
今年最後の日曜日にあたる昨日、僕のサードカー、いや違った、1週間前にファーストカーの2005年ゴルフⅤ GLiを手放してしまったので(参照
『TAKUMI YOSHIDA.log』 )、今や1991年964C2GTに続く僕のセカンドカーに昇格した、1970年アルファ ロメオ・ジュニアZに乗ってきました。
このまえ走らせたのが8月末だから、4ヶ月ぶりということになるけれど、預かってもらっている須走りのワークショップBlue Artで久しぶりにザガートボディに収まり、1.3リッターのアルファツインカムを叩き起こしていざワインディングへ。
須走りから籠坂峠を越えて山中湖に到り、そこから今度は明神峠を上ったら、富士スピードウェイの裏に向けて一気にダウンヒル、再び須走りに戻るという、写真撮影時間を入れて1時間半ほどの短いワインディングロード巡りをしただけなんですが、いやいや猛烈に気持ちよかった。
以前は状況が悪いとグズり気味だったウェバーキャブレターが完調になり、エンジンが全域でスムーズに吹けるようになったため、しなやかな脚のもたらすニュートラルなコーナリングをこれまで以上に愉しめるようになったのであります。
そうなると、50、60、70年代の旧いスポーツカーほどドライビングして気持ちいいものはありません。しかもジュニアZは車重1トンを切るライトウェイトだし・・・。
ところが毎日、朝刊を見るたびに暗い気持ちになる記事ばかり、なかでも自動車業界関連にはいい話などなくて、来年は情勢がもっと厳しくなるらしい。
そこで来年を乗り切るための指針、決めました。「ダウンサイジングすれど、クォリティ落とさず」。表現を変えれば、「規模は縮小すれど、質は落とさず」。
となると、僕のフリートでいえばジュニアZのような、日常生活に必要のないクルマは手放すべき状況にあるのかもしれないけれど、昨日あらためてワインディングに駆り立ててみて、今こいつとバイバイするのは極めて困難だと再認識。
というわけで、C2GTとジュニアZを可能な限りキープしたまま、僕はもうひと踏ん張りしてみようと思います。根が楽観主義なのでね・・・。
皆さんも、それぞれ状況は異なれどいずれも厳しいのではないかと思いますが、大好きな自動車との暮らし、「規模は縮小すれど、質は落とさず」で、エンジョイしていきましょう!
Posted at 2008/12/29 16:45:42 | |
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