
時の経つのは本当に早く、年が明けて早くも2日目の終わりに近づいていますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
僕は今日、朝から午後イチまで箱根駅伝のTVに釘づけになってしまったため、午後になってから表に出て “初スポーツカー” してきました。そう、964C2GTをドライビングしたんですね、今年になって初めて。
といっても、箱根のワインディングを攻めてきた、とかいうんじゃなくて、都内を、それもクルマが溢れていてかなり渋滞していた渋谷、表参道、青山周辺を軽く流してきただけなんですが、いやいや爽快のひとことでした。
スムーズに繋がるクラッチ、軽いタッチで小気味よく決まるギアシフト、完調なキャブレター式エンジンのように一瞬のタメの後にトルクを盛り上げる3.6リッター空冷フラット6、パワーアシストがあることを忘れさせる繊細なステアフィール、それにノーマルサスペンションに超軽量17インチホイール+BS-RE050の組み合わせがもたらす癒しに満ちた乗り心地・・・。
ウチのC2GT、魅力的なスポーツカーの必要条件として僕が昔から馬鹿のひとつ覚えのように力説している 「60km/hの官能=低速官能」 に満ちているので、渋滞のなかを流していても不快ではないどころか、とても気持ちいいんですね。
つまりスポーツカーの、さらにいえばクルマの最大の魅力は強大なパワーでも並外れたスピードでもないということを、いいスポーツカーは雄弁に物語っているわけです。これって、今日的なエコの話とも見事にリンクしますよね。
だから、自分が本当に気に入ったクルマに乗っていると、気持ちが癒されたり高揚したりして、クルマ好きにとって自動車が単なる移動の手段以上のものであることを、あらためて実感させられます。
そんなわけで、状況が去年よりさらに厳しくなると誰もが予測する今年ですが、僕のスポーツカー話にお付き合いのほど、よろしくお願いします。
Posted at 2009/01/02 20:50:37 | |
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