと、1960年代を中心とする大排気量アメリカンV8を搭載したスポーツカーやGTを採り上げてみました。
巻頭ページから順に、シェルビー・コブラ427コンペティションCSX3005、シボレー・コルヴェットC2,初期型マスタング vs カマロ、デ・トマゾ・パンテーラL、ブリストル410の6台がそれで、さらにアメリカンSUVの元祖といえるフォード・アーリー・ブロンコにも試乗、ドドドドドドドドドッという爆音を奏でて走る当時のアメリカンV8搭載車の魅力に、ディープに迫ってみたわけです。
さらに、1965年にシャシーだけの状態で日本に入ってきた末、2011年に本来の姿にレストアされて再び日本に戻って来るまでのシェルビー・コブラ427CSX3005のストーリーも、実に興味深いものがあります。
とはいえ、『CG classic』Vol.10はアメ車特集ではないので、1960~70年代のヨーロッパ車にも多数試乗、ランチア・フラヴィア・クーペ1.8、ランボルギーニ・イスレロ、ロールスロイス・コーニッシュ・クーペ、メルセデス・ベンツ300SEL6.3、プジョー504の5台がそれで、いずれもキラリと光る魅力を備えた、佳き時代のヨーロッパ車であることを実感しました。
ちなみに僕はこれらのなかで、もてぎの東コースで走らせたコブラ427コンペティションをはじめ、某有名俳優さんがオーナーのコルヴェットC2、ランチア・フラヴィア・クーペ、それにロールス・コルニッシュ・クーペの試乗記を担当しています。
というわけで『CG classic』Vol.10、クルマ好きを熱くさせるワクワクが詰まっていると確信しているので、Amazonその他のネットサイトもしくは書店でのお買い上げ、ぜひよろしくお願いします!

photo=田村孝介
Posted at 2024/09/29 17:49:07 | |
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